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笑行 (172)
日時:2012年08月08日 (水) 03時28分
名前:伝統

今日8月8日は、「笑いの日」です。

 ・・・ 

 【笑いの日】
   日本不老協会が1994年(平成6年)に「笑いの日を作る会」を発足させ、
   この日を笑いの日に制定。「8(ハッ)8(ハ)」の語呂合わせから。

 ・・・

そして、生長の家では、練成会等で、「笑いの行事」が行なわれます。

<さあ、笑いましょう! >

  Musica E Tempo de Alegria (生長の家ブラジル)
  http://www.youtube.com/watch?v=K6B7WTGFS38&feature=related


第7回東京靖国見真会においても、「笑いの練習」が行なわれたようです。
ブログ「生長の家 青年として」によると、先導者は上野耕治講師で
「笑いは人生に希望を、喜びをもたらす」 となっております。
   → http://seichounoie.blog.fc2.com/#all

 
笑いの効用について、”生長の家“本流宣言”掲示板”では、
スレッド「神国実現への手紙(5月の手紙) (926)」で紹介して参りました。
   → http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=216

この掲示板においても、続けて紹介して参ります。

・・・

平成24年6月15日に開催された「医療ルネサンス高岡フォーラム」において、
著名な医師である鎌田實・諏訪中央病院名誉院長は、「笑いの効用」について、
次のように講演しております。

・・・

   私の『それでもやっぱりがんばらない』という本の中に、
   ノーマン・カズンズ(1915〜90年)という、
   アメリカを代表するジャーナリストを取り上げています。


   彼は、強直性脊椎炎という種類の膠原(こうげん)病になり、
   手足が腫れて動けなくなりました。

   ところが特効薬のステロイドを使わず、徹底してビタミンC剤の摂取と
   笑うことで治そうとします。すると膠原病が完治したんです。

   病室にはとにかく冗談を言ってくれる友達だけを入れるんですね。
   友達の中にいますよ、見舞いに来て「おまえ、こんなことしてるから病気になるんだ」
   ってお小言を言っていくやつ。そういう人は絶対病室に入れない。

   だじゃれでも何でもいいから笑わせてくれる友達だけを入れて、
   とにかく一日中笑っている。

   笑っていたら、動かなくなった関節が動くようになって、念のために血液のデータ
   を調べたら、治らないはずの──膠原病って基本的には治らないことが多いんです──
   治らない膠原病がどんどんデータも改善していって、完治しちゃうんです。

   すべての病気が治るわけではありませんが、笑うことは大事なことです。


   フランスの哲学者アランが
   「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる」と言っています。

   つらいことがあっても笑っていると、心身ともにいい事が起き出します。

   笑うことで病気が治るというほど簡単ではないけれども、
   笑うってすごく大事なことです。

   泣くことも笑うことと同じような効果があるということがわかってきました。
   泣くのも悲しいときには我慢しないほうがいい。

   被災地なんかでも、1回泣いた人のほうが立ち直りが早い。
   ずっと我慢しちゃっている人のほうが、鬱々とした気持ちが残ってしまう。

   だから、泣きたいときには泣き、そしてできるだけ笑うということを
   生活の中に取り入れることが大事です。

・・・

<参考Web:ノーマン・カズンズ
       http://human.kanagawa-u.ac.jp/gakkai/student/pdf/i07/P015-019.pdf >

           <感謝合掌 平成24年8月8日 頓首再拝>

「ホメオスタシス」と「笑い」 (640)
日時:2012年08月21日 (火) 04時51分
名前:伝統

    *井上宏(関西大学名誉教授)・著「笑いの力」(P198)より

人間のからだには、外部から細菌や異物が侵入すると、それらを破壊し本来の自己を維持
しようと、免疫系や内分泌系、精神神経系などが働いてくれるという仕組みがあって、
その仕組みがホメオスタシスと呼ばれている。

つまり人間にはいつも「同一の自己」を保とうとする
「恒常性の原理」が働いているというのである。

暑ければ汗を放出して体温を調節するし、怪我で出血しても暫くすれば血は凝固してしまうし、
ちょっとした風邪なら、栄養と睡眠をとれば回復するとか、私たちは経験的に、
この原理のおかげで元気でおられるわけである。


笑うという行為は、精神的な側面と身体的な側面をもっている。
ワッハッハと笑うのは、明らかにこころにかかわっている。
しかしそれは同時にからだのどこかに影響を与えている。

からだに影響を与えているという側面について言えば、
今日では次のような科学的知見が報告されている。

若干の例を上げると、笑いがNK細胞を活性化するとか、リューマチ患者の痛みの原因になる
インターロイキン6という物質を減少させるとか、動脈硬化の予防に効果がある抗酸化作用を
もつメラトニンの脳内分泌を促すとかいった類の知見がある。

笑いが、正常値から逸脱していた値を正常値の範囲に戻したということであるから、
ホメオスタシスの原理からすれば、笑いはからだの「恒常性の維持」に役立ったという
ことになる。

ここまでは理解が得やすいのであるが、笑いは一方でこころの側面にかかわっているという
ことを、どう考えるかである。私は、こころの動きにもホメオスタシスの原理をもって
考えられないかと思うのである。

こころがバランスを欠くと、精神は乱れてしまい、ネガティブな感情を埋め込んでしまう。
というよりもネガティブな感情を埋め込むからバランスが崩れるといった方が適切かも知れない。
バランスを保とうとすると、ポジティブな感情を喚起してやらねばならないということになる。

ポジティブな感情を喚起してくれるのは、何も笑いだけではないが、
笑いはきわめて顕著にポジティブな感情を喚起してくれる。

ノーマン・カズンズ(記事172参照)は、自らの病気治療の方法に笑いを取り入れ、
笑うことに努めて、病気を克服したのであるが、これをホメオスタシスの原理で解釈すると
次のようになるのではないか。

笑うことでポジティブな感情が喚起して、先ずは心の状態がセット・ポイントに戻される。
心が「同一の自己」を取り戻す。そのことの繰り返しが身体にポジティブな生理的反応を
起こさせるのである。

           <感謝合掌 平成24年8月21日 頓首再拝>

笑い講〜おかしくなくても笑う神事 (722)
日時:2012年08月24日 (金) 07時06分
名前:伝統

・・・・・

    *井上宏(関西大学名誉教授)・著「笑いの力」(P223)より

別におかしいことがあるわけでもないのに、人間は笑うことができる。
いや悲しいことがあっても、笑おうと思えば笑えるのである。

鎌倉時代に端を発したと言われる山口県防府市の「笑い講」は、今日でも尚健在である。

面白いことがあって笑うのではなく、笑えば福がやってくるであろうという願いを込めて
大笑いをする。笑えば神さんも笑ってくれるであろう。神さんが笑ってくれれば、福が
もたらされるという信仰で、「笑い講」は神事として執り行われている。

3回大笑いをするのだが、

1回目の笑いは今年も豊作で元気に暮らせたことを感謝する笑いで、
2回目は来年もまた豊作がもたらされ元気で過ごせますようにという祈りの笑い、
3回目は、今年1年の間にあった憂さを吹き飛ばす笑い、

というように立て続けに、榊の木を持って3回大笑いするのである。

笑いは対面の人と向かい合って同時にすることになっている。
これは一人では笑いだしにくいので、二人で同時に開始する方が笑いやすくなるという
工夫ではないかと思う。

笑いだす前は、3回大笑いする意味は、皆心得ているが、笑いに入ってしまうと、もう
相手の顔も見えず、ひたすら笑いに集中する。笑っている間は、笑おうという意思が働いて、
笑っている行為があるのみで、その瞬間は自分を忘れている。

著者<井上宏(関西大学名誉教授)>は、
2005年12月4日の「笑い講」で、その神事に参加することができたが、
体験してみての感想は、

まず全身の力が抜けた感じになる。息も吸ったが、すごく息を吐いた感じがして、
気持ちがスカッとしたような、爽快な気分になる。
暫くは虚脱、心は空っぽという感じになる。

笑っている間は、笑うという行為に集注する意識があるだけで、こころの中は空っぽ、
他には何も考えていない、日頃の雑念や妄念はどこかに飛んでしまって、
笑っている自分があるだけである。

心を無にする働きは、笑いの威力というべきで、このことがあって、
私たちは「本来の自分」を取り戻し「我にかえる」ことができ、
心にゆとりをもつことが可能となる。

「笑い講」が800年もの長きに渡って伝承されている神事であるが、その伝承の実践、
つまり大笑いをするということが、実践者に西田哲学でいう「純粋経験」の機会を与えてきて、
その体験そのものが、忘れがたい経験として自覚されてきたからこそ、続いてきたのかも知れ
ないと思ったものである。

神事ではあるが、個人の体験において、それは意識の底に潜在化してある「生命の流れ」を
呼び覚まし、想起する機会となっているのではないかと思われる。

・・・・・・

参考として、昨年12月開催された神事「笑い講」に関する記事を以下に紹介しておきます。

「生長の家“本流宣言”掲示板」より
  〜神事「笑い講」 (5603) 〜日時:2011年12月08日 (木) 06時23分

全国でも珍しい年忘れの奇祭「笑い講」が4日、山口・防府市で行われました。

笑い講は、防府市に800年以上前の鎌倉時代から続くとされる祭りで、
この地区を開いたという21軒の農家の子孫が毎年持ち回りで開いています。

今年は「頭屋」の中川靖真さんの家に「講員」と呼ばれる参加者たちが集まり、
太鼓の音に合わせて2人1組で3回ずつ大きな笑い声を披露した。

1回目は今年の豊作を喜んで、
2回目は来年の豊作を祈って、
3回目は今年の苦しかったことや悲しかったことを忘れるという思いがこめられています。

<参考Web:「笑い講」>
       http://www.city.hofu.yamaguchi.jp/site/kankou-site/waraikou.html

           <感謝合掌 平成24年8月24日 頓首再拝>

免疫力を高める「笑い」 (1508)
日時:2012年09月17日 (月) 04時40分
名前:伝統


免疫力を高める「笑い」〜童心に帰って「笑いヨガ」

    *読売新聞(9月16日)くらし版より

(1)「笑う門には福来たる」と言われるが、笑いが免疫力を高める効果があることが
   明らかになっている。

   がんや心臓病などの患者を含む18人について、漫才や新喜劇を楽しむ前後に
   血液を調べると、7割以上の14人で、NK細胞の働きが高まった。

(2)笑いヨガが注目されている。

  @笑いの体操とヨガの呼吸法を組み合わせ、息を吐ききりながらひたすら笑う。

  Aユーモアや冗談は不要だ。

  Bポイントは、
   童心に帰り、なるべく大勢でゲラゲラと笑うこと。

(3)大阪大学准教授の大平哲也さんの調査結果

  @副腎皮質ホルモンの一種で、ストレスが多いほど増えて免疫力を抑える「コルチゾール」
   の唾液中の濃度を、落語、笑いヨガをそれぞれ行なう前と後で測定。
   (対象:49歳〜78歳の男女17人)

  Aその結果、濃度が低下した人が落語で7割なのに対し、
   笑いヨガでは9割にのぼり、より効果が大きかった。

  B太平さんは
   「仮に笑いたくなくても、笑うという行為そのものが大切なのではないか」
   と話す。

           <感謝合掌 平成24年9月17日 頓首再拝>

明るく朗らかに笑え!! (1620)
日時:2012年09月20日 (木) 04時17分
名前:伝統


*生長の家“愛国本流宣言”掲示板
◆明るく朗らかに笑え!!「明るく笑えば、この世は天国です!!」◆ (1057) より
 http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=hikarinomi&mode=res&log=292


日本笑い学会講師(社会教育家)

