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讃嘆(ほめる) (1532)
日時:2012年09月18日 (火) 07時53分
名前:伝統

生長の家七つの光明宣言4条で掲げられている言葉の力としての「讃嘆(ほめことば)」
について、”生長の家“本流宣言”掲示板”では、
スレッド「ほめ言葉 (511)」で紹介して参りました。
   → http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=134


この掲示板においても、続けて紹介して参ります。

・・・・・

吾等は生命の糧は愛にして祈りと愛語と讃嘆とは愛を実現する言葉の創化力なりと信ず。
 <谷口雅春先生・著「生命の実相第一巻/生長の家七つの光明宣言4条」より>

(1)愛は生み育てる力、癒す力である。

(2)愛は「生命」の生長に必要かくべからざるものである。
   生命界の現象は大生命の花模様であるということができるのであります。

(3)「人は咎むべきことあれば、その人を咎めず、かえって賞むべき点をさがし
   出して賞めよ」 <知恵の言葉>

(4)愛語(やさしきことば=あいご)も讃嘆(ほめことば)も「言葉の力」であって、   
   善を造る力なのであります。

(5)愛の心がもともとあっても、それが賞讃の言葉となって表われ、信頼の言葉
   となって表われるまでは、その生かす力が完全に発現しないのであります。

        <以上は、生命の實相第一巻(P18〜22)から抜粋>

とあります。

・・・・・

隠れたる処で人を賞めよ

    *『光明法語』<2月9日>(P41)より

与えれば与えられるのが法則である。
人に深切丁寧にすれば、人から深切丁寧にせられる。
何の恩恵を受けたことのない人にも深切丁寧をつくすべきである。

彼自身の知らないところで彼を賞めよ。
しかし多くの人は人前で彼に深切をし、彼が去れば人に彼の悪口を言う。
彼が出て来れば彼の美点を賞揚する。彼が去れば彼の悪口を言う。

そして彼の口真似をしたり、隔している悪をあばいたりして嘲笑するのである。
こんな人はやがてそのカラクリが暴露するのである。

何故なら「天地一切と和解していない」からである。

        <感謝合掌 平成24年9月18日 頓首再拝>

ほめ上手になる秘訣 (1842)
日時:2012年09月26日 (水) 04時28分
名前:伝統

ほめ上手になる秘訣〜正しいほめ言葉の6原則

    *『ほめ言葉ハンドブック』(本間正人/祐川京子:著)より

【原則1】事実を、細かく具体的にほめる

(1)どんなほめ言葉をかけられるとうれしいかは、人によってさまざまです。
   しかし、多くの場合、漠然とした言葉でほめられるよりも、自分のどの部分がよいかを
   細かく具体的にほめられたほうがうれしいものです。

(2)たとえば、「君は素晴らしい」と漠然とはめるほうが効果的な場合もありますが、

   基本的には、「今の応対の仕方、心が込もっている感じが出ていてよかったよ」
   「信念を持って説明していたのが、とても素晴らしかったよ」
   「頼んでおいた仕事、もうできたの? ものすごく早いなあ」

   などのように、具体的なほめ言葉のほうが、
   受け取る側にとっては、うれしいのではないでしょうか。

   それは「この人は自分を見守っていてくれる」という安心感が伝わるからではないかと
   思います。

(3)同時に、「事実」をほめるということも大切です。
   事実と異なる見え透いた「おだて」は逆効果。

   根拠のない未来について期待をいだかせるようなことや、事実をねじ曲げて伝えても、
   いつかは嘘だと分かりますし、結果として相手との人間関係を壊すことにもなりかねません。


【原則2】相手にあわせてほめる

(1)人の受け止め方は、さまざまです。
   自分はほめているつもりでも、皮肉、嫌みだと受け取られている場合も少なくありません。

(2)コミュニケーションは、相手があって初めて成り立つものです。
   相手の性格や、置かれている立場・状況に応じたほめ方をすることが必要です。

   博学をほめられてうれしいと思う人もいれば、
   気配りや言葉づかい、ファッションのセンスを認めてほしい人もいます。

(3)一方で、「俺はどうもほめるのは苦手だ。
   口先だけのような気がしていけない」と考える方がいるかもしれません。

   しかし、じつは「口」だけでは人をほめることはできません。
   「耳」と「目」そして「心」でほめることが大切です。

   「聴」という漢字は、これら三つの要素を「+」(プラス)して成り立っています。
   つまり、相手の話を聴き、状況をよく見て、仕草ぶりを心で受け止める。

(4)ほめ上手は、観察上手。
   一人ひとりの部下の持ち味や長所、そして細かい成長を見逃さずにいたいものです。


【原則3】タイミングよくほめる

(1)相手にとってほめられてうれしいと感じる時にほめることも大切です。

   「そういえば、半年くらい前につくってくれた企画は、よくできていたよね」などと
   言われても、実感は湧きません。

(2)「鉄は熱いうちに打て」といわれますが、
   相手がよいことをした時、成果を上げた時に、
   すかさずほめることが、ほめ上手になるためのポイントです。

(3)そして、照れくさいという気持ちを脇に置き、
   小さな勇気を発揮して、相手をほめましょう。 

   そのためには、ふだんからコミュニケーションをとり、
   相手の細かい変化を見逃さないことが大切だといえます。


【原則4】先手をとってほめる

(1)相手の長所や進歩、成果などを認め、評価することは大切ですが、
   一方的にほめるだけではなく、互いに喜びを共有することも大切です。

   そのためには、互いにほめあうということを心がけたいものです。
   「あなたのおかげです」「いえいえ、そんなことないですよ。あなたこそ......」
   とほめあうことで、互いの心理的な距離が縮まり、尊敬しあう心が生まれます。

(2)その際、大切なのは「先手必勝」。相手より先にほめることです。
   とくに、自分が成果を上げている時には、自画自賛したり自慢話をしたくなりますが、
   そんな時こそ、自分のほうから相手をほめるという姿勢で接したいものです。

   それが謙虚な人だ、調和を大切にする人だという評価となり、
   周囲からの信頼にもつながっていきます。


【原則5】心を込めてほめる

(1)ほめるといっても、ボキャブラリーが豊富で、さまざまなテクニックを駆使しさえすれば
   よいというわけではありません。

   たとえば、
   「計画が順調に進んだのは皆さんのふだんの努力のたまものであり、感謝の気持ちで一杯です」
   「今回の君の貢献は、創業以来といってもよいほど画期的なことだ」などと、
   格調高い美辞麗句を並べ立てられても、あまりうれしさは湧いてきません。

   むしろ、飾らない言葉、シンプルな言い回しで、言葉と声に気持ちを載せて
   伝えたほうが相手の心に響きます。

(2)一般に、日本人は感情を表現するのが苦手だといわれますが、
   相手に対する感謝の気持ちを、心を込めて一言、伝えることからはじめるとよいでしょう。


【原則6】おだてず媚びずにほめる

(1)「ほめる」とは、事実にもとづき相手の優れているところを認め、
   言葉で伝えることをいいます。

   それに対し、事実でないことをあたかもたたえているかのように言うことを「おだてる」、
   相手に気に入られるようにふるまうことを「媚びる」といいます。

(2)「ほめる」には、相手の自発性や意欲を引き出し、組織自体をよりよくしていくという
   ポジティブな効果が付随するものです。

   ほめた時に相手がつけあがってしまうのは、ほめているつもりでも、
   おだてたり、媚びたりしているからかもしれません。

   ご機嫌とりをされ、気持ちよく持ち上げられれば、つ
   けあがってしまうのも当然といえるでしょう。

   正しいほめ方を理解し、実践していきたいものです。

(3)生まれながらにほめ上手な人はいません。
   ある時はほめすぎて相手が舞い上がってしまったり、良かれと思って言ったつもりが
   反感を買うこともあるかもしれません。

   しかし、ほめる回数、ほめられる回数が増えるにつれ、次第に着眼点がシャープになり、
   ほめ言葉のボキャブラリーも増えていきます。

   試行錯誤を繰り返し、あきらめずに1段1段階段をのぼり続けることで、
   結果的に本当のほめ上手、「ほめ達」(ほめる達人)になることができるのです。

        <感謝合掌 平成24年9月26日 頓首再拝>

実相を礼拝して賞めよ (2026)
日時:2012年09月30日 (日) 04時54分
名前:伝統


    *『生活の智慧365章』(P159)より

しかし、人を称(ほ)めるにしても、その人から善き行為や性質を引き出す方便
又は技術として称めるのでは効果も薄いし、また本当ではないのである。

実際にすべての人間には実相として「神の善徳」が宿っていることを信じ且つ知り、
その実相を礼拝して、誠心(まごころ)で賞め称えるのでなければ本当ではないのである。

これを『法華経』に於て常不経菩薩(じょうふぎょうぼさつ)がその模範を示し給うて、
その相互礼拝によって、人々が仏の実相をあらわして成仏することを釈尊が示し給うたのである。

生長の家の教えは、「汝ら天地一切のものと和解せよ・・・
和解するとは怺(こら)え合っていることではなく、
感謝し合ったとき本当の和解が成立する」との根本的教示によって出発するのである。

相互礼拝、相互称賛も、本当にそれが手段や技術でなくなるためには、
互いに感謝し合う心境になることが必要なのである。

天地一切のものに感謝するとき、天地一切のものの美点が自然にあらわれて来て
其人を取り囲むようになるのである。

        <感謝合掌 平成24年9月30日 頓首再拝>

悪因縁を消去するための3つの宝 (2284)
日時:2012年10月07日 (日) 04時50分
名前:伝統

悪因縁を消去するための3つの宝〜『和顔・愛語・讃嘆』

  
さて、因縁因果というものは、古事記の神話のミソギ祓いにも示されているが如く、
因縁因果の法則に素直に従って行くことに依って、吾々はそれを消して行くことが出来る
のであります。

そこで吾々は因縁因果の法則と云うものを尊ばなければならないのです。

悪い因縁を消すには、『和顔・愛語・讃嘆』と云う3つのコトバの力があります。

コトバと云うのは必ずしも言語だけではなく、態度、表情、動作、服装等、
すべて生命の動きをコトバと言えるのであります。


◎和顔すれば万徳があらわれる

和顔というのは“やさしい顔つき”です。“にこやかな表情”ですね。

人間神の子だから怒って居たっていいじゃない。そういう風に考えたらいけない。
こちらが怒った顔や態度をすれば、先方も怒った顔や態度をします。
それが因果の法則です。

