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光明掲示板・第三

 

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すべてに感謝! (32)
日時:2014年09月01日 (月) 04時13分
名前:伝統

先代までの掲示板において、「感謝」に関した題材を次のように紹介してまいりました。

(1)「“本流宣言”掲示板」内スレッド「感謝の日 (7427)」
    ~消滅しております。

(2)「光明掲示板・第一」内スレッド「感謝の日々 (1211)」
   → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=278    

(3)「光明掲示板・第二」内スレッド「すべてに感謝! (10537)」
   → http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=2021


この掲示板(「光明掲示板第三」)においても、継続して紹介して参ります。

・・・

感謝は純粋でなければなりません

        *『眞理』第九巻生活篇(P82)より

「実相」に於いて既に与えられている神の恵みを、
現象界に導き出すための導線をつなぐのは感謝する心が大切なのであります。

感謝の心が自分の心の中にひらけて来ますと、
恰も漏斗(じょうご)が上を向いて大きく口をひらいているように
神の恵みがあなたに流れ入って来るのであります。

しかし感謝すれば何か貰えると思って不純の心をワザと起しますと、
その漏斗の中に不要な異物がつまったような恰好になって
却って神の恵みが淀みなく流れ入ることができないのです。

徹底的に純粋なる感謝の心になることが必要です。

感謝が「物を貰うための手段」となったら、それは恰(あたか)も乞食が「物を貰うため」に
お辞儀をしているのと同じで、
そんな不純な感謝は神は決して嘉(よみ)したまうものではないのです。

感謝は本当に純粋感謝でなければなりません。

           <感謝合掌 平成26年9月1日 頓首再拝>

感謝は、寿命を延ばす (272)
日時:2014年09月11日 (木) 03時58分
名前:伝統

          *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年08月30日)」より

   (デイビッド・ハミルトン氏の心に響く言葉より…)

   楽観的な人は、悲観的な人より長生きします。

   アメリカのメイヨ―・クリニックという病院で447人を30年間にわたって
   追跡した調査では、楽観的な人が早世する割合は悲観的な人の半分という
   結果が出ているほどです。

   また、エール大学の研究によると、年齢を重ねることを前向きにとらえていた人は、
   後ろ向きな人より平均7.5年も長生きしていたそうです。


   後ろ向きな気持ちは、心と体にストレスをもたらします。
   その状態が長く続くと、酸化ストレスと炎症が生じて、テロメアが短くなってしまいます。

   怒りやストレスは免疫機能を低下させることもあり、
   他者への悪感情は心臓リスクを高めます。


   これらの「解毒剤」になるのが、感謝なのです。

   私たちをストレスや怒り、敵対感情から守り、それらによる悪影響を防いでくれる。

   その結果、寿命が延びるというわけです。


   寿命の研究については、ノートルダム教育修道女会のシスターたちの
   「ナン・スタディ」という有名な調査があります。

   この修道女会では、修道院に入るときに自分の生い立ちを書かされます。

   心理学者がその内容と60年後の生存率の関係を調べたところ、
   前向きなことを書いて感謝していた人、とりわけ人生を授かり物だと感じ、
   希望や愛や満足などの気持ちが文面からうかがえた人は、

   後ろ向きなことを書いていた人より6年から10年も寿命が長かったことがわかりました。

            <『「親切」は驚くほど体にいい!』飛鳥新社>

           ・・・

「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。
およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ」(アラン)


楽観主義というと、お気楽で、何も考えていないノーテンキな人間のように思ってしまう。

しかし、困難なときや、失意のときに楽観主義でいるには、意志が必要だ。

逆に、状況に流されてしまう人はすぐに落ち込んでしまう。


「なんとかなる」「大丈夫」「きっとよくなる」「うまくいく」という楽観的で明るい言葉、
そして「感謝の言葉」。


「もうだめだ」「無理」「できない」「だんだんダメになる」という悲観的で暗い言葉、
そして「愚痴や恨みや嘆きの言葉」。


日々感謝し、楽観的に生きたい。

           <感謝合掌 平成26年9月11日 頓首再拝>

練成会での感謝行 (465)
日時:2014年09月17日 (水) 03時51分
名前:伝統

           *楠本加美野先生の講話より

(1)「ありがとうございます」を潜在意識に入れる

   だからね、「ありがとうございます」 なんてのもそうですよ。
   「ありがとうございます」 なんで、ありがたいなんて言うんだろうか、
   なんでありがたいなんて言うんだ。

   解らないな。
   それじゃあ、ありがたくなるまで、やらないでいようかって人が昔いたね。
   皆“ありがとうございます”やってるのに、ひとりで「こんにちは」ってやってるんです。

   解らなくてもいんですよ、
   何回も何回も、何回も何回も。

   まあその点はここは、
   朝から晩まで一番言う言葉は「ありがとうございます」でしょ、ねぇ。

   そうするとね、
   知らず知らずの間に潜在意識に入っちゃう。
   「ありがとうございます」


(2)なんでありがたくもないのに有り難くなったか

   この間もね、手紙きましたね。
   うちに帰る途中、電車に乗ったんだって。
   そしたら電車の中で足踏まれちゃったらしいね。

   帰ったばっかりに、
   そうしたらね、出てきた言葉に
   「ありがとうございます」って出てきちゃったんだって。
   自分でびっくりしちゃったんだって。

   今まで足踏まれたらね
   「痛い!気をつけろ」
   って言ってたんだって。

   ところがね、練成帰って足踏まれたらね、
   「ありがとうございます」
   自分でびっくりしちゃったんだって。

   何でありがたくもないのに、有り難くなっちゃったのかって。
   それはね、潜在意識に入っちゃう。

   これね、10日間ね
   “ありがとうございます、ありがとうございます”
   やってるでしょ。

   そうするとね、潜在意識に
   “ありがとうございます”
   入るとね、何でも有り難くなっちゃうね。


(3)何でも有り難くなったら、その人は神の子

   そうなると、もう良いです。
   何でも有り難くなったらね、 もうその人は神の子になっちゃう。
   何でも有り難くなるとね。

   「痛いなあ、ありがとうございます、痛いな、ありがとうございます」
   “ああ、これで治るんだ”
   痛いなんてのはね、熱が出るとか、それは治す働きなんですよ、皆さん。

   生長の家ではそういうのは、治す働きなんですよ。
   だからそれで良くなるんです。

   「ああ痛い、ありがとうございます、これで良くなるんだ」
   「ああイタタタ、ああ、ありがとうございます、これで良くなるんだ」


(4)何が起きても有り難いと思えばいい

   みんなそうですね。
   それがね、生長の家ですよ。

   だから、ここではね
   何が起きても有り難いと思えばいいんです。
   何が起きても。

   熱が出ても。
   「ありがとうございます、これで良くなる、ありがとうございます」

   何が起きても
   「ああこれで良くなる、ありがとうございます」
   それだけ。

   そうするとね、
   もうそれもねやってる内にそんな気持ちになってきます。

   何が起きても、
   「あっ、これで良くなる、ありがとうございます。これで良くなる、ありがとうございます」
   とやれるようになってきますね。

           <感謝合掌 平成26年9月17日 頓首再拝>

すべてが、感謝の対象です (527)
日時:2014年09月21日 (日) 04時48分
名前:伝統

         * 「人生を変える笑顔のつくり方」野坂礼子・著 より


(1)宇宙に、大自然に

   大自然に、宇宙に・・・・・・太陽さん、地球さん、お水さん、風さん、空氣さん、
   山さん、海さんに、空さん、雲さん、雨さん、鳥さん、虫さん、微生物さんに
   「ありがとうございます」 を送りましょう。

