@とにかくヒルクルスとしては「フレイア総督」の肩書に掛けても、カブス以東の領域確保は絶対条件。
A同時にクラナリア派からの干渉は面倒なので、出来ればアレックスとフランギースには後方にまで引いてもらう。
Bアレックスとしてはカブス残留に固執するかもだが、フランギースの恐怖感を上手く煽れば、彼女とスペンサーに拉致的な手段を取らせることも難しくないはず。(もちろんクラナリア派の最低体面として、一応は領域内のサジタリウスには留まるだろうが。)
Cそして「話せる相手」のヒルクルスの指揮権が確立されたのを見計らって、バロムリストからシハラムの軍が北上し、フルセン軍の側面を脅かす。更には因縁のエバーグリーン方面にリュシアン部隊を向かわせ、思い切り注意をそちらに振り向けさせる。
Dそこでヒルクルスが追撃戦等で適当に手柄を上げる事で、バロムリスト戦役の敗戦責任を緩和させ、クラナリア派の影響を排除しての、現地での専決権を確立する。
E北上したバロムリスト軍の占拠した、旧フレイア南部の事実上の割譲を認め、そこにリュシアンが総督として入る。
Fここに事実上の両軍の軍事レベルでの「対フルセン同盟」を確立させ、それによってドモス本体や西国同盟の「黙認」を取り付ける。(クラナリア派としても、面子に賭けてもバロムリストやリュシアンとの直接交渉が出来ない限りは、ヒルクルスに「黙任」する以外に無い。)
Gそしてあるいは、この直後に、事態を更に混迷させる「ニーデンベルグ事変」が発生。
Hその場合、今度は西国同盟がフルセンに接近せざるを得なくなる可能性も。