その因果の法則に乗って、そしてにこやかな顔をすればよいのです。
にこやかな顔をした時に、そこに神が現れる。

病気でも常に、にこやかな顔をすれば治るのであります。

どんな顔をして居っても神の子だというて、とんがった顔して人咎めて見ておったら、
神があらわれない、鬼があらわれる。鬼が現れたら其処が地獄になります。

神の子を実現するためには原因結果の法則があって、自分が極楽の心になって、
にこにこと和顔したときに、そこに〃神の子〃たる實相が成就し実現せられるという訳です。

ですから和顔と云うことは大切なことです。

和顔一つで世界が平和になったり戦争になったりするのです。
外交交渉のことでも、一人の外交官が頭に筋を立てて怒り出すと、
何千万人が殺される戦争の誘因になるかも知れないのです。

言葉や態度や表情というものは大切で、且つ恐ろしいものであります。

家庭生活に於いても顔というのは非常に大切なものです。
顔をにこやかにしていることに依って、家庭の空気が変わってくるのですね。

家族が和合し、病人が出なくなり、職業が繁昌して家が栄え、子孫に長く健康がつづく
というようになる。これが顔の表情一つにあるのです。

常に〃ふくれっ面〃をしたり、〃憂い顔〃をしたり、淋しい表情や、
ブッスリした浮かぬ顔をしていてはなりません。
“明るいにこにこした顔”をすることですね。



◎愛語する処に天国は現れる

それから愛語というのは、“やさしい愛情の篭った言葉”ですね。

どうも怒鳴りつける語調で人にものを言いつけて「お前これしろ」と言ったのでは、
働く人にも喜びがないですね。

愛情のある、やさしい語調で「これをして下さい」と言われると、
何となく嬉しい気持ちでしてやりたくなりますね。

時には、実にぞんざいな言葉が却って相互の親愛をあらわす言葉になる事も
あるかもしれませんが、どう云う言葉にせよ兎も角、心に愛情が篭った愛語で
なければならないのです。

心で相手を軽蔑していながら丁寧な言葉を使ってもそれは「慇懃無礼」というやつで、
相手に好感を与えることはできません。

やはり和顔愛語で話かけて貰わねば、どうしても人間は喜ぶ気持ちになれないのです。

苦虫かみつぶしたような顔で怒鳴っていては、
そこは地獄になってしまって、鬼ばかりで仏は実現はしない、神の子は実現しない
と云うことになるのですね。


◎讃嘆すれば實相の善さがあらわれる

次に、讃嘆ということは「讃める」ということですね。

讃めなくても人間は神の子なんだから、それでいいじゃないかと言う人もある
かもしれぬけれども、讃めることに依って、内在の實相なる「神の子」が実現して
来るのです。

感謝するというのも、
矢張り相手の心尽くしや深切の行為を讃める言葉を出すことであります。

「有難うございます」というのも、神を讃め人を讃める言葉です。

キリスト教で「御名をあがしめ給え」という祈りがある。

神様の御名なんかあがめなくても、神は始から尊いのだから、
あがめなくてもいいじゃないかと、理屈ではどうでも言えますけれども、
神様の御名を崇めたときに初めて神が実現して来るのですね。

それが言葉の力であります。

言葉で讃めたり崇めたりすると、内在の力が発現して来ることになるのです。

「南無阿弥陀仏」と唱名念仏するのも、矢張り阿弥陀様を崇める言葉の力であります。
『讃仏偈』などと云う仏を讃える言葉もあります。

崇める言葉に依って、讃嘆する言葉に依って、
内在する完全なものが出て来ることになるのであります。

すべて是は原因結果の法則であって、この法則に素直に随順することに依って、
皆さんに仏の境涯、神の境涯が実現することになるのであります。
       
         昭和 37年4月「生長の家」より

    *生長の家“愛国本流宣言”掲示板 より転載
     → http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=hikarinomi&mode=res&log=156

        <感謝合掌 平成24年10月7日 頓首再拝>

隠れたる処で人を賞めよ (2558)
日時:2012年10月18日 (木) 05時00分
名前:伝統


    *「光明法語」(P41)より

与えれば与えられるのが法則である。
人に深切丁寧にすれば、人から又深切丁寧にせらる。
何の恩恵も受けたことのない人にも深切丁寧をつくすべきである。

彼自身の知らないところで彼を賞めよ。
しかし多くの人は人前で彼に深切をし、彼が去れば人に彼の悪口(あっこう)を言う。
彼が出て来れば彼の美点を賞揚する。彼が去れば彼の悪口を言う。

そして彼の口真似をしたり、隔している悪をあばいたりして嘲笑するのである。
こんな人はやがてそのカラクリが暴露するのである。
何故なら「天地一切と和解していない」からである。

        <感謝合掌 平成24年10月18日 頓首再拝>

「秘伝・美人製造法」 (2705)
日時:2012年10月23日 (火) 06時17分
名前:伝統


     *Webより

かつて女性を美しくするには、
「お風呂に入れる」ことと「褒めること」の2つさえ実践すればいい、
と宣うた男性の学者がおられました。

曰く・・
「美人も最初からいるのではなく、“なっていく”“できていく”のである。
本当に人は褒めると伸びていくものである。

朝、顔を会わせたとき、“きょうの貴方は綺麗だね”“今朝の服装、すごく素敵だね”と
賞賛の言葉を出すと、相手は“そうかしら”と言いつつ、嬉しいのである。

そして、つぎの日から服装や身だしなみに気をつけるようになり、
次第に美人に“なっていく”のは、みなさんもご存じのとおりだ。

奥さんが美容院から帰ってきたとき、“おお! 美人になったなぁ!”と言われて、
悪い気がするはずがないのである。そうすれば、奥さんは、身だしなみに気をつける
ようになるのである」
(高木桂蔵・静岡県立大学教授「“美人にする魔法”は褒めること!」)

この褒める方法を実践して成功した実業家に、かつてのキャバレー王、
福富太郎さんという方がおられます。

この福富さんがかの文豪、遠藤周作先生にこんなことを仰ったそうです。

「先生、ふしぎですよ。うちのキャバレーには毎日、何人かの新人ホステスが入ってきます。
入りたての頃は地方出身の女の子で、まことにアカぬけない。
でも私はこの子たちにエレベーターで会うと、言ってやるんです。

あっ綺麗になったなあって。するとふしぎですね。
その女の子たちは次第に、びっくりするぐらい綺麗になりますよ」

この福富さんの言葉を受けて、遠藤先生は「なぜ褒め言葉が美人を製造するのか」、
さすがにスゴイことを書いておられます。

「男の“綺麗になったな”という言葉は女にとって百回の瞑想より、彼女のアラヤ識に
吹きこまれるのです。そしてそのアラヤ識が今度は彼女に自信をもたせる。
更に自信が彼女を美しくさせます。
福富さんはそのやり方でホステスを美しくさせたにちがいない」
(「心に美しき種を抱く」/『ほんとうの私を求めて』集英社文庫)

そして遠藤先生ご自身もこの方法を実践してみたところ、
周囲の女の人がどんどん美しくなっていったといいます。

しかし一人だけ例外(奥様)がおられたそうです。
男性の立場からしますと、普段から接している嫁さんに「綺麗だね」なんて褒めるのは、
恥ずかしくてなかなか言えませんよね。

そこで、とっておきの素晴らしい(?)「褒める方法」を紹介しましょう。

それは昨日、発見したことなのですが、夕食時にたまたま長女の智子(さとこ・小6)が
妻にこう言ったのでした。

「今日、お父さんの本棚を見ていたら、菊池桃子の写真集があったよ。
お母さんってその人に似ているよね・・」

嫁さんは、「そうかしら・・」と言いながらも、まんざらでもない顔をしておりました。
そして私もすかさず、「そう、お母さんは桃子ちゃんに似ているよね。実は智子が生まれて
命名する時に“桃子”にすることも真剣に考えていたんだよ」

このように少し遠回しの言い方になりますが、
「○○さんに似ている!」という褒め方は結構楽にできますし、効果もあるようです。

  (*この記事は、「光の泉」誌で紹介されていたようです)

        <感謝合掌 平成24年10月23日 頓首再拝>

子供の褒め方 (3032)
日時:2012年10月31日 (水) 04時49分
名前:伝統

スタンフォードの心理学教授に学ぶ子供の教育方法

     *Webより

最近、世の中的に育児がブームである。
僕の周りでも育児をする男性、イクメンが増えているし、
親ばかを売りにする親ばか芸人も増えている気がする。

僕自身も、5才と3才の娘がいるのだが、子どもがいる親が共通して抱えている悩み、
それは、子どもをどうやって教育するのか? という事だろう。

一般には、ほめて育てて行くのが良いと言われるけれど、ほめると調子に乗ってしまうし。
やはり、昔のように厳しく叱って育てるのがいいのだろうか?
などと親の悩みは尽きない。

実は、このような育児の悩みを長年研究しているスタンフォードの心理学の教授がいる。
キャロル・S・ドゥエック(Carol S. Dweck)という人だ。

以下、彼女の書籍(原著 Mindset 邦題『「やればできる!」の研究』)から、
子供のほめ方のコツを紹介したい。


(1)子供には2種類のタイプがいる

  @彼女が、子供を対象に研究を進める中で、気付いた事があった。
   それは、学ぶことが大好きで何にでも挑戦しようとする子供がいる反面、
   失敗する事をおそれ、新しい事に挑戦するのを避ける子供がいるという事である。

   そして、彼女が行った研究で、衝撃的な事実がわかった。
   彼女が発見したのは、親が子供にどのようにほめるかで、
   子供達の性格(努力型か、失敗回避型か)が変わってくるというのである。


  A子供のほめ方が性格にどう影響を与えるのか?
   彼女は実験を行った。

   思春期初期の子どもたち数百人を対象に実験を行った。
   まず、生徒全員に、知能検査のかなり難しい問題を10問やらせた。
   ほとんどの生徒がまずまずの成績。終わった後で、ほめ言葉をかけた。

   ほめるにあたっては生徒を2つのグループに分け、
   一方のグループではその子の能力をほめた。
   「まあ、8問正解よ。良く出来たわ。頭がいいのね。」といった具合。

   もう一方のグループでは、その子の努力をほめた。
   「まあ、8問正解よ。良く出来たわ。頑張ったのね。」といった具合。

   グループ分けをした時点では、両グループの成績はまったく等しかった。
   そして、子供達に、新しい問題を見せて、新しい問題に挑戦するか、
   同じ問題をもう一度解くのか、どちらかを選ばせるという実験を行なった。

   すると2つのグループの間で、明確に差が現れた。

   まず、頭の良さをほめたグループは、新しい問題を避け、
   同じ問題を解こうとする傾向が強くなった。
   ボロを出して自分の能力を疑われるかもしれないことは、いっさいやりたがらなくなった。