江見明夫先生の語る「素晴らしい笑いの効能」

(1)食事がおいしくなる。

(2)呼吸が整い心臓が楽になる。

(3)血圧が安定し血行が浄化される。

(4)焦りやイライラがなくなる。

(5)疲れが早く取れぐっすり安眠できる。

(6)肩の力が抜けるので姿勢が正しくなる。

(7)目がきれいになり顔が美しくなる。

(8)言葉が優しくなり声が澄んでくる。

(9)他人の言葉が素直に聞ける。

(10)花や風の心がわかり植物動物とも語れる。

(11)仕事の張りができ人生が楽しくなる。

(12)ほほ笑みは磨くほど効果が大きい。

(13)ほほ笑みはどんな逆行にも、不退転の勇気をくれる。

「1日・・・感動10回・感喜100回・感謝1000回」

  ・・・・・・

<Web

 @ほほえみの社会教育家・笑いの伝道師 江見明夫
  Akio Emi Official Home Page → http://akioemi.com/index.html

 A江見明夫・著「笑いがニッポンを救う」(日本教文社)
  → http://www.kyobunsha.co.jp/shopping/books/ISBN4-531-06402-X.html >

           <感謝合掌 平成24年9月20日 頓首再拝>

笑いは、良い遺伝子をスイッチ・オン (1843)
日時:2012年09月26日 (水) 04時32分
名前:伝統


*「笑いがニッポンを救う」(日本教文社)(P18)より

村上和雄先生は、良い遺伝子をオンにするためのスイッチとして、
次の8項目を推奨されています。

(1)環境を変えてみること。
(2)生きがいをもつこと。
(3)他人と比較せず、自分のペースで生きること。
(4)明るく前向きなプラス思考で生きること。

(5)笑いと感動、感謝の生活をすること。

(6)強い目的意識をもつこと。
(7)人との出会いを大切にすること。
(8)世のため、人のために生きること。


笑いは、良い遺伝子にスイッチを入れて、
目覚めさせてくれるとても重要な役割をしているのです。

           <感謝合掌 平成24年9月26日 頓首再拝>

悲しいときほど笑いましょう (2159)
日時:2012年10月04日 (木) 05時02分
名前:伝統

*「笑いがニッポンを救う」(日本教文社)(P37)より

社会的動物である私たち人間には、楽しいこと、愉快なことばかりがあるわけではありません。
辛いとき、悲しいときや情けないときもあります。腹が立ったり、大げさにいえば、屋上から
飛び降りて死んでしまいたくなるほどに落ち込むこともあります。

私は、そういうときこそ、声を出して笑うことをお奨めします。
辛いとき、悲しいときこそ、腹の底から大きな声で笑ってほしいのです。

そうすると、たちまちにして心の憂さ、体の痛みがなくなるものなのです。
あらあら不思議と消えていくのです。

こういう話をすると、傷ついたり、落ち込んだりしたときに笑うなんてこと、
とてもじゃないができませんと、おっしゃる方がいます。

いいえ、人間は、悲しいとき、辛いときでも笑える動物です。

心の中の状況とは無関係に、笑わなければならない環境に置かれたとき、
人間は無理をしてでも笑うことができる動物です。

その「無理をした笑い」を、もっと積極的に取り入れてほしいのです。


<参考Web:いきいきサロン「しあわせの輪」 笑い講
       → http://www.youtube.com/watch?v=ln7fOqwS650 >

           <感謝合掌 平成24年10月4日 頓首再拝>

一怒一老、一笑一若 (2212)
日時:2012年10月05日 (金) 04時49分
名前:伝統


*「笑いがニッポンを救う」(日本教文社)(P82)より

中国のことわざに、「一怒一老、一笑一若」というものがあります。

一つ怒ると一つ歳をとり、一つ笑えば一つ若返るという意味ですが、これを脳細胞から見てみると、
1回怒ると3000個の脳細胞が死滅し、1回笑うと5000個の脳細胞が増えるといわれます。

ことほどさように「笑い」というものは脳に大きな影響を与えているのです。

私が「笑い」の研究を始めるようになったのも、「脳力開発」というものに出会い、
その奥儀を極めていく中で、「笑い」が脳を活性化する素晴らしい力をもっていることを知り、
さらに人生そのものを変えていく力をもつことに気づいたからです。

・・・

「脳力開発」については、あまり耳慣れていない方もあるかと思いますので、以下に
江見明夫氏に関する Web:「笑いは伝染する」から抜粋して掲載しておきます。
          (→ http://melma.com/backnumber_183409_5083115/  )

【笑いは伝染する】

風邪も伝染します。
同じように、マイナス思考も伝染します。
でも、笑顔だって伝染するはずです。

ですから、笑うことは、他人への一番簡単な貢献なのです。

笑い声って、基本的に、「ア行」と「ハ行」ですが、
「アハハハ」と「オホホホ」がいい笑い声だそうです。

「イヒヒヒ」となると、なんか越後屋さんと悪代官みたいでしょ。
「イヒヒヒ。越後屋おぬしも悪よの〜」

「ウフフフ」となるとなんとなく含みのある笑い方。
「エヘヘヘ」は照れ笑い。

ですから、笑うときは、
思い切り「アハハハ」か
上品に「オホホホ」でいきましょう!

この本(笑いがニッポンを救う)には、
笑い方だけでなく(もちろんでしょ)能力開発についても書いてあります。

能力開発には、3つのポイントがあります。
1.理念→ビジョン→戦略→戦術→行動
2.三感思考・・・感動、感謝、感喜
3.陽転思考・・・好奇心、向上心、積極心

アクティブブレインでもこの3つは強調しています。

「アクティブブレイン」、脳をアクティブにするわけですから、まさに、能(脳)力開発ですね。
1〜3まで、たくさんの要素がありますが、3点についてお話させてもらいます。

陽転思考については、
アクティブブレインの創始者小田全宏先生が陽転思考について本を書かれているくらいです。

まず、好奇心がないのに、その分野で能力開発などできるわけありません。
好奇心がある、趣味などのことはどんどん頭に入ってきます。

わたしなど、新しいアイドルグループをみても、みんな同じ顔に見えたりしますが、
同じようにテレビを見ていても、興味のある人は、
どんどん、そのアイドルグループの情報が入ってきます。
子どもが、ポケモンを完全に暗記できることも好奇心のなせる業でしょうね。

そして、マイナス思考の人は、せっかく行動しても、どこかで、
「自分には無理だ〜」と思ってしまいます。
「無理だ」と思ったら当然「無理」なので、
マイナス思考の人が能力開発できるわけありません。

最近重視しているのが、感動です!

「できた!」とか「きれいになった!」など感情が入った言葉を使うこと。

同じように問題を解いてできた人でも、
「できた!」って喜んだ人と、
そうでない人とで次の問題に向かうときの意欲はまったく違いますね。

「できた!」って思って、口に出し、成果を感じることって楽しいです。

           <感謝合掌 平成24年10月5日 頓首再拝>

『笑いの四作用』 (2487)
日時:2012年10月14日 (日) 08時23分
名前:伝統


   *日経ビジネス1月23日号『神田東クリニック院長の高野知樹先生』のコラムより

「笑い」には、時に特別な意味が加味される。
苦笑い、照れ笑い、作り笑い、など様々なものがあるが、
笑うことはあらゆる動物の中で唯一人間に与えられた特権なのだろう。

社会学者の井上宏・関西大学名誉教授は、「笑い」の研究でも知られている。
井上先生によれば、笑いには4つの心理社会作用があるという。

(1)「親和作用」〜人々がお互いに笑うことにより緊張がほぐれ、親密感が増す。

(2)「誘因作用」〜笑いの絶えない所には、人を集める力がある。

(3)「浄化作用」
   〜腹立たしい時でさえも、腹を立てている自分を笑うことができれば、
    ストレスマネジメントの大敵である"怒り"さえもどこかに吹き飛んでしまう。

(4)「解放作用」
   〜笑うことによって心のゆとりが生じ、その結果、複眼的にモノを捉えることが可能となり、
    不快な"とらわれ"から解き放たれる。


これらの作用はメンタルヘルスを考えるうえでの共通点も多い。
生物学的にも、笑いに関する研究報告が多く知られている。

免疫システム上、大変重要なリンパ球の一種でNK細胞というものがある。
笑いによって副交感神経が刺激されることにより、NK細胞が活性化され免疫力が高まる
というものである。

自己の持つ免疫システムの力をしっかり発揮させれば、
ガン細胞がNK細胞によって退縮するとさえ言われている。

人間の体内では、毎日百万個ほどのガン細胞が生まれているという説もある。
発ガンに至らないのは、こうした免疫システムが働いていると考えられる。


逆に、極めて強いストレス環境下での生活が続けば、交感神経が緊張状態となって
リンパ球が減り免疫力が低下、その結果、発ガンの危険性が高まることになる。

生活習慣病と言われる肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病といったものは、
一夜の暴飲暴食だけでは起こらない。
悪しき生活習慣を続けることによって次第に蓄積し生じるものだ。

こう考えると、ガンも発ガンに至る生活が続くことによってもたらされた
生活習慣病の一種とも言える。

ストレス性疾患も同様だ。
日々の生活でのストレスがうまく解消されないうちに、次のストレスが蓄積していく。
まるで悪玉コレステロールがたまっていくように。

こうして大きくなった悪玉ストレスの塊が脳を疲労させ、精神活動に支障を来す。

最近のテレビ番組には多くの若手お笑い芸人が登場する。
また、アイドルグループたちも一昔前の格好良さだけではなく、
笑いの要素も重視されているように感じる。

国民の多くが笑いを求めていることによる自然発生的な流行だろうか、などと考えてしまうが、
身近な生活にも笑いのネタはたくさん転がっているのではないだろうか。

幸いなことに、笑いには副作用がないからありがたい。 


・・・以下は、「笑いがニッポンを救う」(日本教文社)(P114)より

(1)親和作用

  @笑うことで親しみを覚え、和やかな雰囲気をつくります。
  A見知らぬもの同士でも、ニコッと笑えば理屈抜きで親しみを感じます。
  B久し振りに会った友人同士、なかなか共通の話題がないときでも、
   ニコッと笑うことで会話が弾んでいきます。
  C気まずくなった会議でも、ちょっとしたユーモアで、たちまち穏やかな雰囲気に
   なり、そこから話が進展していくこともあります。

(2)誘因作用

  @笑いというものは伝染します。「笑いの増幅作用」ともいわれます。
  Aそして、明るく楽しいムードがかもし出されていくのです。
  B自分だけが楽しむのではなく、積極的に楽しいことをいって、
   人様を喜ばせるように心がけると、さらに人生が楽しくなります。

(3)浄化作用

  @笑うと気持ちがスカッとします。
   これは、笑いによって、ストレスや悩みが一瞬に消えてしまうからです。
  Aストレスや悩みは、心に溜まった毒薬。
   笑いは、この毒抜きをし、「心の煙突掃除」をしてくれるのです。
  B辛い時にも笑え、腹が立ってもそんな自分を笑えれば、立ち直りも早くなります。

(4)解放作用

  @笑いは、気分をよくして、頭を柔軟にしてくれます。
  A笑いによって、精神が伸びやかになり、ゆとりをもって周囲を見渡すことが可能に
   なるのです。そして、それまで気づかなかった答が急に見つかったりするのです。
  B笑いは物の考え方を複眼的な見方を可能にする働きがあり、心に余裕が生まれるのです。
  C笑いにより五感が刺激され、潜在能力が目覚めることにもつながります。
   頭の回転がよくなるというのも、まさにこの解放作用によるものです。

           <感謝合掌 平成24年10月14日 頓首再拝>

嘘でもいいから笑ってみるんだ (2706)
日時:2012年10月23日 (火) 06時19分
名前:伝統

笑顔をしてごらん 嘘でもいいから笑ってみるんだ

    *”生長の家「本流復活」について考える”より
     (1259 :”うのはな さま”記事:2012/08/17(金))

