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小説を完成させる自信の無い方、または小説を書く練習をしたい方、そしていつも作品が完成しない無責任なしんかー進化(笑)、等々気軽にこの板で小説をどうぞ!

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[125] 夏目といろんな人々
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時30分

青年夏目とその周りの人達ののんびりとしたお話です
ここに出てくる夏目と私夏目 はごろもは全く関係はありません
非常にのんびりとしたお話で大きな山や落ちも無く進んでいく予定です
あまり読むとボケてしまいそうになるのでさらりと流すくらいの気持ちでどうぞ

ちなみにこちらは携帯からの投稿になりますので文字数の関係で短めの文章がいくつも投稿される形となります
どうかご了承を

[126] 登場人物
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時33分

・夏目(なつめ)
なぜか家持ってたり歳が不明だったり謎多き男
お金が尽きなかったり何でも持ってたり謎多き男

・谷川美菜未(たにがわみなみ)
元気な高校2年生。他人を思える良い子
なぜか夏目と一緒に平屋に住んでいる
八重歯ほっぺ

・守波留恵撫(すばるえふ)
おとなしめで冷静な中学2年生
ちんまいけど頼りになる子
お姉ちゃんっ子だから夏目と江堀はお兄ちゃん代わり

・守波留えいび(すばる)
守波留家のお姉ちゃん
かつては不良高校で夏目江堀とつるんでいたとか二人をパシリにしてたとか
お姉ちゃんらしくみんなに頼りにされるショートカットの元気な子
ちなみに不良高校とは他校の生徒の噂なだけ
夏目やえいび等生徒たちはボランティアなど社会奉仕活動を精力的に行って地域の人たちからの評判は非常にいい
生徒たちの見た目が他校から恐れられているんだとか

・江堀轟(えぼりごう)
煙草機関車。缶ピースが大好き
お酒には滅法弱いからえいびが面白がっていっぱい飲ませてしまう
酔っ払って無様な状態なところを恵撫に目撃されてから恵撫に何度もその事でいじられちゃう情けない子
えいびとよくセットでいるイケメン
五月から好かれているけど気づかない

[127] 登場人物
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時35分

・五月一二子(いつきひふこ)
アメリカ大好きで古着大好きでアメカジ大好きで江堀大好き
でも名前はジャパンの美しさが見える
ちょっとおとなしめで真面目なショートカットの中学2年生
恵撫、いちごとなかよしでよく一緒にいる
年上の人にはちゃんとですます調で話す子
江堀を見るだけで顔真っ赤。目が合うともうどうしたらいいかわからない


・尾足いちご(びあし)
髪の毛の左側を束ねて釣り目なちっこい中学2年生
ツンデレみたいで実はなにも考えてない
恵撫五月と仲良しでリーダー的。でもたいして何もしない
よく夏目にいじられるけどめげない子。というより別に何も考えずに反応するだけ

・守波留椎衣・禰衣(すばるしいい・でいい)
泣き虫な双子の高校3年生
二人で仲良くお留守番

・いちごのお姉ちゃん(ねえ)
垂れ目と釣り目の双子のお姉ちゃん達
垂れ目のお姉ちゃんはのんびり屋で釣り目のお姉ちゃんは優しくて出来る子
仲良し高校3年生
出番は多分ない

[128] 登場人物
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時38分

・牧野(まきの)
元気で世話焼きな高校2年生
料理上手だったり家事全般はなんでもこなす良いお嫁さんになれそうな子
柳下のおもちゃ

・川島朝美(かわしまあさみ)
背の高いスレンダーなショートカット眼鏡っ子
強いお姉さん系かと思いきや別にそうでもない普通な高校2年生
ある部分がぺったんこなのが悩み
双子でお姉ちゃんの夕美のことは苦手だけど憧れてる。特に体のあの部分

・川島夕美(かわしまゆうみ)
朝美と同じく背の高い見た目がお姉さん系な高校2年生
それなりに胸があって朝美の憧れ。でも憧れるならもっと…
前髪を束ねて上げた眼鏡っ子
やんちゃで元気でどこか怪しい