   一方、努力をほめられた生徒達は、その9割が、新しい問題にチャレンジする方を
   選び、学べるチャンスを逃さなかった。

   つまり、子供が努力した事をほめると、
   子供は努力する事に喜びを感じるようになるのだ。

  B子供が難しい課題とどう向き合うか?
   さらに、生徒全員になかなか解けない難題を出した。

   頭の良さをほめられたグループは、難問を解くことにフラストレーションを感じ、
   自分はちっとも頭が良くない、こんな問題を解いても楽しくない、
   と思うようになった。そして、自分は頭が悪いのだと考えるようになった。

   努力をほめられたグループは、難問をだされてもいやになったりせず、
   むしろ、難しい問題の方が面白いと答える子どもが多かった。
   なかなか解けない問題があったとしても、イライラしたりせず、
   「もっと頑張らなくっちゃ」と考えたのだ。

   すなわち、努力をほめられた子供は、積極的に難しい事に挑戦できるようになるのだ。

  Cほめ方は知能にも影響を与える。
   その後のテストでも驚くべき結果が出ている。

   難問が出された後、頭の良さをほめたグループは、成績ががくんと落ち、
   再びやさしい問題がだされても回復しなかった。
   自分の能力に自信がなくなり、スタート時よりも更に成績が落ちてしまったのだ。

   一方、努力をほめたグループの出来はどんどん良くなっていった。
   難問に挑戦した事で、スキルに磨きがかかり、
   その後、ふたたびやさしい問題がだされたときいは、すらすら解けるようになった。


   ドゥエック教授の研究によると、以下のような事が判っている。
   能力をほめると生徒の知能が下がり、努力をほめると生徒の知能が上がった事になる。


(2)子供をほめる時のコツ
   彼女によると、子供をほめる時には、コツがある。

  @このようなほめ方をしてはいけないそうだ。

   「そんなに早く覚えられたなんて、あなたは本当に頭がいいのね!」

   「マーサ、あの絵を見てごらん、あの子は将来のピカソではないだろうか?」

   「あなたはすごいわ。勉強しなくてもAが取れたんだから」

   励ましているつもりが、違うメッセージを送っている。
   子供達が受け取るのは、次のようなメッセージだ。

   はやく覚えられなければ、頭が良くないんだ。

   なにか難しいものを描こうとしないと、ピカソとは思ってもらえないんだ。

   勉強しない方がいい、さもないと、すごいと思ってもらえない。

  A逆にこのようなほめ方をした方が良い。

   「ずいぶん長い時間、一生懸命に宿題をやってたな。
   集中して終わらせる事が出来てえらいぞ」

   「この絵、きれいな色をとても沢山使って書いたのね。
   色の使い方の事を話してくれる?」

   「この作文には自分の考えが書いてあるね。
   シェークスピアが別の角度から見えてくる」

   「心をこめて弾いてくれて本当にうれしいわ。
   ピアノを弾いている時ってどんな気分?」

   
   すなわち、ほめるときは、子供の能力をではなく、
   努力して成し遂げた事をほめるべきだという事である。

  B能力をほめるのをやめよう

   以上の通り、子供をほめる時は、能力をほめては行けない。
   努力をほめないといけないのだ。

   当然ながら、親としては、自分の子供に、
   学ぶ事が好きな子供に育って欲しいと思うはずだ。

   更には、先行きの見えない社会の中で、
   自分の生き方を切り開いていけるように育って欲しいと願っているのではないだろうか?

   今回の研究は、学ぶのが好きで、
   しなやかに生きていく子供を育てるヒントになるはずだ。
   参考にしてほしい。

(3)まとめ

   生徒の「賢さ」をほめることの問題は、
   教育というものの心理学的なリアリティを誤った形で示すことにある。
   それは、「間違いから学ぶ」という最も有益な学習活動を避けさせてしまう。

   ・能力をほめると生徒の知能が下がり、努力をほめると生徒の知能が上がる。

   ・「頭がよい」とほめると、その子は自分を賢く見せようとする。

<Web:スタンフォードの心理学教授に学ぶ子供の教育方法>
http://innova-jp.com/blog/%e6%95%99%e8%82%b2%e3%83%bb%e4%ba%ba%e6%9d%90%e8%82%b2%e6%88%90/%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%89%e3%81%ae%e5%bf%83%e7%90%86%e5%ad%a6%e6%95%99%e6%8e%88%e3%81%ab%e5%ad%a6%e3%81%b6%e5%ad%90%e4%be%9b%e3%81%ae%e3%81%bb%e3%82%81%e6%96%b9/

        <感謝合掌 平成24年10月31日 頓首再拝>

「おめでとう」という言葉 (3142)
日時:2012年11月03日 (土) 04時50分
名前:伝統

    *本郷陽二(著)「一緒にいて楽しい人・疲れる人」より

「おめでとう」という言葉は、結婚や出産、栄転などの華々しいシーンに限らず、
日常的にも使える。

たとえば、大量の伝票処理を終えた同僚に
「終わったんですね、おめでとうございます! お疲れさま」と言ってみてはどうだろう。

同僚からすれば、仕事のねぎらいだけではなく、
喜びを共有する気持ちの「おめでとう」と声をかけてくれたことがうれしい。
あなたを「いい人だな」「感じがいいな」と思うはずだ。

そもそも「おめでとう」の元になる「めでたい」は、
喜びに値するさま、物事がうまくいって喜ばしい様子という意味を持つ。
だからフォーマルな祝福シーン限定とする必要はないのだ。

「おめでとう」は誰でも簡単に使えるほめ言葉だ。
笑顔とともに相手に届けられれば「一緒にいて楽しい人」と思われるはずだ。

・・・・・

     *山下景子(著)「ほめことば練習帳」より

「目出度い」、ときには「芽出度い」と書くことがありますが、どちらも当て字です。
これらの漢字から導いたような語源説もありますが、
実際は、「愛甚(めでいたし)」が変化して、「めでたし」になったということです。

「いたし」は、程度がはなはだしいことをあらわします。
愛でることがはなはだしい、つまりおおいに讃えたい、とっても愛したい
・・・そんな気持ちがこもった言葉だったのです。

この”めでたい”から、祝福の言葉「おめでとう」も生れました。
”めでたい”を丁寧に言った「おめでたい」の運用形が変化したものです。

よくお祝いの場で使われる「寿(ことぶき)」という文字。

これは「言祝(ことほ)き」が変化したものだといいます。
「言(こと)」は言葉、「祝(ほ)き」は祝うこと。
つまり、言葉で祈ったり、祝福したりするという意味です。

古代、日本人は、言葉には言霊、いわゆる霊力が宿ると信じていました。
物事は、言葉にあらわすことで、はじめて現実のものとなると思っていたそうです。

ですから、人々は、よいことが現実となるように、
そして、よいことがあれば末永く続くように、
何度も祝いの言葉を唱えたのでしょう。

「日本人はほめない」とか、「ほめることが下手だ」という声を聞くことがあります。
ですが、本当は、古代からほめてきたはずなのです。

外国と比べた場合の「ほめる」という感覚とは、少し違うかもしれません。
また、慣用句のようになってしまって、ほめていることに気づかない場合もあるでしょう。
でも気持ちよく感じる言葉には、ほめ言葉の要素が少なからず含まれているような気がします。

「快」の気持ちを、もっともっと声に出して表現してみませんか。
そうすればするほど、心の中に感じたあなたの幸せが、確かなものとなるはずです。

        <感謝合掌 平成24年11月3日 頓首再拝>

・・・・・

「おめでとう」の補足

   *山下景子(著)「思いやりの日本語」(P114)から抜粋

「愛でる」とは、心がひかれ、いとしく思ったり、すばらしいと思ったりすることです。

「おめでとう」は、私たちがもっとも一般的に使う祝福の言葉。
これは「おめでたく存じます」などの下の部分が略された「おめでたく」が、
音便変化で「おめでとう」になったものです。

あなたが心にひかれる・・・
そんな気持ちを、私たちはこんな素直に口にしてきたのですね。

   <この部分は、平成24年11月7日追加>

・・・・・

「ほめる」ことは幸せづくり (3307)
日時:2012年11月07日 (水) 04時36分
名前:伝統

     *山下景子(著)「ほめことば練習帳」(P3〜9)より

(1)「ほめる」は、「秀(ほ)」を活用した「ほむ」が語源だといいます。
   「秀」は「穂」と同じで、高く秀でているものや、目立つもの、優れたもののこと。

   古くは、祝ったり、祝福したりするという意味で使われていたそうです。

(2)「ほめる」とは、良い評価を与えるというよりは、
   素晴らしいことを共に喜び合うというほうが、本来の「ほめる」に近い。

(3)ほめるとは、「快」の気持ちを表現することにほかならない。

   幸せな人ほど、よくほめるというでしょう。
   でも、その逆手をとって、ほめることによって、
   幸せになることもできるのではないでしょうか。

(4)人間が好きな人は、自ずとほめることが多くなるでしょう。
   自分の価値観や思い込みに縛られている人はほめることができません。

   ひとりひとり違う人の能力。
   それを敬う気持ちが、ほめ言葉につながるのでしょう。

(5)ほめ言葉は、言葉の贈り物。
   はじめから見返りを求めて贈り物をすることは、気持ちのいい行為ではありません。

   本当のほめ言葉とは、相手を操作するのではなく、お互いが幸せな気持ちに
   なるために使うものだと思うのです。

(6)いいところを見つけることによって、その人自身も磨かれていくことでしょう。
   そして魅力も増していくことでしょう。

   まわりの人の「いいところ探し」で、自分自身も成長していけます。

        <感謝合掌 平成24年11月7日 頓首再拝>

感動を伝える「ほめ言葉」@ (3715)
日時:2012年11月18日 (日) 06時29分
名前:伝統

     *山下景子(著)「ほめことば練習帳」(P17〜46)より

(1)「凄い!」:感心したときなど、思わず口をついて出る言葉です。

  @語源は「醜(しこ)」に通じるといわれます。
   「醜」は、古くは、強く恐ろしいことをあらわした言葉。

  Aぞっとして、鳥肌が立つような感覚は、大きな感動を覚えたときにも現象です。
   これは、強い恐怖や寒さを感じた場合と、生理的には同じ作用なのだそうです。

  Bそんなことから、「凄い」も、ほめ言葉として使われるようになったのでしょう。
   頭より先に、直接肌で感じたのですから、より強い感動ということになります。

(2)「素晴らしい」

  @この「すばらしい」という言葉、「みすぼらしい」の「み」が落ち、
   「すぼらしい」→「すばらしい」と、変化したものだとか。

  A「素晴らしい」という漢字を当てるようになってから、
   次第によい意味でつかわれるようになっていったというのです。

  B「素」は、何も混じりけがないこと。
   雲ひとつない、晴れ上がった空のイメージが、素晴らしいという言葉に、
   重なっていったのでしょう。

   「晴れ」は、晴天のことだけでなく、はなやかな場所や、その様子もあらわします。

(3)「兜を脱ぐ」

  @昔、武士が戦の途中で兜を脱ぐということは、降伏の意思表示でした。
   そこから、戦うのをやめて、降参するという意味で用いられるようになった。

  A転じて、相手の力量を認め、とてもかなわないという場合にも使われます。

(4)「目覚しい」

  @その昔、あまり不愉快なときに、「目覚しい」といったそうです。

  A今では、眠気も吹っ飛ぶほど、見事だったり、美しかったりする場合に使います。

  B「目を見張る」という言葉も、怒る場合に使われていたようです。
   今では、感動など、いい意味での驚きで、目を見開くことをいうようになりました。

(5)「見事」

  @見るべきこと、見るべき価値のあるものというのが、もとの意味です。
   そこから、次第に、美しいものをさすようになりました。
   「美事」と書いたのも、このせいでしょう。

