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小説を完成させる自信の無い方、または小説を書く練習をしたい方、そしていつも作品が完成しない無責任なしんかー進化(笑)、等々気軽にこの板で小説をどうぞ!

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[107] バカとツッコミと馬鹿とばか
玉賀必人 - 2008年11月07日 (金) 13時13分

すべてはバカの一言で始まりました。


それはいつものように友人とだべっている時におきました。


「野球・・・。」


隣に座っていた背の高い男の子が唐突に切り出す


「ん?」


「野球・・・やりたいなぁ」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


あまりにいきなりだったので全員が押し黙ってしまう


そして


「「「突っ込んで欲しいのかな・・・」」」


見事に同調しました・・・


 

[108] レッツ メンバー集め
玉賀必人 - 2008年11月07日 (金) 13時47分


長い沈黙でした・・・


無理もありません


全員帰宅部ですもの


その中で堂々と野球やろうぜってオイ
(まぁ帰宅部だからこそもあると思うけど・・・)


しかしここは冷静に対処しなくてはいけません


半分嘘であってほしい(本当は100%)僕は確認含めて言います


「野球部入ることにしたんだ・・・」


ぃよし!よく言ったぜ僕!!


「いや、皆でやろうぜってこと」


・・・・・・。


「あのな・・・」


今まで黙っていた小柄のミニマムボーイが助けに来てくれた!


「野球やりたいのなら、人数と道具をもってこい!」


フォローは嬉しいけどそれじゃ持って来たらやるみたいじゃん!!


「俺は・・・」


更に黙ってた一人が口を開きます


何か言ってやってくれ、と心から思いつつも


「賛成だZE!」


えぇーーーー


負けるわけにはいかないんだ!僕は帰宅部の意地をここぞとばかりに発揮します


「そもそもなんで・・・」


野球をやろうと?と言いかけてやめる、こいつの場合は六割漫画残りはドラマで決まるからだ


そんな二択意味無いじゃん
とか考えてる内に話がリニアモーターカーばりに進んでいた


「どうせやるなら試合したいな」


「いいけど人数が足りないよ」


「まぁ当日になったらガンプラ5体ぐらい置いとけばいいよ」


「そうだねー」


何か聞きずてならない会話が織り成されてる気がしつつも抵抗しようと試みるが


「じゃあけってー!」


決まってしまった・・・
ちなみにこいつ等はスッポンよりしつこいですマジで


ここは最後の手段で・・・


「あと6人なんて集まるの?」


かなり苦しいが自分をさり気無く外してみた



結果



「5人くらい平気だよ」


訂正されてしまった!


「では早速メンバー集め・・・と言いたい所ですが・・・」


「用事があるので今日は無理です」


ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!?


「テヘッ」


「テヘッじゃないよ何で言いだしっぺがいきなり欠席?おかしいじゃん」


「悪い俺も」


「みーとぅー」


ええー


「というか僕だけ!?」


「イエス」


「たかすクリニック」


「うるさいよ!」


「というわけでサラバ!」


「ええ?てかほんとに!?」


とかいってる間に三人ともいないし・・・


「ふふ、だが舐めるなよ!」


「かえろ・・・」


帰り際ふと思ったのは


(すんげーかっこわるい・・・)



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