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ご生誕119年 (3851)
日時:2012年11月22日 (木) 04時24分
名前:伝統

今日11月22日は、谷口雅春先生のご生誕日です。
”ご生誕119年”をお祝い申し上げます。


『神霊降誕譜』

 作詩:生長の家本部
 作曲:小澤 弘

 
(一)
   をしへおや  うまれたまひし
   よろこびの  此の日このとき
   かみの子と  生まれしわれら
   みなひとに  やどれるかみを
   ひたすらに  たゝへまつらん。

(ニ)
   さちおほき  よろこびのけふ
   よろこびの  此の日このとき
   かみの子と  をしへられにし
   このさちを  わかちつたへて
   みなひとに  つたへまつらん。

(三)
   をしへおや  うまれたまひて
   このせかい  すがたかはりぬ
   やみおほき  世かいは消えて
   ひかりみつる 此の世浄土と
   うちつどひ  かみをたゝへん。

(四)
   ひるも夜も  讃歌みちたり
   降る星は   み空をかぎり
   てんごくの  とりは囀り
   日と月は   ともにかゞやき
   みなうたふ  みおやたゝへて。

・・・・・

以下は、関連のWebの紹介です。
この機会に、谷口雅春先生の足跡等をじっくりとご確認ください。

(1)谷口雅春先生のご生誕の地と、「生長の家」発祥の地 (853)
   (生長の家“本流宣言”掲示板)
   http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=198

(2)烏原貯水池 〜山ちゃん1952の日記(2012年11月21日)
   http://plaza.rakuten.co.jp/tecnopla/diary/201211210000/

   烏原水源地の由縁-1 〜山ちゃん1952の日記(2012年11月21日)
   http://plaza.rakuten.co.jp/tecnopla/diary/201211210001/

   烏原水源地-2 〜山ちゃん1952の日記(2012年11月21日)
   http://plaza.rakuten.co.jp/tecnopla/diary/201211210002/

(3)御歌 (3826)
   (生長の家光明掲示板)
   http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=730

(4)ご生誕 118年 (5306)
   (生長の家“本流宣言”掲示板)
   http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=1139

(5)谷口雅春先生を讃える (5437)
   (生長の家“本流宣言”掲示板)
   http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=1179

           <感謝合掌 平成24年11月22日 頓首再拝>

おめでとうございます (3882)
日時:2012年11月22日 (木) 23時32分
名前:KS

伝統さま、ありがとうございます。

谷口雅春先生”ご生誕119年”
お祝い申し上げます。

あめつちのすべてが
よろこびの讃歌をうたっているようです。

ありがとうございます。

ありがとうございます (3892)
日時:2012年11月23日 (金) 04時17分
名前:伝統


”KS さま” ありがとうございます。

>あめつちのすべてが
>よろこびの讃歌をうたっているようです。

やはり ”KS さま”は、心清き特別な人です。

谷口雅春先生の、喜びの眼差しが”KS さま”に注がれている感じがいたします。

           <感謝合掌 平成24年11月23日 頓首再拝>

生誕〜立教 までの谷口雅春先生の概略年譜 (4228)
日時:2012年12月03日 (月) 04時32分
名前:伝統

年号 西暦 御歳        出来事

明治26 1893 1   11月22日兵庫県矢部郡鳥原村字東所
            (現在の神戸市兵庫区鳥原町)に生まれる。

                                 (明治27)日清戦争
明治31 1898 6   大阪市立蘆分尋常小学校に入学

                                 (明治34)昭和天皇ご降誕
明治35 1902 10  大阪市立蘆分尋常小学校卒業
            大阪市立春日出尋常高等小学校に入学。

                                 (明治37)日露戦争

明治39 1906 14 大阪市立春日出尋常高等小学校卒業。
            大阪市立市岡中学校に入学。

明治44 1911 19  大阪市立市岡中学校に卒業。
            早稲田大学高等予科(文科)に入学。

                                 (明治45)明治天皇崩御
大正 1 1912 20
大正 2 1913 21  早稲田大学高等予科(文科)卒業。
            特待生として早稲田大学入学。
大正 3 1914 22  早稲田大学を中退。
            摂津紡績入社。 
                                 (大正3)第一次世界大戦開始

