《子どもは親を選んで生まれてくる》 (569) |
- 日時:2014年09月23日 (火) 04時45分
名前:伝統
*「魂の処方箋」(越智啓子/池川明・著)<P158~162>より
越智~どんな人も、生まれる前に人生のシナリオを書いて、 それにぴったりの両親を選んでくるのです。
池川~私の調査では、子どもたちが雲の上から親を選ぶとき、一番人気は「優しそうなママ」 みたいです。でも「さみしそうだったから、笑ってほしくて、ママを選んだ」という 子もいました。親を選ぶときには、他にどんな理由があるのでしょうか。
越智~いくつかのケースがあります。
(1)一つめは、過去生でとてもお世話になった人に、恩返しをするケース。 子どもは手がかからず育ち、親の世話をして、 その人生を助けていくことになります。
(2)二つめは、過去生であまりいい関係でなかったので、 もう一度チャレンジするケース。 親子で愛の表現を深めていくプログラムです。
(3)三つめは、自分の夢を実現するのに、応援としてその親を必要とするケース。 最高の理解者として、これまでの過去生でもいつもそばにいてくれた ソウルメイトのもとに生まれます。
美空ひばりさんはこのケースにあてはまり、歌の才能を引き出してくれる お母さんを選んでいます。
(4)四つめは、過去生で相手の立場がわからなかったので、 立場を変えて体験するケース。 これは、転生を繰り返す中でだれもが必ず選ぶコースです。
(5)五つめは、なんとなく、優しそう、きれいといった、自分の好みで選ぶケース。 この場合は、親子の縁は濃くも薄くもなく、特にひっかりもなくて、 居心地がいい関係になります。
(中略)
越智~子育ては、「こんな私でよかったのか」と思う瞬間があるものですが、 子どもたちの「ママを選んできた」という言葉は、 そんな親の戸惑いを打ち消してくれます。
たとえば、離婚することになると、子どもに申し訳がないと苦しむ方が少なくありません。 けれど、子ども自身が生まれる前、人生のシナリオとして一人親家庭を体験することを 選んできているのです。
そう理解するなら、子どもを「かわいそう」と思わなくてすみますし、 子どもの生きる力を信じることができるでしょう。
それは単に、子どもが一人親家庭というチャレンジを通して 学べるからだけではありません。 親も子も、一人親家庭をすばらしいチャンスとして、 過去生の思い残しを解消している場合さえあるのです。
(中略~実際の母子家庭での過去生からのつながりの例の紹介)
親が病気だったり、経済的に苦しく 子どもにほしいものを買ってあげられなかったりすると、 親は子どもに「申し訳ない」と思いがちです。
けれど、それだからこそ、その条件の中で親子ともに いろいろな体験ができるのであり、 エネルギーの解放につながっていくのです。
<感謝合掌 平成26年9月23日 頓首再拝>
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