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CARAVAGGIO BBS(掲示板)

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カラヴァッジョの「サウロの回心」
レイコ 2008年12月12日 (金) 05時41分 No.60 mail home

icon ミラノの期間限定展示場にはなかなかチャンスが無いまま時間が過ぎそうです。明日、午前中に暇があれば並びたいです。

さて、あのサウロの回心ですが、観れば観るほどめちゃくちゃなカラヴァッジョの性格が現れているように思えます。
教会側が受け取りを拒否し書き直しを迫ったのはわかるような気がします。
サウロが醜いただの男として描かれているのです。
彼は現実を見せようと極限に迫り、教会は信者に受け入れやすいものを望んだ。だから、書き直した方のサウロの美しいこと(教会が望んだように)。
そして、書き直した方のはかなりシンプルな構図。
これなら信者が見ても分かりやすい。

画面右上から手を伸ばしているイエスを誰もみていない。(実際に光しか見ていないため)

神であり、人間であるイエスがあまりにも人間のように描かれいかにも上から落ちてくるかのように描かれている。これは当時の人にしてみればかなりショッキングなシーンだったようです。
解釈によってはイエスがサウロに怒ってる、それを天使が沈めようと押さえてる、という人もいますが、イエスは怒らないんですね。だから、その説は少しおかしいです。

カラヴァッジョも癲癇の持病があったと言われてますがサウロ(パウロ)も同じ癲癇の持病があったんですね。だから、それのシンボルや「薬」が描かれています。
馬の口から泡が吹き出ています(癲癇の症状)
馬のしっぽにリボンが結ばれています(癲癇を沈めるといわれていた)
警備の人のヘルメットに「駝鳥の羽」(癲癇を沈めるといわれていた)
馬の後ろ足のところに生えている草はverbascoという草(癲癇のための薬草)

ここに出ている人はカラヴァッジョの愛する彼が天使になって描かれてます。そして、彼自身らしき人物が左の警備の人の後ろに描かれてます。
とにかくあまりにも盛りだくさん。これでは人々の視線があちこちに散ってしまいます。

なんか、だらだらと書いてしまいました。
まだ、キチンとまとまってないんですね(笑)


ところで、カラヴァッジョの数多くある作品の中でこれは彼の物ではないだろうと言われている物があるんです。
それは「ナルキッソス」
カラヴァッジョはもっと上手でしょう。
もしかするとオリジナルは別にあって、誰かが模写したもの、かも知れませんね。
だから、ワタシが見た限り、イタリアで売ってるカラヴァッジョの画集には「ナルキッソス」は載ってないんです。

なんか、だらだらととりとめも無いことを書いてしまいました。
スミマセン。



June@管理人 2008年12月21日 (日) 05時13分 No.61

icon レイコさん
レスが遅くなり申し訳ありません。貴重なレポートありがとうございます!!

で、さっそく画集や画像で「サウロの回心」をチェックしましたが、なるほどレイコさんのおっしゃる通り馬は泡を吹いて尻尾にはリボン...カラヴァッジョもサウロも癲癇持ちだったとは存じませんでした(・・;)。薬草や駝鳥の羽の意味も納得です。きっとカラヴァッジョはサウロを身近に感じていたのでしょうね。だから生々しいサウロを描いてしまった(^^;;;

でも、構図として過剰に盛り込みすぎ、窮屈ですよね。キリストが空から降りてくるのはラファエッロ下絵タペストリーやタデオ・ズッカリ作品でも見られるので当時の伝統的な描き方なのでしょうが、レイコさんのご指摘のようにあまりにも近くに落ちてきています(^^;。結構強引な召命かも、などとも思ってしまいました(汗)。天使はベルリンのアモルと同一モデルでしょうねぇ(笑)

それから、カラヴァッジョらしい人物が描かれていたとは!きっと修復洗浄の成果なのでしょうね。レイコさんが肉眼でご覧になれたのが羨ましいです〜☆彼自身が回心場面の目撃者なのでしょうね。
レイコさんのご感想を拝見しながら、ますます私も実物を観たくなりました。また展示公開される機会があると良いのですが...(溜息)

ところで、「ナルキッソス」はおそらくスパダリーノ作品だと言われていますが、現在は再びカラヴァッジョ作品ということで落ち着いているというような話を読んだことがあります。真作模作問題は私のような素人にはよくわかりませんが、イタリアの画集に載っていないとすると、また再び模作優勢となったのでしょうかね?(^^;;

レイコさん、本当に色々と勉強させていただきました。ありがとうございました!!





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