   「いつも変わりなく私たちを生かしてくださって、ありがとうございます」 の気持ちで。


(2)失恋や離婚の相手に

   分かれた恋人、離婚した人、ケンカした友人などに。
   お互いの中の怒りや恨み、氣まずい感情などを緩和することができます。

   その人と良い関係の時期もあったはず。
   その相手との良い縁を思い、言葉だけでも感謝を伝えれば、
   それが次の良い縁をもたらします。


(3)苦手な人に

   これはとくに大切です。
   何となくイヤな人、うまくコミュニケーションできない人、恨んでいる人、
   自分をイジメる人などに。

   だまされたと思って、心を込めなくていいから 「ありがとう」 を唱えてみましょう。

   仲良くなるケースと相手が自分から遠ざかるケースがありますが、
   決して相手を 「不幸にしてやろう」 などどは思わないこと。

   相手の不幸を願うと、自分のほうに不幸が巡ってくるものです。

   結果は自然に任せましょう。


(4)病氣の人に

   痛みや持病をもっていたり、病気にかかっている人に 《感謝法》 を送りましょう。
   自分の身体同様、大切な人、円のあった方のおからだにも 《感謝法》 をすると
   相手の身体によい影響を与え、それを言う自分の身体にも良い効果をもたらしてくれます。


(5)遠くにいる大切な人に

   幸せでいてほしい大切な人や家族に。
   いつも元気で幸せに暮らせますように。

   そして、その人の天命をまっとうできますように・・・・・・と
   祈る氣持ちで感謝を届けましょう。


(6)毎日の生活に

   仕事や家事、会議やお洗濯などを
   始めるとき、終わったときや作業中に「ありがとうございます」。

   「今日も元気でお役に立たせていただいて、ありがとうございます」 と言うと、
   なお良し。

   仕事の仲間、使った机、クーラーやパソコンなどの道具にも感謝してみましょう。
   さらに調子よく働いてくれます。  


(7)飲み物、食べ物に

   毎日お世話になっている、飲み物や食べ物に感謝しましょう! 
   私たちは飲み物や食べ物に、毎日毎時、エネルギー源として、命を支えてもらっています。

   口に入れる前に感謝すれば、食べ物は良い思いの 「氣」 が入ったものになり、
   身体の中に入ってしっかり働いてくれます。


(8)場・スペースに

   部屋や建物全体、土地などに 「ありがとうございます」 を送りましょう。
   その場所をイメージし、目線を移しながら端から端まで
   「ありがとうございます」 の文字を書いていくつもりで。

   最後は地球に「ありがとう」。

   また遠隔地の場合も同様に。
   場所全体の 「氣」 がアップして、その場で起こることがスムーズに運ぶようになります。


(9)いろいろなものに書いて

   「ありがとうございます」 は、口に出して言っても心の中で唱えても文字で書いても
   結果は同じです。

   令茶ポット、車、冷蔵庫、道具箱、ノート、椅子、ドア、植木鉢、パソコン、手帳、
   お部屋の四隅、押し入れの中、携帯電話などに、「ありがとうございます」 と
   紙などに書いて貼ってみましょう。

   ただし、手書きよりパソコンでの印字がベストです。
   手書きは、自分の我のエネルギーが先に入るので、
   純粋な宇宙エネルギーである「ありがとう」パワーが入りにくくなります。

           <感謝合掌 平成26年9月21日 頓首再拝>    

【一日、どれだけありがとうと言いますか 】 (639)
日時:2014年09月26日 (金) 04時10分
名前:伝統

          *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年09月09日)」より

   (石川洋氏の心に響く言葉より… )

   一日、どれだけありがとうという言葉を、私たち、口に出して言っているでしょうか。

   私はある婦人から、そんな言葉を教えられたことがございました。


   そのご婦人が小学校3年ぐらいのときだったと言います。
   お父さんが、事情があって自殺をなすったそうです。

   お母さんが自分に、諄々と説いてくれた。


   お父さんが自殺をなすったということ、
   人の噂は七十五日と言って、噂の消えるときもある。

   けれども、これから長い人生の中で、
   あなたが学校に入るとき、就職をするとき、結婚をするときには、必ず、
   「あの家は、お父さんが自殺をなすったからね」
   そういうことがささやかれる。

   そして知らなかった人まで、

   「へえ、そう。あの人、なんとなしに暗いと思ったら、やっぱりお父さん、自殺したの」

   と言う。

   知らない人までが自殺したことを口にして、
   自分の縁というものがだんだんとみじめなものになってくることがある。

   それだけは消えることはない、覚悟しなさいとおっしゃったそうです。


   「どうして生きたらいいの」

   とお母さんに聞いたら、

   「それもね、乗り越えることはできる。
   それは1日、10人の人に、真心を込めてありがとうというあいさつをすること。

   1日10人の方にありがとうというあいさつをしたら、
   1年間3650人の人に、素晴らしい行為ができることなんだよ」

   そのことをお母さんは言い残してくださったそうです。

   1日10人の人に、ありがとうと言うこと。
   
   そのありがとうという言葉を、最初は半信半疑でありがとうと言っていたけど、
   だんだんとありがとうという言葉を使い出すと、一人一人のありがたさが見えてくる。

   そのありがたさが見えてくると、
   ありがとうじゃなくて「寒いですね」とか「お元気ですか」「夕べは眠れましたか」

   あいさつのボキャブラリーがどんどんと増えてくる。

   生きることの喜び、生き生きとした感情というものが出てくる。
   それが出てくると、みんなの笑顔が見えてくる。

   1日10人のありがとうが、自分の世界を作ったといいました。

   そして今は、

   「明るく生きてるね」

   「立派なお母さんの教育だったね。すごいじゃないの」

   「人間だれだっていろんなことがあるからね。
   それを乗り越えるあの明るさは、学びたいね」

   と、人さまもおっしゃってくれるそうです。

   そしてふっとこの前、人の話を聞いたら、自殺をなすった父に対して、
   「お父さんはよっぽどつらいことがあったんだろうね」

   お父さんの死んだことまでが、別な意味で評価をされている。

   一日、どれだけありがとうと言いますか。

       <『やるなら決めよ 決めたら迷うな』勉誠出版>

         ・・・

過去にやったことや言ってしまったことは生涯覆(くつがえ)らない、とはよく言われることだ。

「覆水盆(ふくすいぼん)に返らず」のことわざの通りだ。

しかしながら、一度起こってしまった事実は変えることはできないが、
その印象は変えることができる。


印象は、見方によって変わる。

見方は、言葉によって変わる。

だから…

たとえ過去さえも、言葉によって変えることができる。


暗くて否定的な言葉を使う人は「暗い人」に見られ、

明るくて肯定的な言葉を使う人は「明るい人」に見られる。

最も明るくて肯定的な言葉は、「ありがとう」という感謝の言葉。


一日、どれだけのありがとうを言っているか…

「ありがとう」の言葉あふれる人生でありたい。

           <感謝合掌 平成26年9月26日 頓首再拝>

感謝すれば、感謝するような状況がやってくる (667)
日時:2014年09月28日 (日) 04時34分
名前:伝統

          *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年08月29日)」より

   (五日市剛氏の心に響く言葉より…)

   僕は以前、トランプを切りながら、
   めくったカードの種類をいい当てる実験をやったことがあります。

   トランプは「ハート」「スペード」「ダイヤ」「クローバー」の4種類。
   めくって1種類のカードが出る確率は4分の1、つまり25%です。

   10回、50回、100回と続けると、当たる確率は25%に落ち着いてきます。

   ところが、1000回、1万回、5万回と、気の遠くなるような回数を
   淡々と行っていると…な、なんとその確率が徐々に上がってきて、
   とうとう90%を超えました。

   1日半、ぶっとおしでやり続けた結果です。
   もう意識がもうろうとしていました。

   友人にも半日トライしてもらったら、
   やはり70%くらいまで確率が上がったといっていました。すごい!