天風先生の奥様が薬石効なく息を引き取られたとき、先生はその枕許で、
さめざめと涙を流された。頬を伝う涙はやがて滝のように流れた。

そのとき、ひとりの弟子が部屋に入ってきた。

「先生、ご講演の時間です。皆さんが待っています」

「おう」と吠えるような声を発して、先生はすっくと立ち上がった。

瞬間、先生の顔は、いつものにこやかな顔になっている。

「楽しい、嬉しい、面白い」という観念は、いかなる名医、名薬にも優る。



「マザー・テレサを探すなら、笑い声が聞こえる所を探しなさい。
そこにはきっとマザー・テレサがいますよ」。

うす暗いところでちょっと見ると、
マザー・テレサはおとぎ話に出てくる魔法使いのお婆さんのようだが、そうではない。

マザー・テレサが背をかがめてのこのことやってくるのを見ると、
まるで磁石のように吸い寄せられて、跳んで行きたくなる。
そばによると優しい目の光がまぶしく大きく包んでくれる。

日常のつまらないことなど何もかもが雲散霧消して、ホッと安心してしまうのだ。
 
そのとき彼女のひと言ふた言、どっと笑い声があたりをおおう。
部屋全体が明るく楽しくなって元気な光りが射す。

光りのあるところでは、明るく温かく安心がある。
暗い所は、やがてカビが生え、コケも生え、色々な得体の知れない虫がうごめき始め、
ジメジメ、サムザム、常に不安とおそろしさがつきまとうものだ。

人間の心も体も人生も同じなんだよね。

明るくて光りのある所を探すのではなく、自分が光源となればいいんだよ。
そうすれば「類は類を呼ぶ」っていうだろう。
 
人生は心ひとつの置きどころ。自分が光りになろうよ。

<『心を創る言葉のチカラ』 中村天風  清水榮一 著>

           <感謝合掌 平成24年10月23日 頓首再拝>

「笑う」と、脳は深呼吸する (3356)
日時:2012年11月08日 (木) 04時39分
名前:伝統


     *斎藤孝(明治大学教授)・著「『つぶやく』時代にあえて『叫ぶ』」より

脳の血液可視化装置を使って笑っている人の脳をみたところ、
「前頭前野は酸素を含む血液の流入が顕著に増大していることがわかっている。
  (伊藤乾<音楽家>・著『「笑う脳」の秘密!』)

笑うことで脳に酸素がたくさん送り込まれ、いわば「脳が深呼吸している」ような状態になる。
これにより呼吸そのものも深くなり、リラックスできる。

本番でリラックスして成果を出すためには、よく笑うことが一番。

受験や面接、大事なプレゼンの直前には大いに笑って脳を深呼吸をさせるべし、である。

           <感謝合掌 平成24年11月8日 頓首再拝>

笑え、そして心の気枯れを吹き飛ばせ! (3466)
日時:2012年11月11日 (日) 04時50分
名前:伝統


    *『生命の實相』(第15巻、人生問答篇上)<P9〜11>より

何よりも、今幸福でない者は、笑いの分量が足りなくないかを顧みよ。

人は笑うのも自由である、しかめ面(つら)するのも自由である。
しかし笑う者の運命は光の如く輝き、しかめ面する者の運命は闇の底に沈衰する。

諸君はそのいずれを選ぼうとも自己の好みに委されたまったくの自由を許されているのである。
光となって輝きたい者は笑うがよい、闇の底に沈衰したい者は眉をしかめるがよい。

幸福でもないのに笑えないと云うな。
笑わないから幸福が来ないのである。

(中略・・・某老婆が子宮筋腫の診断を受け、ある誌友から”笑う”よう勧められた)

老婆はこの誌友の言に従い、毎日努めて笑うようにしたところが、だんだんその子宮筋腫が
小さくなって治ってしまったという。

これは昭和六年十月十七日生長の家本部に於ける座談会で話された実話である。

哄然として笑うことを大人らしくないと思うな。
老婆だから笑えないと思うな。

キャッキャッと騒ぐことは心に良薬を服(の)ますにも等しいのである。

(中略)

天理教では神楽歌に合わして明るく踊る、踊って踊って踊り抜いたとき、
ある種の病は癒えているのだ。

(周りの物や外見の穢れるのを気にするな)

心の気枯(けが)れていることを気にせよ。
心の中へ陽気をうんと吹き込んで、心の気枯(けが)れを吹き飛ばせ。

穢れるとは、外から土がつくことではない。
心のうちに生気が枯れることなのだ。

           <感謝合掌 平成24年11月11日 頓首再拝>

笑いは肯定的な感情を喚起する (3597)
日時:2012年11月15日 (木) 04時51分
名前:伝統

   *メルマガ「人の心に灯をともす(2012年11月08日)」より

   明治大学教授の石川幹人氏の心に響く言葉より…


   チンパンジーは、下位の雄が、上位の雄に接近すると
   怒りの感情を発動させていまいます。

   仲間内で、それを回避するために、するのが毛づくろいです。

   チンパンジーの体毛にはノミやシラミが生息していて、
   それをとってもらうのは気持がいいのです。

   上位の雄は、下位の雄に毛づくろいをさせることで、階層関係を確認します。
   また、もめごとが起きると、毛づくろいをしあうことで、それを鎮静化します。
   それ以外にも、愛情や友情を確認する場面でも、終始毛づくろいをしています。

   毛づくろいという共通価値を介して、
   肯定的感情を広め、協力集団としての群れを確固たるものとしています。

   チンパンジーが毛づくろいで肯定的感情を伝播しているとしたら、
   人間はどうしているのでしょう。

   人間は言語を使っているのです。
   対話的な言語を中心に、表情やしぐさを交えて肯定的感情を伝播しているのです。

   友人が「楽しい」とか「うれしい」と言っていれば、
   自分も自然と楽しくなってくるでしょう。

   また、「なんでそんなに楽しいの」と聞いて、
   その楽しさを共有することもできるしょう。

   そうして人から人へと、肯定的感情が伝播するのです。

   では、勝利のおたけびのように、いっせいに伝播する仕組みはあるのでしょうか。

   「楽しいぞ」と叫んでも、遠くの人への伝播効果は薄いでしょう。

   なんといっても、伝播効果がすぐれて高いのは「笑い」です。

   笑い声を聞いたり笑い顔を見たりすれば、
   自分も自然に「にやっと」してしまいます。

   笑いは、大集団でもすぐに利用できる特性をもっています。
   大勢で取り囲んで、誰かがおもしろい話をするのを聞いたり、
   滑稽なしぐさをするのを見たりすれば、皆がいっせいに笑います。

   同期して笑うことは、観衆の共感をかなりたかめるにちがいありません。

   アメリカでは「有能なリーダーにはユーモアが欠かせない」と言われていますが、
   笑いによる共感を適切に利用できる能力を重視した言葉だと思います。

   人間関係には、コミュニケーションのくい違いや、否定的感情がたびたび発生します。
   そのときユーモアは、それを笑いに転化し、一同に肯定的な感情を喚起するのです。

         <『人は感情によって進化した』ディスカヴァー>

   ・・・・・

動物にも笑いはあると言われるが、人間ほど表情筋が発達していないため分かりにくい。
むしろ、争いを起こさないための服従や劣等の表情やしぐさが見られるという。

人類は、「言葉」や「笑い」という、
他の動物より圧倒的に有利な武器を手に入れたことなる。

これが、「肯定的な感情を伝える」ことにより仲間同士が助け合ってきた人類の歴史であり、
人類を生き残らせた心の仕組みの一つだと言える。

「言葉」や「笑い」は、人間を人間たらしめている最も大切な道具。

人類に与えられたこの優れた力をもっと磨き、肯定的な感情を喚起する能力を高めたい。

           <感謝合掌 平成24年11月15日 頓首再拝>

「笑い」は生の肯定 (3787)
日時:2012年11月20日 (火) 04時17分
名前:伝統


     *斎藤孝(明治大学教授)・著「『つぶやく』時代にあえて『叫ぶ』」より

アウシュビッツの収容所に送られながら生き延びた体験をもつ精神科医、
ヴィクトール・フランクル。

フランクルは、収容所の工事場で一緒に働いていた友人に、一日にひとつ、
愉快な話を見つけることをお互いの義務にしようと提案する。

一日のうちのほんのわずかな時間でも、いまの苛酷きわまりない状況から自分を切り離し、
笑いの感覚を持つこと。それこそが未来への希望につながる方法だとフランクルは考え、
実際、それで命を永らえることができたのだった。

不幸な状況にあると、誰でも落ち込む。気が滅入る。
そこで「もう八方ふさがりだ。この状況を打開する道などない」
と思い詰めることは、その世界観の枠のなかに埋没しきっているということだ。

自分で壁を高くしてしまっている。
有る意味「パノプティコン(一望監視施設)」的な、
自分で自分を縛る方向に向かってしまっているといえる。

そのとき、現状の壁を突き破るパワーになるのが「笑う」ことなのだ。

           <感謝合掌 平成24年11月20日 頓首再拝>

笑いは自然が与えた最良の強壮剤 (3927)
日時:2012年11月24日 (土) 06時27分
名前:伝統

    *Web:21世紀の医学2「笑いは「万能薬」?」より
 
かつてNHKテレビで放映された「クローズアップ現代」では、「笑いは“万能薬”」と題して、
一般企業や医療機関が「笑い」の知られざる効用に注目し、利用始めている最新状況を
紹介していました。

 
(1)例えば日本医科大学の吉野槙一教授はリューマチの治癒に「笑い」を活用。
   同教授が実際に落語家を招いて病院の中で寄席を開き、リューマチの患者さんに
   1時間ほど大いに笑ってもらい、笑う前の血液と笑った後の血液を比較したところ、

   リューマチの炎症を起こしている「インターロイキン6」という成分が
   なんと半分以下に激減したデータを紹介していました。

(2)また東北大学の長谷川啓三教授は、医療に携わる側が患者と短時間で信頼関係を
   築く上で「笑顔」が大切なことを指摘しています。

   確かに医者や看護婦さんの「笑顔」は、患者や心配している家族の心の重荷を軽く
   しますし、その治癒にも貢献していると思われます。

   さらに同教授は笑うことによって
   「行き詰まった状況に隙間を空け、今ある状態をちょっと離れて見ることができる」
   などとその効用について仰っておられました。

   (そう言えば、“浜の大魔神”こと佐々木選手は、恩師から「君は笑顔がすてきだから、
   いつも笑っていなさい」と言われたことから、どんなピンチの時にもどんなに
   調子が悪い時にも「笑顔から道が開ける。苦しい時こそ笑おう」と笑顔でマウンドに
   上がったそうです)

(3)そのほか、番組では大阪の八光信用金庫が、会社にお笑いグループを結成して
   実際に漫才をその地域で上演するなど「笑い」によって社員のやる気、営業能力を
   引き出すことに成功している実例や、

   従業員に「笑い」のセミナーなるものを受けさせてお客さんに対する印象を良くして
   業績を上げようとしている、あるスーパーの取り組みなども紹介しておりました。

(4)かつて谷口雅春先生が

   「笑いの医療的価値はやがて一般にみとめられてくるだろう。
   もしこのことが一般にみとめられ一般に利用されるようになるならば、病気の大半は
   医者も薬もなしに吹っ飛ばされてしまうに相違ないのである」

   「能率を望む実際家もまた笑いの効果を知らねばならない」
                   (『生命の實相』第7巻24〜25ページ)

   と書いておられたことが、現実味を帯びてきたということでしょうか。

   「実際高らかな朗らかな笑いは、自然が与えた最良の強壮剤である。

   哄笑を爆発さすとき、憂欝な心で抑えつけられていた生理作用はたちまち活発に
   活動をはじめる。血液の循環は順調になり、白血球の喰菌作用は増加し、
   自然療能はさかんになる。

