生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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<奉祝> 2・11建国記念日ーー特集A 「世尊拈花の秘義」と「日本國實相顕現」について・・・ (3131)
日時:2014年02月07日 (金) 12時47分
名前:信徒連合



世尊拈花の秘義

  
「無門関解釈」第六則・世尊拈花より抜粋・引用させていただきます。


<< 世尊、昔、霊山会上に在って花を拈じて衆に示す。是の時衆皆黙然たり。唯迦葉尊者のみ破顔微笑す。世尊日く,吾に正法眼蔵、涅槃妙心、実相無相,微妙の法門あり。不立文字、教外別伝,摩訶迦葉に付嘱す。


・・・「華厳経」こそ、いみじくも大日本国体の久遠無窮性、中央に「皇(ス)」のある蓮華荘厳の実相が象徴的に書かれている経典であって、それが竜宮海に逃避せしめられていたのは、時期未だ到らざるため和光同塵の働きで日本国体の尊厳を隠蔽してあったのである。「華厳経」とは実に大日本国体の尊厳無比、宇宙の実相と同体にして久遠無窮なる事実を説ける経典であったのである。


・・・正法眼蔵・・・悟りの光の眼で見たる法体宇宙の実相はなんであるか、涅槃妙心にならなくては分らぬ・・・宇宙の微妙本体と一つになった妙なる心――絶対実在の絶対把握の妙心――を顕した時にのみ解るのだ。・・・「正法」と言い「実在」と言い「妙法」と言い「妙心」と言い、大日本国体であることを知らねばならぬ。・・・「引き寄せて結べば柴の庵なり、解くれば元の野原なりけり」・・・大日本国家はそんな因縁仮和合の国家ではないのである。若し仏教が一切の存在を「無」と見るならば、日本国家も無なのである。私は「生命の実相」<神示を受けるまで>の最後の章に示すが如き過程に於いて、既に「無」の門関を越えて釈尊の指頭にある金波羅華が象徴する「実在」の荘厳無二組織完備の大日本国家を把握したのである。・・・


 金波羅華とは、中心に葩(はなびら)の統一せられたる黄金色燦爛たる「皇(ス)」ハラナの華――「華厳経」が宇宙の実相を、御中に「ス」を有する蓮の華に喩えたると全く同じ事を象徴せんとしたものである。・・・宇宙の実相が蓮華蔵世界であり、黄金色の菊華が象徴する世界であり、全大宇宙が天照大御神の法体であり、それは単なる「空」ではなく「法華経」の説く如き「衆生劫尽きて焼くると見る時にも,火に焼けず滅せざる天人充満せる世界」であり、その組織は蓮華の如く、金波羅華の如く、組織紋理整然として御中に帰一しているのであって「空」とか「有耶無耶」とか言うような漠然たるものではないのである。


実相は正しく「実」であって、ちゃんと心の眼を開いてみれば此の金波羅華の如く組織微妙、円満完全、中心帰一の高次元世界である。・・・


・・・「正法眼蔵」と言うものは「宇宙の実相」そのものである。・・・歓喜の相であり、朝日の昇る相である。宇宙の実相は伝へるも伝へぬもない。すべての人に内在しているのだけれども、常に歓喜微笑して心の波長が「宇宙の実相」の波長に共鳴する人の前のみに顕れるのである。・・・宇宙の実相は、金波羅華の如き中心帰一の微妙の組織体であると悟る。・・・現代の仏教者と言われる者のうち有耶無耶の空相に翻弄されずして破顔し得る迦葉たる者果たして幾人かある。>>


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<注釈コメント>
開祖・谷口雅春先生の「日本の国体」に関する今一つの重要な御文章があります。その趣旨は上記引用の『「無門関解釈」第六則・世尊拈花』と同じでありますが,私達の理解を深める意味で抜粋引用させて頂きます。




『「驀進日本の心と力」第三章・日本学的大乗仏教の確立』


<<…神道も仏教もキリスト教も、一物として神ならざるはない。しかも万象ただ唯一中心神霊の反映または展開として存在するのである。・・・仏教は概ね今まで一切万象を因縁和合の本来空なるものと空じ去って了ったのである。仏教に於いては因縁和合の本来空なる存在に対して執着することは煩悩として斥けられる。従って日本国家が因縁和合の本来空なる存在であるとするならば、国家に対する「忠」は何ら意義を有たぬ無価値なるものとなる。・・・


