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いい夫婦 (3843)
日時:2012年11月21日 (水) 20時46分
名前:伝統

明日11月22日は、「いい夫婦の日」です。
明日はご夫婦の時間を大切にする日です。

今年の「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2012」に、
小原 康司・小原 日登美夫妻が決定しております。

日登美さんはロンドン五輪での金メダル、それを支えたのが夫康司さんでした。

 → http://www.fufu1122.com/poy/


「いい夫婦 川柳コンテスト 2012」としては、


(大賞)「ときどきが 洗濯している 赤い糸」


(企画賞)「幸せが 少し指輪を きつくする」

     「仲直り 時の氏神 缶ビール」

     「コーヒーを 淹れるときには 父主役」

     「キッチンの 妻は背中で 聞いている」


(優秀賞)「おじいちゃん 手をひくちいさな おばあちゃん」

     「墓地買って お先にどうぞ 譲り合う」

     「換気扇 よりも元気な 妻がいる」

     「いい夫婦 ここにいるよと 孫が言う」

     「いつまでも 母だけ笑う 父のギャグ」

・・・・・・

(参考:過去の”大賞川柳”)

2011年  「新しい 手帳に妻の 誕生日」

2010年  「仲のいい 夫婦が多い 坂の町」

2009年  「喧嘩した それでも風呂は 沸いている」

2008年  「医者より 看護師よりも あなたの手」

2007年  「神田川 待たせた俺が 今は待つ」

2006年  「夜泣きをする 子を抱く妻を 抱きしめる」

・・・・・

夫婦ありて生き甲斐あり

   *谷口雅春先生・著「愛はかくして完成す」(P72)より

「夫婦、道あり。

「人間というものの中に、夫婦という組合わせがあるということは、思えば思うほど、
面白いことである。もし夫婦という組合わせがなく、したがって親子ということもなく、

ただたくさんの人間が集っているだけのものであったら、どんなに人間社会というものが
ごたごたし、まとまりのつかないものになることであろうか。

おそらくただ混乱をきわめるばかりで何の力もわき出てこないであろうと思われる」


これは金光教の教監で最も信仰深い教師の一人であるといわれている高橋正雄先生の
『夫婦道』の冒頭に出て来る言葉である。

まことに高橋正雄先生の言われる通りだと思う。

誠にまことに「造化の妙用、ただ唯讃嘆するのみである」と思う。


”造化の妙用”というのは創造化育の神様の妙なる御はたらきということである。
単に讃嘆するだけではなく、わたしたちはこの造化の妙用に感謝すべきであると思う。

(中略)

夫婦というものをつくって下さった神さまに感謝し奉る。
”夫婦の味”というものは、こんな小さな言葉の取り交わしの中に
”魂の一体感”が湧き出て来るのである。

           <感謝合掌 平成24年11月21日 頓首再拝>

いい夫婦の話① (3850)
日時:2012年11月22日 (木) 04時18分
名前:伝統


この記事は、掲示板”生長の家「本流復活」について考える”における
”うのはな さま”の投稿記事(1647、1648 :うのはな:2012/11/20(火) 21:25:28 )
の転載です。”うのはな さま”のお許しをお願いいたします。


《夫の喜壽によせて》

   *谷口輝子先生・著『人生の光と影』より

結婚して半年ほど経た頃に、私は心臓弁膜症にかかって寝ついてしまった。
それは京都府亀岡町矢田町の新居でのことであった。

六畳と四畳半二間の一戸建ての家だったが、狭い庭に高い土塀が立っていたので、
光線が足りなくて暗い家であった。

人の薦めもあったので転宅することにして、探し当てたのは今なお思い出してもなつかしい余力町の、
四畳半と三畳の家主の離家であって、前も後も見はるかす晴れ晴れとした住居であった。

夫が講習会の時などによく話される二円の家賃で、雨漏の跡に茸が畳に生えた家であった。
そのあたりでは最低の家賃だったが、私たち夫婦は大好きな家であった。

一人暮らしの家主の宮部みのさんは七十五歳の老婆だったが、私たち夫婦を非常に好いて下さったし、
私たちもこのクリスチャンの老夫人と、何を話してもよく気が合って楽しかった。

いつまでもこの家に住んでいたいと願っていたのに、
大本教の綾部の本部の仕事をして欲しいと湯浅仁蔡氏が出口王仁三郎師のお使いとして
来られたので、綾部に移転しなければならなくなった。

私たち二人は、綾部のコンニャク屋の二階二室を借りて住むことになったが、二ヵ月ほどしたら、
近くの今井楳軒先生の別宅の留守番の人が去ったから、私たちに住んで欲しいと頼まれて、
結婚前に私が住んでいたその家に、再び住むことになった。

その頃、夫は大本教の教に疑問を持ちはじめられ、信仰に動揺があった。

間もなく、大本教の第一次事件が起った。
先きに亀岡の矢田町にいた頃、夫の留守中に家宅捜査を受け、天井裏から床下まで調べられたが、
夫の思想や行動に不審な点がなかったので、第一次事件の時は、夫は取調べを受けることはなかった。

それどころか・大阪控訴院から、当時押収された大本教租のお筆先二万冊の内容調査を
依頼された三人(谷口、江上、吉田)のうちの一人として、
夫は四十日ほどの間、大阪の控訴院通いをすることになった。


夫の留守の四十日を、一人淋しく暮すよりは、故郷へ帰った方がよいと思い、
私は姉に手紙を書いた。
姉にとっても、私が来てくれることは好都合だったらしい。

夫は大阪へ、私は富山県高岡市へと、別れ別れに汽車に乗った。

当時、姉の夫はノイローゼになっていた。
霊場と言われて、年中修行者の絶えない大岩山へ、義兄を連れて行くことを人から
勧められるが、姉は学校の教員をしていたし、息子たちは中学生だったし、
義兄の随行者がいないので決行できなかった時だったので、
早速私がその役を引き受けた。

汽車に乗って、人力車に乗りついで、義兄と私とは大岩山へ登った。
山上のお寺には不動明王が祀ってあり、岩山から流れ落ちる瀧の下には、
白衣を着た人たちが瀧に打たれていた。

脳の悪い人、眼の悪い人が多かった。
瀧壺の前にお不動様の堂が建っており、その堂の四囲にぐるりと人々が坐り、
各自が鉦を叩きながらお経を唱和するのであった。

少しも眼を離すことのできない義兄の状態であった。
私が見ていないと、いつ山から跳び降りるかも知れないし、瀧壺で死ぬかも知れないので、
義兄の眠っているすきを見ては、私はお堂の前に坐って、他の人たちから習ったばかりの
御経を唱和した。

