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[373]続  三国志と日本人 投稿者:鹿角

投稿日:2009年12月08日 (火) 09時13分

昨今星の数程ある孔明本の最初は
内藤湖南です 残念なことに
上巻のみで下巻は多忙のため書かれなかったそう

中国人が不思議がるのは
日本人に曹操ファンが多いということ
小説から入る読者が多いからだろうと
言う判断に管理人さんはどう思いますか?

土井晩翠の詩が批評されてたのも良かった
文語調リズムの美しさとのことで・・・

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[376]Re: 続  三国志と日本人投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年12月13日 (日) 23時48分
なぜ日本人に曹操ファンが多いのか?ですが。
ダブル吉川(英治&幸次郎)とか、陳舜臣さんとか、近年では王欣太とか、曹操の株を上げるコンテンツがたくさん書かれて消費されたからではないかと。ぶっちゃけですけどね。
中国では魯迅による曹操再評価とかはチラッとありましたけど、かなり近年まで講談とか京劇とかの悪役くまどりの曹操のイメージが幅を利かせてましたから、それで曹操好きになれというのは無理な話です。
三国志のコンテンツが多様化すれば、中国にも曹操ファンが現れるようになると思いますよ。

土井晩翠の「星落秋風五丈原」、七五調でリズムがいいですね。いまの人には作れない歌詞で。

[370]京都学派と日本海軍 投稿者:鹿角

投稿日:2009年11月24日 (火) 16時01分

海軍のひそかな依頼を受けて
会合を持ったメンバーのなかに
何と宮崎市定氏の名が!
勇気ありますね・・・憲兵にばれたら只じゃ済まないでしょうに
宮崎氏の中国史関連の発言があるのも嬉しい

田中さんの蘭陵王
北斉の歴史は結構陰惨ですね
これを面白いと思える田中さんの感性って一体・・・

熱河日記   朴祉源
こころならずも清朝に従わなくてはいけない
李朝両班の切なさは伝わります
北京までの道中記

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[371]Re: 京都学派と日本海軍投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年11月29日 (日) 11時15分
大橋良介『京都学派と日本海軍―新史料「大島メモ」をめぐって』(PHP新書)ですね。
未読ですが、京都学派の「戦争協力」に対する見直しをしてる本みたいですね。市定翁出てくるんですか。

田中芳樹『蘭陵王』。
北斉皇族の乱倫や勲貴・漢人官僚・恩倖の争闘の場としてみると、けっこう陰惨なのですが、時代は三国志的ではありますし、そういう意味では楽しめるかと。三国志で喩えるなら、劉関張が斃れた後の劉禅の時代の三国志を感性的に楽しめるかどうかということです。高歓や侯景が生きてるころのほうが、プレ赤壁の三国志的ではあります。

朴趾源著・今村与志雄訳『熱河日記―朝鮮知識人の中国紀行』全2巻(平凡社東洋文庫)ですね。
これも未読ですが、朝鮮実学派の朴趾源さんが乾隆帝のころの熱河に行った道中記みたいですね。

[369]三国志と日本人  雑候 潤 投稿者:鹿角

投稿日:2009年11月24日 (火) 09時17分

著者によると吉川版は曹操に恋しているのではないかと・・・
同じ曹操ファンの管理人さんはどう思いますか?
賦から詩へと文学の主流が移ったのも彼の力が大きいそう
曹操がいなければ李白や杜甫の文学も生まれない
とまで断言してます
陳版に比べて北方版の引用が少ないのが残念

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[372]Re: 三国志と日本人  雑候 潤投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年11月29日 (日) 11時29分
曹操は吉川三国志の前半の裏主人公ですし、孟徳君は伝統的に白面冠者ではあるのですが、なんでもBLにしてしまう昨今の風潮には、物申したい気がしないでもなく……。(^^;)

曹操がいなければ李白や杜甫の文学も生まれなかったというのも一理はありますね。詩における建安文学とくに曹植の後世への影響は多大なものですし、曹操がいなければ建安文学サロンも曹植も生まれなかったでしょうから。

[366]東洋学事始 投稿者:鹿角

投稿日:2009年11月05日 (木) 15時17分

那珂通世を中心に内藤湖南達を始めとして多士済々
王国維 羅振玉も出てくる中国史草創期の物語
支那通史に「これは私達がやらなければならぬのに
日本人に書かれてしまった」と忸怩たる思いになる羅振玉
それまで通史の形で書かれた史書がないのも意外でした
大陸でも教科書として採用されたといいますから
完成度の高さは推して知るべしです
もし日中共通の中国史を作るなら
支那通史の現代語訳版を出して欲しいです
(無理だろうな TT)

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[367]Re: 東洋学事始投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年11月09日 (月) 10時26分
那珂通世『支那通史』は岩波文庫で安く出てますしね。あれもいちおう和田清による訳ということになってます。ただの書き下しですけども。
岩波のあれが理解できなくなるくらい教養の断絶が起きたら、現代語訳の意義があるかもしれません。
まあ教科書といっても明治のものですから、現代あるいは今後の歴史教育にはほとんど使えませんよ。申し訳ないですが。政治史・治乱興亡史・儒教史に偏りすぎてますし、そういう意味では濃ゆすぎます。

「日中共通の」…というアレは、今後の歴史観の共同形成に意味があるんであって、古い儒教史観の復興にあるわけではないと思いますんで。

[365]TBSの特番で 投稿者:鹿角

投稿日:2009年11月05日 (木) 09時20分

参考文献の氷輪を読んだ時も思ったのですが
盲目になってまで苦労して日本に到着した鑑真和上に
それはないだろう的仕打ちを続ける朝廷には怒り心頭です
山本・中村氏の共演には「新撰組」を重ねてしまいました
天平の甍で井上氏が来日してからの鑑真を
あまり詳しく書かなかったのは
とても気の毒で書けないと思ったからでしょうか
唯一不満だったのは映画の「天平の甍」シーンがなかった位
田村鑑真がみたかったのに・・・

