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- 3A - 2007年11月27日 (火) 01時28分
----------------------------------------- - HERO? - -----------------------------------------
エピソード1
生徒「ふぅ・・・重い・・・・。」
そこには前が見れないくらい荷物を持った生徒が廊下を歩いていた。 彼女は階段にさしかかった。 3階まで上がらなければならない。 まず1段目・・・からバランスを崩し、後方へ倒れそうになった。 荷物を持っているため手が後ろに回らない。 この際、荷物を放せばいいのだが、人間はこういう時に限って思ったように体を動かせない動物みたいだ。 そうこう考えているうちに、彼女の体が斜め45度になろうとしたその時、誰かが彼女の体を支えた。
??「大丈夫ですか?」 生徒「あ、ありがとうございます。」
荷物の上半分が落ちた。 そのためその生徒の視界が開けた。 そこにあったのは美術科総括会副会長・楠葉晴美の顔だった。 この生徒は晴美のファンである。 顔が真っ赤に紅潮していく。 その様子を見て晴美は言った。
晴美「どこか調子でも悪いんですか?」 生徒「い、いえ!大丈夫です。」
晴美は落ちた荷物を拾い、
晴美「運びますよ?」 生徒「あ、え、は、はい。」 晴美「2年生ですよね?敬語じゃなくていいですよ。」 生徒「あ、ありがとうございます。」 晴美「なんていうか・・・もっとこうフレンドリーにさ、お願いしますよ。なんか上の人から敬語使われるとおかしいですし。」 生徒「く、楠葉さんこそ敬語じゃなくてもいいですよ?」 晴美「私ですか?私は・・・そうですね、これは主義です。」 生徒「主義?」 晴美「目上の人には敬語って決めてるんです。」 生徒「わ、私も晴美さんには敬語って決めてるんです。」 晴美「???初対面ですよね?」 生徒「え、ええ。」 晴美「ふーん・・・。着きましたね。」 生徒「はへ?」 晴美「ここじゃないんですか?」 生徒「あ、そうです。ありがとうございました。」 晴美「さよなら〜。」
歩いて自分の教室へ戻る晴美だった。
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エピソード2
中等部の教室の近くを通った時、悲鳴が聞こえた。
生徒A「キャー!!」 生徒B「いやー!!!!」
晴美は走る。 そして、着いた。
晴美「どうした!?」 生徒A「あ、あれです。」
その子が示した先には・・・ゴキブリがいた。
晴美「はぁ〜なんだゴッキーか。」 生徒B「助けてくださーい。」
2,3人は泣いている。 ゴキブリ1匹のために。
晴美「はいはい。」
晴美はてくてくとゴキブリの方へ向かい、そして、
バン!!
近くにあったスリッパで一撃。 そこには無残な姿をしたゴキブリがいた。 晴美はそれをゴミ箱に捨て一言。
晴美「このスリッパ誰の?」
誰も名乗らなかったので、一緒にゴミ箱へといれられた。 はぁ〜いい仕事したな〜と思いながら自分の寮へと戻っていく晴美であった。
-- END --------------------------
思いつきの話です。 面白くとも何とも無いお話ですね。
ノンジャンルは多すぎるのでなるたけ避けたかったんで、看護科に載せます。
風紀委員会のスレッドが寂しい気がする・・・。 今度は風紀で話作ってみようと決意新たにテスト勉強に勤しみます。
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