鉦を叩きながら義兄を思い、姉や姉の子供たちのことを思うと、涙があふれて来た。
その私の心中も知らないで、鉦を叩きながら、「やあ、奥さん、よい声ですね」と、
實感か、ひやかしか、男の人が、お経にまぜて叫ぶと、私はよけい情なかった。

義兄が私の眠っている間に飛び出さないかと思うと、夜ごとの眠りも浅かった。

その私の許へ、或る日大阪の夫から手紙が来た。
なつかしさいっぱいで、宿の机によって開封した私は、読み終えると机上に泣き伏した。

夫の手紙は私に絶望を与えたのであった。

「....毎日控訴院へ通って仕事にはげんで居るが、相当疲れて来たらしく、
夜眠っている時は亀臥の姿勢でいるそうである。同室の江上さんが僕に
『君の亀臥の蚊達で寝ているが、その状態では君の寿命は三年ももたない』と言った。
年配の江上さんの経験上そう断言したのだろう....」
という意味のことが書いてあった。

若い私は、そのまま信じたので、山上の宿屋から、高岡市の姉へその通り書き送った。
姉からは世にも悲しい返事が来た。
妹の私の不運を憐れみ、姉も私のために涙を流してくれているようであった。

姉と妹とは、たがいの夫の上を思い、手紙の上で泣き合ったのであった。
「義兄さん、しっかりして下さい。貴方は命にかかわりのない脳の病気だけど、
雅春さんは三年もたない命なんですよ」

私は義兄に向って、叱るような、はげますような口調で叫んだ。
義兄はうつろな眼をして私の言葉を聞いていた。

“控訴院の仕事が予定より少し早く終ったので、綾部へ帰って来たから、
貴女もそろそろ帰って欲しい”との夫の手紙を見て、私は義兄をうながして高岡へ帰った。

夫の許へ出発しようとする私に、姉は、「雅春さんはしょんぼりして居られるでしょう。
綺麗にして帰りなさい。丸髷に結ってびっくりさせなさい」と言った。

姉の知り合いの髪結いさんへ行って、丸髷に結って汽車に乗った。
姉は関野神社前の出店で、“一口茄子”を買って大袋に入れて私に持たせた。

綾部駅のプラットホームに着いた時、果してそこに出迎えている夫の姿があった。

汽車から降り立った私は、わざと夫の方へ背を向けて茄子の袋をさわりながら、
チラと夫の様子を見ると、期待した妻の姿が見えないので、うろうろして
あたりを見まわして居られた。

私は可笑しがりながら、サッサと改札口へ行き、そこに立って、
あとからやって来た夫にお辞儀をした。

その時の夫の驚き顔は、いつまでも忘れられない。

二十九歳の時、三年後には死ぬ筈だった夫が、今年は喜壽を祝うことになった。
神様は、壬死できない大きな、重い使命を与え給うたのであった。

           <感謝合掌 平成24年11月22日 頓首再拝>

夫婦円満の秘訣 (3993)
日時:2012年11月26日 (月) 07時32分
名前:伝統

「いい夫婦の日」に関し、NHKのニュースでは、次のように紹介しております。

《夫婦円満には我慢や忍耐が必要 》

この日を前に、民間企業が行った調査で、全体の8割以上が、「夫婦円満」だと答えたものの、
円満でいるために、我慢や忍耐が必要だと考えている人が多いことが分かりました。

「明治安田生命」は、「いい夫婦の日」を前に、20代から50代の既婚の男女を対象に、
インターネットを通じてアンケート調査を行い、1086人から回答を得ました。

それによりますと、全体の8割以上が、「夫婦円満」だと答えましたが、
そうしたなかでも不満がないかを聞いたところ、夫は妻に対して、「整理整頓ができない」こと、
妻は夫に対して、「気が利かない」ことを最も多く挙げるなど、
ほとんどの人が何らかの不満を持っていることが分かりました。

一方、日用品大手の「ライオン」も、首都圏の20代から40代の既婚の男女、
合わせて500人に調査を行いました。

この調査でも全体の8割以上が、「いい夫婦」だと答えましたが、同じように8割以上が、
「いい夫婦」でいるためには、「我慢や忍耐が必要」だと考えていることが分かりました。

また、全体の7割以上が、「相手に言いたいことを我慢している」と答え、
夫は妻の掃除のしかたなど、妻は夫の収入などについて言わないように我慢し、
けんかを避けているということです。

ライオンの担当者は、
「逆説的ですが、時には胃が痛くなるような我慢や忍耐が、夫婦円満でいられる秘けつのようです」
と分析していました。                 

・・・

*忍耐については、(生長の家“本流宣言”掲示板)内のスレッド「忍」で
  その深さを確認することができます。
  → http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=1067

・・・・・

天上の愛を地上に実現する

   *谷口雅春先生・著「愛はかくして完成す」(P38)より

本当に愛するということは、一人の”女”又は”男”を愛しても、その一人の相手を愛する
愛の中に”全人類を愛する愛”が含まれていなければならないのである。

一人の妻を愛するとは、その妻を愛する事を通して全人類に貢献する愛でなければならない。
一人の夫がその妻を愛している純粋の愛の高さによって、
全人類が一層浄まり高まるような愛し方をしなければならないのである。

本当の愛とはそのようなものでなければならないのである。


妻が夫を愛する愛も、「好きであるから、いつまでも自分の”もの”にしておきたい」と
いうような自己中心的な境地を超えなければならないのである。

妻が夫を愛するのは、天国に於いて「”久遠の女性”が”久遠の男性”を純粋に愛する」
如くでなければならないのである。

他の人が、夫婦互いに愛し合うのを見て、嫉妬が起こるのでもなく、羞恥が起こるのでもなく、
却って見る人の心が高まり、愛が深まり、家庭が調和し、延(ひ)いては全人類的愛が
高まるような愛しかたとならなければならないのである。

これが一人の良人を愛する事を通して全人類を愛するということであり、
一人の妻を愛する事を通して全人類を愛するということである。

           <感謝合掌 平成24年11月26日 頓首再拝>

夫婦ゲンカ (4363)
日時:2012年12月07日 (金) 04時17分
名前:伝統


1.夫婦ゲンカの原因となる一言

     *Web資料より

(1)夫からの一言ランキング

  ①専業主婦は楽だよな。
  ②誰のおかげで飯が食えているとおもっているんだ。
  ③俺は働いているんだ

  ④子どものしつけは妻の仕事だろ?
  ⑤俺の方が疲れている
  ⑥おふくろの方が料理をちゃんと作ってくれた。

  ⑦家にいるならちゃんと家事をしろよ。
  ⑧気が利かないね。
  ⑨仕事で忙しいんだよ。

  ⑩おかずはこれだけ?

