感謝は、寿命を延ばす (272) |
- 日時:2014年09月11日 (木) 03時58分
名前:伝統
*メルマガ「人の心に灯をともす(2014年08月30日)」より
(デイビッド・ハミルトン氏の心に響く言葉より…)
楽観的な人は、悲観的な人より長生きします。
アメリカのメイヨ―・クリニックという病院で447人を30年間にわたって 追跡した調査では、楽観的な人が早世する割合は悲観的な人の半分という 結果が出ているほどです。
また、エール大学の研究によると、年齢を重ねることを前向きにとらえていた人は、 後ろ向きな人より平均7.5年も長生きしていたそうです。
後ろ向きな気持ちは、心と体にストレスをもたらします。 その状態が長く続くと、酸化ストレスと炎症が生じて、テロメアが短くなってしまいます。
怒りやストレスは免疫機能を低下させることもあり、 他者への悪感情は心臓リスクを高めます。
これらの「解毒剤」になるのが、感謝なのです。
私たちをストレスや怒り、敵対感情から守り、それらによる悪影響を防いでくれる。
その結果、寿命が延びるというわけです。
寿命の研究については、ノートルダム教育修道女会のシスターたちの 「ナン・スタディ」という有名な調査があります。
この修道女会では、修道院に入るときに自分の生い立ちを書かされます。
心理学者がその内容と60年後の生存率の関係を調べたところ、 前向きなことを書いて感謝していた人、とりわけ人生を授かり物だと感じ、 希望や愛や満足などの気持ちが文面からうかがえた人は、
後ろ向きなことを書いていた人より6年から10年も寿命が長かったことがわかりました。
<『「親切」は驚くほど体にいい!』飛鳥新社>
・・・
「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。 およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ」(アラン)
楽観主義というと、お気楽で、何も考えていないノーテンキな人間のように思ってしまう。
しかし、困難なときや、失意のときに楽観主義でいるには、意志が必要だ。
逆に、状況に流されてしまう人はすぐに落ち込んでしまう。
「なんとかなる」「大丈夫」「きっとよくなる」「うまくいく」という楽観的で明るい言葉、 そして「感謝の言葉」。
「もうだめだ」「無理」「できない」「だんだんダメになる」という悲観的で暗い言葉、 そして「愚痴や恨みや嘆きの言葉」。
日々感謝し、楽観的に生きたい。
<感謝合掌 平成26年9月11日 頓首再拝>
|
|