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[368]Re: TBSの特番で投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年11月09日 (月) 10時50分
あえて秩序的で鈍感な物言いをすると、朝廷としては税金を払わない出家が増えると困りますしね。社会のバランスと安定が損なわれるのも困るわけでしょう。求法心と政治とが衝突してしまったわけです。政治はいつの時代も利害なので、個人の思惑すべてを通すことはなく、怒りや不満の種なわけです。

[361]【三国志 蜀の義兄弟伝】はじめまして、相互リンクの件です。 投稿者:彩ますみ(MASUMI)

投稿日:2009年10月28日 (水) 11時00分

初めまして、三国志 蜀の義兄弟伝の彩ますみこと、MASUMIと申します。
三国志の検索サイトを探そうと、いろいろ検索していたら、こちらさまのサイトを知りました。

三国志では、蜀、特に関羽さまと張飛くんが大好きで、イラストをよく描いていましたが、世間にある三国志に納得できないという理由で、自分で三国志オリジナル小説「三国志 〜生と死と心〜」という、挿絵のある小説サイトを立ち上げました。

小説の内容は、戦いよりも、あくまでも平和を目指すという話にしています。
その親サイトの、「三国志 蜀の義兄弟伝」も立ち上げました。

主に三国志のイラストとオリジナル小説があります。

関羽さま、張飛くん、劉備兄さん、孔明先生、魏では曹操兄さんが好きです。
ちなみに呉は、唯一、魯粛さんがなんとなく好きです。^^;
お時間ございましたら、ぜひご覧くださいませ。
また、ご感想を頂けますとありがたいです。
宜しくお願い致します。m(__)m

宜しければ、ぜひ、相互リンクを張りたいのですが、どうかこの件も宜しくお願い致します。

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[364]Re: はじめまして、相互リンクの件です。投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年10月28日 (水) 21時31分
こちらこそはじめまして。枕流亭管理者の永一です。『三国志』は曹操好きです。
当方相互リンクは歓迎です。うちのようなところでよければ、こちらからもリンク貼らせていただきます。

今後ともよしなにお願いします。

[360]神なるオオカミ 投稿者:生半可

投稿日:2009年10月24日 (土) 10時37分

雍正帝が嫌われているのかな。宮崎市定の「石朱」批諭旨 を読んでから雍正帝が一番すきです。

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[363]Re: 神なるオオカミ投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年10月28日 (水) 12時28分
雍正帝は従来は暴君っぽく評価されていました。弟を犬豚呼ばわりした件とか、キリスト教禁圧の件とかが、どうしてもネガティブにみられますから。宮崎市定の評価は、その当時としてはかなり浮いた独特のもので、そのために価値のあったものだったと思います。いまは「雍正王朝」のヒットなどもあり、中国でも雍正を高評価する人もいますね。

[358]神なるオオカミ   姜戎 投稿者:鹿角

投稿日:2009年10月20日 (火) 15時10分

文革時代内蒙古に下放された青年が
自治区で恐れられると同時に崇拝された狼を育てる物語
御多分にもれず周りから大反対されますが・・・
幼時の狼がとてもかわいいのです
終わり近くの30年後の草原が
豊かな地ではないのがとても切ない(TT)
最終章近くの狼に関する考察は一読の価値があります
康キ帝 乾隆帝はもしかしたら
中国の明治天皇になったかもという指摘や
龍トーテムは狼トーテムの変形という指摘には納得できます

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[362]Re:神なるオオカミ   姜戎投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年10月28日 (水) 12時19分
未読ですが、ボルテ・チノの子孫の地で狼を飼う物語ですか。いささか奇妙で、切なそうな話ですね。

[357]三国志談義 投稿者:鹿角

投稿日:2009年10月20日 (火) 09時20分

絵本三国志の安野氏と半藤氏の対談本
川柳の章で傑作な句があったので紹介
趙雲はねんねんころりと首を刎ね
お二人は彼をダルタニアンに例えておられましたが
管理人さんもそう思いますか?

だからというわけでもないでしょうが
カウントダウン三銃士のなかで
世界の人形劇紹介のコーナーで
台湾の布袋戯が三回近く特集されました
管理人さんは布袋戯を見たことがありますか?

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[359]Re: 三国志談義投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年10月23日 (金) 23時29分
劉関張を三銃士に見立て、趙雲をダルタニアンに見立てるんですかね。なんかかなりイメージの異なる人物のように思えるんですけども。ダルタニアンってけっこうしたたかでしょ。

残念ながら布袋戯は見たことないです。

[352]そういえば 投稿者:鹿角

投稿日:2009年09月25日 (金) 15時37分

「ノーベル賞は東大はあげる側で京大は貰う側」
という発言を誰かがしてたな(^^;)

昨日の新聞で毛沢東の孫が人民解放軍の
将校に出世したとの記事が掲載されていました
祖父よろしく権力闘争に走るとやだな(T_T

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[354]Re: そういえば投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年09月30日 (水) 18時12分
毛沢東の孫の毛新宇氏は、毛沢東の誕生日を祝日にしたいと主張しているそうです。(^_^;)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=35731

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[355]投稿者:金聖暗
投稿日:2009年10月01日 (木) 00時36分
毛主席是英雄,毛新宇就显得很狗熊了。
不过我还是很赞同毛新宇的提议,美国有总统日,中国也可以设置主席节嘛。毛主席作为本朝的伟大创立者,完全有这个资格。

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[356]投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2009年10月05日 (月) 10時01分
なるほど、英雄と狗熊で韻を踏んでるんですね。




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