大正 6 1917 25  摂津紡績を退社。
                                 (大正7)第一次世界大戦終結
大正 8 1919 27  大本教に入信し綾部に移住。
大正 9 1920 28  **出版『皇道霊学講和』。
            輝子先生との御結婚。
           (大正9年11月22日<今井梅軒氏の媒酌>)
大正10 1921 29  一燈園を訪問。
                                 (大正10)第一次大本教事件
大正12 1923 31  論文集『聖道へ』を出版。
           小説『神を審判く』出版。
                                 (大正12)関東大震災

大正13 1924 32  ヴァキュ−ム・オイル・カンパニ−入社。

                                 (大正14)治安維持法公布

大正14 1925 33  ホルムス著「如何にせば運命を支配し得るか」
            の訳書を出版。
大正15 1926 34  『信仰革命-霊魂の不滅と人の死んだ後の話』
            『錬心健康術』(訳書)        
            『神と偕に生くる道』(訳書)を出版。

                                 (大正15)大正天皇崩御

                                 (昭和 3)昭和天皇即位の大礼

昭和 4 1929 37  2回目の盗難後「今起て!」の神啓を受け、
            会社退出後の夜間に『生長の家』誌の執筆を始める。

昭和 5 1930 38  『生長の家』創刊号発行
                                 (昭和 5)浜口首相、東京駅で狙撃

     *”山ちゃん1952 さま”のブログより抜粋しました。

       山ちゃん1952の日記(2011年01月18日)
       @谷口雅春先生年譜-1
        http://plaza.rakuten.co.jp/tecnopla/diary/201101180001/
       A谷口雅春先生年譜-2
        http://plaza.rakuten.co.jp/tecnopla/diary/201101180002/

           <感謝合掌 平成24年12月3日 頓首再拝>

大本教時代の和歌 (4313)
日時:2012年12月05日 (水) 04時55分
名前:伝統

 『生命の實相』第19巻(自傳篇上)より

   (大本教の神様への疑念)

   罪業と共に焼かれて、罪業と共に消えなん罪深き身は
   神様も淋しからずや、天国と地獄を創造(つく)り、火の雨降らし
   背教の心起これば野に出でて霧に泣きぬれて伏して祈る

               (P140 雅春先生)


   (雅春先生の心を打った歌<作者:雪埋れ草=江守輝子>)

   おどろおどろ潮(うしお)高鳴る夜(よ)の海を見るにも堪えぬさすらいの旅

               (P140 輝子先生)


    (江守輝子さんのことを思い出しての歌)

   嵐好(あらしす)く君いまいかにおわすらん嵐の夜半(よわ)に起き出でて思う

               (P158 雅春先生)

・・・・・

谷口雅春先生御講話「神癒のための集中講義」第三巻には、

大本教時代で、神罰の神の否定と真の愛深き神への渇仰していた頃、一心に神に祈り、
作った短歌を綾部新聞に毎号20種類くらい書いて載せていたと述べております。

そして、あの時分の短歌が集っていたら、歌集になるのだけれども、手に入らないのです
とも述べております。


一例として、「背教の心起これば野に出でて霧に泣きぬれて伏して祈る」を取り上げております。

・・・・・・・

(以下は、”山ちゃん1952 さま”に、昨年11月に掲載<生長の家“本流宣言”掲示板>して
 いただいた、大本時代の和歌の紹介です。すべて”山ちゃん1952 さま”による紹介の言葉と
 雅春先生の和歌です)

(1)『神霊界』での谷口雅春先生の和歌です。
   掛詞もあり何の意味かわかりにくいかもしれませんが、
   谷口という言葉を入れて和歌を遊びとしてされておられます。

  @大正九年一月一日(第百一號)

   谷の戸を 明けて出口の 御教は 正しく直ゝ 國を治めむ

  A大正九年六月十一日(第百十七號)

   日の本を 神のみ國と 知らずして 見るもたふとし 秋津しま山

  B大正九年六月十一日(第百十七號)

   谷派なる 神の出口の 正言に 丸く治まる 四方の國々

  C大正九年六月二十一日(第百十八號)

   谷派綾部の 大本の 出口教祖の 正言は 明冶二十五年より

  D大正九年七月一日(第百十九號)