  Aやがて、見るものに限らず、優れたものはすべて、
   見事というようになっていったということです。

(6)「立派」

  @仏教に由来する言葉といわれ、ふたつの説があります。

   ひとつは、僧侶が一派を立てること。
   それを讃えることから、素晴らしいという意味で使われるようになったという説です。

   もうひとつは「立破(りゅうは)からきたという説。
   これは、自分の信義を立証して、他人の論破を破ることだといいます。

  A「見事な態度」と「立派な態度」は比べてみると、
   ”見事”の方は、目にも鮮やかな際立った態度が浮かびます。
   これに対して、”立派”には、堂々とした風格が漂っているようです。

(7)「目の肥やし」

  @見る眼を養うための養分といったらいいでしょうか。
   特に、芸術作品や、骨董品に対して使われます。

  A「目の正月」「目正月」といえば、目を楽しませることや、楽しませてくれるもののこと。
   目の保養ともいいます。美しいものを見たりして、心を慰め、楽しむことにも使います。

(8)「流石(さすが)」

  @漢字の「流石」は中国の故事によるものです。
   http://kuwadong.blog34.fc2.com/blog-entry-1201.html

  Aさて、「さすが」の方ですが、これは「しかすが」が変化したものだそうです。
   「しか」は、「そのように」という意味。これが「さ」に変化し、最後の「に」
   をとった形でも使われるようになりました。

   もともとは、「そうはいっても、やはり・・・」というような、
   心底から肯定していない場合に用いられる言葉であり、今でもこの用法が残っています。

  Bでも、「流石!」と一言でいうときは、「あなたの実力どおり!」と、
   本来の力を認めた上で、その成果を喜ぶ言葉です。
   (実力と成果、一言で二重にほめる言葉です)

(9)「快挙」

  @「挙」は、力を合わせて持ち上げようと、両手を挙げている様子をあらわした漢字。

  A快挙は、胸のすくような立派な行為をいいます。

  Bもちろん、個人の成果にも使われますが、あえて、「挙」という漢字を使っているのは、
   多くの人々の協力がなければ偉業はなしえないということかもしれません。

(10)「天晴(あっぱ)れ」

  @昔、心が動いたときに「あはれ」といいました。
   ですから、悲しいときも、嬉しいときも、しみじみと感じ入ったときにも、
   「あはれ」といいました。

  Aやがて中世以降、称賛の意味を込めて言う時は、促音化した「あっぱれ」という言葉が、
   用いられるようになり、「あはれ」は、憐憫や悲哀などの感情を表す言葉になりました。

  B「天晴れ」は、意味や音から連想された当て字で語源とは関係ありません。
   でも、素晴らしさを前にした瞬間の、
   心がはっと晴れるような気持ちがあらわれています。

  C今では、ほとんど使いませんが、「遖(あっぱれ)」とも書きました。
   これは、日本人が考えた国字です。

   国字の「遖」は、南が太陽の光を受けて明るく見事であることを表した会意文字です。
   「あっぱれ、あっぱれ」と口にするとき、たしかに、心の中に明るい太陽が照らして
   いるような気がします。

        <感謝合掌 平成24年11月18日 頓首再拝>

ほめ言葉の法則 (4341)
日時:2012年12月06日 (木) 07時06分
名前:伝統


       *植西聰・著「ほめ言葉の法則」より

(1)大勢から好かれる人には、人間関係がうまくいっている人には共通点があります。
   それは、「ほめ言葉」をよく口にしている、ということです。

   要するに、相手を快適で楽しい気分にさせる言葉、自信と勇気を与える言葉、
   存在感を高める言葉、優越感に浸させる言葉、生き方に誇りを持たせる言葉、
   心を安らげて幸せな気分にさせる言葉を口ぐせのように用いているのです。

(2)トップセールスマンは、自社商品は二の次、三の次で、
   まず客の話しにじっくりと耳を傾けます。

   そして「なるほど」と相づちを打ちながら、
   「さすがですね」「すごいですね」というほめ言葉を連発します。

(3)九州のある旅館は大人気で大半がリピーターだそうです。
   大きな理由として、女将をはじめ、従業員がほめ言葉を多く用いているそうです。

   「いつもキレイでいらっしゃいますね」「奥様(ご主人様)は本当に若いですね」
   という言葉をさりげなく投げかけます。

   子ども連れのリピーターに対しては、
   「今どき珍しいぐらい、礼儀正しいお嬢さんに成長なさいましたね」
   「息子さん、たくましく成長なさいましたね」これって最高のサービスだと思いませんか。

(4)なぜ人はほめてくれる相手に好感を寄せるのか?
   それは尊敬の欲求=自己重要感の欲求があるからです。

   「重要な存在でありたい」「人より優れていたい」「存在を認められたい」
   「人から評価されたい」「人から敬われたい」という欲求を満たす効果があるのです。

(5)ほめ言葉には、相手の気持ちをポジティブにさせる、やる気を倍増させる、
   自信を持たせる、コミュニケーションを円滑にするなど複数の効果があります。

(6)褒める内容のカテゴリー

  @仕事ぶりをほめる。
  A能力をほめる。
  B実績を褒める。

  C肩書きをほめる。
  D生き方や考え方をほめる。
  Eプロフィールをほめる。

  F趣味・嗜好・特技を褒める。
  G持ち物をほめる。
  H人間性や性格をほめる。

  I外見・ファッションをほめる。
  J相手の身内をほめる。
  K意外なことをほめる。「君はきづいていないかもしれないけど、〜」

(7)できるだけ人前でほめよう。

   ある新聞社の調査で、部下から慕われる上司ベスト10の中に、
   「みんなの前でほめてくれる上司」というのが入っています。

   人前で仕事ぶりを褒められれば優越感に浸れるし、やる気だって高まり、
   何より上司に信頼を寄せます。

   でも他の誰かを引き合いに出すことや他人と比較することは絶対にしないように。

(8)間接的にほめよう。他の誰かから間接的に言われるともっと嬉しくなるものです。

   例。 そういえば、課長が「彼は頭の回転が良くて、行動力がある」と言っていたよ。

(9)欠点を指摘するときは、最初に褒めてから注意しよう。

   「あなたはパソコンで文章を打つのが本当に速いな。
   まさか、こんなに早く仕上げてくれるなんて。
   でも、誤字と脱字だけは気をつけようね。それさえなくなれば、パーフェクトだ」

(10)つい叱ってしまったら、あとでほめてあげよう。

   福岡ソフトバンクホークスの監督であった王貞治氏は、
   選手を叱ったあと、必ずその倍のエネルギーで褒めるといいます。

(11)文字にしてほめよう。
   ほめ言葉を字に表わすと、カタチに残るため、いつまでもその余韻に浸ることができる。

   そして褒め言葉をプレゼントに置き換えると相手はもっと嬉しく感じます。
   「よくやった。さすがだ。ごほうびに、今日はボクがランチをごちそうしよう」

(12)ほめ言葉の例

  @【称賛・評価】〜 「さすがだね」「すごいね」「よくできたね」

  A【感謝とねぎらい】
   〜 「ありがとう」「おかげさまで」「お疲れさま」「ご苦労さま」
      + 「いつも」 → 「いつも、感心しているよ」 「いつもありがとう」

  B【ほめ言葉に「ベリー・グッド」】
   〜「ものすごくいい」「たいへん素晴らしい」「本当に優れている」

  C【相手のプロ意識を刺激しよう】
   〜 「やっぱりプロは違いますね」「さすがにプロはいい仕事をしますね」

  D【満点以上の評価をしよう】
   〜 「120%の出来映えだよ」「100点満点中、150点、申し分ないよ」

  E【スピード感を評価する】
   〜「○○をするのが速いね」「機敏だね」「てきぱきやるね」「スピーディーにこなすね」

  F【ほかの人とは違うという評価しよう】
   〜 「目のつけどころが違うね」「発想が大胆でユニークだね」「奇抜で斬新な考え方ですね」

  G【信頼感を植え付ける】〜 「この件はキミに任せるよ」 …などなど。

        <感謝合掌 平成24年12月6日 頓首再拝>

「一日3ほめ」の習慣 (4691)
日時:2012年12月16日 (日) 06時11分
名前:伝統


      *臼井由妃・著「ほめ言葉の魔法力」(P84)より

(1)朝、目覚めたときに自分に「ほめ言葉」を使う

  @朝の”ほめ言葉”は、その日一日を明るく、前向きに生きる原動力になります。

  A必ず声にすること。
   体調の悪いときや、困難を抱えている時ほど大きな声で歯切れよく言うのがコツです。

  B例、「肌がきれいですね」「積極的ですね」「輝いていますね」・・・・・


(2)笑顔とセットで「ほめ言葉」を誰かにプレゼント

  @その日、出会う人に1回でもかまいませんから、笑顔でほめ言葉をプレゼント
   するクセをつけましょう。

  Aほめ言葉のレパートリーは相手の反応を分析しながら、増やせばいいのです。

  B身の丈に合った親しみの湧く言葉を選ぶのがコツです。
   「素敵ですね」「さすがですね」・・・・

  C気に入った言葉や、喜ばれたほめ言葉はノートにメモしておくのもいいでしょう。


(3)寝る前の「ほめ言葉」で一日を締めくくる

  @寝る前に嫌なことを考え言葉にすると、それが潜在意識にインプットされ、
   現実に悪い結果を生み出すことがあります。

  A寝る前には、どんなに落ち込んでいても、
   笑顔を作り、ほめ言葉を自分にかけてあげること。

   その日一日起きた良かったことや楽しいこと、ワクワクする感情を思い出し
   ながら言葉にします。


「3ほめ」のうちの2回は自分に向けたほめ言葉です。
1週間も続けると、表情が明るくなり、マイナス思考は姿を消し、
周囲の環境やムードが明らかに違ってきます。

・・・・・・

なお、切実に”ほめ言葉”に飢えている方は、
Web「ほめられサロン →  http://homeraresalon.com/  」
を活用し、エネルギーをチャージしてください。