ともかくも我らは日本学的な大乗仏教の樹立を必要とするのである。・・・実相が空なる状態であるとするならば「実相を生きる」ということがどんなことになるか・・・万物流転であるから流るるままに流れしめよ。そこに投げやりな気分が起こって来て、何ら積極的努力や積極的精進が起こり得ないのではなかろうか。・・・我等は理想を失い,起ちあがる気力を失い、その結果、国が滅び興亡流転のそのままに委ねるに到るのである。・・・我等は日本が亡国せざらんと欲するならば新しき仏教を日本の国において完成しなければならない事を痛感する。


 私が霊感を受けて、「実相は空ならず」と知ったときの光景を次に序述する・・・<生命の実相・第20巻P.135>・・・この引用文の中で注意すべきは「無いものを無いとしたところに本当にアルモノが出て来るのだ」・「有るものは唯神のみ」というところである。即ち、「空」と「実」とのけざやかな峻別であるのである。・・・一切現象が空であって、其の空々寂々の相が実相だと言うのではなく、実相は「実」であり、「本当にあるもの」であり、無限荘厳の世界である。・・・無限次元・肉眼を超ゆる世界ではあるが、現象界の無常流転不確かな世界と異って金剛不壊の世界なのである。


この世界こそ「空」とか「変化すべき仮相」とか「万物流転の原理」とか言う在来の仏教が説明に使った言葉では表現し能はざるところの厳として金剛不壊の世界なのである。この世界を華厳経で「蓮華蔵世界」と称して、空とか無常とか言はず「衆宝あまねく地に敷き、金剛の厚地にして破壊すべからず」と形容されている世界なのである。


“私は此の世界を直接見たのである。直接触れたのである。”絶対実在の是体認識である。その絶対実在の世界は決して無常の「空」なる世界ではなく、金剛不壊にして、「実」なる世界なのである。


吾々は、第一義諦の世界と、因縁仮和合の世界とを混同してはならない。・・・蓮華蔵世界(それが日本国家である)は因縁仮和合の世界に非ずして第一義諦の世界であり、他に依って立つ世界ではなく、それ自身にして立つ世界であり、既に中心帰一せる久遠不滅の世界である。


さればその悠久なること限りがない。(見よ日本国家の天壌無窮を)それは真理国家そのものにして、大日本真理国家の天降って来る事によって、現象界の本来「空」なる国家は本来の非実在を暴露して蓮華荘厳の――スメラミコトを中心として円成せる荘厳極まりなき――国家が現象界に成就するのである。


ここにキリスト教式に言えば「御心の天に成れるが如く地にもなる」のである。天に成れる実相が若し「空」であって煙の如き空しき変化無常のものであるならば、「天に成れる実相」が地上に天降って来た時に現象界は煙の如く散乱して了うであろうが「天に成れる真理国家」は実在の金剛不壊の世界であるが故に、それが現象界に成就するとき、現象界が蓮華荘厳となるのである。


第一義諦実在の真理国家と、因縁所生の現象国家とは形は似ているかも知れぬが、本質において全然異なるものである。第一義諦の真理国家は、内から金剛不壊の理念が開発するのであり、因縁所生の現象国家は外的原因の変異によって興亡常なく離合集散するのである。>>(抜粋引用おわり)



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<注釈・コメント>


上記引用させて頂いた二つの御文章に於いて開祖・谷口雅春先生の「生命の実相哲学の神髄」が<権威>を持って最高かつ最大限に余すところ無く説かれているのであります。燦然と輝き亘っているのであります。この何人も侵し能はざるところの<権威>は何処から来るのでありましょうか。


上記御文章の二箇所の<太い文字>の部分に注目して頂きたい。其の<権威>は、余人の容易に達し能はざるところの谷口雅春先生ご自身の<絶対実在の絶対認識>つまり<「久遠を流るるいのち」そのものに直接触れられた<至高の直接的霊的実体験>から来るものであります。これは、如何なる優れたる肉体頭脳知(主として唯物論的認識)といえども決して及び得ないところであります。「物」と言うものに限りなく執着して、病・悩・苦に喘ぐ地球人類救済のために最高級神霊界から特別にこの三次元地球世界へ派遣されて来られた霊的導師(最高級霊)の持つ<権威>なのであります。