   谷派なる 出口の教子等(こら)が 襟正し 心治めて 参る桃山

(2)『綾部新聞』大正八年

   背教の心起れば野に出でて 霧に泣きぬれひれ伏して祈る

(3)『大本時報』からの詩です。

   10月・11月は淋しい詩が多いですが、その当時の雅春先生の状況が手に取るように感じます。
   1月からの詩は輝子奥様の出会いが微妙に仄かの明るさと喜びを感じます。

   1週間の断食や病床についたこと、琵琶湖の竹生島の参拝とかが詠われています。
   また、筧君との別れも載せています。

   和知川は綾部市山家付近に流れる川です。自宅の近くであったのだと推察できます。


  @大正8年10月5日 〜 ○初秋雑詠    白龍王

   和知川(わちがわ)に 身禊(みみそぎ)すれば あかあかと 朝日のぼれり 立替(たちかへ)近し

   やはらかく 朝霧罩(あさぎりこ)むる 和知川の 畔ほのかに 神祝(かむほく)を聞く

   ひとりなれば 心痩せけり いささかの 優しき言(こと)に なみだ流るる

   人といふ 盲目聾(めくらつんぼ)の 生物(いきもの)に まじりてわれも 痴笑(こけわらひ)する


  A大正8年11月2日 〜 ○病中雑感   まさはる

   罪かさね 罪かさねつつ 今日もまた ひと日生きたり 死より淋しく

   いきてゐる 苦(くるし)けれども たましひは 不滅と聞きて 泣かれぬるかな

   ああ無意義 にちにち筆を とるさへも 懶(ものう)き極み 大破滅来(たいはめこよ)

   泥海の むかしを恋ひて 窓に依る 夕さびしう 五位鷺わたる


  B大正8年11月9日 〜 ○寂しき人   まさはる

   王者なれば 権威しめせと 心にもなき 論文(ふみ)書けば 秋は来にけり

   われ祈る この寂しさを 青空の かのいや果(はて)に 追ひはらふべく

   かくばかり 罪悪感に 責められて ありとし聞かば 君なぐさまん

   屈指(かがな)へば 幾日(いくひ)犯せる ひたすらに 道あゆまんと いへるちかひを

   神よゆるせ 大御祭(おほみまつり)に ひとびとの はしやげる見て いよいよさびし

   霊魂(たましひ)も ともにほろびて 一元の 皇(す)に帰(かへ)るべく ひれふしていのる

   わが生命(いのち) わがものならず わが罪も わがものならず 涙はふれ落つ

   夕空や 灯のけはひして 聳(そび)わたつ 黄金閣(おうごんかく)は 三層櫓にて


  C大正8年11月16日 〜 ○湖の旅   まさはる

   山紅葉 黄色につけし 山陰の 峡(はざま)を清き  渓(たに)流れかも

   船艙の窓を 開ければ 近江舞子 松並みしげる 白き州(しま)かも

   夕ざれば 水を空とは ちかづきて 星光るなり 湖の旅

   湖は 月夜となりぬ 浪しづか ほのぼの遠く 膽吹山(いぶきやま)見る


  D大正8年11月30日 〜 ○貧しき歌  まさはる

   うまれたれば 已む得ず生きて あるがあはれ ひとの運命(さだめ)に 泣かれぬるかな

   友を批(う)ちし さびしき夜(よ)なり なにものも 虐げずして 生くよしもがな
  
   天之御中主神も さびしからずや 自己のうちに ひそむ悪魔と 戦ひたまふ

   初冬の さびしき昼の うすぐもり 白楊の木は 裸となりぬ

   わが病めば しみじみ人類(ひと)の おもはれて 世界の罪穢脊(めぐりし) 負はばやと思ふ

   人類の 罪穢すべてを 脊負(しお)ふべき 苦しみならぬ 甲斐無くるしみ

   芋粥の 鍋をかこみて あさましう あらそへる見れば 泪ながれぬ


  E大正8年11月30日 〜 ○醜き世界    白龍王

   亀来たり 麩をはまんとす 欄干(おばしま)に 倚りて眺めば 鯉浮かび来ぬ
    (生田神社にて二首)

   亀と鯉 あらそへる見て 生物の すべてにかかる さびしさを知る

   背教の こころ起れば 野に出でて 霧に泣きぬれ ひれふしていのる

   羨みつ うらやまれつつ 傷つけつ きづつけられつ あさましきかな

   父逝きし 君のあはれさ 父ゆゑに 芸者となりし 君のあはれさ

   君恋へば ことさら君に 遠ざかる かなしき人を わすれ給ふな

   印刷機 さびしき音を 立てて廻ふ 十一月の 機械のつめたさ

   わがちから 足らずと知りし さびしさの 後に来れる 甘き謙抑(けんよく)