        <感謝合掌 平成24年12月16日 頓首再拝>

讃える喜びの日 (5145)
日時:2012年12月30日 (日) 06時43分
名前:伝統


      *「光明道中記」(12月30日)<P400>より

【他の救いのために動き出すと本物の悟に入る。(『生命の實相』第十一巻)】

他に優超するよろこびと云うものもある。
これも渇欲の一種であって、一人に優れれば、十人に優れたくなり、
十人に優れれば、百人に優れたくなり、止まるところを知らないのである。

人を踏みつける喜び、見下す喜び、ザマ見ろと云う喜び、好い気味だと云う喜び、
こんな喜びは地獄の喜びであって、本当の喜びではないのである。

天国の喜びは、神を讃える喜びである。
感謝する喜びである。
人を互に賞め合う喜びである。

人と助け合う喜びである。
人に深切を尽すよろこびである。
仕事をする喜びである。

ニセ物の我を征服する喜びである。
真理を知る喜びである。

教を聴く喜びである。
教を行ずる喜びである。

創造する喜びである。
美を味い、芸術を鑑賞する喜びである。

すべて自分が喜ぶことで、他の人が喜べない状態になる喜びは、
それは純粋なる幸福を齎(もたら)し得るものではない。
人の苦しみが自分の心の世界に投げ返されて来るからである。

奪い合いのない幸福でなければならない。
五つのパンを五千人に分っても尚籠に一ぱいのパンが余っているような、
与えても与えても減らない喜びでなければならない。

        <感謝合掌 平成24年12月30日 頓首再拝>

天鼓(てんく)の響き妙(たえ)なる世界 (5216)
日時:2013年01月03日 (木) 05時00分
名前:伝統


     *『生命の實相』第37巻幸福篇上(1月3日)より

人生の唯一の目的は神の国をこの世に実現するということである。
神の国とは天人常に充満し、絶えず天鼓(てんく)の響き妙(たえ)に、
摩訶曼陀羅華の花降る世界である。

天鼓とは天の鼓(つづみ)ではない。
人間の人を賞(ほ)め讃える声である。

曼陀羅華とはインドにある華(はな)ではない。
華(はな)の笑(え)むように和やかな微笑、深切な言葉、
思いやりのある行ないが天上から降る曼陀羅華である。

これら天鼓と曼陀羅華とで飾られた妙なる世界の姿が天国である。
天国とは別の世界のことではない。
われらの思いと、言葉と、行ないとの中にある。

         <感謝合掌 平成25年1月3日 頓首再拝>

「3褒め」〜「国褒め」「物褒め」「命褒め」  (5243)
日時:2013年01月04日 (金) 04時53分
名前:伝統

「いいとこみつけ」と「3褒め」を実践しよう

   *(柴村恵美子・著「新版 斎藤一人 奇跡を呼び起こす“魅力”の成功法則」より

「いいとこみつけ」・・二人で旅行に行ったとします。
そこで素敵な公園に行きました。

旅行から帰ってきて、「楽しかった?」と聞かれたとき、一人めの人はこう答えました。
「お天気に恵まれて、公園に行ったら花がたくさん咲いているし、本当に素敵なところだったよ。
温泉もよかったし、お料理もおいしくて」。

もう一人は、こう答えました。「ベンチに座ろうとしたら、犬のフンが落ちていたの。
マナーが全然できていないわ。あれでは、どんなにいい温泉があっても台無しね」

同じような旅行をしても、犬のフン一つに怒り続ける人、そんなことはすぐ忘れて、
景色や温泉、お料理が素晴らしかったと感動を持ち続ける人、
どちらが幸せか、言わなくてもわかりますよね。

人生もそれと同じ。いやなこと、気に入らないことばかり数え上げていると、
その人の人生は腹立たしいことばかりで、心も暗くなり、不幸な人生になってしまいます。
そんな人は全然魅力的じゃないでしょう。

反対に楽しかったこと、嬉しかったことを大切にしていると、心がとても明るく、
豊かな気持ちになり、魅力的な人になって、幸せな人生になります。

同じように「探す」努力をするなら、いやなところ、悪いところ、
「不の気」を探す努力をするより、
いいところ、明るくて軽くて楽しい「上の気」を探す努力をしたいものです。


「3褒め」・・「国褒め」「物褒め」「命褒め」のことです。
この「3褒め」をしていると「上の気」が満ちてきて、豊かな気持ちになれます。

感謝の気持ちでいっぱいになるから、人が喜ぶことをしたい、人のお役に立ちたいという
気持ちがムクムク湧き出て、自然と自分の周りの人にも「上の気」を与えることができ、
人に褒められて「自己重要感」を持てるようになります。

「あなたは大切な人です」と存在感を認められて、自信がつき、ますます上気嫌で、
幸せになります。


では、「国褒め」はどうするのか。
「日本って、いい国だなあ」自分が住んでいる都道府県も褒めます。
「○○って、いいところだなあ」。続いて「よかった、○○に住めて」と言ってみます。
「よかった、この部屋に住んでいて、雨が降っても濡れる心配がない」。

そうやって褒めていると、自分が住んでいるところが光り輝いてきます。
相手のふるさとも褒めましょう。「○○県ですか。いいですね・・・」という風に、
その人のふるさとを褒めます。


「物褒め」では、身の回りの物を褒め、感謝します。
私たちは、暑ければ扇風機やクーラーをつけますし、
寒ければヒーターやストーブをつけます。
当たり前のように使っているこれらのものは、1000年前にはなかったものです。

誰かが作ってくれたたから、今、私たちは使えるけれど、そうでなかったら、
うちわ一つで夏をのりきらなければならないところでした。

ご先祖様たちは、本当に苦労しながら、生活に役立つものを作ってくれたのです。
昔だったら「あるはずのないもの」一つ一つに感謝し、「ありがとう」と言う、
これが「物褒め」です。


「命褒め」は、先ず「おいしいね」と言って、ものを食べましょう。
私たちは、命をいただいて生きているのです。
ごはんなんて、米粒一つ一つが命、タラコなんて、数え切れないほどの命の塊です。

そんなことを考えたら、「これはまずい」とか「これは嫌い」なんて、
もったいなくて言えなくなるでしょう。

「おいしいね」「毎日ごはんがたべられるなんて、ありがたいね」と言ってたべれば、
食べたものは体の中でいいエネルギーに変わります。

花には「きれいね」、鳥には「可愛いね」と声をかけましょう。
人に会ったら、先ず目に入ったもの、感じたことを褒めましょう。

私たちが不気嫌になるのは、たいてい人間関係がうまくいかないとき、
人を褒めると人間関係がスムーズになっていき、いつも上気嫌になって、
グチや悪口を言わないようになります。


「いいとこみつけ」と「3褒め」を、毎日3分間、実行し、人にも伝えるようにし、
「今日はどんなことをして、人のお役に立ち、みんなを喜ばせようかな」と考えるように
なれば、「あなたに、すべての良きことが雪崩のごとく起きます。」

         <感謝合掌 平成25年1月4日 頓首再拝>  

隠れたる処で人を賞めよ (6359)
日時:2013年02月09日 (土) 04時59分
名前:伝統


隠れたるところにて、人を賞(ほ)め得る人となれ

    *谷口清超先生・著『智慧と愛のメッセージ』より

人の心は皆一つに連なっているから、
ひとの善いことやすばらしさを、その人ではない人に話をしても、
いつかはその人の耳にも届くものだ。

目の前で相手の美点をほめるより、この方がずっとおくゆかしいとも言える。
そしてどのくらい相手を高めあげ、お互いに心から打ちとけ合えるか知れないのである。


・・・


隠れたる処で人を賞めよ

    *『光明法語』<2月9日>(P41)より

与えれば与えられるのが法則である。
人に深切丁寧にすれば、人から深切丁寧にせられる。
何の恩恵を受けたことのない人にも深切丁寧をつくすべきである。

彼自身の知らないところで彼を賞めよ。
しかし多くの人は人前で彼に深切をし、彼が去れば人に彼の悪口を言う。
彼が出て来れば彼の美点を賞揚する。彼が去れば彼の悪口を言う。

そして彼の口真似をしたり、隔している悪をあばいたりして嘲笑するのである。
こんな人はやがてそのカラクリが暴露するのである。

何故なら「天地一切と和解していない」からである。

         <感謝合掌 平成25年2月9日 頓首再拝>  

噂話より、神を讃めたたえよ! (6409)
日時:2013年02月11日 (月) 04時49分
名前:伝統

    *『光明法語』<2月11日 悪評は盗罪、嘲笑は殺人>(P43)より

「人の悪評をつたえるのは、人からその名声を奪う盗罪である。
人を嘲笑するのは人の尊敬の念を殺す殺人である。
盗みとは物質ばかり盗むのだと考えてはならないのである」と
ガードナー・ハンチング氏は言っている。

人間がそのゴシップ中で人を賞めることばかりをやっていたならば、
そんなにか此の世天国になるであろう。

誌友会が段々衰微して来るのは、いつも所謂る常連ばかりが集って
真理の話はもうすでに言い飽きたと云うので、人の噂話ばかりを始めるからである。

人の噂をするよりは神を讃めたたえる話をせよ。

         <感謝合掌 平成25年2月11日 頓首再拝>  

相手の心をぎゅっとつかむ3つのほめ方 (6586)
日時:2013年02月20日 (水) 04時40分
名前:伝統


     *Web:Bizアカデミーより

上手にほめるために気を配るポイントは、

(1)共感してほめる

  @共感することは、ほめ方の基本です。
   「そうなんですね」「なるほど」「私もそう思います」と、
   相手を認めるだけで立派なほめ言葉になります。

  Aほめるのは苦手だという人は、共感を伝えることから始めてみてはいかがでしょうか?