   だから、“生長の家”の生き方をする家には、病気の悪魔ははいれない。」(同前)

           <感謝合掌 平成24年11月24日 頓首再拝>

古事記に見る「笑いの真髄」 (4048)
日時:2012年11月28日 (水) 04時09分
名前:伝統



     *斎藤孝(明治大学教授)・著「『つぶやく』時代にあえて『叫ぶ』」より

笑うさまを表現する言葉のひとつに「相好をくずす」があるが、
笑うことはきちんと整っている形をくずすことでもある。

笑うと表現がくずれる。そこに皺が生まれる。
だから、取り澄ましているときとは違う親近感を抱く。
ふだんの境界線を越えた付き合いが生じる。

つねに、きちんとしている自分をくずしたくない、隙を見せたくない、
と身構えている人はあまり笑わない。
必然的にとっつきにくい人という印象になる。

笑うことは、隙やくずれを楽しんでしまうことなのだ。

日本でもっとも古い笑いの記述は、天の岩屋戸の場面にある。
岩屋戸の前のにぎやかさに、何の騒ぎかと気になった天照大神はそっと岩屋戸を開ける。

   何由(なにのゆゑ)にか、天宇受賣(あめのうずめ)は樂(あそび)をし、
     また八百萬(やほよろづ)の神も諸(もろもろ)咲(わら)へる (古事記)

神々が酒を飲み、半裸で踊ったりする世界観は、なんとも陽気で突き抜けている。
飲めや歌えの宴で盛り上がり湧き起こる笑いの前に、天照大神も無関心ではいられないのだ。
これが原初的な笑いの姿だ。

(中略)

古今東西、きまじめに構築されたある世界観をくずしたり、壊したり、ひっくり返して、
そこに生じるズレ、隙、ほころびの妙を楽しむのが、笑いの真髄だといえる。

           <感謝合掌 平成24年11月28日 頓首再拝>

「ワーハッハ」と年忘れ 山口の奇祭「笑い講」  (4361)
日時:2012年12月07日 (金) 04時05分
名前:伝統

      *京都新聞(2012.12.3)より

山口県防府市台道の小俣地区に伝わる「笑い講」が12月2日にあり、
今年の頭屋(当番)の農業和西敏美さん(63)宅で
「ワーハッハ」と年忘れの大笑いが響いた。

鎌倉時代から続く奇祭で、羽織はかま姿の参加者は、
サカキの枝を手に太鼓に合わせて3回大笑い。

1回目は今年の収穫への感謝、

2回目は来年の豊作を願い、
3回目は悲しみや苦しみを忘れるためという。

笑い足りないと判定されると酒がつがれ、笑い直す場面も。

  → http://www.kanko-hofu.gr.jp/index/page/id/194


*昨年実施の「笑い講」の動画は、こちらです。
  → http://www.youtube.com/watch?v=BpQ0KRUmrus&feature=youtu.be


さらに、防府市では「第3回お笑い講世界選手権大会」が予定されております。

  → http://www.kanko-hofu.gr.jp/index/page/id/34

・・・・・

「明るさ」は世の中で「最高の徳」です。

  一日一回は
    大きく楽しく笑いましょう。

     「あっ はっ はあー」

     ・・・・・・

「楽しいから笑うのでなくて、
    笑うから楽しくなるのである」(ジェームズ・ランゲの法則)

           <感謝合掌 平成24年12月7日 頓首再拝>

大笑し、哄笑し、跳び廻り、踊り廻れ! (4431)
日時:2012年12月09日 (日) 04時23分
名前:伝統


    *『生命の實相』(第15巻、人生問答篇上)<P12>より

植物の葉に緑を与え、その花にいろいろの色彩を賦(あた)え、その果(み)に美しい光沢と
美味しい味を与えるものは太陽の光である。

それと同じく”人間の心にも太陽の光が必要なのである”。
心に必要な太陽の光とは、光の名に相応しい、生命の自然から湧き起こる明るい歓びである。

「生命(せいめい)」は「生命(せいめい)」であってそのほかの何者でもない。
「生命(せいめい)」は”躍動”がその本然のすがたであるから、
それを自然のすがたに置くとき躍動するほかはないのである。

「生命(せいめい)」はその歓喜がその本然のすがたであるから、
それをその自然性に委(まか)せるとき歓喜するほかはないのである。

本当の聖人とは常に几帳面に正坐して真面目くさって
冗談一つ言わない窮屈な人間ののことではない。

「生命(せいめい)」のその本然に従って歓びを自由自在に形にあらわし、
大笑し、哄笑し、跳び廻り、踊り廻り、周囲の人々にも自分の歓喜を感染さしうるような
人こそ本当の大聖なのである。

           <感謝合掌 平成24年12月9日 頓首再拝>

【ドアは笑って開けてください】 (4690)
日時:2012年12月16日 (日) 06時08分
名前:伝統


         *メルマガ「人の心に灯をともす(2012年06月08日)」より

   永六輔氏の心に響く言葉より…


   映画評論家の淀川長治さんが、晩年、背筋をちょっと痛めて入院したとき、
   お見舞いに行きました。

   すると病室のドアに便箋が一枚張り付けてあって、淀川さんの字で、

   「このドアを開ける人は、笑って開けてください」

   と書いてあります。

   ぼくはいかにも淀川さんらしいなと思いながら、
   にっこり笑って「こんにちは」と部屋に入りました。

   そうしたら、ぼくの顔を見た淀川さん、

   「あんたはいいの」

   「え? だって、笑えって表に書いてあるじゃない」

   淀川さんがいうには、あの張り紙は看護師さんに向けて書いたんだ、と。

   看護師さんはとにかく忙しい。
   仕事もきつい。
   だから顔つきがとんがったり、角ばったりしがちになる。

   なかなか笑顔というわけにはいかない。

   だけど看護師の表情が硬いと、患者はそれでなくとも気持ちが沈みがちなのに、
   何か悪いことがあったんじゃないかと、余計な心配をしがちになる。


   看護婦さんがパッと笑顔で入ってきてくれるだけで、どれだけホッとするか。

   それで淀川さんは、部屋のドアに張り紙をした。

   そうしたら最近になって、やっと笑顔で入ってくれるようになった、というわけです。

   で、淀川さんの部屋を出たあと、ナースセンターに寄ってみたら、
   「永さん、あそこに張り紙がしてあったでしょう? 見ました? 」
   と師長さんに聞かれました。

   「ええ、見ました。看護師さんが笑うようになったって、淀川さん、いってましたよ」

   「そうなんです。淀川先生以外の病室に行っても、看護師たちが笑うようになったんですよ」

   そういって師長さんは、嬉しそうに笑いました。

   便箋一枚に書かれた張り紙が、看護師さん全部を笑顔にした。

   看護師さんが笑顔になると、病室全体がなんとなく明るくなった。

      <『日本に生まれてよかった!』(永六輔&ケン・ジョセフ)徳間書店>

     ・・・・・

面接などをするとき、第一印象はドアを開けて入ってきたときの表情。
とびっきりの笑顔で入ってきたら、部屋全体がパッと明るくなる。

セールスの人も、感じがいい人は同じだ。
明るく元気な声と、笑顔がある人とは、何にか話をしてみたくなる。


「一笑 一若 一怒 一老」

一つ笑えば、一つ若くなり、一つ怒れば一つ老け込んでしまう。

一つ笑えば、自分もまわりも、一つ元気になる。

           <感謝合掌 平成24年12月16日 頓首再拝>

七福大笑い (5196)
日時:2013年01月02日 (水) 06時15分
名前:伝統


    *Web:週刊 経営いろは帖(Vol.298 2008/11/24)より


(1) 恵比寿様 ⇒ 商売繁盛の神様(日本出身)

   ≪笑えば四角が丸くなる(みんな違って、みんないい) ≫

   唯一、日本の神様です。
   福々しい体格に釣り竿と鯛を小脇に抱えています。

   このお姿にはどんな意味があるのでしょうか? 

   網を使って一気に漁をするのではなく、
   先を見越して竿で少しずつ釣りをする、という意味です。

   そんな地道さが喜ばれ、商売繁盛の神様になりました。


(2) 大黒様 ⇒ 豊作の神様(インド出身)

   ≪笑いは心をリッチにする(幸せは、自分の心が決めるもの) ≫

   元来は古代インドの神様です。

   大黒天様は、トレードマークである右手の打出の小槌の「槌」は、
   「土」の産物である米をはじめとしたあらゆる農作物を産み出す「大地」を
   意味するものであると伝えられております。


(3)毘沙門天様 ⇒ 財福富貴の神様(インド出身)

   ≪笑えばピンチもチャンスになる(人生はゲーム、楽しもう)≫

   財産を守る守護神であり、仏教に伝わったのちには仏法の守護神になられました。

   軍神としての厳しさの一方で、右手に持つ多宝塔により限りない財宝を授与する
   という役割が期待されています。


(4)弁天様 ⇒ 財福、文芸、学問の才、長寿の神様(インド出身)

   ≪笑いは心を大きくする(転んだら、笑いながら起き上がろう)≫

   “七福神”中の紅一点であり、女性の神様でいらっしゃるのが弁財天様です。

   雄弁の才をつかさどる神なので弁財といい、音楽・学問の神ともされ、
   略して弁天として親しまれています。

   古代インドでは河川の神、豊穣の神として、崇拝された存在です。

   
  (今年は「巳」年ですので、「巳」に一番ご縁があるのが、「弁財天」様です。
   すべてを笑い(歓び)に転ずることができれば、器量を増すことにつながるようです。)


(5)福禄寿様 ⇒ 福徳・長寿の神様(中国出身)

   ≪笑えばいのちが輝きだす(笑えることが最幸の能力) ≫

   文字通りの福禄寿様として、「福」「禄」「長寿」を体現する存在です。
   

(6)寿老人様 ⇒ 長寿と幸福の神様(中国出身)

   ≪笑いに勝る良薬なし(知恵ある入は、笑って生きる) ≫

   “寿”というわけで長寿を授けてくれる老人(神様)として知られています。
   

(7)布袋様 ⇒ 開運・良縁・子宝の神様(中国出身)

   ≪笑いが愉快な明日をつくる(みんなが笑えば、地球も笑う)≫

   唯一、布袋様は、僧侶です。本来は神様ではありません。高名な中国禅僧です。

   でも、丸い頭にふくよかなお顔、布袋腹と呼ばれる大きなお腹が皆から喜ばれました。

        ( http://www.sk-k.co.jp/iroha/bk03/vol298.html )

           <感謝合掌 平成25年1月2日 頓首再拝>

【一日一笑日記】 (5300)
日時:2013年01月06日 (日) 04時27分
名前:伝統


     斎藤茂太・著『「一緒にいてほっとする人」のこころの習慣』より

「笑いのセンスをもっと磨きたい」というあなたの面白さに磨きをかける、簡単な方法があります。

「一日一笑日記」をつけるのです。

つまり、一日の生活の中で、いちばん「可笑しい」と感じたことを、毎日日記につけておくのです。
さほど笑いのない毎日でも、振り返ってみれば、
可笑しいことのひとつやふたつは必ず見つかるものです。

