[144]未設定 - 投稿者:無限愛
「癒されたいの」 彼女が言った。感情のない声で。 この手で癒すことはできる。 ごく簡単な事。彼女が求めたから、彼女を癒すのはボクだ。 周りにいた人たちはやがて一人ずつ消えていき、ボクたちは二人きりになった。 少しずつ、彼女はボクにその心を打ち明けてくれた。 ボクが彼女を癒す事が、その心を知るたびに難しくなっていった。 新しい仲間が来ても、また去っても、長い長い癒しの時間が続く。 やがて、彼女の声に心がこもるようになった。 彼女の言葉に感情が戻ったのは、ボクのおかげだろうか? 癒された彼女に、ボクはもう必要ないかもしれない。 彼女に背を向けた時、 「癒されたいの」 彼女が言った。感情のこもった声で。
(
2004年08月13日 (金) 18時22分 )
|
|
- RES -
[145]まさか!? - 投稿者:流石麗雅
お絵かき掲示板のアレをお読みになったとは言いませんですよね!? あ、あう… すいません、 自分の作品に似ていて感想付けづらいんですが「その心を知るたび難しくなっていった」ってトコ、なんかイイです。 何て言うですか、 納得出来る感じなのですよ、うん。 綺麗な言葉の欠片で埋められていて僕の作品とは雲泥の差なんですが…似てるなぁ…。
今回のイメージ 「ガラスの欠片を集めて君へ」
(
2004年08月20日 (金) 00時44分 )
[152]これか? - 投稿者:無限愛
ん、これは身近なある人のコトを考えて作ったのだ。 最後はやっぱハッピーエンド☆て感じかね(笑 ま、実経験を元にしたフィクションです(笑
(
2004年08月30日 (月) 17時35分 )
|