   我々がもし感情を持たないロボットならば、
   どんなに回数を重ねても、25%の確率は変わらないでしょうが、我々人間は意識体。
   いろいろな思いを持つことができ、同時に思いの確率を高めることもできます。

   「ハートよ出ろ!」とか「出てほしい!」ではなく、
   自然体で「出ました」という意識でカードをめくっているとハートが出やすくなる。

   すると、出ないかも…という不安は薄れてしまい、
   逆に確信がどんどん高まって、もっと出やすくなり、
   とうとうハートしかでなくなるかもしれません。


   何か願いを叶えたい場合、「~なりました。感謝します! 」という
   魔法の言葉のつかい方があります。

   叶えたい願いとなると、通常はどうしても過剰な念や欲を含んでしまうもの。

   でも、「~なりました」の後に「感謝します」や「ありがとうございます」といった
   感謝の言葉を続けることで、その念や欲を軽減させる効果があるようです。

   そして、やがて「~なりました」が自然と力まずに思えるようになったとき、
   もう魔法の言葉は必要なくなるかもしれませんね。

   とにかく、何か夢や望みがあるなら、それが叶ったイメージをしっかり持って、
   感謝し続け、ひたすら努力すること。

   ちょっとやっただけで「何もいいことが起こらない」と
   すぐにあきらめる人がいますが、ぜひ、そのまま続けてみしょう。

   どんどんと叶いやすくなるはずです。

        <『なぜ、感謝するとうまくいくのか』マキノ出版 >

           ・・・


生涯に3000件におよぶ発明をしてきた天才科学者、政木和三博士はこう語った。

「欲を捨て、完了形で願えば、願いは叶う。
欲を捨てるという全く欲望のない状態になると、脳波がシータ波になり、
何事に対しても、感謝の気持ちが自然に沸いてくる」


逆に言うなら、感謝の気持ちを持てば、過剰な欲がなくなるということ。

感謝すれば、感謝するような状況がやってくる。

何か願いを叶えたい場合は…

過去完了形で願い、感謝すること。

           <感謝合掌 平成26年9月28日 頓首再拝>

感謝日記 (719)
日時:2014年10月01日 (水) 04時19分
名前:伝統

      *「たった3年で楽しいお金持ちになる方法」佐藤富雄・著
       (P192~195)より抜粋

「ありがとう」のたったひと言が、相手も自分も”快”の状態に脳を導き、
”楽しいお金持ち”へと、あなたをどんどん近づけて行くのです。

さて、言葉にするだけでも大きな力を発揮する「感謝の気持ち」を、
記録として書きとめていけば、善なるパワーはさらに大きなものとなって、
あなたに返ってくることは間違いありません。

一日の終わりに感謝の気持ちを綴っていけば、
その日を幸福な気持ちで終えることができます。

どんな些細なことでもいいのです。
就寝前のひと時に一日の出来事を振り返って、感謝できる出来事が幾つあったかを
思い返してみるのは、なかなか楽しい作業でもあります。

また、その時は気づかなかったけれど、思い返してみると
「あれは感謝すべきことだったな・・・」と、
改めてそのように思うこともたくさん出てくるはず。

そうしたことをきちんと意識できるようになればあなたは、
”感謝する人”から、”感謝される人”へと変わっていくはずです。

           <感謝合掌 平成26年10月1日 頓首再拝>

【感謝は人を引きつける】 (843)
日時:2014年10月06日 (月) 04時30分
名前:伝統

        *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年09月21日)」より


   (M・J・ライアン氏の心に響く言葉より…)

   私の知人に、物事の悪いところばかり見ている人がいる。
   仕事、同僚、恋人、どれをとっても不満だらけなのだ。
   自分のことも気に入らないらしい。

   彼女の人生のよい面をいくら指摘しても聞く耳を持たない。
   哀れな自分についての説明が、いつものように繰り返されるだけだ。

   一緒にいるとイライラしてきて憂うつになり、うんざりする。
   正直に言って、この人とはあまり一緒にいたくないと思ってしまう。


   一方、アビーはそれと正反対の性格だ。

   彼女の生活環境はそれほど恵まれているわけではない。
   家は裕福ではなかったし、大学の学費は自分で稼いでいた。
   息子を女手ひとつで育て、高齢の家族の介護をしている。

   しかし、彼女はいつも元気で明るい。
   一緒にいると人生は愉快だと思えてくる。

   だから一緒にいたいという気になる。

   アビーはたいへんよい会社に勤めていて、上司に高く評価されている。

   私が「よかったね」とほほ笑みながら言うと、彼女はこう答えた。

   「そうなのよ、こんな素敵な仕事ができるなんて本当に幸運だと思うわ。
   毎朝、家を出るとき、この仕事を与えてもらったことに感謝を捧げているくらいよ。

   こんないい車が買えて、きれいなオフィスで働けて、
   よくしてくれる上司の下で働けて本当に幸せだし、たいへん恵まれていると思う。

   だから毎朝そうやって感謝すべきだと思うし、
   そうすることで一日中ずっと前向きな気持ちで頑張れるのよ」


   彼女がこんなふうに明るくいられるのは、いつも感謝の気持ちがあるからだと思う。
   だからあんなに生き生きとしていられるのだろうし、それに誰よりも友人が多い。


   感謝の気持ちを持っていると、幸せが自然とにじみ出てくる。
   すると、いつのまにか周囲に人びとが集まってくる。
   あふれ出すエネルギーが人を引きつけるからだ。

   感謝は人を引きつけるし、人をそこにとどめる。

   コップの中身を半分空っぽだと思う代わりに、
   まだ半分も入っていると思うように心がけよう。

   ないものよりも、あるものに目を向けるほうがずっといい。

   そこにあるものに目を向けたとき、
   私たちは自分のちっぽけな世界から抜け出して、
   まわりにいる人びとの存在に気づくことができる。

   みんなが素晴らしいことをしてくれたという事実を受けとめられる。

   「いてくれてありがとう」という感謝の気持ちを表現するとき、
   人びとはもっとあなたのそばにいたいと思うようになる。

        <『人生に奇跡を起こすたったひとつの教え』ディスカヴァー>

         ・・・

一緒にいたいと思う人は、笑顔で、明るくて元気で、感謝が多い人。

一緒にいたくないと思う人は、暗くて不平不満やグチが多くて、感謝がない人。


感謝が多い人からはエネルギーをもらえるが、
不平不満やグチが多い人からはエネルギーを吸い取られてしまう。

だから、不平不満やグチの多い人といると、ぐったりと疲れてしまう。

今できることや今あるものに感謝するのか、
逆に、できないことやないことばかりを数え不平不満やグチを言うのか。

感謝多き人でありたい。

           <感謝合掌 平成26年10月6日 頓首再拝>

【500億円よりも価値のあるもの】 (996)
日時:2014年10月12日 (日) 06時06分
名前:伝統

        *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年09月30日)」より

   (西沢泰生氏の心に響く言葉より…)