(2)妻からの一言ランキング

  ①○○さんの旦那さんの稼ぎはすごくいいみたい。
  ②ちっとも給料が上がらないのはなぜ?
  ③○○さん家の旦那さんはいつもきちんとしている

  ④私の方が疲れている。
  ⑤気が利かないね
  ⑥家事をしなくていい男性は楽だよね

  ⑦私だって働いているのよ
  ⑧ちゃんと仕事してるの?
  ⑨また飲み会?

  ⑩子どものしつけは夫の仕事でしょ?


2.夫婦ゲンカ・11のコツ
  
       *金盛浦子・著「夫と妻の向き合いかた」より要約

(1)相手の親族を引き合いに出さない。

  ①相手の親族を引き合いの出されると、相手は人生すべてにかかわる問題を
   引き合いに出された、という思いを抱かせてしまいます。

  ②あくまでも夫婦二人の個人と個人の問題として、
   その範囲の言葉のやりとりで乗り越えましょう。

(2)そのとき問題になっていることだけを問題にする。

  ①相手に伝えておきたいな、直してほしいな、気に入らないと思うことがあったら、
   その度に、話し合っておくことが大切です。
   そうすれば、ケンカは常に小さくおさまるものです。

  ②ケンカになったら、できるだけ、というよりも、全力を込めて、
   そのときに問題になっていることだけを問題にしてケンカをしてください。

(3)過去や秘密を暴かない。

  ①過去は過去、もう終わったことです。
   秘密は秘密、暴かれたら自分のプライドが保てなくなります。

  ②今のこと、将来のことを考えてケンカをしましょう。
   いま目の前の、いまここで気に入らないことだけを話題にしましょう。

(4)容姿や肉体的特徴をネタにしない。

  ①丁々発止で乱暴な言葉のやりとりをして、それでもケロッとできているつもりでも、
   言われた本人にとって、案外と残ってしまうものなのです。

  ②「このブス!」「このチンチクリン」
   「だいたいだらしなくお腹の出ている男なんて、いや、もう見るのもいや!」
   「このド近眼が!」「何言っているのさ、このヤセギス!」

   こんなことを揶揄される、恨んでしまうかもしれません。

(5)悪いと思ったら、意地張らずにゴメンしちゃう。

  ①意地を張ってあれこれ言い訳したりするのなんて、みっともないだけ。
   足元みられちゃうし、相手もますます意地になります。

  ②悪いと思った瞬間のゴメンって、なかなかできないけど、してしまえば、
   ああ、そうしてよかったんだと必ず思います。

  ③意地を張ってしまって、ゴメンのチャンスを逃がしてしまったとしたら、
   「ゴメン」と書いた手紙を相手の目につくところに置いておきましょう。

   それだけでもいいし、相手が手紙をみてくれた後でもう一度
   「ゴメン」といったら、なおいい。

(6)無理に白黒つけないで。

  ①世の中、白黒つけられないことって多いじゃないの。
   まして夫婦の間の複雑な心の問題となったら、
   何もかも白黒つけようとなったら一生ケンカし続けても終わりません。

  ②どこまでも追求するのはおバカさん。
   まあまあ、今日のところはこのくらいにしておこう、
   で収められてこそ、大人の夫婦というものです。

(7)ケンカの後は、ちょっと体に触れてみる。

  ①ケンカの後って、何だかスッキリしませんよね。
   なんだかモヤモヤしちゃって、こだわっちゃって。
   そんなときは、相手の体に触れてしまいましょう。

   そっと肩に手を置いて、たわいのない話題を投げかけるだけでも十分。

  ②人間って不思議で、とてもいいかげんな動物です。
   何だかモヤモヤしていたはずなのに、体を触れ合ってみると
   「アレレ・・・」と思うほど簡単に解消してしまうんです。

  ③この場合も「ゴメン」と同様、
   先に行動に出られた者のほうが勝ち、って感じがありますよね。

(8)何が何でも許せないと思うほどなら、離れましょうね。

  ①ムカムカして絶対に許せないほどのわだかまりが渦巻くようなら、
   お互いにいったん距離を置くことです。

   1時間、1週間、1ヶ月・・・と気分が変わるまで、もう一 度ちゃんと話を
   してみようと思えるようになるまで、顔を見ないようにするのも知恵。

   ただし、どんなに悔しくても、行き先は相手にちゃんと伝えること。
   そしてもう一度話し合うチャンスを作りたいという意志も伝えておくこと。

  ②時間と距離には、魔法の力があるんです。

(9)「冷戦中」も日常の挨拶をする。

  ①ダンマリごっこなんて、時間とエネルギーの浪費でしかないんです。

  ②どのような感情が渦巻いていても、最低限「あはよう」
   「行ってきます/行ってらっしゃい」「ただいま/おかえりなさい」
   「おやすみ」ぐらいは口にしましょう。

(10)子どもを味方につけないで。

  ①どのようなことが原因であろうと、ケンカに子どもを巻き込まないことです。
   巻き込んでしまうとしたら、もうその夫婦には人間の大人としての資格なし
   だと思うべきでしょう。

  ②夫婦のケンカはあくまでも夫婦のケンカ。
   たとえ要因に子どものことがかかわっていようとも、
   それでもあくまでも夫婦のケンカでしかありません。

(11)仲直りの姿、子どもに見せましょう

  ①子どもの前では、ケンカしないのが最善です。
   グッと腹に抑えて、子どものいない夫婦二人だけの場面でケンカできるようなら、
   本当に立派な大人の夫婦だと思います。