「神の子」としてのすべての人間の心の奥底(深層意識)に秘められているところの霊的純粋理性たる<叡智>を開発・開顕している人々にとってはこれ等の事が理解出来るのでありますが、この霊的純粋理性たる<叡智>が未だ開顕されていない人々は、自己の霊性開発の未熟さに気付かないで自己の未熟な価値観のみで反対論・批判論を往々にして展開するのであります。以上のことを踏まえて<注釈・コメント>を続けさせていただきます。



開祖・谷口雅春先生の御教えの一大特徴は、今までの日本に生まれた宗教家が誰一人として説かれなかった「国家の成仏」を説かれた事であります。「鎮護国家」という言葉は古くからあり、神社・仏閣は日本国家の安泰と隆昌を祈念して来ました。しかし、谷口雅春先生は今までの単なる鎮護国家思想ではなく、唯神実相・実相独在の深きお悟りから、日本の国体(国柄)について明確にしかも形而上的・哲学的根拠を示され、日本国家の地球上に置ける位置と存在意義を明らかにされたのであります。真実の日本国家とは<実相宇宙の中心帰一理念をそのまま国家理念として、神意に依って地球上に存在せしめられている国である>と。故に、日本国家は『大日本真理国家』たるのが其の実相であると。


 実相世界に厳然として存在する実相日本を地球三次元現象世界へ実現せしめる事。これが日本国実相顕現運動であり真理国家日本の建設なのであります。生長の家地上出現の意義と目的はこの使命を果たす事にあります。その為には日本国に生を受けたすべての日本人は、日本に帰化し日本国籍を持った人々を含めて、形而上的真理を学び、神の子としての自己生命の自覚と日本精神を存分に発揮して、真理国家日本の建設を今回の地上人生の究極目標として毎日の現実の職業と家庭生活を送らなければならないのであります。


これが「国家の成仏」、日本人・日本国の「成仏」であります。と同時に、地球上の他の諸国民も、それぞれ神様(宇宙の根源的創造神)から与えられたる其の国独自の国家理念に基づきそれぞれの国家の実相を顕現せしめる事、かくして「御心の天に成れるが如く地に成らしめる。」かくの如くにして恒久平和を顕現する事、(その為の必要条件は地球上の出来るだけ多くの人々の唯物的価値観から唯神実相価値観への「観」の三百六十度転換が必要)。


是が『八紘宇為』の真の意味と解すべきであり、地球上のすべての国家が真理国家の実相を現成する事によってのみ恒久の世界平和が達成せられると言うことを私たちは開祖・谷口雅春先生の<生命の実相・唯神実相哲学>によって理解しなければならないと思うのであります。


従って、地球人類の唯物的価値観の万能思考をそのままにして、その延長線上での国家・民族の垣根を解消して地球国家・地球市民・世界政府・世界市民思想による<新世界秩序>によって国際平和を目指すのは机上の空論であります。と同時に『生命の実相哲学』から観れば完全な誤りである事が判るのであります。(『民族を超え国家を超えた国際平和信仰』の明らかる誤謬であります。)



 日本国家をして成仏(実相顕現)せしめ真理国家たらしめんが為には、先ず国家の根本法たる“憲法”を中心帰一理念で貫かれたる生命的国家観・唯神実相の形而上的霊的価値観という理念を基礎とした内容へと改正する事から始めねばなりません。其の憲法に基ずいて改正された教育基本法によって霊的教育を重視した教育を実施する事によって現象的にはとてつもない長い時間を必要とするけれども、徐々に徐々に日本国の実相は顕れてくるのであります。(目標達成の時は、気の遠くなるほど先の事なれども、決して気を落とす事はありません。吾々は目標達成への過程・プロセスの中で個生命としての霊的進化が着実に進行して行っているのでありますから“気”を滅入らす事は決してないのであります。)


 日本国実相顕現の憲法改正運動と並行して、戦後GHQ(日本占領軍総司令部)による日本国民弱体化政策であったウォー・ギルト・インホメーション・プログラムによる今だに持続しているその催眠的洗脳効果からの覚醒が必要であり、現在多方面の識者によってこの覚醒運動が為されつつあり、我ら生長の家もその一翼を担って行かなければなりません。