   鳥取県に「野の花診療所」というホスピスケアの診療所があります。
   この診療所の所長で、エッセイストでもある医師、徳永進さんがまだ勤務医の頃、
   不治の病にかかっている1人の患者さんにこんな質問をしたそうです。

   「死ぬ前に何かしたい事はありますか? 」

   すると、聞かれた女性は、こう答えたというのです。

   「道を歩いてみたい」

   その患者さんはこう続けます。

   「右に曲がると、スーパーがある。いつもの買い物をして主人の酒のつまみを作る。
   死ぬ前に、そんな、スーパーへ続くありふれた道をもう一度歩いてみたい」

   何ということ事もない、何気ない日常が、命を支えている。

   徳永さんは、患者の言葉で、その事に気が付いたと語っています。


   目の見えないカップルは、いつもお互いの顔を触り合うそうです。
   2人の夢は「1秒でもいいから相手の顔を見る事」。

   
   すっと耳が聞こえなかった29歳の女性が、人工内耳を付けて、
   生まれてはじめて人の声を聴く瞬間の映像を観た事があります。

   医者が語りかける声を聴いた女性は
   ボロボロと感激の涙を流し、号泣し続けていました。


   ありふれた道を、普通に歩ける事。
   恋人の顔を普通に見られる事。

   好きな歌手の歌声を普通に聴ける事。
   友達と笑いながら普通におしゃべりできる事。


   普通。

   普通。

   普通。

   それらのすべてが、実は奇跡なのですね。

   時々、それを思い出すだけで、世界を見る目は必ず変わります。

     <『大切なことに気づかせてくれる33の物語と90の名言』かんき出版 >

            ・・・

セラピストのひすいこたろうさんは講演会でこう語っていました。

「500億円。
誰だって欲しいですよね、500億円。
でも、もし、こう言われたら、あなたはそれでも500億円を欲しがりますか?」

「目と耳と交換なら500億円あげる」

あなたも私も、なんと、「500億円よりも価値のあるもの」をすでに持っている。

(以上、同書より抜粋引用)


我々が普通にすごしている毎日。

病気や、事故や、天災に出会ったときに、
初めてその当たり前の毎日がいかに有難かったかに気づく。


我々は、「500億円よりも価値のあるもの」をすでに持っている。

文句やグチを言いたくなることがあったら、この言葉を思い出したい。


当たり前で普通の日々をおくれることこそが奇跡。

どんなことにも感謝の気持ちを忘れない人でありたい。

           <感謝合掌 平成26年10月12日 頓首再拝>

【感謝の習慣】 (1115)
日時:2014年10月16日 (木) 04時09分
名前:伝統

        *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年10月08日)」より

   (ジム・ドノヴァン氏の心に響く言葉より…)

   私が知る限り、ネガティブな態度からポジティブな態度に変わる最短の道は、
   感謝の気持ちを持つことだ。

   ひとつの方法として「感謝日記」をつけるのもいいかもしれない。
   毎日、自分の人生で感謝していることをリストにして並べてみるのだ。

   感謝しながら自己憐憫におぼれることは不可能であり、
   ほとんどのネガティブな態度は自己憐憫が原因だ。
   いわゆる「かわいそうな私」というやつだ。

   感謝の気持ちを持つだけで、惨めな自分から前向きな自分に変わることができる。

   いちばん簡単な方法は、「今日は何に感謝しよう? 」と自分にたずねることだろう。
   そして心に浮かんだことをすべて書き出してみる。

   人生の喜びすべてに感謝したくなるはずだ。

   たとえば、丈夫な体、混乱のない心、愛のある家庭、満足できる仕事、
   快適な我が家、友人、ペット、などなど。

   それら人生の大切な面をひとつひとつ数えあげ、
   感謝していることをリストにするのを、毎日の習慣にする。

   これを朝起きて最初にやれば、すぐに気分がよくなり、
   前向きな気持ちで一日を始めることができるだろう。

   もし気分が落ち込むことがあったら、感謝の日記を読み直してみよう。
   それだけで、すぐに前向きな気持ちになれるはずだ。

     <『誰でもできるけど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則』
                               ディスカヴァー >

              ・・・

誰でも、落ち込んだり、元気がなくなったりすることはある。

落ち込んだときは、ネガティブなことばかりを考えてしまう。
そして、悪いことや嫌なことだけを見つけ出し、
今ある幸せやうまくいっていることに感謝しない。

自分の視点をずっと下におろしてみれば、感謝することは多く見つかる。
住む家があってよかった、食事することができてよかった、仕事があってよかった、と。


逆にいうなら、ネガティブな気持ちになっているときは、感謝が足りないとき。

あらゆることに感謝する習慣を身につけたい。

           <感謝合掌 平成26年10月16日 頓首再拝>

感謝でガンは治るか (1288)
日時:2014年10月25日 (土) 04時33分
名前:伝統

(1)感謝でガンは治るか

         *メルマガ「魔女の家庭医学(2014年10月15日)」

   マクロビオティック見解で、ガンの話をする前に、
   果たして感謝をしているだけでガンが治るのかというお話です。

   根拠としては結果論に等しいし、数値として計測できる訳でもないし、
   再現性も一定ではありません。

   こういう話の事を「科学的根拠がない」といいます。

   でも、この話を根拠が無いから科学的に話ができないのかというと、
   科学的に話をすることはできるんですね。

   個人差があるので、実現出来ないだけです。

   では、どうして感謝の心を持つとガン…とは云わず病気が治りやすいのか、
   体の働きをお話しますね。

   心で感じていることと、脳の働きは連動しているというのを聞いたことはありますか?

   例えば、すごく悲しい気持ちの時に、楽しい事を同時に考えられませんよね。

   ポジティブに考える場合でも、どこかでスイッチが変わっているはずなんですよ。

   悲しいことと楽しいことが、あなたの中で同時に感じることは、ほぼできないんです。

   この感情を医療に取り入れて、
   患者に落語を聞かせて楽しんでもらうという療法もありますね。

   ガンで苦しんでいる人も、落語を聞いている時は痛みを感じないんです。

   「痛みを忘れていた」という表現をする人もいますが、
   実際に楽しい気分が勝っている時には、辛い痛みを感じることはできないんです。

   そして、そういう楽しさを感じる時に出る『エンドルフィン』というホルモンは、
   多く出れば出るほどNK細胞を増やす働きがあると云われています。

   では、このエンドルフィンは、落語などの楽しいものを見た時にしか
   出ないのかというと、日常的に簡単に出すことができるんですね。


   これが「ありがとう」の気持ちです。

   「ありがとう」とあなたが云う時を想像して下さい。

   あなたは、その瞬間に何かをしてもらってうれしい時ではありませんか?