   私は「そうですよね(深くうなずきながら)、○○さんに教えていただいてよく分かりました」
   とジェスチャーを交え深く共感を示しながら、相手の名前を呼びかけながら伝えることが
   多いですね。これは相手への最高のエールになります。

  B注意深く話を聞かなければ、共感を示すことはできないからです。
   共感することは相手の話に熱心に耳を傾け、関心を持っている証しなのです。

  C会話がストレートなやり取りになりがちだと感じている人は、人の話を聞いているようで、
   実際はあまり聞いていないことが多いものです。

   それでは好きな言葉や興味をひかれる話題のときだけ反応して、
   ずれた返答をすることにもなります。

  D会話は共感することから始まります。
   ほめる観点だけでなく、反応の良いやりとりを行うためにも共感を意識してみましょう。
   それだけで好感がもてる人と評価されます。

(2)成長を見つけてほめる

  @いくつになってもどんなにポストが上がっても努力していることを、
   ほめられるとうれしいものです。

   「もっと頑張ろう」とか「勉強しよう」と意欲が高まります。
   そうした気持ちにさせてくれる人とは仲良くなりたいと思いますし、
   何度も会いたいと考えるものです。

  A相手が部下や後輩でしたら
   「○○が上手になってきたね」
   「すごいなあ、仕事が早くなったね」

  B同僚や仲間でしたら
   「○○がうまくなった秘訣を教えてほしいなあ」
   「上達したよね、さすが○○さん」

  C年上の人には言葉を吟味して
   「○○さんを見習いたいです、どうやって勉強されたのですか?」
   「私にはとてもまねができません、○○ができるなんて」

   気配りを忘れずほめてみましょう。

(3)「間接ほめ」を活用する

  @面と向かってほめるのは抵抗があるという人がいます。
   ほめることを意識すると、緊張して不自然な会話をするかもしれないと、
   不安にかられる人もいるでしょう。

   そういう人は「間接ほめ」を活用してみませんか?

  A人を介して自分へのほめ言葉を聞くのはうれしいものです。
   直接ほめられる以上にうれしかったりもします。
   特に介する人が尊敬できる信頼のおける人だと、ほめ言葉の価値も一段と高まります。

   それを話す人も周囲も温かい気持ちになるもの。
   時には、あえて間接ほめを選んでみるのも方策です。

  B例

   「○○さんの仕事は本当に丁寧ですよね」
   「○○さんの気遣いに感心しています」
   などと伝えた後にそう感じる理由をさらっと述べるのです。
   印象深いエピソードを添えて伝えれば、ほぼ間違いなく相手に伝わります。

   「そういえば△△さんが、○○さんのことをほめていたぞ」
   「この前、△△さんが○○さんは仕事が丁寧だとほめていた」
   こんな風に伝わりますよ。

    (http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20120406/304869/?ST=career&P=3

         <感謝合掌 平成25年2月20日 頓首再拝>  

良い褒め言葉、悪い褒め言葉 (6941)
日時:2013年03月07日 (木) 06時12分
名前:伝統


       *2013年2月19日 09:00 (ロケットニュース24)より
        〜パパママ必見!
         「適切でない褒め言葉は数年後の子どもの考え方に悪影響を及ぼす」
         という研究結果


「子どもは褒めて伸ばす」というタイプの親は必見だ。
褒め言葉にはいろいろあるが、
その選択と褒める内容によって子どもに与える影響は変わってくるという。

最新の研究で、褒め言葉を適切に用いないと、
数年後の子どもの考え方に悪影響を及ぼすことがわかったそうだ。

なかでも、単に子ども自身を褒める言葉は特に危険だという。

米シカゴ大学の研究チームが調査を行なった。
まず、1〜3歳までの幼児とその親50組の日常を一定期間ビデオで記録し、
親が子供を褒める方法を観察した。

被験者たちの人種や民族、経済的裕福度などは様々である。

すると、親が用いる褒め言葉には大きく分けて次の3種類あることが判明した。

(1)「過程への褒め言葉」:結果がどうであれ、何かに取り組んだときにその過程や努力を
              称賛する言葉。
              (例「○○を一生懸命やったね」「○○を良く頑張ったね」)

(2)「本人への褒め言葉」:子ども自身の特性や性格を褒める言葉。
              (例「頭の良い子ね」)

(3)「一般的な褒め言葉」:上記以外で一般的に使われる単純な褒め言葉。
              (例「すごい!」)


さらに、それから5年後、6〜8歳になった子どもたちがどのように成長したかを調べた。

調査内容は、
「どれほどチャレンジ精神旺盛か」
「困難に直面したときに自分で解決方法を見出せるか」
「頭の良さや性格は改善可能だと考えているかどうか」などである。

結果、「過程への褒め言葉」を頻繁に使う親の子どもは、
何かに挑戦することに対してとても積極的で忍耐強いことがわかった。
また、困難に直面してもより柔軟に解決方法を考え出すことができ、
努力によって自分自身をより良く変えることができるという考えを持っていたという。

これに対し、他の2つの言葉を多用する親の子どもには、
チャレンジ精神や努力に対するポジティブな考え方があまり見られなかったとのこと。

特に、「本人への褒め言葉」をよく用いる親の子どもはチャレンジ精神に欠け、
「頑張っても変わらない」と考える傾向がみられたそうだ。


研究に携わったエリザベス・ガンダーソン博士によると、

「褒め言葉は、どれも聞こえが良くポジティブな印象を受けますが、
子どもに対する影響はそれぞれ異なることがわかりました。
『本人への褒め言葉』は一見褒めているようで、実は子どもにとっては、
“頑張ってもこれ以上良くなることはない” というメッセージにもなり得るのです」

とのこと。

この結果をうけて、博士は「幼児期における親の褒め言葉は、
後の子どもの考え方に対して大きな影響力を持っているため、
親が意識して適切な褒め方をすることが重要です」とアドバイスしている。

http://topics.jp.msn.com/wadai/rocketnews24/column.aspx?articleid=1681941

*同様な内容の記事として
 当スレッド内の記事「子供の褒め方 (3032)」があります。

         <感謝合掌 平成25年3月7日 頓首再拝>  

お父さんのほめ言葉 (7300)
日時:2013年03月25日 (月) 03時41分
名前:伝統


     *山崎房一(著)「心が安らぐ魔法のことば」 (P188〜190)より

「妻を口先だけでいいからほめてごらんなさい。奇跡がおこりますよ」
そう言われた山本部長。

考えてみると、山本さんは、結婚して以来、文句を 言ったりどなることはあっても、
ほめたり、「ありがとう」 と言ったことがなかった。

日曜日にゴルフへ行くのをやめ、久しぶりに家族と 食事をした夜のこと。
しらふではとても駄目。酒の勢いを得て、息子と娘に こう言ったそうだ。

「お父さんのお母さんに対する態度は悪かったと思う。
しかし、お父さんは お母さんが好きなんだ。料理も上手だし・・・・・・」

お母さんは目を白黒。
すると、息子と娘が、胸のうちにあることをみんな話しはじめた。
山本さんはびっくりした。いつもなら食事がすむと、二人は部屋に引っこんで しまうのだから。

そのときの奥さんの笑顔に、山本さんはあらためて惚れなおしたそうである。


《悲しいこと うれしいこと》

年齢に関係なく
人間にとって一番 悲しくて 淋しくて 苦しいことは
好きになった人から 「好きよ」と言ってもらえないことです。

お父さんが元気が無いのは 「好きよ」とお母さんが言わないからです。
お母さんが悲しい顔をしているのは 「好きよ」とお父さんが言わないからです。
子どもたちが淋しいのは 「好きよ」とお父さんとお母さんが言わないからです。

人間にとって一番 うれしくて 楽しくて 幸せなことは
好きになった人から 「好きよ」と言ってもらったときです。
みんなの目が輝いてきます。

「好きよ」というひと言は
どんな高価な金品でも代用できるものではありません。


《家庭とは》

家庭とは
許しと癒し 温かさと やすらぎのあるところ

わがままが許され どんなことでも話ができる
仲のよい 味方どうしが
住んでいるところ

         <感謝合掌 平成25年3月25日 頓首再拝>

花びらの降るような褒め言葉 (7579)
日時:2013年04月10日 (水) 03時53分
名前:伝統

         *『人生読本』(P152〜157)より

人の悪口(あっこう)を言う暇があれば、良き言葉を発すると、
自分自身がその良き言葉の力によって育てられるのであります。

善き言葉は空から花びらが降るような、音楽が聞えてくるような美しい感じがしますが、
悪しき言葉は雷のように吾々の心を真黒にするのであります。

空から花びらが降るように讃嘆(ほめたたえる)語(ことば)をもって雨降らすのが
生長の家の生き方であります。

この世の中を住みよくするのも住み難(にく)くするのも、
皆さん自身の言葉一つできまります。

必ずしも金があるから、それで人間は幸福(しあわせ)だというものではない。
金が幾らあっても、その家の中が針の筵(むしろ)のように苦しい世界であって、
奥様がヒステリーになったり、子どもが疳虫(かんむし)になったりしていては
なんにもなりません。


それで皆さんは今日から、空から花びらが降るように、
いつも善き言葉を雨降らそうではありませんか。

皆さんの口から常に花びらのような良い言葉が出るようになったら、
どんな狭い裏長屋におりましても、そこがこの世の極楽となり天国となるのであります。

たいてい会社や、工場商店などの勤め先へ行ってもやはり能率がはっきり上がらないで、
そのために勤め先で又ぶつぶつやっている。
その結果、昇給もしないという事になります。

事業の発達しないのも、元はと言うと、皆家庭が悪いのであります。

家庭の中で讃(ほ)め合わず、暗い心持で、責め合っている時には、
事業は失敗し、工場や鉱山では故障が起こり、子供の健康も成績も悪くなります。

何事も家が元になるのでありまして、生長の家へ来れば病気が治るという事も、
要するに人間の身体の病気を治すのではなく、心の持ち方をかえさせて家の病気を
治すのであります。

家の病気を治すと言っても家に何かあるのではない、
それは家の家族の互いの調和という事ができていないことです。

家族と家族とが調和していなければ、喧嘩しながら互いに争って
熱心に『生命の實相』を読んでも、病気も治らないことがあり、
成績がよくならない場合が多いのです。

だから何よりもます家族同士仲よくして互いに褒め合う生活をして
『生命の實相』を読む事であります。

褒める言葉ぐらい結構な言葉はないのであります。

ところがなかなか家族同士が褒め合えないものであります。

というのは、それは現象(あらわれ)に執(とら)われて、
目前(めのまえ)の姿に執われて、人間の実相(ほんとうのすがた)を見失ってしまって、
人間が神の子である、ここが現実(このよ)の浄土であるということを忘れてしまって、
ちょっと何か外に現れた失敗があると、それに執われてしまって、
1分間あった失敗を1時間ぐらい怒鳴りつける。

その上、そのことをいつまでも心に持続けるというような事をしているような
人たちの集まっている家庭は、いつも面白くないのであります。

そして「自家(うち)の親爺は一日中叱言(こごと)ばかり言ってる」と
言う奥さんもありますけれど、必ずしもそうではないので、
本当はその御主人が偶(たま)に10分間ぐらい怒鳴った事を、
一日中叱言言うと誇張して奥さんが考えている場合が多いのです。