   『人々よ 幸ひであれ』ひれふして いのるとき 涙ながれぬ

   神様の 宮居(みやい)きづくと はらからの 土運ぶ見ゆ 冬の木立(こだち)に


  F大正8年12月7日 〜 ○玉石同架    まさはる

   妻とわかれ淋しき清き旅ににいづる放浪の友に祝福あれよ(七首筧君に)

   停車場の 柱に倚りて なみだぐみ 友伝道に いで行かんとす

   羽織紐 ちぎれしものを 無雑作に 乳(ち)に縫いつけて 旅立つや君

   この涙 何のなみだぞ 袖口を 合はして友に 餞別(はなむけ)をする

   はなむけを 拒みし人と 眼を合はし 『持ちたまへよ』と 眼を外(そ)らすわれ

   はなむけは 教主(けうしゅ)の君の おくりもの わがものあらず 布道につかへ

   自らを 罪して七日 ものはまず 友は嵯峨野に 露宿(ろしゅく)すと聞く

   断食を つづけし夕(ゆうべ) 隣室に 友酔ひしれて 戯言(たわごと)を言ふ


  G大正8年12月14日 〜 ○竹生島にて    白龍王

   青くびの 鴨群れ啼きて 湖は しまをしたせり 島もみぢせり


  H大正9年1月11日 〜 

   ○人類を嘲う歌   まさはる

   ひとなべて 利己主義(われよし)なりと しりし朝 さすらひの旅にいでゆかんとす

   いとせめて 求めもとめて やまざれば いつかは他愛の ひとにも会ふらむ

   他愛など 云ふことこの世に あるべきかは さびしき極み 涙はふれ落つ

   ももちたび みづから罪し さいなめど なほわが心 やすからぬかな

   なにを求め この人われに 来るらむ われ眼をあげて 君の瞳(まゐ)見る。

   他(ひと)を愛す その心根の 奥底に あさましきかな われの満足

   仕事にも 疲れぬ人に 会はんにも あまりにさびし ひとり街を歩む

   泥濘の 綾部の街を ただひとり 内をもとめて 我あゆむらむ


   ○ひとり歌へる 白龍王

   われは病み 君は綾部に うもれ木と 悲しき文を 見る夕かな

   ここの年 恋へと相見る よしもなき 遠花街(とほいろざま)の 悲しき女

           <感謝合掌 平成24年12月5日 頓首再拝>

大本時代の和歌 〜 輝子先生 (4430)
日時:2012年12月09日 (日) 04時21分
名前:伝統

(以下は、”山ちゃん1952 さま”に、昨年11月に掲載<生長の家“本流宣言”掲示板>して
 いただいた、谷口輝子先生の大本時代の和歌の紹介です。
 すべて”山ちゃん1952 さま”による紹介の言葉と輝子先生の和歌です)