   だから「ありがとう」というのです。

   これは逆に云うと、あなたが「ありがとう」と口にした時には、
   脳は勝手に「今、いいことがあったんだ」と、思ってしまうということなんですね。

   それだけで、エンドルフィンが出るんですよ。

   それが脳科学では証明されています。


(2)ガンの人の性格

         *メルマガ「魔女の家庭医学(2014年10月17日)」

   ガンは、自分の細胞が変形をしたものなので敵ではありませんよね。
   でも、一緒に生活をするものでもありません。
   だから、NK細胞はガン細胞を殺してしまうのです。

   しかも、自然治癒力が正常に働いている場合、
   ガン細胞は殺してしまうだけでなく、
   体内で修復されたり、修復されないものは細胞が自殺をしてしまうんですよ。

   そうやって、体内では正常な細胞が残るようにできているのです。


   でも、ガンの人の性格として、痛い時には「こんちくしょう、負けられない」
   って、思ってしまいがちなんですね。

   それが不快なイメージを脳に植え付けて、
   アドレナリンやノルアドレナリンを出してしまうのだと云われています。

   だから「ありがとう」と思いましょうと、 いうことなんです。


   一時的には、 「こんちくしょう、負けられない」が必要な人もあります。

   この方が共存しようというよりは、
   治すためのモチベーションが上がる人が多いんです。

   ガンの治療は長期戦になるので、モチベーションは大切な要素です。

   そこから「何でガンになったんだ?」と自分を振り返ってみます。

   そうすると、「いつも上司をこんちくしょう。 見返してやる」
   と思って頑張っていたっけ。

   とか、

   「途中で諦めるのはシャクに触る、自分はそんなに弱い人間じゃないんだ」
   って努力したっけ。

   と、気がついてくるんです。

   そこまで行けば、儲けものですね。

   「そういえば、頑張りやのガンちゃんって、
   ガン特有の性格があるって聞いたことがあるなぁ。
   ちょっと、ゆるめて生きようかな」

   って、心にゆとりが生まれてくるんですよ。

   そうすると、こんちくしょうと思った上司に感謝をするゆとりができるんですね。

   無理に「ありがとう」「感謝します」ではなく、
   そこへ行くまでには、ワンバウンドが、必要な人もいるのかもしれませんよ。

           <感謝合掌 平成26年10月25日 頓首再拝>

全身に感謝して眠ること (1475)
日時:2014年11月04日 (火) 04時53分
名前:伝統

             *『白鳩』誌 47年3月号より

私たちは、自分の肉体を駆使し、又は酷使するばかりで、
それに対して感謝しないで《使い捨て》にしていることが多いのである。

肉体は“人間”の三つの面の中で“物質”としてあらわれているところの
一つの“面”であるけれども、聖経『甘露の法雨』には 

《心の糸を組み合わせて肉体の繭をつくり》 と示されている通り、
念波の波動が「認識の形式」を通して“物質”としてあらわれて見えている
だけのものであるから、“心”の想いに対して敏感に反応するのである。

私たちが思念する真理の語(ことば)によって胃の腑や、肝臓を激励することや、
『甘露の法雨』を読誦することによって病気が治癒する実例が出る如きは、
肉体は物質として顕われている“心の状(すがた)”であるから、
心に対して感応するものであることを示しているのである。

肉体が単なる物質ではなく、《心の糸が組み合わされて》 
そのような姿をあらわしているものとすれば、〃感謝〃 に対しても
肉体は鋭敏に感応することは当然であるのである。

吾々は今まであまりにも肉体を「物質的道具」の如く思って使うだけで、
感謝したことがなかった。もっと感謝すれば、肉体はもっと永持ちするのである。 

『生命の實相』の生活篇の中には、眠りしなに、脚を撫でさすりながら 
「ありがとうございます」 と感謝語をとなえて眠る品田俊平君のことを
書いておいたのであるが、それを大抵見のがしてしまう人が多いのである。

長く健康を保ちたい人は、眠りしなに脚のみでなく、
自分の両掌で、肩から両腕へ、胸から腹の方へ十回位撫でさすり、いたわりながら 
「ありがとうございます」 と感謝の語(ことば)を繰返し、

腹部は大腸の上を左進右退式に円を描くように丸く掌でさすりながら、
「ありがとうございます」 と感謝語をとなえるがよい。

そして大腿部を下へと撫りながら脚に感謝する。 
これは寝床に仰臥のままするのだから、脚の下部へは両手はとどかないが、
とどく気持ちで下方へ向けてさすりながら 

「全身の血行がよくなり、頭に集中していた血液が足部に集中して頭が軽くなり、
神に護られ安らかに眠られる、神さま、ありがとうございます」 
と念じながら眠りに入るがよい。

こうすれば、明日は今日よりも一層健康に若々しくなっているであろう。

http://blogs.yahoo.co.jp/yghms533/24337650.html

           <感謝合掌 平成26年11月4日 頓首再拝>

「感謝を大事にやっていかんと成功せんと思うで」  (1667)
日時:2014年11月13日 (木) 04時08分
名前:伝統

            *『致知』2014年11月号
              ~川越森雄(松下資料館顧問)「致知随想」より

私が家電の営業に憧れ、松下電器産業(現・パナソニック)
に入社したのは、昭和44年のことでした。


ところが半年間の実習を終えると、思いがけず京都のPHP研究所への出向を命じられました。

PHP研究所は、松下電器産業創業者の松下幸之助が個人で出資して設立した会社で、
当時は1冊50円の雑誌『PHP』と幸之助の著書『道をひらく』の販売のみを
行っていました。

『PHP』は当初、通常の出版ルートである取次で扱っていただけなかったため、
販売していただける書店を開拓して直接卸していました。

加えて、一家に1冊という普及目標の下、
200人近くの社員を全国12の分室に投入して営業を展開。

努力が実り、私が入社した年にはちょうど100万部を突破していました。

しかしながら私の心境は複雑でした。

家電の営業をするために入社したのに、
なぜ雑誌を売る仕事に就かなければならないのか……。

1週間の実習研修を終えると、
幸之助と私たち新入社員8名との懇談会が設けられることになりました。

事前に同じ寮の先輩方から、幸之助が大変厳しい人だと伝え聞いていたこともあり、
私たちは戦々兢々として懇談会に臨みました。

ところが、会場に現れた幸之助は、こちらが拍子抜けするほど優しい笑顔。

厳しい経営者の顔とは違った、
若い社員への温かい眼差しに、私たちの緊張は一瞬で解きほぐされました。


幸之助は、

「君らがPHPに来てくれたんやなぁ」

と、私たちの加入が殊の外嬉しい様子で、
『PHP』が日本中に広まったら日本はきっと素晴らしい国になる、

一家に一冊普及するのが夢だから
ぜひ君たちの力を貸してほしい、と仕事の意義を語りつつ、
「感謝」の大切さを繰り返し説き聞かせてくれました。


「君らには、感謝ということを
 しっかり踏まえながら仕事に取り組んでほしいんや。

 君らはわしと違って学校もちゃんと出とるし体も元気や。

 しかしこの感謝ということを大事にしながらやっていかんと、
 なかなか成功せんと思うで」

私はその後長らく幸之助に接してきましたが、
それは自身の心の根底に常に深い感謝の念があったからこそ
発せられた訓戒であったと実感しています。

           <感謝合掌 平成26年11月13日 頓首再拝>

感謝の力 (1848)
日時:2014年11月21日 (金) 04時27分
名前:伝統

    *「人生に奇跡を起こすたったひとつの教え」MJライアン著(P2~19)より

近年、感謝の効果が客観的に証明されるようになった。
様々な研究によって、感謝することの心理的・肉体的効果が明らかになりつつある。

特に目を引く研究は、マーティン・セリグマン博士によるものだ。
自分が受けている恩恵をひとつずつ確認するだけで、92パーセントの人が
以前より幸せだと感じるようになったという。