街で出会った可笑しな人、自分の失敗談、他人の失敗談、可笑しな夢、
可笑しな本やテレビのネタなど、身近な珍事件から探してみましょう。

場合によっては、一日一笑どころか、
あっという間に、一日五笑くらいになってしまうかもしれません。

その瞬間は青ざめるような失敗も、客観的に見つめると、
可笑しな事件にすぎないことがよくあります。

そんなあなたの体験のひとつひとつが貴重な財産となり、笑いのネタとなります。

日記をつけるときに笑い、昔のページを見ては笑い、とくり返し笑っているうちに、
自然と笑いのセンスが磨かれていきます。

日頃から面白いことを探して笑っていれば、
そのうち人にもユーモアを振りまけるようになるでしょう。

この一日一笑日記の発案者である私の知人は、マジメ人間ですが笑いのセンスは一流です。

しかも、毎日必ず一回は笑っているだけあって、非常に健康体です。

毎日笑っているから自然治癒力が知らず知らずのうちに高まり、
病気知らずの体になっているのでしょう。

           <感謝合掌 平成25年1月6日 頓首再拝>

笑い療法士 (5457)
日時:2013年01月11日 (金) 04時39分
名前:伝統


       *医学博士 高柳和江・著「笑いの医力」(P191)より

(1)「笑い療法士」とは

  @「笑いで患者の自己治癒力を高めることをサポートし、また発病予防 をする人」のこと。
   笑い療法士は笑いで患者さんの自己治癒力を高めたり、または笑いをもって病気の予防を
   サポートする人のことです。

  A医療や福祉の現場に、また社会全般に笑いを広げること、
   また実際に笑いを提供している人を発掘し、さらに頑張って頂くことが認定の目的です。

  B医療福祉関係者(医師・看護師のほか、仕事で病院や施設に出入りしている人すべて)
   のほか、医療笑費者(患者さんを笑わせている患者さん)やその家族、一般の人も
   参加して頂いています。

   周りの人をワッハッハッと笑わせるだけでなく、
   「その人がいるだけで空気が変わる、社会が楽しくなる人」も対象と致します。

  C笑いは、人が幸せに生きることを支え、また病気の予防にも繋がっていきます。
   そうした笑いを引き出すのが「笑い療法士」です。

  D患者やストレスをたくさん抱えている人は、笑おうと思ってもなかなか笑えません。
   それを引き出すのが笑い療法士です。

   特別な療法があるわけではなく、笑い療法士のメソッドは、
   各自が相手と心の交流をする中で模索していくものと考えています。

   ここで重要なことは、単に援助の手を差し伸べることではなく、
   その人自身の生きる力を引き出すことです。

  E患者を尊敬し、患者の心に寄り添って、笑いを感染させる人であり、
   笑いを感染させる伝道師ともいえます。

  Fステータスのある資格として、癒しの環境研究会が認定します。

(2)笑い療法士育成の目的

   病気や障害をもっても、心を病んでも、
   幸せに生きることができる社会環境をつくり出すことにある。

(3)笑い療法士の資格

  @3級:笑い療法士の理念を理解し、熱意のある人。
  A2級:笑い療法士として十分な実績をもつ人。
  B1級:笑い療法士として社会に貢献し、特に優れた実績があると認められた人。

(4)認定の方法

  @笑い療法士の資格は、癒しの環境研究会に設置された「笑い療法士認定評価委員会」が
   審査し、認定します。

  A癒しの環境研究会の笑い療法士講習とフォローアップ研修を受け、
   合格すれば認定されます。

   *癒しの環境研究会事務局
    〒154-8568東京都世田谷区世田谷3-11-3 東京医療保健大学内 Fax 03-3261-5990
    URL  http://www.jshe.gr.jp/

(5)笑い療法士としての条件(実践)

  @日常的に笑わせる。
  A笑いを感染させる力が強い。
  B特に場所を選ばなくてもできる。
  Cパフォーマンスは必ずしも必要としない。
  D特にグッズを必要としない。
  E心にしみる温かな笑い・・・・・安全・安心が基本

     〈笑わせるのではなく、笑いを引き出す。それが笑い療法士です〉


<参考Web>

  @映画〜Trailer Patch Adams Movie (パッチ・アダムス)
   http://www.youtube.com/watch?v=c7DmtYuYhAs

  Aパッチ・アダムス in 日本2011〜Patch Adams Smile Baton?
   http://www.youtube.com/watch?v=v-jPmoHNuJU

           <感謝合掌 平成25年1月11日 頓首再拝>

笑いと腫瘍マーカー (5694)
日時:2013年01月17日 (木) 04時50分
名前:伝統

       *医学博士 高柳和江・著「笑いの医力」(P169)より

Aさんは前の年の秋口からじわじわと、腫瘍マーカーの数値が上昇し続けていることがわかっていた。
主治医から「おそらく転移しているから、次回はMRIの検査を」と言われていた。

検査のときは「悪い結果になってはならない」と、真剣に考えた。

Aさんは腫瘍マーカーを調べていて、ある発見をした。

@一生懸命に笑った月は下がっている。
Aまあまあ笑った月は前月とほぼ同じ状態。
B副作用に落胆し、笑いを忘れた月はドバッと上がっている。

それで、ひとりで笑って笑って笑いまくった。
笑いのネタがなくなると、笑いの替え歌をつくって歌いながら笑った。

検査の結果を聞きにいく当日は不安になった。
でも診察室に入ると先生がニコッと笑って
「きれいだった。すごくきれいだったよ」。

転移はなかったのである。
おまけにこの日の腫瘍マーカーは下がっていた。


・・・以下は、田中治郎・著『ナゼか運を呼び込むブッダの法則』より 

《がん細胞を減らす感謝と笑い》

いまやがんという病は、日本人の二人に一人がかかり、三人に一人が死ぬ病となりました。
だれもがんになりたくありませんが、いつだれがなってもおかしくない病気なのです。

がんの治療には、手術、放射線、抗ガン剤の三つが基本としてあるそうなのですが、
それらが効を奏さないケースもあるし、激しい副作用があって、
その副作用で死亡する例も少なくないといいます。

必要なのは、日ごろから自分の体の中の免疫力を高めることです。
自己免疫力には副作用はありません。

この免疫力を表す指標で、「NK活性」ということばがあります。
NKは「ナチュラル・キラー」の略で、ナチュラル・キラー細胞の活性化を表します。
この細胞が免疫力を高めるのです。

島村トータル・ケア・クリニック院長の島村善行先生は、その著『いのち輝け』
(モラロジー研究所)の中で、NK活性の弱い人は強い人に比べて、
がんにかかる率が2倍近く高いことがわかったと述べています。

さらに、「NK活性は緑黄色野菜を食べたり適度な運動をすると高くなり、
喫煙したり肥満になると低くなることがわかっていますが、
笑いや感謝の気持ちを持つことでも変化するといわれ、注目されています」

と言って次のように指摘しています。

一センチのがんに十億個の細胞があり、
一回笑うと十万から百万くらいのがん細胞が死滅するのではないかといわれています。

また、感謝の気持ちを持って「ありがとう」と言うと、百万個ほどのがん細胞が死ぬといいます。
実際のところはまだ解明できていませんが、生き方を変えることで病気を少しでも改善できる
ということを意味しているのではないでしょうか。(同書)

このように、感謝の気持ちを持って前向き(ポジティブ)に生きることによって、
私たちの免疫力を強化してがん細胞を抑制することができるのです。

これで、感謝の心が私たちを強運に導いてくれるということは
十分にわかっていただけたのではないでしょうか。

   この部分は、(生長の家「本流復活」について考える)
   <803 :うのはな:2012/10/20(土) 10:15:33 >
   から拝借いたしました。

   ”うのはな さま”のお許しをお願いいたします。

           <感謝合掌 平成25年1月17日 頓首再拝>

キリスト教と笑い (5918)
日時:2013年01月25日 (金) 04時33分
名前:伝統


       *医学博士 高柳和江・著「笑いの医力」(P132)より

ある本によると、聖書のなかにはイエス様が笑ったという場所が一つもないのだそうだ。

ナチの収容所の公式文書には「殺す」という言葉は一箇所だけしか書いていなくて、
それはのら犬を殺す「殺せ」だったという。


つまり逆説的に言えば、キリストは笑いすぎたために、聖書にわざわざ「笑い」を
書かなかったのではなかろうか。キリスト教者のキリストに恋をするよは瞳、
ぽっと赤くなる頬はまさしくスピリチュアルな笑いそのものだ。

「神様はあなたの口に笑いを与え、次にその唇に喜びを与える」(ヨブ記)

「あなたの口を広く開けよ。わたしはそれを満たそう」(詩篇)

大分の牧師・釘宮義人氏はこれらを
「口を開けなさい、そうすれば神様が笑いで満たしてくれる」
と解釈している。

就学前の子どもは1日400回笑うが、大人は1日10回しか笑わない。
「幼子のようにならなければ天国に入ることはできない」とイエス様は言われた。
みんなもっと笑えば、天国に行きやすくなりますよ、と。

           <感謝合掌 平成25年1月25日 頓首再拝>

1日5回笑って、1日5回感動しよう (6101)
日時:2013年01月31日 (木) 04時57分
名前:伝統


       *医学博士 高柳和江・著「笑いの医力」(P12)より

悩んでいる人に、私は「笑いの処方箋」を送り、
1日5回笑って、1日5回感動しようといっている。

1日5回笑ってというのは、型から笑いに入ること、
1日5回感動しようとは心からの笑いを引出すこと。

1日5回笑うのは、そんなに難しいことではない。
まず、朝起きたときに鏡を見て、自分にほほえみがけてみよう。
そして寝る前にも同じようにしてみる。

これで2回は笑える。
あとは、朝食、昼食、夕食のときに、おいしいねとほほえめば、それでもう5回になっている。

とりあえず笑ってみよう。
おかしくなくても笑えば、何で笑っているのかわからなくなって、
次第におかしくなってくるのが、笑いの不思議なところだ。

あくびと笑いには感染力があるが、人から人へと感染するだけではない。
自分のなかでも、笑っているうちに笑いの「どつぼ」にはまって、
笑いが止まらなくなることもある。

型から入る笑いは、朝晩の鏡に向っての笑いから、笑いヨガ、笑い体操、いっぱいある。

笑っている人の顔を思い浮かべるのもいい。大笑いしている人の顔だ。
自分が思い描けるように、必ず脳みその入り口近くにおいておこう。
それを何度でも思い出そう。だんだん、その人の笑いが移ってくる、不思議だ。


でも本当は、心からの笑いがほしい。
1日5回感動する、というのは、心からの笑いを引き出すためだ。
感動したときには、気持ちがよくなる脳内モルヒネのエンドルフィンがわき出る笑いが起こる。


「笑いには愛がある。愛が伝われば、笑いは2倍3倍になる」
「どんな状況でも絶対に笑って生きていくぞ」

こういう言葉を発しながら生きていく。
そすればいつの間にか、つらさがどこかに逃げていく。

さあ、今日から1日5回笑おう!  5回感動しよう!