・上野(うえの)
ちっこくておとなしい高校2年生
おとなしいけど実は元気で真面目で優しい良い子

・柳下(やなぎした)
変態な高校2年生
牧野を追っかけ回しちょっかいかけてはニヤニヤしてる
眼鏡で優しそうな見た目の女の子。でも変態。女の子大好き

上島(うえしま)
クール
登場するかは不明な高校2年生

[129] 夜空の大輪
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時41分

そよそよと心地よい風が吹き昼間の暑さを忘れる過ごしやすい夏の夕暮れ時
夏目と谷川は食事を終え風鈴の音を聞きながらグダグダダラダラ
牛になるとはよく言うがそんなことはお構いなしで昼の暑さで消耗した体力を充電していた

「夏だって言うのに暇ですねぇ。」
畳の上で扇風機の風を受け寝転がりながら谷川
縁側で寝転がり庭を眺めながら「あぁ」と夏目もだるそうに反応
せっかくの夏の夕暮れ、何かしらやることがありそうなものだが二人とも考えるのもめんどくさいといった様子

「何庭なんて眺めているんですか。らしくない。」
夏目はらしくないとは何だと思ったがいちいち突っ込むのもめんどくさいと心の中でつぶやく
「せっかく庭もあることだし何かできればいいんですがねぇ。」
扇風機の風力をカチカチといじりながら谷川がだるそうに言う
ぼけっと縁側から外を眺めながらちょっとだけ考えてみる夏目
「花火大会とかあれば縁側から見えそうなもんだけどな。遠くの方でしかやってないけど。」
と、たいして意味もない夏目の言葉
これに対し、ダラダラしていた体をむくりと起こして谷川が言った
「そうだ!花火しましょうよ!花火!」

[130] 夜空の大輪
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時43分

先ほどまでダラダラとしていたのが信じられない位に目をきらきらと輝かせる谷川
めんどくさいと思いながらもこれほど輝いた目を見ては夏目も同意せざるを得ない
「じゃあ明日の昼間に買いに行くけど一緒に付いてくるんだぞ」
夏目の言葉にうんうんと頷く谷川
まるでおもちゃを買ってもらう子供のような目をしている

「そういえば恵撫ちゃんは大きな花火見たこと無いらしいですよ」
ここらでは花火大会は行われないので見たことないのも仕方ないか
夏目は珍しいなとも思ったがそう解釈
「恵撫ちゃんも呼んでおこう!」
「打ち上げ花火も買ってこなきゃ!」
などと谷川はノリノリ
どんな花火を買おうか今から決めてしまいそうな勢い

「そういえばこれから買いに行くんじゃ駄目なんですか?まだ時間も遅くないですよ?」
谷川はもう待ちきれない様子
「今日はこれから用事があるんだよね」
そう夏目が言うと仕方ないといった様子で谷川が妄想に戻った
あれとあれと…と思い巡らせる谷川
その谷川にちょっと釣られて楽しみになりながら夏目は外に出た

[131] 夜空の大輪
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時48分

そして日が明けかんかん照りのお昼時
夏目と谷川はダラダラと店へ向かっていた
「暑〜い…やっぱり昨日の夜買いに行けば良かったんですよ〜…」
アイスもあまりの暑さにすぐに食べきってしまい残った棒を吸いながら谷川がぼやく
用事があったから仕方ないと夏目が言うが谷川は全く聞いていない
「文句ばっかり言うんなら買わないぞ」
と夏目の意地悪
「それは困りますけど…やっぱり暑い〜…」
首もとからぱたぱたと空気を送り込みながらだるそうに言う谷川
「雨降るよりマシなんだから我慢我慢」
「そりゃそうですけど…暑い…」
言い聞かせる夏目とグダグダとぼやく谷川
まるでお母さんと子供のようだ

「あれとあれとそれ!」
店内に入ると冷房の涼しさで谷川が完全回復
きびきびと花火を選んでいく
選んでいるというよりもう決まっていたようで迷いがない
昨晩あまりに楽しみだったので全て決めてしまっていたようだ
効率よく買い物をする様は女の子らしいといえばらしいが少し子供っぽくもある
選ぶのも醍醐味と思っていた夏目はなんだかさびしい気持ちになった

[132] 夜空の大輪
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時50分

「…以上です!」
さっきまで空だったカゴが一瞬にして花火で埋まった
いろいろとバラエティーに富んだ花火がカゴの中に詰まっている
「谷川、次はジュースを選んできてよ」
谷川ははい!と駆け足で飲み物コーナーへ向かった
棚いっぱいに並んだ花火とそれを見る夏目
少しくらい…と花火に手を伸ばした