憂うつに感じていた人の94パーセントが、以前より憂うつではなくなっていた。

感謝することには、抗うつ剤やカウンセリングと同じような力がある。

薬をやめるべきだと言っているのではない。
ただ、こういう単純な方法があることを知って参考にしてもらえればと思う。

別の研究によると、感謝の気持ちを表現することによって、
90パーセントの人が前より愉快な気分になったという。
84パーセントの人は「ストレスや落ち込みが減り、前向きになれた」と答えている。
78%の人が「前より活動的になれた」と言っている。

感謝は精神面だけでなく肉体的にもよい影響を与える。

ある研究によると、感謝の日記をつける習慣のある人は、
そうでない人に比べて健康状態がよいという。
頻繁に運動し、食生活も適切で、定期的に健康診断を受ける人が多かった。

感謝することによって、健康管理の大切さに気づくからかもしれない。
自分の体をケアしようと思うのだろう。

さらに、感謝することによって性格がやさしくなり、心が広くなる。
物欲が減り、ストレスに強くなり、憎悪や嫉妬といったネガティブな感情から解放される。

このような効用のおかげで、感謝の心を持って生きている人は
寿命が7年くらい長くなるという。
これは禁煙するよりも大きな効果だ。

 なぜ、そんなことが可能なのか。

 なぜ、感謝は心身に好影響を及ぼすのか。


かなり説得力のある仮説を紹介しよう。

仏教の僧侶の脳を調べた結果によると、感謝や愛情といったポジティブなことを
考えているときは左前頭葉が活発に働くらしい。

すると鎮痛作用のあるホルモンが体内に放出され、短期的には気分がよくなり、
長期的には免疫力が強化されるというのだ。

逆に、怒りや不安、絶望といったネガティブなことを考えていると、
右前頭葉が活発に働く、すると体内のストレスホルモンが増え、
イライラしたり気分が落ち込んだりして免疫力が低下するという。

つまり、何を考えるかによって、脳に放出される化学物質の種類が
よくも悪くもなるといういうことだ。

とりわけ感謝の気持ちは、ポジティブなホルモンの分泌を促す効果がとても高い。

           <感謝合掌 平成26年11月21日 頓首再拝>

感謝祭 (1996)
日時:2014年11月27日 (木) 04時47分
名前:伝統

今日11月27日は、アメリカの感謝祭です。

今回は、“感謝祭”のお話しです。


  *『奇蹟は自分で起こす 幸せになる1ミリの法則』鈴木秀子・著(P37~39)より


毎年11月の最後の木曜日は、「感謝祭」の日です。

その感謝祭のときに、ある学校の先生が、小さい子どもたちに

「感謝祭の日だから、感謝するものを絵に描こう」

と言って、子どもたちに絵を描かせました。

子どもたちは小学校の1、2年くらいですから、
お母さんがくれた小さい自動車や電車のおもちゃとか、
精巧な動物のネジ仕掛けのもの、筆箱といった自分がもらったものをいっぱい描いたのです。

しかし、その中に一人だけ、無骨な手を描いた子がいました。

みんなが「その手は何? 」と聞いても、その男の子は黙っていました。

その男の子はとっても引っ込み思案で、みんなとなかなか馴染めず、
休み時間にも教室の端の方で一人でポツンとしていました。

その男の子が返事をしないので、

友だちが「それはきっと神様の手なんだよね。
その手を通して、いっぱいおもちゃなんかをもらえるんだもんね」
と言いました。

しかし、その男の子は黙って首を振って、返事をしませんでした。

しばらくたって、先生が教室を回りながら、
その男の子のところに行って、

そっと「あの絵は何の絵? 」と聞きました。

すると、その子は小さな声で

「先生の手」

と答えたのです。

彼は家庭環境があまりよくなかったこともあって、誰とも馴染めず、
いつも端の方でポツンと独りぼっちでした。

先生はいつも何気なく近づいていって、
何も言わずに手を出して、
その子の手を握っていたのです。

それで、その絵は僕の手を握ってくれる

「先生の手」だと言ったのです。

特別扱いしたつもりはないが、その手は彼をとても幸せな気持ちにさせたのだろう。


先生は、そのとき「感謝祭とはこれなんだ」と思いました。

それは自分が感謝されたからではなくて、
子どもが「これは先生の手」と言ったときに、
それを言ってくれた子どもに感謝の気持ちが湧いてきたのです。


子どもが感謝してくれるような何かが自分にできる、
それが感謝することなのだ、

と気がついたのです。

自分は何気なくやっていたけれども、
この子はそれにたいして感謝してくれる、

そういう自分がうれしい。
そういうことを知らないうちにできる自分がうれしい、
としみじみ思いました。

そして、

これが本当の感謝祭の意味だと理解したのでした。

・・・

先生は、感謝祭とは与えられたものや好意に対して感謝する日だとばかり思っていた。 
しかし、この生徒のおかげで、感謝祭のもう一つの意味がわかった。

どんなささやかなことでも、人に何かをしてあげるチャンスを与えられたことに対して
感謝する日でもあったのだ、と。

           <感謝合掌 平成26年11月27日 頓首再拝>

【ありがとう使い】 (2180)
日時:2014年12月07日 (日) 03時21分
名前:伝統

            *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年11月29日)」より

   (山崎拓巳氏の心に響く言葉より…)

   自分が努力しているのに「運」が向いてこなかったり、
   大変なことが続いてこころが折れそうになってるときは、
   パワースポット的な存在の人と話してみてください。

   それでは、そういう人はどうやって見つけるのか。

   実は、自分にパワーをくれる人を発見できる秘密のキーワードがあります。

   それは「ありがとう」という言葉。

   たとえば、こういうこと。
   ちょっと想像してみてください。

   あなたが、Aさんにちょっとしたことを聞かれて、それに応えてあげたとします。

   それは「どこか近くにいい雰囲気のレストラン、知らない? 」とか、
   「この前、面白いって言ってた映画のタイトル何だっけ? 」みたいな、
   ほんのささいな質問です。

   そうしたら、あとからAさんにすっごく感謝されて
   「ほんと、いつもありがとう! 行ってみたらすごく良かったよ」って
   笑顔で報告されたらどうでしょうか。


   (え、そんな何もしてないよ)

   と、あなたはちょっと戸惑いながらも、
   でも、なんだか「快」の感情に包まれて元気になれるかもしれませんよね。

   そう、すなわちAさんはパワースポットだったってこと。


   人を元気にさせて、前に向かせてくれるパワースポットとしての存在の人は、
   この「ありがとう」という言葉の使い手なんです。

   感情がいろんなものごとの始まりだとしたら、
   「ありがとう」という言葉は、すべてのものごとを一発で良いものに変えてしまう
   最強のキーワードでもあるのです。