それは、心の中にその叱言を常に持続けているから、
10分間位ちょっと叱言を言った事が一日中言った様に思えるのです。

どんな悪い主人でも、どんな疳癪持ちのお父さんでも、
一日中叱言をいう主人はいないのであります。

ときたま叱言がある場合でも、それは一日のうちの何分の一に過ぎない叱言であります。

ところが「自家(うち)のおやじは一日中叱言(こごと)言う」とか
「1年中叱言を言っている」とか考えているのは、そう考える奥様や子供の心の中に
「叱言」がいつまでも忘れられずに貯えられているからです。

そういう場合にはどうもその家庭は面白くないから、
良人の方でもあんな家内に話しかけても面白くないと思って奥様の部屋に行かないで、
夫婦一つ屋根の下で同棲していながら、黙って10日も20日も物も言わずに
暮らしているような状態になる事もあります。

そんな状態はなぜ起るかと申しますと、
それは「悪いこと」をいつまでも心に持っているからであります。

「悪い事」をするのは悪いには相違ありませんが、
「悪いこと」を心に持っているのは尚(なお)いけないのです。

なぜなら悪いことを実行するだけなら、やってしまったあとはもう無いのですけれども、
心の中に持っている時は、その悪いことを何時(いつ)までも何時までも
持っているからであります。

悪い事はなんでも忘れる事が、生長の家の生き方でありまして、
たまには腹が立ってもよろしい。

しかし5分間もしたらその腹立ちが心の中ですっかり帳消しになって
忘れてしまうようでないといけません。

それを生長の家では自壊作用と申しまして、業が解消する作用の一つとして
叱言が出たり夫婦喧嘩をしたり、時には攫(つか)み合いをするという事が
ありましても、それは決して悪い事ではないのでありまして、

過去に溜まっておった自分の念(おもい)――― その念(おもい)の鬱積(うっせき)
というものが形になったのであって、形に現れた時、内部の心のもつれは消える時
なのであります。

たまたま主人ががんがん言っても、
「これはありがたい、これで二人の間の蟠(わだかまり)が今夕立のように
あらわれて明日は晴れるのだ、これで二人の中が晴天になるのだ」と思うと
本当に晴天になって、よけい仲が良くなる事になります。

会社、工場で上役や同僚(なかま)の者とイザコザが起こるのも同じこと、
業が消えてなお一層よくなる。
「これはありがたい! 」と感謝の心で受ければ、その後は一層よくなるのです。

そういうふうに致しますと、私達の生活が本当に生長の家となり、
栄える家の生活になるのであります。

         <感謝合掌 平成25年4月10日 頓首再拝>

【言葉はすべて自分に返ってくる】 (7796)
日時:2013年04月21日 (日) 04時23分
名前:伝統

     *メルマガ「人の心に灯をともす(2013年04月16日 )」より


   (医学博士、佐藤富雄氏の心に響く言葉より… )

   ほめ言葉というものは、口にするだけで気分が高揚してきます。

   その反対に、悪口は言えば言うほど気分が滅入ってくるものです。
   悪口をさんざん言ったあとで、あたかも悪口を言われた人のような気持になり、
   重苦しい嫌悪感を抱いてしまうことがよくあるでしょう。

   それもこれも、自律神経が言葉の内容をそっくりそのまま、
   話者にフィードバックするからです。

   つまり、言葉はすべて自分に返ってくるのです。

   誰かを「きれいだ」とほめると、言った本人がきれいになっていけるという
   不思議な現象が起こりえるのです。

   直接その当人に向ってほめるのはもちろん、
   当人のいないところで別の人に話すことでも効果があります。

   「今日のそのブラウス、すごくいい色だね」

   「○○ちゃんはいつ見てもきれいだなあ」

   「あの人は本当にセンスがいい」

   こういうほめ言葉が脳に栄養を与え、思考パターンが柔軟になっていきます。
   そして、顔の表情も柔らかくなります。
   これは、意識の変化が引き金となって引き起こされる生化学反応のひとつです。

   自律神経は、言葉における自他の人称を解しません。
   自分のことを語っていても、誰かほかの人について話していても、
   すべては言葉を発した当人のこととして受けとめます。

   そして、自分の発した言葉を意識のなかに取り入れ、
   自分の姿や人生に反映させるようなシステムを持っています。

     <『脳から若返る「ときめき」の魔力』KKベストセラーズ>

   ・・・・・

誰かを、感情にまかせて怒ってしまったときは、後で苦い気持ちがわき起こってくることが多い。

それは、人を怒っているつもりが、自分を怒っているのと同じ状況になるからだ。

自分の口に一番近い耳は、他人の耳ではなく自分の耳。

だから、自分の吐いた言葉は、自分が一番よく聞いている。


人に…

「きれいだね」と言えば、自分がどんどん「きれい」になる。

「やさしいね」と言えば、自分がどんどん「やさしく」なる。

「勇気があるね」といえば、自分にどんどん「勇気」がわいてくる。


人をほめることは、自分をほめているのと同じ。

「言葉はすべて自分に返ってくる」

人を、ほめて、ほめて、ほめまくりたい。


     ☆     ☆     ☆


・・・以下は、他人を褒めることが不得意な方への
   ある億万長者からのアドバイスです。


先日、ほめる大切さをお話しましたが

たった一点で、突破するんです。

技は1つ覚えればいい。

ひたすら、それをやってるうちに、体が覚えちゃう。

「いい笑顔ですね」ってやってるうちに

いろんなことで、人をほめられるようになるんです。

         <感謝合掌 平成25年4月21日 頓首再拝>

「ほめる」力 (8402)
日時:2013年05月15日 (水) 04時20分
名前:伝統

      *日経新聞夕刊(2010年4月14日)のコラム「あすへの話題」より
       〜 お茶の水女子大学 外山滋比古名誉教授

(話題1)一緒に作っている同人誌の編集者Kさんのお父さんが脳こうそくのリハビリとして
     絵を書いているということを聞き、同人誌に表紙の絵やカットを書いてもらった
     そうです。

     素晴らしい絵で、Kさんに素晴らしいと絶賛の手紙を書いたら、
     「父は涙を流して喜びました」と返事が来たそうです。

     それ以後、お父さんは、人が変わったようにリハビリに精を出し、
     夢中になって描いているそうで、「おかげさまで思わぬ親孝行ができました。
     ほめられるのはクスリよりよく効くみたいです」とKさんが感心している
     というのが最初の話です。

(話題2)2002年に島津製作所社員で、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんは
     富山県の小学校の理科の実験で、回ってきた澤柿教誠先生に質問したそうです。

     いい質問だったので、先生が「きみはすごい!」とほめました。
     この一言で田中少年の科学志望が決まって、ノーベル賞につながったということです。

     ノーベル賞を受けて、帰国した田中さんは自宅より先に、澤柿先生のところに直行し、
     感謝の報告をしたとのことです。
     澤柿先生も教師冥利に尽きると、感慨無量だったでしょう。

(話題3)ほめる言葉には驚くべき力があるようです。

     1964年にアメリカの教師であるロバート・ローゼンタールが40人のクラスを
     成績が同じように20人の半分づつにして、

     一つのクラスにはよくできたとほめるようにし、
     期待を込めたまなざしをかけたということです。

     もう一つは普通に採点をして返すだけでした。

     ほめられた生徒も自分たちが期待されていると感じながら勉強しているうちに
     数カ月で、ほめられ続けたチームの成績が上がり、大きな差が出てきたということです。
     これを教育心理学ではピグマリオン効果と言います。

     逆にけなしてしまう、その反対をゴーレム効果と言います。

     ピグマリオンとはギリシャ神話でピグマリオン王が、素敵な女性の彫像にほれこんで、
     恋焦がれていたので、アフロディテがそれを人間に変えたというところからきている
     そうです。ただこれにはその説が間違いであるという反論もあるそうです。  

(話題3)山本五十六元帥は
     「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」という
     有名な言葉を残しています。

     俗には、ほめればブタも木にのぼる、という。

     あいにくのことに、人間は、ほめるより、叱り、くさし、ケチをつける方が好きだ。」

         <感謝合掌 平成25年5月15日 頓首再拝>

我他人を敬えば、他人もまた我を敬う。 (9070)
日時:2013年06月06日 (木) 04時40分
名前:伝統

    *「子どもと声に出して読みたい『実語教』」齋藤孝・著(P115〜119)より

【我他人を敬えば、他人もまた我を敬う。己人の親を敬えば、人また己が親を敬う。】

《自分のことよりも相手のことを第一に考える》

自分が人を大事にすると、人も自分を大事にしてくれる。
自分が人の親を大事にすると、他人もまた自分の親を大事にしてくれる、といっています。

日頃から他人を大事にしていないと、その気持ちは自然と相手に伝わってしまいます。
すると、相手もこちらに対して、いい感情は抱きにくくなります。

人とながく付き合いたいと思うのならば、まずこちらから相手を大切にすることです。
そうすれば、向こうも緊張がほぐれて、和やかに接してくれます。

こちらが「この人、なんか付き合いづらいな」と思っていると、向こうも同じように思っている
と考えていいでしょう。こういう気持ちは相通ずるものなのです。

ですから、自分が大事にされたかったら、まず相手を大事にするように心がければいいのです。
「自分は相手を大事にしているのに、自分は全然大事にされていない」と不満を感じている人も
いるかもしれません。でも、こういう人は意外に相手を大事にしていないことが多いようです。

『論語』では孔子がこういっています。
「自分が知られていないからといって悩むことはないよ。それより、自分が他の人を知らないこと
を憂えなさい(人の己れを知らざることを患<うれ>えず、人を知らざることを思う)」。

自分のことをわかってくれないと不満を抱く人は多いのですが、その前に、はたして自分が
他の人のことをわかっているかどうかを気にかけたほうがいい、といっているのです。


《相手のいいところをほめる練習をしよう》

私は大学の授業で、他の人をほめる練習をしています。
だれから発表をしたら、パチパチと手をたたいて「あぁ、それいいね、ここがいいね」と
具体的なポイントをあげてほめるのです。

自分がほほめてもらえず、厳しいことばかり指摘されると、その人はすごくつらい思いをします。
だから、発表が終わったら、まず、いいところを見つけて具体的にほめるようにしよう、
というルールを決めたのです。

そうしたところ、授業の雰囲気がすごくよくなりました。
みんな仲良くなって、やる気が出て、発表のレベルがどんどん上がっていきました。
学生も「ほめてもらうとやる気が出る」「やってきたことが報われた」といっています。