  ②それでも、子どもは両親の関係にすごく敏感ですから、
   いくら隠しても必ず察知すると思ったほうがよいでしょう。

   仲直りしたことを、睦まじい姿を子どもにみせてあげてください。
   しっかり見せてあげてください。
   そうすれば、子どもはすごく安心します。

   親の都合でケンカして、幼い心を不安で一杯にした罪も、
   子どもはちゃんと、全面的に許してくれます。


<付録:夫婦の金言集
   ~「子どもが育つ魔法の言葉」ドロシー・ロー・ノルト(著) 
    の”子ども”を"夫婦”に置き換えたバーション>

  批判ばかりにさらされる夫婦は、非難ばかりし合います。

  敵意にみちた中で暮らす夫婦は、いつも角突き合せます。

  ひやかし合うを夫婦は、心の窓を閉じます。

  お互いに寛大な心で触れ合う夫婦は、がまん強くなります。

  はげまし合う夫婦は、豊かな自信にあふれます。

  互いをほめることのできる夫婦は、感謝することの素晴らしさを知ります。

  互いを認め合って暮らす夫婦は、生きることのすべてを大事にします。

  愛に育まれた夫婦の豊かさは、周囲のすべての人々の光となります。

  愛を表現し合える夫婦は、愛にあふれた子どもを育てます。

  労わり合う夫婦は、どんな困難も幸せの種に変えてしまいます。


・・・・・

《夫婦げんかは決して夫婦生活のつきものではない》

   *谷口雅春先生・著「愛はかくして完成す」(P83)より

高橋正雄先生の『夫婦道』にはこんなことが書かれている。

「夫婦といえばすぐけんかという言葉が出て来るほど、夫婦はよくけんかをするものである
らしい。たいていの主人が奥さんのことを話すのを聞くと、家内には困ると言い、奥さんの
方は主人の不足を言うことが多い。よくよく夫婦の仲というのはむつかしいものと見える」


しかし、私に言わせれば、夫婦げんかが始終おこる第一の原因は、「夫婦には夫婦喧嘩が
つきものだ」という間違った先入観念が、その夫婦の両方又は一方の潜在意識の中にある
からなのである。

観念があれば、それはその観念の通りに実現するのである。
観念を取り換えなければならないのだ。

           <感謝合掌 平成24年12月7日 頓首再拝>

”こそ”を上手に使い、夫婦円満 (4539)
日時:2012年12月12日 (水) 06時35分
名前:伝統


       *「生命の實相」幸福篇下巻(12月12日)より抜粋+α


《”こそ”という言葉を自分につけたとき争いの因(もと)となる》

夫  貴様みたよなお多福婆(おたふくばば)をわしでありゃ”こそ”置いてやる
妻  わしじゃから”こそ”辛抱もするが誰が見るぞえ痩せ世帯(じょたい)


《”こそ”という言葉を相手につけたとき互いに仲よく和解する》

夫  外でわたしが働かれるも内をそなたが守りゃ”こそ”
妻  私みたいな不束者をあなたなりゃ”こそ”深切に


《これによって》

”こそ”と威張ってこちらにつけりゃなにをこしゃくと喧嘩腰

”こそ”とあがめて相手につけりゃにっこり笑ってあなた”こそ”

喧嘩するのも仲よくするも”こそ”の付けどこただひとつ



《感謝の”こそ”の事例》

あなたがいたから「こそ」、今の自分がある。

あなたが助けてくれたから「こそ」、助かった。

あなかが教えてくれたから「こそ」、学ぶことができた。

あなたがが厳しく言ってくれたから「こそ」、気がつくことができた。

あなたが励ましてくれたから「こそ」、くじけずにすんだ。


<参考Web:(生長の家“本流宣言”掲示板)「”こそ”の妙味 (5657)」
       → http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=1251 >

            <感謝合掌 平成24年12月12日 頓首再拝>

「最も傷つく言葉」と「感動する言葉」 (5018)
日時:2012年12月25日 (火) 05時02分
名前:伝統


別の掲示板において
「世界で一番素敵なプレゼント交換をした夫婦の話」が紹介され、
外国のクリスマスの晩餐には「七面鳥」が重要とのお話がありました。

その後に、私の記事が、完全に浮いているとの感想もいただきました(笑)。

→ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/11346/1350959344/135

このことに関しては、私自身も、以前から感じながら納得しておりました。

ただ、「浮いている」との光栄ある感想をいただき、自分自身も笑ってしまいました。

(”うのはな さま”の光栄ある感想に、感謝申し上げます。
 さらに、いつも”うのはな さま”の記事を拝借するに当たり、
 お許しをいただき、心よりお礼申し上げます)


でも「浮いてて好かった」とも受け止めております。

なぜなら、沈んでしまうと暗の中に彷徨いますが、
浮いてるおかげで、光を浴びることができるとも捉えることができます。

・・・

以下に、夫婦間での「沈む言葉」と「浮かぶ言葉」についての事例を、紹介いたします。


 ”「最も傷つく言葉」と「感動する言葉」は” ~香港編

2008年11月7日、香港家庭健康促進センターが1000人を超える既婚男女を対象に行った
意識調査で、「結婚相手を間違えた」が夫婦間で最も傷つく言葉であり、
「どんなことがあってもずっとそばにいるよ」が最も感動する言葉であることがわかった。

「ずっとそばにいるよ」は、60.1%の回答者が配偶者から言われて最も感動すると答えたが、
 2位は「あなたと結婚して、私は幸せ」、
 3位は「あなたが一番大切(な人)」であった。

最も感動する行為には大方の予想に反して、
「何気なく話したことを覚えていてくれた」
「しっかりと抱きしめてくれた」
「時間を作ってそばにいてくれた」など、金銭的ではない 行為が順にベスト3を占めた。


一方、最も傷つく言葉には58.5%が「結婚する相手を間違えた」を選び、
「他の人を見てごらん。あなたよりずっと良いよ」が2位、
「ずっと我慢してきたけど、あなたはいつもそうなんだよね」が3位だった。

最も傷つく行為は「公衆の面前で侮辱する」
「人前であれこれ指図する」「かまってくれない」の順。


「長年連れ添った夫婦になればなるほど、夫婦で話す内容が『子供のこと』や『家計のこと』
など現実的なものに限られてくる」と指摘。

「日常にほんの少しロマンチックな味つけをするだけで夫婦はうまくいくものだ」と
まとめている。

・・・・・

(このスレッドの趣旨である夫婦に関連し)
   「光明法語」(12月25日の法語)より

《良人を愛するには》

良人を愛するつもりで、良人の欠点を出来るだけ探して、それを是正しようと思ったり
良人のすることが何だか危なかしくて、色々注意を与えたりする人があるが、絶えず夫人
より批判されていると云う事は良人にとって好い気持ちなものではない。

愛され過ぎている総領息子が身体が弱くて神経質になると同じで、良人も度々神経質になり
癇癪持になり、遂には、ただ無批判でついて来る女性を求め、妻以外に女性を求めること
にもなる。