   運を開くために努力することは大切。

   だけど、その努力に没頭するあまりに周囲が見えなくなって、
   いろんなことに感謝することも忘れてしまっていたら、ちょっともったいない。

   だから、努力するのと同じくらい、ときどき自分に確認してみてください。

   今、ちゃんと「ありがとうのスイッチ」がオンになってるかなって。


   一日の終わりに、眠りにつく前に、今日あったこと、思ったことを振り返って、
   一つでもたくさんの「ありがとう」を見つけてみるのだって、
   とてもいいことなんですよ。

           <『強運が舞い込むとても小さな50のこと。』SB文庫>

                  ・・・

「魔法使い」とは、魔法を縦横無尽に使うことができる人。

同じように、「ありがとう」という言葉を縦横無尽に使うことができたら、
それは、「ありがとう使い」と言えるかもしれない。


「ありがとう」を、ありとあらゆる場面で、誰に対しても、いつでも自然に、
言えることができたらそれは、「ありがとう使い」。

交通整理をしている人に、コンビニのレジで、食堂の接客係りに、
素敵な映画や本やレストランを教えてくれた人に、
近所でも、仕事場でも、家でも、どこでも…


ありがとう使いは、人を幸せにし、元気を与えてくれる「人間パワースポット」。

「ありがとう」という言葉は、
すべてを一瞬にして「良いもの」に変えてしまう最強のキーワード。


人を元気にする、「ありがとう使い」になりたい。

           <感謝合掌 平成26年12月7日 頓首再拝>

受けて感謝 与えて祝福 (2380)
日時:2014年12月17日 (水) 03時27分
名前:伝統

       *「幸福を招く365章」(P64~65)より

与えると受けるとは、両方とも神の愛の出入口である。
与えるは父性愛であり、受けるは母性愛である。

両方ともに感謝が伴うとき、そこに天国が誕生するのである。

今まで受けて来たもの、
今、受けつつあるもの、
未来に受けんとしつつあるもの

一切に対して感謝せよ。

「有りがとうございます」は母性原理の表現、受ける感謝の表現である。
しかし受ける感謝ばかりでは足りないのである。

受けるは消極的である。
与えるは積極的である。

それは「与える祝福」(吾れ汝に幸福を与う)の父性原理に一段と飛躍するとき、
消極と積極、受動と能動とが整備して人生に本当の天国が生まれるのである。

           <感謝合掌 平成26年12月17日 頓首再拝>

【生きているだけで運がいい】  (2419)
日時:2014年12月20日 (土) 04時04分
名前:伝統


            *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年12月19日)」より


   (裏千家、千玄室氏の心に響く言葉より…)

   普通に生活をしていると忘れがちですが、私たちは「生かされている」のです。
   そのことにもっと感謝しなければいけません。

   生きているということは、それだけでありがたいこと。
   本当に尊いことでです。

   生きているから愚痴も言えるし、嫌味も言える。
   死んだら、なんにもできません。

   よく自分は運が悪いからと言う人がいるけれど、
   そういう人に限って誰かが手をさしのべてくれるのを待っているだけで、
   自分から動かない。

   生きている、生かしてもらっているということへの感謝の気持ちがないのです。

   いま生きているということは、それだけでものすごく強運なことなのです。

   なぜなら、お父さん、お母さんがいて、そのまたお父さん、お母さん、
   さらにその先のと、どこまでも遡(さかのぼ)っていけるわけでしょう?

   その間には、戦争があり、天災があり、飢饉(ききん)があり、
   さまざまな困難があり、たくさんの人たちが命を落としているのです。

   そのなかを潜(くぐ)り抜け、生き残ってきたことを、
   強運と言わずしてなんと言いますか。

   そういう代々の強運のDNAを受け継いでいるからこそ、
   私たちは、いまここに生きているのです。

   だから、いまを生きている人間は、本来は誰もが強運の持ち主です。

   それをまず自覚してみてください。

   勝手に自分で、運が悪いと決めつけたり、
   負け組だからなどと諦(あきら)めたり。

   そういう意識をもつことが、どんどん運を下げていくのです。

       <『いい人ぶらずに生きてみよう』集英社新書>

            ・・・

1人が生まれるのに必要なのは2人の父母。

その父母を10代前まで遡ると、1024人となる。
20代前では、104万8500人。
30代前では、10億7000万人。
そして、40代前では、1兆人を超える。

1代を20年と考えると、40代前とは約800年前のこと。

気の遠くなるような年月、
その間、一人もかけることなく、両親がいたから私たちは生まれた。

そのご縁のありがたさと不思議さ、そしてその強運なこと。


我々は、「生かされている」。

生きているだけで運がいい。

感謝の気持ちで日々過ごしたい。

           <感謝合掌 平成26年12月20日 頓首再拝>

神と天使に感謝します (2563)
日時:2014年12月29日 (月) 04時33分
名前:伝統

           *「女は愛の太陽だ」(P77~78)より

あなたの家庭が神から遣わされた多くの天使(てんのつかい)によって
護られていることを信じなさい。信ずれば信ずる通りになるのである。

もしあなたが天使に護られているにしても、それを自覚しないで、それに感謝しない時には、
護りはあっても、その護りは”霊的波動”によって行なわれるのであるから、
波長が合わぬために、具体的にその護りを受像することができないのである。

朝起きたとき、食前の祈りのとき、創造の神に感謝すると共に、
自分を直接護り給う天使(てんのつかい)に対して感謝するがよいのである。

朝目覚めたとき、神と天使(てんのつかい)とに感謝し、神と一体であることを、
神想観中に念じ、今此処が、神の智慧と愛と生命と歓喜と調和と無数の恵福とが充ち満ちて
いる天国であることを強く念じ、

すべての人が神の子で互いに兄弟姉妹であり、すべてが仲よく調和していることを観じ、
その念を終日持続して人々に対するがよい。

その観(かん)と想(そう)とが終日持続すれば、
あなたは終日天国に生活するのである。

           <感謝合掌 平成26年12月29日 頓首再拝>

感謝の【見送り七歩】 (2719)
日時:2015年01月07日 (水) 03時26分
名前:伝統

《車窓から見た出来事》

           *Web:子どもたちに伝えたい「心に響くちょっといいはなし」より

   (年齢:50代 性別:女性 職業:教職員 住所:北広島町)

   信号待ちの時、何気なく自動車販売会社のショールームを眺めていました。
   すると、お店から出て行く一台の乗用車に向かってお辞儀をしている
   一人の青年が目に留まりました。

   きっと自分が担当するお客様を見送っているのでしょう。

   わたしは,出て行く乗用車に向かって深々とお辞儀する青年を
   『折り目正しいなあ』と思いながら眺めておりましたが、
   信号待ちの間ずっとお辞儀を続けている青年の姿に胸を打たれました。

   時間にして20秒はあったと思います。

   やっと顔を上げたその表情は,実に爽やかでした。
   義務的ではなく,心からお客様に対する敬意を表していることが分かりました。

   わたしは,この青年のような心根で人と接しているかを自省するとともに、
   この青年の生き方を見習っていこうと心に誓ったのです。

・・・

《感謝の【見送り七歩】》

            *メルマガ「人の心に灯をともす(2014年12月14日)」より


   (佐藤光浩氏の心に響く言葉より…)