生長の家の憲法改正の具体的行動としては、谷口雅春先生の『生命的国家観』に基づいた「改正憲法草案」その中でも特に<「前文」と第一条・天皇>に関する条項をマスコミの意見広告欄を借りて全国民に発表し、同時に<生命的国家観による理路整然とした説明文>をも合わせて全国民に発表することであります。


 谷口雅春先生の「無門関解釈」は、正に其の通りの「日本的解釈」であります。特に第六則・世尊拈花の公案は上記引用の御文章の如く、お釈迦さまが一輪の蓮華の花を拈って中心帰一理念が宇宙の実相であると同時に、日本国そのものが宇宙の永遠変わらざる中心帰一理念が其の国柄(国体)として明確に顕れている地球上の唯一の国家であると示された。是が世尊拈花の公案の日本的解釈であり、この公案解釈の神髄であると説かれているのであります。


 これは、学者的な肉体頭脳知による解釈ではなくして、「久遠を流れるいのち」に直接に実相覚で以って触れられた絶対実在の絶対把握から結果せしめられた解釈であり「神示」でもあるのであります。宗教界に於いてこの様な世尊拈花の公案の日本的解釈を示した人は他には誰一人としておられない訳で在ります。ここに於いて行動実践哲学としての谷口雅春先生の他の諸宗教を圧する偉大さがあると思うのであります。


 宇宙大生命(根源的創造神・グレートサムシング)の偉大かつ遠大なる計画に沿って、日本国家がこの地球上に存在せしめられている理由は次の様な事柄に於いても明らかに読み取れるのであります。

(1)国の名前の不思議さ!
  日の本の国、霊之元津国、大和の国、豊葦原の千穂秋の瑞穂の国、言霊の幸ふ国、言挙げせざる国,日子・日女の国,等々
              
(2)国旗「日の丸」・国歌「君が代」!
  これは、明治維新後に於ける正式制定に先立って、古くからの日本人の自然感情の発露として存在に入っていたものである。と言うことは、その内包せる意味から考えて宇宙大生命・グレートサムシングの意思のあらわれと言えます。

(3)万世一系の男系男子天皇の霊統の皇位継承の継続!
  この原則を踏み外す怖れある時は日本国護持の高級神霊界からの修正が為されて、この原則が将来に向かって今後も保たれて行くと言う事実。小泉内閣の女系天皇・長子継承を認める「皇室典範」改定の正に直前において秋篠宮紀子妃殿下の御懐妊と悠仁親王殿下の御生誕は記憶に新しく全国民がホットした感慨に浸ったのであります。

(4)日本国家が存亡の危機に陥った時には、其の時代の日本国民自体の自助努力の上に護国の神霊・守護霊による高級神霊界からの国家運命の修正が為されてきた。!

元寇の時の大型台風(神風)二回、明治維新時の江戸城無血開城、日露戦争時の日本海大海戦の超完全勝利、大東亜戦争終結時の御聖断、昭和天皇とマ元帥との会見時のマ元帥の奇跡的廻心による国体の護持、秋篠宮悠仁親王殿下の御生誕、等々

(5)日本列島は「龍(竜神)形」を為しており、世界地図の相似縮小形状を為している。!
北海道=北米大陸、本州=ユーラシア大陸、四国=オーストラリア大陸、九州=アフリカ大陸、瀬戸内海=地中海、琵琶湖=カスピ海、富士山=ヒマラヤ、日本アルプス=アルプス山脈、等々

(6)日本文明は、世界の八大文明の一つであり、中国文明とも一線を画す独自の霊的文明であると言うこと。!

(7)比較宗教学の世界的権威であるスイス・ジュネーブ大学のエルベール博士は、日本の「古神道」は将来の唯一の世界宗教たる資格を持つと明言された。!


 以上の事柄から見ても、日本国家の霊的特殊性が感得されるのであります。全く以って日本という国は誠に不思議な国と言えるのであります。霊的日本国家の実相を正しく・深く理解する為にも、谷口雅春先生による<世尊拈花の公案の日本的解釈>は他の宗教には無い霊的輝きを持つ御文章として、私たち信徒は何回も何回も精読を繰り返す必要があると思うのであります。






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