           <感謝合掌 平成25年1月31日 頓首再拝>

笑いは、人間の特権 (6197)
日時:2013年02月03日 (日) 04時52分
名前:伝統


      *「光明道中記」(P45<2月3日 微笑する日>)より

【諧謔(じょうだん)は塩のようなものである。適当の諧謔は人生に味を添え、
 余りに諧謔が過ぎれば人生は味を失う。     (『生命の實相』第八巻)】


笑うと云うことは人間の特権である。

猿は時には羞恥を含んだ笑いを顔に浮かべることがあるし馬は朝自分が放尿をしたところへ
繋がれると、自分自身の放尿の味を嗅ぎながら笑うということを聞いたことがあるが、
本当に楽しくて笑うのは人間にのみ与えられたる特権である。

笑いは憂鬱を跳ね飛ばし、家庭を明朗にし、ヒステリーを癒し、消化をよくし、
時として重症の肺病すらも癒すことがある。

併し笑いも時処を得ないときには相手を傷(きずつ)け、自分自身を傷けることが往々ある。

○○病院へ慰問に往って、愉快そうに笑ったために、
不幸なる入院患者は自分の窶(やつ)れている姿を嘲笑(あざわら)ったものと誤解し、
大いに憤慨したために、その女学生の引率教諭の辞職問題さえ起こったことがある。

笑いも、冗談も、時と処を得てその効用を発揮する。

厳粛であるべき時には厳粛であれ。

机上に常に鏡を用意しておいて仕事に飽きて来たときに、鏡に向かって微笑し
「私は楽しい、私は愉快だ」と心で讃えることは元気恢復(リクリエーション)に
非常に有効である。

           <感謝合掌 平成25年2月3日 頓首再拝>

一日一笑 医者いらず (6308)
日時:2013年02月07日 (木) 04時16分
名前:伝統

      *近藤勝重・著「しあわせの一日一笑 365」(P262〜266)より

近年、笑いの効用の医学的研究は大きく進展しました。
笑いを治療に取り入れ、その効果を実証した医学者でまず挙げたいのは、
岡山県倉敷市にある柴田病院の伊丹仁朗先生です。

「笑いと健康」は吉本興業の元会長中邨氏の講演の持ちネタの一つですが、
あるとき伊丹先生の名を挙げてこんな話をしています。

「毎年暮れになると大阪のなんばグランド花月に、がん患者を20人ほど連れて来て、
笑う前と後の比較研究を続けている。・・・笑うとナチュラル・キラー細胞が活性化され、
がんに対する抵抗力が高まるそうで、伊丹先生は学会でも『笑いは非常に効果がある』と
発表している。笑う人は風邪をひきにくい、という研究もあるそうです」


中邨氏は、ときにはこんなことまで言っていました。
「うちが劇場を建てるというのは、大きな病院を建てているのと同じです」

笑い渦巻く劇場はお客の免疫力を高め、健康、治療面で大いに役立っている、
すなわち病院と同じだというわけです。


笑いに伴うナチュラル・キラー細胞の活性化は、大阪大学医学部神経科のグループでも
こんな実験とともに明らかにされています。

被験者21人(男性)にお笑い番組と報道番組をそれぞれ見てもらう。
その前後で血液を採取し、ナチュラル・キラー細胞の活性化の有無を調べました。

すると報道番組を見たあとでその活性が確認できたのは9人、他の12人は低下していましたが、
お笑い番組を見たあとでは16人もの活性化が確認されたのです。


笑いは、リウマチや糖尿病の改善にも効果があるとの報告もあります。

それらに加えて、笑いが自律神経に作用してストレスを軽減させることや、
笑えばストレス対抗ホルモンのアドレナリンなどの分泌が増えること、
さらにはエンドルフィンという脳内ホルモンも分泌され、幸福感が味わえることなども
わかっています。


このように笑いは健康に数々のプラスをもたらしていますが、
それと同時に人間に備わった自然治癒力を高めていると見られています。

自然治癒力のそもそもは、古代ギリシャの医師で医学の父と呼ばれた
ヒポクラテスの医術観に求められるでしょう。

ヒポクラテスは
「病を癒すのは自然の偉大な力であって、医師はその忠実な協力者にすぎない」
と語っています。

今、あらためて、人の治癒能力を生かす医療は、
笑いの効果が実証されることなどで、大きな流れになってきているのです。

           <感謝合掌 平成25年2月7日 頓首再拝>

「笑い」を薬にする方法 (6427)
日時:2013年02月12日 (火) 04時39分
名前:伝統

      *近藤勝重・著「しあわせの一日一笑 365」(P267〜266)より

《あるジャーナリストの実話 1日10分の笑いで難病に勝った!》  

実際の治療ではアメリカのジャーナリストで『笑いと治癒力』という闘病体験記を
著したノーマン・カズンズ氏のケースが有名です。

氏は脊髄と間接の骨が一本残らず火がついたように痛む、強直性脊髄炎に見舞われましたが、
笑いや生への意欲の治癒的効果に期待し、喜劇映画を見ることにしました。

すると効果はてき面、10分間も笑うと痛みを感じることなく眠れることに気付きました。
そして笑いにを自らの療法に取り入れ、助かる確率は500分の1と言われていた
難病の克服に成功したのです。


《笑いの処方箋6箇条》

     *ある悪性リンパ腫に出した処方箋で、その後完治。

(1)朝、洗面時に息を吸ってワッ、息を吐きながらハッハッと声を出して5回笑う。

(2)食後「おしかったなあ」と心からため息をつく。
   「私はなんとハンサムだ」と心から思いながらワッハッハッと5回笑う。

   → 女性の場合、
     面会時、きれいにお化粧して「私はなんと美しいのでしょう! 」と、
     心から思いながら3分間笑う。   

(3)看護師を笑わせるジュークを、毎日必ず3つ用意する。

(4)面会の人とゲラゲラ笑う。

(5)楽しかったことを日記につける。

(6)寝る前に今日はなんて幸せと心からワッハッハッと笑う。

           <感謝合掌 平成25年2月12日 頓首再拝>

笑うとつながる〜「大いなるひとつ」との一体化 (6744)
日時:2013年02月27日 (水) 06時10分
名前:伝統

     *Web:ハリー的一隅を照らす(2013年02月19日)より抜粋。

笑いの科学的作用、

笑うことによって、脳の中にある特殊な物質が形成されるそうです。

その脳内物質には3つの作用があり、

1つ目は、免疫機能を強化する。
2つ目は、血液をサラサラにする、そのため血圧が下がる。
3つ目は、脳の中の痛み中枢に直接作用し、痛み中枢を麻痺させてしまう。

との作用を持っているが故、この脳内物質は脳内モルヒネとも呼ばれているらしいのです。

また、それに関連して、

健康な人でも、一日に5000個ものガン細胞が体内で作られているそうです。
しかし、だからといって、私たちが簡単にガンにならないのには、
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が、日々ガン細胞をやっつけてくれてるからなのです。

で、そのNK細胞ですが、、ある条件を満たした時に、
とてもよく働くということが分かっています。
それは、笑った時、、です。

一回、 ワッハッハと笑っただけで、2000個ものガン細胞が消えていくみたいで、
笑った時に、NK細胞の働きがとても活性化するそうです。
つまり、「笑うこと」によって、スイッチが入るのです。

笑いとは、そうした科学的な見地からもとても優れた健康法と言えるでしょう。



さて、ここで話は、精神的な方向へ、

「笑うこと」によって、思考を超える、
つまり、我々は、日々四六時中と言って良いほど、
思考や自我というものに支配されて過ごしているのですが、

笑った時、、あるいは、寝ているとき、 といったときなどは、
そうした思考、自我の影響を受けることなく、
本来の私たちの姿、あるがままの状態になっているというのです。


そのあるがままの状態というのは、
「大いなるひとつ」と繋がっている状態、

もっと分かりやすく言えば、
喜び、至福、解放感、安心感に満たされているとき、、とでも言いましょうか、

これには前提として、
私たちは個々に切り離された存在ではなく、
一つの同じ命の共有している存在である、 という認識が必要なのですが。

そして、その一つの命(大いなるひとつ)は、
喜びや至福などのエネルギーが絶えず充満しているもので、
それに繋がることで、その恩恵にあずかることができるのです。

よって、へとへとになって疲れても、寝て起きると、翌朝は体力が回復しているというのは、
寝ている間に、大いなるひとつと一体化しているためであると考えられます。

そして、
笑うことによっても、
同じような作用を体や心にもたらすことができるのです。

      (http://blog.goo.ne.jp/kidotomoaki/e/db168e28b097224f44d2b55c9f22d302

           <感謝合掌 平成25年2月27日 頓首再拝>

「笑いの効用」 (7163)
日時:2013年03月18日 (月) 04時50分
名前:伝統


     *『泣いて生まれて笑って死のう』昇幹夫・著(P155〜156)より

人間は賢いから明日のことを心配し悲観論者になります。
でもまた賢いから笑えるんです。
悩むことと笑うことは本来セットなんですね。

それなのに悩むだけ悩んで笑わなかったら生きていけませんよ。
昔から言うでしょ、落ちるだけ落ちたらあとは笑うしかないって。
これも不思議な日本語の言い回しですね。

そして笑いと同じくらいNk細胞を上げるのが泣くこと。
涙の中にストレスホルモンが排出されます。
シクシク泣いて4×9で36、ハハハは8×8で64、合わせて100。

泣いて笑ってちょっとだけ笑いが多ければいい人生ですね。

        <感謝合掌 平成25年3月18日 頓首再拝>

子供とともに、踊り、大笑し、哄笑するがよい! (7514)
日時:2013年04月06日 (土) 03時53分
名前:伝統

    *『生命の實相』(第15巻、人生問答篇上)<P13〜14>より

子供は総じて大人に比べて大聖の資格を備えている。
彼は流るる水のごとく生まれたままの「生命(せいめい)」の自然性を失わずに歓びを流露して
跳躍するからである。

「天国とは幼児のごときものなり」とキリストはいみじくも言っている。

大人が子供に比べて静かに落ち着いているのはよい。
渓流は奔湍(ほんたん)となって激するが、大河と深淵とは底で流れていても表面は静かである。

しかし大河も深淵も渓流と手をつないで動いているのである。

されば大人も子供と手をつないでわたしのように躍(おど)り撥ねるがよいであろう。
渓流と手をつないで動かずして、底の流れが新陳代謝しない淵があればその水は腐って
悪臭を放つ沼となるであろう。

子供の魂と一緒に歓喜し、子供と一緒に手をつないで笑い興じえない大人には、
その精神状態のどこかに逆ったところがあるのである。

だから諸君よ、諸君の子供のさわがしいのを叱りつける前にまず無邪気に子供らしくなれない
自分を叱りつけ、できるだけ子供のように無邪気に飛び跳ね笑い叫びうるように修養するが
よいのである。これを諸君の生活の課題として勤めよ。

諸君にしてそんな暇がないと言いたいならば、わたしを見よ、講習会、講演会、五雑誌
(「生長の家」「白鳩」「光の泉」「理想世界」「精神科学」の五つの雑誌)の執筆と、
二重の生活をしているわたしは諸君に比べて暇が多いであろうか。

諸君にして精神的な人間は躍(おど)ったり撥ねたりできぬと言いたいならばわたしを見よだ。
「生長の家」の人類光明化運動に心を奉げているわたしは、諸君に比べて精神的でないであろうか。

しかしわたしは子供と手をつないで一緒にダンスし一緒に大笑(たいしょう)し、一緒に哄笑する!
そうすれば別に家庭の外にダンス場は要らない。家庭がダンス場となり、歓楽郷となり、
そこから細君のヒステリーも、子供の虚弱も、吹っとばされて消えてしまうのだ。

           <感謝合掌 平成25年4月6日 頓首再拝>

ある宗教団体の「笑いの訓練」 (7657)
日時:2013年04月14日 (日) 04時07分
名前:伝統

   *「笑う顔には福きたる」(笑い方研究所所長・さとうピカー<著>)P123〜125より

ある宗教団体で、口を大きく開けて、声を出して笑う訓練をしている、と聞いて、
特別に参加させてもらいました。

この団体では、毎月1回合宿による「練成会」というものを開催しています。
その最後のスケジュールで、2日間にわたり、「笑いの訓練」を、勤行の一つとして
行なっているものです。

どのようなことを、やっているか、といいますと、先導者の指導の下に、参加者が輪になって、
手をつなぎ、頭を上下させながら、全員で次のように言います。

「わが魂の、底の底なる神よ! 無限の力湧きいでよ! 
 うれしいな、たのしいな、ワッハッハッハッ・・・・・」

このようにやっていると、はじめは、その雰囲気になじまなかった人も、
ほかの人の笑い方の、おかしな格好をみて、つられて笑うようになります。

このように、笑いの訓練をしたあと、最終日に、全員による「笑いの大会」が開催されます。

1チーム6〜7人ずつに別れ、1チームごとに舞台の上に座って、同じ要領で、大声を出して
笑います。そして、他のチームの人の採点で3名ほど選出され、最後に決勝戦が行なわれ、
入賞者を決めます。入賞者には、賞状と記念品が渡され、その栄誉をたたえます。