愛するとは放つことである。

            <感謝合掌 平成24年12月25日 頓首再拝>

夫婦仲よくする上での必要な素質 (5301)
日時:2013年01月06日 (日) 04時30分
名前:伝統


     <「夫と妻の心理学」近藤裕・著、創元社・刊 より>

(1)自由

  ①一方が支配し、他方が隷属するということがない関係。
  
  ②結婚の相手をいつまでも一人の友人、それも、もっとも親しい友人であると考える。

   その者との間にある距離をおき、個の自由を維持しながら、
   しかも、深いつながりや、付き合いを求め、築く努力が生まれてくると思うし、
   また、そうすることによって、なれ合いによる甘えた関係や、甘えすぎた、
   べったりとくっついた生活を避けることができる。
  

(2)共同性

  ①結婚生活という一つの共同体を営むには、
   お互いが自由人であるということを確立しておくことが前提となる。
  
  ②自分が自由人であって、はじめて、相手に「与えること」が可能となる。
 

(3)創造性
 
  ①固定化した夫婦の関わり方から脱皮し、
   新しい関わり方を求める意思、長い、能力を意味する。

  ②また、夫婦関係において不満足な面を改善し、
   誤りを正していこうとする意思力、勇気でもある。
  
  ③さらに、新しいことを試みる冒険の心でもある。
  

(4)信頼性

  ①結婚生活において信頼性を養うことがたいせつであることはいうまでもない。

  ②裏切られないという気持ちを抱かせるような関係にあるということが、
   信頼することの前提となる。
  

(5)柔軟性
 
  ①結婚生活で一番重要な適性が柔軟性である。
   柔軟性は相手を受け容れるという愛情のあるとことから生まれ、育てられていく。

  ②また、お互いの成長のために共同生活を営んでいるという結婚の目的が明確に意識され、
   確認されあうことによって養われていくものである。

  
(6)共感性
 
  ①愛するということは、相手の心を受け容れるということなのである。

  ②相手の心を受け容れるということは、
   「自分が相手の心の中に入ると同時に、相手を自分の心の中に受け入れること」を
   意味する。

            <感謝合掌 平成25年1月6日 頓首再拝>

「理想の夫婦」の条件 (5658)
日時:2013年01月16日 (水) 04時51分
名前:伝統


       *みんなが思う「理想の夫婦」の条件ランキング(アンケート結果)より

第1位:互いを尊重、信頼し合っている

第2位:常に思いやりを持って接する
第3位:家族みんなが仲良し

第4位:一緒にいて楽
第5位:よく分からない
第6位:二人で苦境を乗り越えられる

第7位:いつまでもおしどり夫婦
第8位:互いに深く干渉し過ぎない
第9位:価値観が合う

第10位:つかず離れずな関係

   (http://ranking.goo.ne.jp/ranking/999/life_ppdCC56qW7KK_all/

・・・・・・

      *『生命の實相』第十四巻倫理篇(P87~88)より

われらは良人または妻の本来「神」なる実相を見なければならないのであります。
できるだけ妻は良人の、良人は妻の、欠点を見ないように、暗い方面を見ないように
しなければならないのであります。

肉体人間は「実相仏」ではないから、時にはつまずくことも、
実相が蔽われて悪く観えることもあります。
しかしその悪さを実在であると思わないことです。

その悪さはやがて過ぎ去り行くべき”かりそめ”の迷いの雲だと思い、
光り輝く善そのものの良人または妻の実相を観るように心がけよ。

たちまち、その悪さはきえゆきて本来「神の子」なる良人または妻の実相が輝き出て、
家庭は異常に光明化されることになるのであります。

良人または妻の善さはどれだけ深く信じてもよいのです。
信じて信じすぎるということはないのであります。
信ずれば信ずるだけ光を放つのです。

信じていたのに裏切られましたというのは嘘であります。

それは信じようが足らず、信じていても信じていることの言葉または態度での
現わしようが足らず、信じていても相手の人格の自由をこちらの型に
はめ縛ろうとした場合が多いのであります。

本当に相手の価値を信じていたならば
相手をそんなに自分の型にはめようとはしなかったに違いありません。

自分の型にはめようとするのは、
やはり、相手それ自身にまかせておいては何か善くないことが起こるに違いないと
危惧するからであります。

危惧は信頼の足りなさの表現でありましょう。
本当に信頼していたならば相手を自由に放つ、放たないのは信頼がないからです。
伝書鳩でも信じているからこそ自由に放つのです。

良人を信じているといいながら、妻を信じているといいながら、
鳩を放つほどには良人または妻を自由に放たないならば、
その人の「信ずる」という心もよほどよい加減なものであります。

人の人格は、本来自由を好むものでありますから、
自分の自由を縛ろうとするとき、良人でも妻でも逃げて行くのであります。
   
           <感謝合掌 平成25年1月16日 頓首再拝>

愛妻の日 (6102)
日時:2013年01月31日 (木) 04時59分
名前:伝統

今日1月31日は、愛妻の日。

I(アイ)、31(サイ)の語呂にちなんで、日本愛妻家協会が定めた。

  <Web:日本愛妻家協会 http://www.aisaika.org/index2.html >

日本愛妻家協会では、今日(2013年1月31日午後8時9分)に
世界同時ハグタイムを計画しております。
愛の表現として実践してみると喜ばれるかもしれません。

すでに霊界へ旅立たれた人へは、心の中でイメージするとよろしいようです。

      ( http://www.hugtime.jp/ )

・・・

愛するパートナーへ奉げる歌として、

《空に太陽がある限り~にしきのあきら》
 → http://www.youtube.com/watch?v=FLAnTgwq7j0

(作詞:浜口庫之助)
--------------------------------------------------------------
愛してる(愛してる) とても(とても)
愛してる(愛してる) ほんとに(ほんとに)
愛してる(愛してる) いつまでも
空に太陽がある限り
君と僕は 君と僕は
二人でひとり
愛してる(愛してる) 愛してる(愛してる)
空に太陽がある限り

愛してる(愛してる) 心(心)
愛してる(愛してる) 瞳(瞳)
愛してる(愛してる) いつまでも
空に太陽がある限り
君も僕も 君も僕も
命のかぎり
愛してる(愛してる) 愛してる(愛してる)
空に太陽がある限り