ただし、ほめるといっても、すぐにはできませんから、日頃から練習する必要があります。
私は学生に絵を書かせて、それをほめてみようという授業をやったこともあります。

ほめるというのは、お世辞をいうのとは違います。
お世辞には嘘も入っていますが、ほめるためには、相手のいいところを見抜く目を育てなければ
いけません。あるいは、いいと思ったことを口に出してみることが大切です。

たとえば、食事のあと、おいしいと思ったら、私はお店の人に「おいしかったです」という
ようにしています。あるいは、ウエイトレスさんの接し方がいいとか、内装の趣味がいいとか、
努力しているところを見つけてほめると、お店の人はとても喜んでくれます。

そこで仲良くなると、次に行ったときにサービスしれくれたりします。
いいことが返ってくるのです。

そういうふうに暮らしていくと、毎日が楽しくなります。
無理にほめているわけではないので、ストレスを溜まりません。

いいところを見つけるように心がけて、いいと思ったことは口にしてみる。
それだけでいいのです。

角突き合わせて競争するのではなく、
お互いにほめ合えば、お互いにいい関係が築けるのです。

         <感謝合掌 平成25年6月6日 頓首再拝>

人はみな、ほめ言葉に感動する (9303)
日時:2013年06月17日 (月) 04時51分
名前:伝統


      *『励ましの言葉が人を驚くほど変える』(P34〜37)より

1920年代、心理学者のジョージ・クレインは、シカゴのノースウェスタン大学で
社会心理学の講義を担当することになった。教鞭をとるのは初めてだったが、人間の本質に
ついては熟知しており、心理学という学問を実用的なものにしたいと考えていた。

彼が受け持ったクラスの中には夜間の講座があり、普通の大学生よりも年上の学生が在籍していた。
昼間はオフィスやデパートや工場で働く若い男女が、仕事帰りに大学に通って教養を身につけよう
としていたのだ。

ある晩、授業のあとでロイスという若い女性が相談に来て、「この町に来てから孤独を感じていて、
とても悲しいのです」と打ち明けた。数ヶ月前、公務員として働くために、彼女はウィスコンシン
の小さな町からシカゴに引っ越してきたのだ。

「知っている人といえば職場の女性たちだけです」彼女は寂しそうに言った。
「毎晩、自分の部屋で故郷の人たちに手紙を書いています。私が生きていられるのは、
ウィスコンシンの友人たちから返事が返ってくるかもしれないという希望があるからです」

それを聞いたクレインは、集団で人をほめるというアイデアを思いつき、
翌週、それをクラスで発表した。そして学生たちに最初の課題を与えた。

「これからみなさんに、家庭や職場、電車、バスなどの中で心理学の実習をしてもらいます。
最初の1ヶ月の課題は、人をほめることです。毎日、心をこめて3人の相手をほめましょう。
もちろんもっと多くの人をほめてもかまいませんが、単位取得の最低条件として、1ヶ月間、
毎日、少なくとも3人の相手をほめてください。

そして1ヶ月後、その実習にもとづいてレポートを提出してもらいます。
周囲の人たちの何が変わったか、そしてみなさんの人生観で何が変化したかを具体的に
書いてください」

学生たちの中にはこの課題に抵抗を感じる者もいた。
一部の学生は「課題の趣旨がわかりません」と質問を投げかけた。

別の学生は「人をほめても拒絶されるだけです」と不安を漏らした。
ある男性が質問した。「自分の嫌いな人に出会ったとき、そういう人をほめるのは
不誠実ではないでしょうか」

「いいえ、自分の嫌いな人をほめるのは不誠実なことではありません」

クレインは答えた。

「ほめ言葉は、相手の長所や美徳に対する正直な発言です。みなさんはこの実習を通じて、
長所や美徳のない人は一人もいないことに気づくでしょう。善行を施すのをためらっている
孤独な人でも、あなたがほめることによってやる気を出すかもしれません。

人生をあきらめかけている人でも、あなたが心のこもったほめ言葉をかけることによって
立ち直るかもしれないのです」

学生たちは心をこめて人をほめることによって、自分が周囲の人たちに好ましい影響を与えている
ことを発見した。さらにその経験によって学生たち自身が好ましい影響を受けた。
ロイスは人間的に成長して周囲の人たちをなごませることができるようになった。

別の学生は気難しい上司とのいきかいが原因で秘書をやめたいと思っていたが、実習の一環として
上司をほめることにした、最初はいやいやそうしていたが、上司は徐々に態度を変えて彼女に
笑顔を見せるようになった。それと同時に彼女の側でも上司に対する怒りは消えていった。
その後、二人は愛しあうようになって結婚した。


あなたはこの実習に違和感を覚えるかもしれないが、その原理は当時と同じように有効だ。
クレインが教えようとしたのは、私が「エレベーターの原理」と呼んでいるものと同じである。
私たちは人間関係の中で、相手の気持ちを高揚させたり落ち込ませたりするからだ。

クレインは学生たちに率先して人をほめることを教えた。彼はこう言っている。

「世界中の人が称賛を求めている。率先して周囲の人をほめよう。
そうすれば何かいいことが始まる」

         <感謝合掌 平成25年6月17日 頓首再拝>

「自分で自分をほめる」習慣を持つ (9605)
日時:2013年07月02日 (火) 07時16分
名前:伝統


        *「ゆるす力」植西聡・著(P148〜149) 

日本のある大学が、こんな研究をしました。
まず、ランダムに選らばれた19人の男女に、カードゲームをしてもらいます。
ゲームの勝者には、賞金が与えられます。

そのときに、勝った人たちの脳を特殊な装置で撮影したところ、
脳内の線条体という部位の活動が活発になることがわかりますた。

驚いたことに、「他人からほめられたとき」にも、この部位が同じように活発になるそうです。
つまり、脳は他人からほめられることを、賞金をもらうのと同じくらい
嬉しい報酬として認識しているのです。

人は誰でも、心の奥底ではほめられたいと願っています。
自分を受け入れてほしい、認めてもらいたい、注目してほしい、
という気持ちを「ほめられる」ことで満たすことができるからです。

『人を動かす』などの人間関係で有名なデール・カーネギーは、こんなことを言っています。

「人の心の飢えを満たせる人はめったにいない。だが、それができる人は相手から信頼される」
(『カーネギー名言集』創元社より)

しかし、他人が自分のことをほめちぎってくれることなど、そうそうありませんし、
実際にほめられても、謙遜しなくて傲慢だと思われかねません。

ですから、「自分で自分をほめる」習慣を持つことが大切なのです。
自分なら、自分のほめられたいポイントもよくわかっていますし、誰に対して遠慮も謙遜も
いりません。思い切り自分をほめちぎってあげてください。

日頃から、自分をほめて心にプラスのエネルギーを増やしておけば、ちょっとくらいイヤなことが
あっても怒りの気持ちに左右されない精神状態を作ることができます。
シンプルなことですが、やってみると、すぐに効果を実感できると思います。


・・・・・・

なお、今すぐ、プラスのエネルギーを増やしたい方は、
Web「ほめられサロン →  http://homeraresalon.com/  」
を活用し、ご自分の脳を喜ばし、エネルギーをチャージしてください。

きっと、笑顔に溢れ、素晴らしい一日のスタートをきれるでしょう!

         <感謝合掌 平成25年7月2日 頓首再拝>

【ほめてくれる人といること】 (9769)
日時:2013年07月11日 (木) 04時09分
名前:伝統

     *メルマガ「人の心に灯をともす(2013年07月2日 )」より


   (たかの友梨ビューティークリニック、たかの友梨氏の心に響く言葉より… )


   「きれいだよ」と声をかけられながら育った植物は、美しい花をつけるといいます。
   また、「ありがとう」という言葉をかけると、水が美しい結晶を作るといいます。

   人は「ほめられて伸びるタイプ」と「しかられて伸びるタイプ」に分かれるともいいますが、
   誰でも、基本的には、ほめられるほど魅力的に成長していくものだと思います。

   私自身もまた、そうでした。

   でも、皆さんの中には、子どもの頃から「おまえはダメだ!」「こんなこともできないの?」
   と、ご両親や学校の先生に怒られてばかりでほめられた記憶がない、というかたも
   いらっしゃるかもしれません。

   長く言われてきたことは、それがネガティブな言葉であれ、ポジティブな言葉であれ、
   私たちの心の奥に潜む無意識の領域「潜在意識」に深く刻まれるものです。


   そのため現在、どうしても「自分に自信が持てない」「私にはなんの取りえもない」と、
   悲観的になっているかたもいらっしゃるでしょう。

   でも、だいじょうぶ。

   いまからでも遅くはありません。

   よりポジティブに変身するために、
   「自分をほめてくれる人」とつきあうようにすればいいのです。

   あなたをけなす人、あなたに否定的な人と無理につきあう必要はありません。

   大人になった私たちは、自分の生きる環境、いっしょに過ごす人を
   自ら選択することができます。

   愛情を持って育てた花がいきいきと咲くように、
   自分をほめてくれる人たちとつきあうことで、私たちが例外なく持っている才能という種を
   芽吹かせることができるのです。


   幼い頃の私は、温かい家庭にも、経済的な豊かさにも恵まれていませんでした。
   けれども私が今、ここまで来れたのは、大人になってから、
   意識的に行ってきたことのおかげだと感じています。

   それは、いつでも自分を心地よくさせてくれる人、
   自分の魅力を評価してくれる人といっしょに行動してきたことです。


   「すなおだね」「いつも明るく元気だね」「一生懸命お仕事しているね」など、
   どんな小さなことでもいいのです。

   日常的にポジティブな言葉をかけられていると、
   潜在意識が刺激され、自信が持てるようになり、
   気がつくと、より魅力的な自分へと変わっているのです。


   これは恋愛においても同じこと。
   「きれいだね」「かわいいね」と言ってくれる恋人といると、
   ほんとうにそのとおりになっていくものです。

   常に自分をほめてくれる人といること。
   それは、決して自分を甘やかすことではありません。
   自分の可能性を最大限に引き出すための、積極的な選択なのです。

          <『ゆほびか 2013年8月号』マキノ出版>

   ・・・・・

大人になってから、とても大事なことは…

旅は、どこへ行くかではなく、誰と行くか。
食事は、どこで食べるかではなく、誰と食べるか。

そして、人生もまたしかりで、
どんな人生を過ごしたいかではなく、誰と過ごすのか。


人生は山あり谷あり。
嫌なことも起こるが、素敵なことも起こる。
あっというまの人生、できることなら楽しい時間を多く過ごしたい。

家族、友達、そして、元気をもらえる仲間、勇気づけてくれる師…

人生を楽しむなら、常に自分をほめてくれる人といること。

         <感謝合掌 平成25年7月11日 頓首再拝>



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