最後に、全員が車座になって、座談会を行ないます。
笑いの大会に参加しての感想や、笑いについての体験談などが、発表されます。

このあとに、夕食を摂るのですが、
大声で笑ったあとなので、食欲も旺盛で、美味しくいただけたのが、印象に残っています。

           <感謝合掌 平成25年4月14日 頓首再拝>

練成会「笑いの練習」開始 (7724)
日時:2013年04月17日 (水) 06時45分
名前:伝統


       *徳久克己・著「幸運をよぶ」(P139〜140)より

《笑う門に福来たる》

飛田給の練成会がはじまりまして、練成にこられる人々の心を短期間に解放するために、
「笑えば楽しくなる」ということを応用して、「笑いの練習」をすることにしました。

練成にこられる方々のなかには、いろいろと苦しい人生問題をもっておられる人がありますので、
笑いの練習をしても、なかなか笑えない人がいます。そんな人々をみますと、私は、いつも
自分が最初は笑えなかった時のことを思いだします。

「笑いの練習」も、はじめての人には、まことに奇異に感じるらしいのですが、
慣れてきますと、楽しみになるようです。

人間が笑うという特権をもっているということは、人間は神さまから他(ほか)の動物にはない、
笑い ── すなわち喜びの表現 ── を与えられているのです。

これは、まことにスバラシイことでありまして、類を以って集まる、とか、類は友を呼ぶ、という
「心の法則」がありますように、笑いによって喜びを表現しますと、喜びが集まってくることに
なります。

昔から、「笑う門に福来たる」といわれていまして、
笑いのみちている家庭は、福が集まってきます。

神さまから、人間だけに特に与えられている、この喜びの表現である「笑い」を、
私たちは最初は努力し、だんだんと自然に笑いが身につくようになりますと、
自分の雰囲気がとてもよくなり、あらゆる面によい結果が出てきます。

           <感謝合掌 平成25年4月17日 頓首再拝>

笑いは、生まれながらに与えられた大事な能力 (7961)
日時:2013年04月27日 (土) 04時45分
名前:伝統


     *『あなたに奇跡を起こす 笑顔の魔法』野坂礼子・著(P46〜49)より

フランス映画『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』(2003年)の中で、
オマー・シャリフ演じるイブラヒムおじさんは、少年モモにこう教えます。

「幸せだから笑うんじゃない。笑うから幸せになるんだ」と。

まさしくそのとおりだと思います。
人は笑顔になると脳波がアルファ波になって安心サイクルに入り、幸せへと向かっていくのです。
まさに笑顔は幸せへのスイッチ。「笑顔」という形から入ることでも心は幸せになっていくのです。

しかも笑顔は、人間だけに与えられた幸せのスイッチです。

例えば犬はうれしいときにしっぽをふります。
犬に聞いたわけではありませんが、おそらくしっぽはうれしくなったら自動的に動くけれど、
飼い主を喜ばせようと犬の意思でしっぽを振ろうと思ったとしても振れないはずです。

一方、人間はうれしいときに自動的に笑顔になりますが、
暗い気分のときでも自分の意思で笑顔をつくることができます。
笑顔をつくる顔の表情筋が随意筋(自分の意思によって動かすことができる筋肉)だからです。

耳を動かそうと思っても、普通は動かせないですよね。耳の筋肉は随意筋ではないからです。
でも、頬の筋肉はだれでも自分の意思で動かすことができます。

人間だけが表情筋を使って、笑顔でも怒りでも顔でも悲しい顔でも、
自分の意思で表情をつくることができるのです。

逆に言えば、表情筋が随意筋なのは、人間は表情筋を自分の意思で自由にコントロールしていい、
笑顔を自由につくってもいい、ということです。

実は、私たちの本能の中には笑顔をつくってコミュニケーションする能力が、
生まれたときから備わっているのです。

生まれて半年もたたない小さな赤ちゃんでも、もうつくり笑顔をしています。
赤ちゃんに声をかけたり笑いかけたりすると、ちゃんと笑い返してくれますね。
あれはおかしいから笑っているのではなく、赤ちゃんの返事なのです。

「あなたのアプローチを受取っていい気分です。あなたを認めていますよ」というメッセージを、
つくり笑顔に託しているわけです。笑顔をつくりなさいと親が教えなくても、
人には生まれたときから、本能の中に笑顔をつくる能力が備わっているのです。


「いや、赤ちゃんがつくり笑いをするはずはない、それは、笑いかけられて心から笑っているんだ」
という声が聞こえてきそうです。そんな方に、次のお話はいかがでしょう。

私の孫の蓮ちゃんが1歳2ヵ月のころ、部屋の白いカベにマジックで落書きをしようとしていました。
私が「ダメ!」と叱ると、蓮ちゃんは反抗して、むきになって書こうとしたので、
「ここで負けたら、真っ黒のカベになってしまう」と思い、さらに強く、彼女の手を叩きました。

少し勢いあまってしまい、後で見ると私の手形がつくほどだったので、かなり痛かったはずです。
彼女はさすがに一瞬息を呑んで、ひるんだのですが、さらに怒って、私をにらみました。
孫とおばあちゃんの真剣勝負(?)、にらみ合いです。

しかし、次の瞬間、何が起こったと思いますか?
彼女は、私に向かってニーッと笑ったのです。
それには私もフッと笑ってしまい、ふたりのケンカは無事に終了。

蓮ちゃんは、まだ幼児にもかかわらず、「怒ってダメなら、笑ってみよう」とばかり、
自分に与えられた表情筋を自由に駆使して、物事が順調にいくように図っていたのです。


のびのびと育てられた子どもは、笑顔をつくると自分も気持ちよくなって人が喜ぶ。
そして好意が返ってくるということが本能的にわかっているので、つくり笑顔での
コミュニケーションがとてもうまいのです。

つまり笑顔は、「たくさんの人をしあわせにすることができますように」
「幸せに向かってちゃんと進んでいけますように」と、
私たちがこの世に誕生するときに天から授かった、貴重なギフトと言えるでしょう。

           <感謝合掌 平成25年4月27日 頓首再拝>

笑いを治療に取り入れた男の物語  (9033)
日時:2013年06月05日 (水) 04時47分
名前:伝統


      *Web:21世紀の医学 より
 
「笑い」を治療に取り入れ、“心の医者”を目指す男の物語を描いた映画『パッチ・アダムス』は、
現代の医療のあり方にも一石を投じた作品になっており、医療関係者にも是非見て頂きたい作品
です。

その「あらすじ」は、そのモデルとなった実在の精神科医、ハンター・アダムスは、
映画と同様に精神病院の患者だったときに医者になることを決意。

ヴァージニア大学医学部を卒業後、12年間、町医者として数多くの患者を無料で診療した
そうです。何でも現在は、ウエストヴァージニアに前代未聞の医療施設を建設中とのことです。

この本物のアダムスさんは、「医療を楽しいものにすることを基本に、史上初のおかしな病院を
作りたいのです。『楽しく、面白く、愛に満ちて、協力的で、クリエーティブであること』。

その5つの条件がそろった場所であれば病気が治る、治らないに関係なく素晴らしい医療が
行われるはずです」とその抱負を語っているそうですが、

この5つの条件は(少し話が飛びますが)、
講演などを成功させる上でも大切なポイントになるのではないでしょうか。

またこの映画を見た「日本笑い学会」(何でもアメリカにもユーモア・セラピー学会なるものが
あって、笑いの医療的価値を実験・検証しているそうです)の会長、井上宏さん(関西大学総合
情報学部教授)は、

笑いには、

@心にたまった苦しみ、わだかまりを流してくれる浄化作用

A凝り固まった観念を別の角度から見直させてくれる解放作用

B互いの距離が近くなり、仲良くなれる親和作用

C注目され、みんなが集まってくる誘引作用

の4つの効用があることを紹介した上で、
「笑いの“4つの効用”が、随所に描かれたいい映画でしたなあ」とコメントしておられます。

実際、この映画には本当の“子供の患者”も出演しており、その子供たちと、
ピエロの格好などをする主人公パッチとの温かい交流の場面がふんだんに出てきます。
「笑い」によってその子供たちの表情が輝いてくるところが、見せ場の一つになっています。

           <感謝合掌 平成25年6月5日 頓首再拝>

【笑い声が絶えない】 (9343)
日時:2013年06月19日 (水) 04時37分
名前:伝統


       *メルマガ「人の心に灯をともす(2013年06月18日)」より

   (春日大社権宮司、岡本彰夫氏の心に響く言葉より… )

   目に見えないものは存在しない。
   はたして本当にそういい切れるのでしょうか?

   電波や音波は、見えないけれど存在します。

   だから目に見えない世界が「ない」とは断言できないわけです。


   「瑞気(ずいき)」とは「めでたい気」「新鮮で、かつ美しい気」という意味ですが、
   昔の人は、この「瑞気」をいかに家や体に取り込むかに苦心したものです。

   たとえば神棚に飾る榊(さかき)の枝は、毎月1日と15日に取り替えます。

   榊は「栄える樹」で「サカキ」。
   つまり、榊の持っている、常に栄え続ける瑞々(みずみず)しい気を
   家の中に取り込むために飾る。

   
   「健全なる肉体に健全なる精神が宿る」というのは、西洋の考え方です。
   東洋ではその逆で、「魂を健全にすれば自ずと肉体も健全になる」と考え、
   魂をいかに健康に活発化するかということを大切にしました。

   家に「瑞気」を呼び込むのは、魂に活力を与えるための行為です。
   正月に正装をし、いつもと違う雰囲気に身を置くことも、
   「瑞気」を呼び込むための方法の一つです。

   家を建てるときは、地鎮祭をして祝い、上棟祭をして祝い、落成してまた祝います。
   そしてその都度、大工さんにはお酒やご祝儀をさしあげます。

   ところが最近は、建築の契約金の中にすべて含まれているという理由で、
   「ご祝儀なんて無駄なことだ」と考える人が増えているようです。

   昔の人は、なぜ、無駄と思えるようなことをしたのでしょう。
   それは人を悦(よろこ)ばせるためなのです。
   つまり、地鎮祭や上棟祭にお酒やご祝儀を出して、宴をし、大工さんや職人さんに悦んでもらう。

   その悦びの歌声や笑い声が「瑞気」を呼びます。
   その瑞気を新しい家に取り込むと、そこに住む人は幸せになれます。

   こんなふうに、昔の人は常に物事を活性化することを考えていたのです。


   「瑞気」を呼ぶと家が栄えます。
   来客が多い家は栄えるといいますが、
   人々で賑わい、談笑が絶えないと活気が家に充満し、繁栄をもたらすのです。


   家だけではありません。

   人もそうです。
   陰気な人では瑞気は呼べません。
   何事にも前向きで陽気な人には瑞気も集まってきます。

   笑うことが大切で、神様もよくお咲(わら)いになることが『古事記』にも書かれています。

          <『神さまにほめられる生き方』幻冬舎>

   ・・・・・

中村天風師は、原因不明の難病になったとき、師匠のカリアッパ先生から、
「いくら体の具合が悪くても、心の具合まで悪くなってはいけない」と教えられたという。

「今日は体の具合が悪い」といくら言ったとしても、それで治ることはないからだ。

それよりも、「心はさわやかだ」「どんどん元気が出てきた」と先に心を喜ばせた方が、
体もつられてよくなっていく。


東洋では、「魂を健全にすれば自ずと肉体も健全になる」と考える。
つまり、明るく笑っておおらかにすごし、魂が健全であれば、
自ずと、めでたいことが玄関先に集まってくるという、「瑞気集門」。