・・・・・

感謝は愛念を喚び起こす

   *谷口雅春先生・著「愛はかくして完成す」(P168~169)より抜粋

受ける”愛”は愉しいものである。
しかし与える”愛”は一層愉しいのである。

「自分は愛されている」と思うとき生き甲斐が感じられる。

しかし、自分は”愛する相手”をもっていると感じることは一層大いなる悦びである。

愛することは感謝することである。
感謝が徹底するならば、それを愛することが出来るようになる。

感謝する心は、相手の人や物が自分に与えてくれる恩恵を発見してお礼をいう心である。
自分に対して恩恵を与えてくれることを発見したら、
自然にその人が好きになり、愛せずにいられなくなるのである。

愛は実践したとき、愛の喜びは増進するのであり、実践が怠られるとき、その悦びは消える。
実践のない愛は、坂道にブレーキなしに停車している自動車のようなものである。

(中略)

一つの愛が実践されるとき、過去の多くの罪や過ちの業が消える。

           <感謝合掌 平成25年1月31日 頓首再拝>

よい夫婦の秘訣とは? (7812)
日時:2013年04月22日 (月) 04時21分
名前:伝統



今日(4月22日)は「良い夫婦の日」、「よい(4)ふうふ(22)」の語呂合せ。

他に、夫婦の日( 2月2日)、いい夫婦の日(11月22日)、夫婦の日(毎月22日 )と
夫婦の日の語呂合わせ記念日があります。

今日(4月22日)の「よい夫婦の日」は、1994年国連発表の「国際家族年」を契機に、
講談社の提唱によってスタート。
夫婦の意義を見つめ直す日としてキャンペーンを展開している。

・・・

国連の国際家族年のモットー

「家族からはじまる小さなデモクラシー
(“Building the smallest democracy at the heat of society”)」

は、社会の福祉を確保するうえで家族が演じる中心的役割を反映している。

・・・

イマドキの仲良し夫婦の3条件とは?

     *日経WOMAN7月号(2011年)より

条件1:「頼り合う」ことで低収入も乗り越える。

    稼ぐことも家事・育児も、「できるほうがやる」と自然に頼り合っている関係が、
    幸せ夫婦の共通点だった。


条件2:「話し合う」ことでお互いの気持ちを理解する

    昭和的な夫婦関係であれば「あうんの呼吸で分かり合う」のが一般的だったかも
    しれないが、イマドキの仲良し夫婦は、とにかくよく話し合っている。

    ささいなことでケンカをしても、
    「放置せず、解決するまで話し合い、お互いの本音を伝え合う」。


条件3:相手を尊重しながら「いたわり合う」

    ①感謝の気持ちを相手に伝える。

    ②お互いに『すごい』と思っていることを伝え合う。

    ③相手の仕事ぶりや努力に敬意を払い、そのことをきちんと伝えながら、
     お互いをいたわり合う。

    (http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20110603/111104/?P=1&ST=life

・・・

相手をねぎらう

      *「職場も家庭もうまくいく『ねぎらい』の魔法」より

(1)『ねぎらい』とは、「労苦に感謝する」ということ。
   「結果」に感謝するのではなく、「労苦」に感謝することです。

(2)『ねぎらい』のポイント

  ①「行動をねぎらう」

   ☆一番苦しい時、一番つらい時、一番誰かに見ててほしい時に、
    「ねぎらい」の言葉をつたえなければ、取り返しのつかないこともあるのです。

   ☆例
    「いつもありがとう」
    「苦しい中でも、諦めずにいてありがとう」
    「がんばってくれてるの、知ってるよ、ちゃんと見てるよ」

  ②「感情をねぎらう」

   ☆感情をねぎらう上で、最も大切なことは、「共感力」です。
    「共感力」とは、相手の気持ちや感情に寄り添い、「もし自分が相手の立場だったら?」
    ということを想像する力のことです。

    そのためには、相手の話を折らずに最後まで聴きます。

   ☆例
    「それは、さぞかし、苦しかったな・・・」
    「ああ、そんな風に感じてきたのか、それは辛かったな・・・」
    「そんなことを思いながら、毎日を過ごしてきたんですね・・・。
     それはしんどかったですね・・・」

    ×の例 「わかる、わかるーー 私も前さぁ、おんなじようなことがあって・・・」

  ③「来し方をねぎらう」

   ☆「来し方」に触れ、ねぎらいの言葉をかけることによって、
    それが、「未来」を変える原動力になります。

   ☆例
    「そんな大変なことがあったのに、よく乗り越えてこられましたね」
    「そんなにたくさんの人に支えられてきたのですね、素晴らしいですね」
    「よく途中で諦めませんでしたね。だから今があるのですね」 

  ④「ありのままをねぎらう」

  ⑤「存在をねぎらう」

   ☆「家族」とは、「この世で一番、難しい宿題を与えてくれる相手」だと思っています。
    相手が自分の家族だと、なかなか、優しく労ったりできないことが多い。

    本当は、我が子にも、がんばったことをねぎらってあげたいのに、
    口から出る言葉は、「もっとがんばりなさい」・・・になってしまう。

    毎日、仕事で疲れて帰ってくる夫にも、「今日もお疲れ様、いつもありがとうね」
    「今日も遅くまで、大変だったね」と言えば、どれほど夫の機嫌もよくなるだろう、
    とわかっていてもそのひと言が出ない。

    毎日、時間をやりくりして食事の支度をしてくれる妻に、たったひと言「忙しい中、
    ありがとうね」「今日も、おいしいね、がんばったやろう?」と言えば、どれほど
    穏やかな空気が流れるだろう、と思っていても、そのひと言が出てこない。

    それはいつの間にか、子は「親の言うことを聞くのが当たり前」であり、
    面倒なことを起こさなくて当然」になってしまっているからです。
    
    夫に対しても妻に対しても、仕事をするのが当たり前、食事の支度をするのが当たり前、
    そんあ「当たり前のこと」は感謝すべきことではないと思い込んでしまっているからです。

   ☆大切なことは「当たり前と思えることに感謝できること」なのです。
    とくに「家族」は「職場」以上に、お互いが「やって当たり前」とおもいながら過ごして
    しまいがちです。

    そして「やってくれないこと」に腹を立て、期待に応えてくれない相手に失望してしまう。

    もし、「当たり前のこと」に感謝し、お互いねぎらう気持ちを持てたのなら、きっと
    「家庭」はこの世で最も心安らぐ場になり、「家族」は最大の味方であり続けるでしょう。

   ☆たとえ我が子が、夫が、妻が、どんな状態に陥っても、100%その存在を受け入れ、
    労をねぎらい、気持ちを寄り添い、今、共にあることに感謝する・・・・、
    そこに立ち返りさえすれば、それはきっと乗り越えていけるということです。