ここからは谷口輝子先生の大本時代の和歌を掲載致します。
谷口輝子先生の和歌は『思い出の記』に少し掲載されておりますので、そちらから掲載致します。

(1)○軍艦へ帰りし人を偲びて   『大本時報』大正9年6月20日

   はるばると 南の海の 小島より 神苑(みその)したひて 来せし君はも

   いくさぶね 名もなつかしき 秋津嶋 南の海に 君をまつらむ

   秋津島 そのふねの上に すめらぎの 道説く人ぞ 守り神なる

   戦(いくさ)の日も 近からんふたたびは 君にまみゆる 我と思はじ

   あななひの 道をさとしし 君なれば 歌の目こそ 雄々しかるらめ

   雄々しくも さらばとつげし 君のこゑ 得こそわすれぬ 戀ならなくに

   いつきぬし となりて今日より 祝詞(のりと)のる その言霊や 波にひびかむ

   陸(くが)こひし わきて綾部ぞ 戀しきと はるかに君も 小手かざすらん

    ○

   奥都城(おくつき)に 月かげ浴びて 祝訓のる 刹那は我も 清けかりけり


(2)○日 本   『神霊界』大正9年3月

   日の本を 紳のみ國と 知らずして 見るもたふとし 秋津しま山


(3)○夕暮にひとり窓によりて  『大本時報』大正9年6月6日

   浅みどり 床しき桑の 畑なかの 一つ家の窓に 夕僥を見る

   紫の ひとむら浮む 雲の上に のりて行かまし 夕焼の空

   茜さす 彼方を戀ひて 流れ行く 雲の姿の はかなからずや

   あくがれて ひた走り行く 道すがら 早みだれちる 雲の運命(さだめ)よ

   ひとり居て 夕僥雲の ただよへる 彼方を戀へば 涙わき来る

   ともすれば あくがれ出づる 我たまの その行く方や いづ地なるらむ

   夕月の 淡き匂ひと 茜さす 雲の光りと いづれ床しき

   わがたまよ 月かげあとに 夕焼の かの山の端に 飛びて往ねかし

(4)○本宮山地つきの歌  『大本時報』大正9年7月4日

   本宮山(ほぐやま)に 紳の宮居(みやい)の いしづゑを 固めばやとて つどふはらから

   勇しき 地つきの胴を うれしみて 共にぬるるも うれしかりけり

   高らかに 教へ御祖(みおや)の いさをしを たたへて唄ふ ふしぞうれしき

(5)○歌ひ女を見て  『大本時報』大正9年7月4日

   白粉の 匂ひただよふ 絵日傘(えひがさ)の かたぶく見れば 芸者なりけり

   世のさまを 知らず顔なる 女(ひと)たちの さざめきすぎし のちの寂しさ

   美しき 衣(きぬ)もて罪の なやみをば 包むと聞けば あはれなりけり

   浅間(あさま)しき なりはひ故に たましひの すさむは如何に 悲しかるらむ

   さげすみの 心も消えぬ なれたちも 同じ紳の子 同じはらから

   ・・・

これから先は当方(山ちゃん1952 さま)で調べた和歌です。
ただし一字だけ原文がかすれてわからないものがありました。
掲示しましたが(?)としております。几帳面な書き方がその人の性格をあらわします。

「立ちわかれ いましみじみと はらからの なさけ覚えぬ 冬空の旅」
この詩の「なさけ覚えぬ」というのは別れの辛さを「冬空」がその底冷えの寒さと同感する。
是非お読みいただきたい。

(6)『大本時報』大正9年2月8日

   ○雪埋れ草(一)    てる子

   いとかたく にぎりかはせし 君が手の ぬくみも去らず 涙かわかず

   立ちわかれ いましみじみと はらからの なさけ覚えぬ 冬空の旅

   今はただ 野辺の景色も なかりけり やるせなきまで 物思ふ身は

   かくはかり よはき心は も(?)たなくに などせきあへぬ なみたなるらむ 

   おとろとろ 海潮高鳴る 夜の海を 見るにも堪へす さすらひの旅

   ああ六年 夢とすぎ来ぬ あはれにも 悲しき我世 初まりてより

   もの思ふ 月日つづきて 慕はしき 友さへすてて 泣きて暮しぬ

(7)『大本時報』大正9年2月15日

   ○雪埋れ草(二)    てる子

   たらちねの 母みまかりて 一しほに わびしき人と 姉をながむる

   〇婢と別るる時彼のいへる詞を

   君あれば 春の光りの この家に あふれて人も われも笑(え)みしを

   今ここに 君とわかるる 淋しさを たらちねかりに 行きていやさむ

   ○人々はいひぬ

   いかばかり おもにおひてや この君は 今の若さに 世をいとふらむ

   玉の宮 あやのふすまも 何かせむ まこと心に しくものぞなき

(8)『大本時報』大正9年4月18日

   ○    てる子

   ふる里の 庭に一もと 梅の花 めでにし人を しのびてや咲く

   とこしへに さらばとつげし 人々も 花さく見れば 思ひ出でけり

(9)『大本時報』大正9年5月30日

   ○時折り草    輝子

   灰色の 大空を見て 涙しぬ 桑のはかげに 物思ふ子は

   地におちて 野路にくち行く 花を見て 我身にあらぬ 我身くやしも

   ゆふべ一人 青葉のかけを なつかしみ 我の歩めば 小雨ふり来ぬ

           <感謝合掌 平成24年12月9日 頓首再拝>



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