人に喜んでもらい、笑い声の絶えない職場や家でありたい。

           <感謝合掌 平成25年6月19日 頓首再拝>

笑いで、人生を楽園とせよ! (9922)
日時:2013年07月18日 (木) 04時28分
名前:伝統


    *『生命の實相』(第15巻、人生問答篇上)<P14〜15>より

人間は笑い興じたい欲望を「生命(せいめい)」の本然の性質としてもっているのである。

澄ましていて冗談ひとつ言うことを淑女としての慎みがないと思って
いつも表情を固くしている細君は、ともすれば良人を家庭の外のもっと笑いの多い世界に
逐(お)い出すのである。

(中略)

諸君よ、この書を手にせられたのを機会に
今日(きょう)からあなたの家庭をもっと明るく笑いに満ちたものとしようではないか。

苦い顔は家庭の外でもう飽きるほど見ているのである。
嫌味や小言はもう飽き飽きするほど家庭の外で聞かされているのである。

せめてわれらは家庭にいる間だけでもわれらの人生を楽園としようではないか。

われらが外に出て人生の人生の戦いを戦うとき、振り返って、帰れば楽しい明るい慰めらるべき
家庭があることはなんという力強いことであろう。

諸君よ、この人生の楽しいオアシスを、決して苦い火宅とするな。
あなたの天国に地獄を持ち込むな。

《一歩あなたの家庭に入るとき、そこを天国だと思え。
家庭の全員が、そこを天国だと思うようにするならば、そこに本当の天国が出来上がるのである》

           <感謝合掌 平成25年7月18日 頓首再拝>

『笑うことは、最も簡単な成功法』  (10132)
日時:2013年07月26日 (金) 04時07分
名前:伝統


       *メルマガ「人の心に灯をともす(2013年07月23日)」

   (斎藤茂太氏の心に響く言葉より… )

   『笑うことは、最も簡単な成功法』

   目尻がやや下がりぎみという顔だちのせいもあるのだろうが、
   よく、「先生は忙しいのに、いつもニコニコ楽しそうだ」と言われることがある。

   私とて感情をもつ人間である。
   イヤなこともあれば、腹のたつこともある。
   心配ごとも数かぎりなくある。

   だが、私は、ある経験から、できるだけニコニコ顔でいこうと決意したのだ。

   私の父・斎藤茂吉は歌人として名をはせたが、本業はあくまでも精神科の医者。

   都内有数の規模を誇った斎藤脳病院の後継者であった。
   都内有数の規模と書いたのは、けっして自慢したいからではない。
   大病院を維持するのは、昔もいまもなかなか難儀なことなのだ。

   私自身、その重みに長いこと耐えてきたから、誰よりもよくわかる。
   しかも茂吉は養子だったから、なんとしても先代の築いた栄光を汚すことはできない。

   その反動か、茂吉はいつも苦虫をかみつぶしたような顔をしていた。
   おまけに癇癪(かんしゃく)もちだったから、家族一同いつもピリピリしていて、
   家の中も病院も、けっして穏やかで心地よいとはいえなかった。

   子ども心にも私は「それではいけない」と考えていた。
   それで、自分が一家の長や院長という立場に立つようになってからは、
   いつもニコニコ顔でいようと心に決めたのだ。

   コンチクショーと思うようなときも、あえて唇の端を引いて、無理にでもニコッと笑ってみる。
   そうすると、さっきまで腹を立てていた自分がバカバカしく思えてきて、ニコニコ顔が定着する。

   顔で笑って心で泣いているうちに、心まで笑ってくるという経験を毎日にように重ねてきた。

   笑顔は人のためならず、ニコニコ顔の効用は、相手を快くさせることばかりではない。
   笑顔を心がけているうちに、自分自身の心までときほぐされてくるのだ。

   笑いには脳の活動を高める効果があることは生理的にも実証されている。

   病院寄席を開き、患者さんの治療に役立てている病院もある。

   
   「表面をつくるということは、内部を改良する一種の方法である」(夏目漱石)

     <『いい言葉は、いい人生をつくる』成美文庫>

   ・・・・・

「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」

と言ったのは、アメリカの哲学者であり、心理学者のウィリアム・ジェームズ。


問題が起きたとき、どんなに苦々(にがにが)しい顔をしようが、困った顔をしようが、
事態は一つもよくはならない。

ましてや、怒鳴ったり、文句を言ったりすれば、
状況は悪くなることはあっても、よくなることはない。

まわりにプレッシャーを与え、ピリピリしたり、緊張したり、不安にさせるだけだからだ。


北風なのか、太陽なのか…

笑顔の人は、まわりをほっとさせる。

           <感謝合掌 平成25年7月26日 頓首再拝>

笑いと神事 (10233)
日時:2013年07月30日 (火) 04時20分
名前:伝統


         *「笑い脳」(P11〜12)より

笑いは、空気を吐いたり吸ったり、という自然環境との相互作用から生まれる。
つまり、笑いの源であり呼吸の座でもある横隔膜が、生みの親だといえる。
とくに空気を吐き出す過程が、笑いである。

(中略)

人間は二足歩行によって呼気と吸気の自由度が増加した結果、
横隔膜が発達して笑いが可能となり、それがさらに音声言語の起源にもなったという主張がある。

また、笑いは、呼吸という人が生きる生命の根源にかかわり、
呼吸が自然の生命ともつながることから、必然的に神事ともかかわることになる。
実際、神社の神事や祭礼に伴う儀式を通して笑いが奉納されることも多い。

笑い奉納の神事は豊作への祈願や厄逃れ祈願として全国各地に認められる。
防府の小俣八幡宮の笑い講、熱田神宮の酔笑人(えようど)神事や
和歌山の丹生神社の笑い祭などたくさんあるようだ。

  ・・・

<呼吸と神様>

阿吽の呼吸には呼気と吸気がかかわる。
狛犬や仁王像は息を吐く(阿)像<向かって右の像>と吸い込む(吽)像<向かって左の像>
が対になって人間存在の時間経過を表現している。

古くは一息神の伝説もある。
古事記には葛城山の伝説として、山中で雄略天皇の一行が一言主の神の一行と出会ったとき、
一言主の神は悪いことも善きことも一言で言い分ける葛城山の一息神、一言主の神であると
名乗るくだりがあるそうだ。

一息神は呼気をさし、言葉を分けるという意味で、古来からの木霊信仰にその由来を
求めることができるという。

           <感謝合掌 平成25年7月30日 頓首再拝>

アメリカ・インディアンは、悲しいときこそ笑いを忘れない。 (10402)
日時:2013年08月06日 (火) 04時21分
名前:伝統


          *Web:「薬屋のおやじのボヤキ」より

笑っている場合ではない。
だから笑う。疲れたら笑う。困ったら笑う。苦しみも笑いで吹き飛ばす。

如何なる場合でも、明るく笑って、ほくそ笑んだり苦笑いしない。

アメリカ・インディアンの世界、特にラコタ族の間では、
笑いは、人生や社会を円滑にする神聖な行為として尊重されています。


 ここで、小話を二つ。

  インディアンが缶詰を買いに行ったが、字が読めないから、缶詰の絵で品定め。
  鶏の絵、豆の絵・・・太った子犬の絵の缶詰を見つけ、大喜びで買ってきた。
  そして、「何とうまい子犬の肉だ。」と、ドックフードをたいらげてしまった。

       ・・・

  亀と蛙(かえる)が池の真ん中の大きな岩でくつろいでいると、雨が降り出した。
  いち早く気付いた亀は、蛙に
  「お、雨だ。急がないと濡れちまうぜ。」と声をかけた。
  蛙は、「そうだな。雨宿りしなきゃ。」と、あわてて、亀と一緒に池に飛び込んだ。


どうですか。小生は思わず吹き出してしまいました。

アメリカ・インディアンにとって、軽口、冗談、おふざけは、
人の健康と健全な社会維持に欠かせない「くすり」なのです。

また、ラコタ族の世界には聖なる道化師「ヘヨカ」がいて、祭りで寸劇を見せてくれます。

歩いて行ったら、水溜りに差し掛かった「ヘヨカ」。
大げさに水をおびえて見せ、覚悟の末に、頭から飛び込んで泳いで渡ろうとする。
飛び越えれば済む水溜りを大海のように見立てて大騒ぎする。

その間抜け振りを見て、皆が大笑いする。

ラコタ族の世界で、これほどまでに笑いの文化が発達したのには、訳があります。

白人のアメリカ大陸への侵略により、まずは、白人が持ち込んだ病原菌により
伝染病が蔓延して多くの原住民が死に、次に、土地が奪われて、抵抗すれば殺されました。

その後は、同化政策で、伝統行事を行うことも、自分たちの言葉を話すことも禁止され、
住む土地は、痩せた荒地の居住区。白人文化になじめず、ろくな仕事にも就けない。

こうした厳しい苦難の連続に耐えてこられたのは、笑いの精神があったからだと、
ラコタ族の指導者は述懐しています。


現在の日本にあっては、豊かな物質文明を享受しているものの、
先行き不透明感が強くて、重だるく息苦しい社会になって来ています。
精神的ストレスもたまってしまいます。

こうした閉塞感が強い中で、一番必要なのは、やはり「笑い」でしょう。

都合の良いことに、これが一番簡単に手に入る「くすり」です。
ありがたいことにタダですしね。
おまけに、この「くすり」は、どれだけ多用しても一切の副作用がありませんから安心です。
 
ただし、急に始めると、アゴが外れる危険がありますから、
少しずつ馴らし運転されることをおすすめします。

 (http://blog.goo.ne.jp/miyakekazutoyo230910/e/af2234694ac46774c6324928b1a38235

           <感謝合掌 平成25年8月6日 頓首再拝>

笑いは、「認知症」に効く (10439)
日時:2013年08月08日 (木) 04時22分
名前:伝統

今日8月8日は、「笑いの日」です。
(このスレッド、2年目に突入させていただきます)

 ・・・ 

 【笑いの日】
   日本不老協会が1994年(平成6年)に「笑いの日を作る会」を発足させ、
   この日を笑いの日に制定。「8(ハッ)8(ハ)」の語呂合わせから。

 ・・・



「笑うことは健康(認知症)に良い」が科学的に証明される

          *Web:Peachy より
     

今、“笑う”という行為が再び科学の世界で注目を集めています。

イギリスにあるニューサウスウェールズ大学の研究者が、
「笑うことは、高齢者認知症患者のための、副作用のない最高の特効薬であるかもしれない」と、
科学的根拠をもとに発表したのです。

イギリスのニュースサイトMail Onlineの記事によると、
笑いと認知症の研究は、3年間に渡って特別養護老人ホーム36ヶ所、400人の入所者を
対象に行われたもの。

『ユーモアセラピスト』と呼ばれる笑い療法を専門に行うセラピストの訪問を定期的に受けた
被験者200人は、通常の治療を受けた被験者200人に比べ、なんと20%も
アジテーションレベル(認知症による興奮状態)が下がったといいます。

ユーモアセラピーの内容は、ゲームやジョークを飛ばす、歌を唄うなどの行為で、
セラピストの服装も鮮やかなブルーのジャケットを羽織り、ウクレレを持って演奏するなど、
趣向を凝らしたものでした。

その結果、笑いを生み出し、笑いが抗精神病薬の代替になり得ることを証明したのです。

ちなみに、認知症の患者だけがこの“笑い”の恩恵を受けたわけではなく、
そこで働くスタッフもまた、元気づけられ、仕事の効率も上がったという結果もあるそうです。

認知症はほとんどの場合、時間の経過とともに悪化の一途を辿りますが、
笑いを患者への治療法に取り入れることで、少しずつでも改善、または病気の進行を遅らせる
ことが出来るのならば、患者を含め彼らを日々サポートするご家族への希望に繋がりますね。


冒頭の「笑う門には福来る」という言葉通り、
人間が元来備え持っている、“笑い”という治癒力のパワーを感じずにはいられませんね。

     (http://news.livedoor.com/article/detail/5922791/

           <感謝合掌 平成25年8月8日 頓首再拝>



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