  ⑥「自分をねぎらう」

           <感謝合掌 平成25年4月22日 頓首再拝>

夫婦はお互いが綺麗になっていくご縁 (8252)
日時:2013年05月08日 (水) 04時38分
名前:伝統

   *中山靖雄・著」「すべては今のためにあったこと」(P23~25)より
     http://iseshima.keizai.biz/headline/1659/

私は長く伊勢に住んでおりますが、「いせ(伊勢)」というのは「いもおせ(妹背)」なのです。
「いも」は妻、「おせ」は夫のことです。
「いもおせ」、それがつまって「いせ」になったのですね。

私たちは今こうしてここに生まれてきているわけですが、古来ずっと続いてきた夫婦がいなければ
生まれることはできませんでした。「いもおせ」つまり、「夫婦」が、命をつなげてきたことで、
私たちは今ここに生を受けているのです。

じつは、夫婦というものは、お互いの魂を磨くために出会っています。
思いがけない心を湧かせ合い、それに気づきお互いが綺麗になっていくというご縁なのです。

私は、結婚式を行なう夫婦には「いっぱい喧嘩して、いっぱい仲直りして、本当の夫婦になって
ください」といつも電報を打ちます。いっぱい喧嘩して、いっぱい仲直りすればいいのです。
喧嘩はなんのためにするのかといったら、仲良しになるためなのですから。

そして、喧嘩するたびに近くなっていって、最後は二つでひとつになって、天に帰えるのです。

ところが夫婦というのは、本当は仲良くしたいのに、思いもかけない気持ちを湧かされることが
あるのですね。ついつい相手が不愉快になるようなことを、わざと言ってしまったりする。

しかし喧嘩をするといっても、だいたいが、今日のご飯は硬いとか柔らかいとか、
みそ汁が甘いとか辛いとかいったことで喧嘩をするんですね。

これは笑い話ですが、楽しい夕飯時にお父さんが「今日のご飯、硬いじゃないか」と言ったら、
お母さんは「ごめんなさん」と素直に言えず、ついつい「あらっ硬い? 水は昨日と一緒だけど?」
とか、「炊飯器が悪かったのかしら」などと言ってしまった。

さらにはずみがついて、子どもを人質にとって、「お父さん、今日のご飯硬いんだって、お母さん
はちょうどいいような気がするけど、あんたはどう? 」なんて言ってしまう。

子どもはどっちについたほうがいいかちゃんとわかっていますから、「僕はちょうどいいよ」と
お母さんの味方につく。お父さんはたった一言ですっかり疎外されてしまった。
そういうことって、いくらでもありますよね。

本当はそんな状況は望んでいないし、ごめんなさいって言えたらなぁと思いながら言ってしまう
から、自分も相手も心地が悪い、誰にとってもいいことはありません。

そんなことはみんなわかっているのですが、なぜかやれない。
これは夫婦に限らず親子でもきょうだいでも、人間関係すべてにあてはまるのではないでしょうか。
これが感情の世界です。心のどうにもならない世界なのです。

自分ではいいように思いたいと思っていても、心のどうにもならない世界があります。
だからこそ、私たちは心を修める努力をして、心の勉強をすることが必要なのですね。

           <感謝合掌 平成25年5月8日 頓首再拝>

夫婦仲よくなる道 (8802)
日時:2013年05月30日 (木) 06時46分
名前:伝統

先日発表のあった”第26回サラリーマン川柳ベスト10” の第一位は
「いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦」 となっております。

この川柳からも、現象的には夫婦の間での「いい夫婦」は、なかなかの難題になっております。
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/26th/best_10.html


・・・(谷口雅春先生は、次のように説かれます。)

夫婦仲よくなる道

     *『光明法語』(5月30日の法語)より

ある講習会で私は仲の悪い夫婦に
「仲よくすれば好いのである。既に仲が好いと信ずることが必要である。
仲が悪いから仲をよくしましょうと努力するのではいかぬ」と教えた。

ところが其の夫人は「仲よくしよう」と努力した。
しかし夫が自分を愛してくれないように思われるのである。

愛して欲しい、愛して欲しい。
切なる願いがもどかしく自分の心をかきむしる。
イライラする。そのために仲よくなれぬ。

或る日彼女は愛して欲しいと思うよりも「先ず愛しよう」と決心した。
そして彼女は仲よくなれたのである。

            <感謝合掌 平成25年5月30日 頓首再拝>

法律上の夫婦に、理念の夫婦の顕われを観る (8996)
日時:2013年06月04日 (火) 04時29分
名前:伝統


      *『生命の實相』第三十七巻幸福篇上(P152<6月4日>)より

心で愛し合っている男女と、愛していないが法律上夫婦であると記載されている男女と
どちらが真実の夫婦であるのかとはよく訊かれるところである。

(中略)

本当は法律上の夫婦こそ本当の夫婦であるのである。
法律上の夫婦を形式的なものと見ているのは、実相を知らぬものである。

宇宙はコトバによって造られている。
法は宇宙の大法がその時その処その人における時処相応の相(すがた)において顕現したので
あるから、コトバが肉体としてあらわれたのが法律上の夫婦である。

法律上の夫婦は宇宙意志が定め給うた理念の夫婦の顕われと観るべきものである。
それが本当に好きになれないというのは、神が一対の男性と女性とに創造(つく)り給うた
実相を見ないからである。

本当に神が造り、そして与えたまうた実相の配偶を見るときは、たといその配偶の現象の姿が、
乞食の姿をしていようと、醜い顔をしていようと唯一無ニの「自分の半身」そして
「自分のすべて」であるところの相手を見出すことになるであろう。

そこから油然と本当の夫婦愛が生まれる。

(後略)

            <感謝合掌 平成25年6月4日 頓首再拝>

夫の一言 (9896)
日時:2013年07月17日 (水) 03時46分
名前:伝統

       *「珠玉篇 心にしみるいい話」(P126)より

義母が99歳で天寿を全うし、やがて8ヵ月が過ぎようとしております。
気持ちもやっと落ち着き、13年間の在宅介護のつらかった日々を思い返し、
それが懐かしさに変わってゆくのが不思議に思える今日このごろです。

目を落としたあのとき、ベッドのそばに黙って立っていた夫が、先生や看護婦さんを前にして、

突然私に向かって

「かあさん、長い間ご苦労だった、ありがとう」

と深々と頭を下げたのです。

私は耳を疑うほどに驚き、おばあちゃんには申しわけないことですが、
死の悲しみの涙というより、夫からおもいがけないその一言に胸がつまって涙が流れたのです。

夫は口下手で表現が不器用、嫁が姑の世話をするのが当たり前と思っているような昔の男です。
それだけに私は胸にずっしりとこたえたのです。そして、やはり夫は黙っていても私のすべてを
見てくれていたのだと思うと、今までの苦労が嘘のように体からさあっと抜けてゆく感じが
したのです。