   『「ありがとう」と言う方は何気なくても、言われる方はうれしい、
   「ありがとう」これをもっと素直に言い合おう』


   これは、経営の神様と呼ばれる松下電器産業の創業者、松下幸之助の言葉。

   そして、彼には「ありがとう」にまつわるこんな逸話があります。

   新幹線に乗っていた夫婦が、
   すぐ近くの席に松下幸之助が座っていることに気がつきます。

   夫は彼の大ファンで、どうしても挨拶がしたいと思い、声をかけようとします。
   しかし、理由もなく話しかけても、相手にしてくれるかどうかわからない。

   そこで妻が、みかんを差し入れて、きっかけを作ればいいのでは、と提案。
   夫はさっそくみかんを購入し、彼に差し出すことにしました。

   彼は、この申し出を快く受け入れ、
   嬉しそうに「これはありがとうございます」と言って、
   その場で皮をむいて食べはじめます。

   夫はみかんを渡せたし、あの松下幸之助と話すこともでき、
   大満足で自分の席に戻りました。

   そして、もうすぐ京都に着くという時です。

   彼は夫婦の座席にやってきて、
   「先ほどはありがとうございました。とてもおいしかったです」と頭を下げました。

   天下の松下幸之助が、
   下車する前にわざわざ挨拶をしにきてくれたと、夫婦は感動します。

   しかし、話はまだ終わりませんでした。

   京都駅で降りた彼は、その夫婦の座席が見える窓のところまで来て、
   深々と頭を下げ、夫婦の姿が見えなくなるまで見送ってくれたのです。

   夫は彼の行為に涙します。

   そして、家に帰るとすぐに電気屋さんに連絡。
   自宅の電化製品すべてをナショナル製品に変えたそうです。

       <『ちょっといい話』アルファポリス文庫>

             ・・・

「出迎え3歩、見送り7歩」という言葉がある。

お出迎えするときは、3歩前に出て内に招き入れ、
お送りするときは、7歩外に出てお見送りをする、ということだ。

日本のおもてなしの原点がここにある。


お客様がお帰りときは、門口に立ち、その姿が見えなくなるまでお見送りする。

それを余韻効果と言うそうだ。

いつまでも、その印象が残るからだ。

特に、帰り際にその効果はより多く残る。


「ありがとう」という感謝の気持ちを込めてしっかりとお見送りをしたい。

           <感謝合掌 平成27年1月7日 頓首再拝>

《感謝こそが成長と願望達成の鍵》 (2768)
日時:2015年01月11日 (日) 04時03分
名前:伝統

        *『致知』2014年5月号(P70~71)
          ~ジョン・F・ディマティーニ(教育者)と
            文学博士・鈴木秀子さんとの対談より

  ・・・

「よき人生を送るには
 自分の最高価値観に気づくことである」

そう語るのはアメリカの世界的教育者として名高いジョン・F・ディマティーニ氏です。
世界中を飛び回り、世界60の国々のどこかで毎週のようにセミナー、講演会を開催しています。


人生には楽しいこと、嬉しいこともあれば
突如として全く予期していなかった
辛いこと、苦しいことも降りかかってくるでしょう。


人生、いつ何が起こるか分かりません。


そのような苦楽ある人生を
私たちはどのように歩んでいけばよいのでしょうか。


ディマティーニ氏が語った
「宇宙から贈り物を授かる生き方」とは――。

  ・・・ 
      
《起こってくる出来事にはすべて意味がある》


鈴木 先ほどドクターから、自分の周囲で不都合な出来事が起きたとしても、
   その出来事は自分の最高価値観を実現するために
   必要なものとして受け入れることが大切だと教えていただきました。

   ということは決して他人や自分自身を責めることはないわけですね。


ディマティーニ はい。

   私たちは物事にすぐによい、悪いとレッテルを貼り、
   誰かに責任転嫁したくなりますけれども、
   それは本来ニュートラルで、単に出来事が起きているだけなんですね。

   実は、物事はよいとも悪いとも判断できるものではありません。

   その証拠に、「よい」と評価したものが、数か月、数年後には、実はよくなかったとか、
   マイナス面があったことに気づくということがあります。

   逆に醜いと思っていたものにプラスの面を見出すことがあります。

   結婚でも恋愛でも、素敵と思っていた部分に、
   後になって苛立つことって多いわけでしょう(笑)。


鈴木 でも長年の心の習慣で、ついつい「悪いのは悪い」と思ってしまうものですよね。

   そんな時は、

   「この出来事の中にきっと自分を助けてくれる意味がある」

   と思い続けることが大事なのでしょうか。


ディマティーニ 

   それには何をおいても心のトレーニングが求められますね。

   例えば、何度も倒れながらも練習を続けて自転車に乗れるようになる。
   それと一緒です。

   物事の解釈をニュートラルなものにするトレーニングの一つとして、
   例えば適切な質問を自分に投げ掛けることを私はお勧めしています。

   それによって意識を平静に保つことができるからです。


鈴木 具体的にはどういう質問を投げ掛けたらいいのですか。


ディマティーニ 

   それは「ディマティーニ・メソッド」と呼ぶ一連の質問が有効です。

   例えば、人生で何か期待に反することが起きた時に

   「私が最高価値観を達成する上で、
   この出来事がどのような助けになっているだろうか」

   と自問するのです。

   なぜならすべての問題にはデメリットだけでなくメリットが必ずあると、
   私は確信しているからです。

   ここで大切なのは、先ほどシスターがおっしゃったように、
   何か問題が起きても、その原因は出来事そのもの、もしくは相手その人にあるのではなく、
   私の出来事や相手に対する不完全な認識によるものだからです。

   私たちは自身の自己統制、知覚、認識に対して責任を持たなければなりません。


鈴木 ドクターはご著書でよく感謝や愛ということをおっしゃっています。

   自分や相手のよいところ、悪いところを両方認めて受け入れることは、
   必然的にそこに愛と感謝の心が生まれるわけですね。


ディマティーニ そうです。

   人がバランスの取れた宇宙の秩序(愛)に気づく時、そこに感謝の念が生じるんです。

   何にでも感謝できる人は、そうでない人よりも人生で恵まれることが多く、
   願望が実現する可能性も高くなりますね。

   感謝こそが成長と願望達成の鍵といってもいいと私は思います。

   誰かにプレゼントをあげた時、お礼も言わずに脇に置かれたら嫌でしょう。

   宇宙の反応もそれと一緒です。

   宇宙が贈り物をする先は、贈り物に対して一番感謝する人です。

   私たちの人生で起きたこと、これから起きることは、すべて宇宙からの贈り物です。

   とはいっても、一見マイナスに思える出来事に潜む
   隠れたプラスの贈り物を理解するには時間がかかるわけですが。


鈴木 いまの時代、人間関係がとても難しくなってきたと言われます。

   しかし、いままでのお話のように、すべては自分の心の持ち方だと分かれば、
   社会の人間関係はもっとよくなるに違いありません。


ディマティーニ 

   相手が自分の期待どおりに動いてくれないと裏切られたと怒りを覚えてしまいます。

   しかし、それは相手ではなく自分の非現実的な期待感が引き起こしたものだという
   原則が理解できれば、そんな余計なエネルギーは使わなくて済むわけですからね。

・・・

*鈴木秀子さんについては、次のWebにて確認することができます。
 → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=361
 
           <感謝合掌 平成27年1月11日 頓首再拝>



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