長い間の看護で、もうこれが限界、明日は特別養護老人ホーム入所の話を夫にしようかと
思ったことが何回かありました。

あのしっかりして立派だった人が老いて、幼子のようになり、私を娘のように慕って安心しきって
穏やかな顔をしている姿を見て、この人は私に与えられたひとなのだ、ここで放棄したら今までの
苦労が水の泡となり、一生悔いが残るのではないかと思って頑張ったのです。

今終わってから、ほんとうにやってよかった、
そして夫からあんあ素晴らしい感謝の言葉をもらえて、私は大満足しております。

お葬式に集まった親戚の方々が
「須美さん、よくやってくれましたね。あばあちゃんは幸せな人でした。これからは疲れが出ない
よう、ゆっくり休んでください」と、また友人や知人からは「大変でしたね、これから青春して
楽しんでね」と皆さまが優しくいたわりの言葉をかけてくださいます。

それはそれでうれしく、ありがたく思うのですが、やはり夫のあの言葉は私にとって最高でした。

私は死ぬまであの時の情景と、あの一言を忘れないと思います。

        <感謝合掌 平成25年7月17日 頓首再拝>

野中至・千代子夫妻、未知への挑戦 (10125)
日時:2013年07月25日 (木) 06時54分
名前:伝統

(スレッド「霊峰《富士》」内の記事「富士山頂八十二日間のドラマ」と関連します)

       *新田次郎・著「芙蓉の人」からの抜粋紹介です。

(1)千代子(夫人)の決意

   夫人の千代子も、夫の理想を我が理想として、何があろうと成就してみせると決意する。
   千代子は、夫には秘密で、気象学を学び、体を鍛錬し、登山の準備を重ねていた。
   そして夫の後を追って、富士山頂に登頂したのである。

(2)妻として女性としてのこまやかな目

  ①大自然の猛威に晒された極限の状況にあって、気象観測を続けていくために、
   千代子の女性としての見方や行動が、どれほど大きな力となったことか。

  ②もともと、青年・野中が設計した観測所や観測計画には、無理があった。
   女性であり、母である千代子の目から見れば、観測する「人間」への配慮が
   乏しかったからである。

  ③千代子は、食事、栄養、睡眠時間、暖房、トイレ等々、観測する「人間」を守る、
   こまやかな配慮をしていった。

  ④山頂は酸素も少ない。高山病との戦いが続く。
   壮絶な環境は、千代子の体調も狂わせた。

   しかし、そのなかでも、彼女は、殺風景な観測所に、せめてもの飾りつけをするなど、
   少しでも心が和らぐ工夫を怠らなかった。

  ⑤「千代子は一日に何度か声を上げて笑った。その笑い声を聞いているだけで至は、
   富土山頂にひとりでいるのではないという気持になり、千代子のためにも自分のためにも
   しっかりしなければならないのだと思っていた」

   『笑いは力』である。『笑顔は励まし』である。
   とりわけ、女性の聡明な笑顔、生き生きとした声の響きこそ、
   皆に勝ち進む活力をみなぎらせていく源泉である。

(2)夫婦の支え合い

  ①野中夫妻は、励まし合い、支え合いながら、病気と戦い、困難と戦い、気象観測を続ける。
   しかし、幾つかの肝心の観測器が、あまりに過酷な厳寒の富士の環境に耐えられず、
   壊れた。

  ②心に打撃を受けた夫は、ついに重い高山病で起き上がれなくなってしまった。

   (至)「もはやおれは死を待つしか能のない身体になった。もし、おれが息を引き
      取ったら、その水桶に入れて、器械室へころがして行って、春になるまで置いてくれ」

   千代子は、毅然と言った。
   「私の野中至は死んだらなどという弱気を吐く男ではなかったわ」
   「そんなことを云うだけの力があったら、粥のいっぱいも余計に食べたらどうなんです。
   薬でも飲むつもりで食べたら、力が出て来て、病気なんかふっとんでしまいますわ」

   そして、涙ながらに、夫を励ました。
   「耐えるのよ、頑張るんだわ。私たちにとって、いまが一番苦しい時なのよ。
   私だってもうだめかと思っていたのが、急に快くなったでしょう」

  ③その夫に代わって、千代子は観測所の主役を担っていくのである。

   「(千代子は富士山頂での)冬期連続観測の記録の鎖に、彼女の手で一環一環を加えて
   行くことに、どれほどの意味があるかも充分知っていた。
   すべては未知の記録への挑戦であった」と。

  ④まさに、一歩一歩、一日一日が、まだ誰も成しえなかった、高層気象観測の記録である。
   それは、男尊女卑の風潮が強く、理不尽な男女差別が続いていた明治時代の
   ある一人の女性が命がけの執念で切り開いていった魂の尊厳の記録ともなった。

  <参考Web:第46回桂冠塾『芙蓉の人』(新田次郎)>
        http://prosecute.way-nifty.com/blog/2009/01/index.html

            <感謝合掌 平成25年7月25日 頓首再拝>

仲が良い夫婦の方がケガが治りやすい (10678)
日時:2013年08月18日 (日) 03時30分
名前:伝統


       *「ごきげんな人は10年長生きできる」(P84)より

より健康になろうと思ったら、
人間関係の幸福度を高めることがもっとも効果的で、即効率も高い。

心を許せるいい友人とふれあうことは、それだけであなたの免疫力を上げ、
副交感神経をポジティブな状態にしてくれるだろう。

医学的に言えば、人と関ることが少なければ、感染症にかかるリスクもほとんどないはず
なのに、一日中ほとんど一人でいる人は、心筋梗塞などの心血管疾患だけでなく、
風邪にかかる確率も2倍も高まる。一人は身体に悪いものだ。

また、健康であるためには、配偶者との関係もとても重要だ。

ある研究グループが42組の夫婦を対象にした実験によれば、

「仲が悪い」と自己申告した夫婦は、「仲が良い」夫婦に比べ、
ケガが完治するまでに2倍の時間を要することが判明している。

ケンカをしている、ギクシャクしているという場合は、
お互いの健康のために一刻も早く関係を修復することをオススメする。

            <感謝合掌 平成25年8月18日 頓首再拝>



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