夏目を見つけ夏目の元へ向かうジュースを抱えた谷川
カゴを一つ抱えていただけの夏目がいつの間にかカートを押していることに気づく
カートにはカゴが上下二段乗せられている
「夏目さん…どうしたんですかこんなに…」
カゴの中にはぎっしりと花火が詰められていた
「いざというときのためにと思って…」
よくわからない夏目の言い訳
「いざってどんなときですかっ!」
まるで嫁か母親かのような谷川の突っ込みが入る
「別に夏目さんが買うわけだから何も言わないですけどー…」
谷川は新しいカゴを取りジュースをその中に入れ、二人はレジへ向かった

「一体どんな花火買ったんですか?」
歩きながら谷川が袋の中を覗き確認
「これうんこ花火じゃないですか!暗闇だと見えないですよ!」
「女の子がうんことかいうな!」
二人はぎゃあぎゃあと家に向かった

[133] 夜空の大輪
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時52分

食事を終えて太陽も落ち絶好の花火日和
恵撫を家に呼び到着するまで二人は花火のセッティング
「なんでこんなに打ち上げ花火買ったんですか!」
「だって恵撫が花火見たことないらしいから…」
「こんなに上げたらご近所さんの迷惑ですよ!」
二人の言い合い…というより谷川が一方的
どんな花火よりも近所の迷惑になりそうだと夏目は思ったが言い出せない
「でも本当にこれだけの打ち上げ花火は打ち上げられないんじゃ…」
冷静になって谷川が言う
さすがに相当な数の打ち上げ花火
これだけの数の花火を打ち上げたら近所に迷惑がかかるのは間違いない
「その辺は心配ないんだ」
夏目は続けてなぜかを谷川に説明した

庭に相当な数の花火が並べられ、縁側の右端に水を張った大きなたらいがスタンバイ
セッティングがすべて整い30分ほどしたところで恵撫が家に到着
縁側の向こうにある大量の打ち上げ花火に驚き、心配になって大丈夫か谷川に尋ねる
谷川は「大丈夫大丈夫」と一点張りで縁側へ恵撫を座らせる
先ほど買ったジュースを別の部屋から取り出し持ってくる夏目
手伝おうと恵撫が立ち上がろうとするが谷川がそれを制す
恵撫は心配で心もたない様子だ

[134] 夜空の大輪
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時54分

押入から江堀が置いていったライターを取り出し縁側から庭へ降りる夏目
「さあ!小さいけど花火大会の始まり!二人ともカウントダウンよろしく!」
谷川は恵撫の隣に座り、恵撫は心配そうに10から数え始める
2…1…0で夏目が真ん中の花火に点火
そしてそのあとすぐ左右二つづつの花火に火を付け急いで縁側に戻り恵撫の隣に腰掛ける

真ん中の花火の筒から光が上へ一直線に飛び上がる
光が高く登り暗い空で花開くように爆発
丸く光の筋を作りながら赤、緑、青と色を変え三人の顔を照らす
そして両脇の花火が4ついっぺんに上がり、どんという音と共に黄色い光の柳が垂れ下がり、その後パチパチと音を立てて白く細かく輝く

3人は光の中で上を見上げ見とれているが谷川がはっと我に返り夏目に小声で「次、次!」と指示
夏目もその声で魂を体に戻し急いで花火へ向かい点火
そして次々に飛び上がり花を開く花火に口をあけて見とれる恵撫
花火の光が緑、青と恵撫の肌の色を変えるように輝く
破裂するたびに「おぉ」など無意識に恵撫の口から漏れる
あまり表情の変化はないが目が輝き花火を食い入るように見つめている

[135] 夜空の大輪
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 02時57分

夏目が右へ左へ走り回りすべての花火に点火し終え、最後の打ち上げ花火が空に舞い上がり開く
ぱちぱちと輝く花火が消えて打ち上げ花火は終了
花火が消えて静かになった空に恵撫が名残惜しく思い我に返る
「みなみ、これ本当に大丈夫?」
我に返るとまた心配になり谷川に尋ねる
それに対し谷川が言わないようにしてたんだけどと恵撫に説明
「夏目さんが昨日近所の人達に事情を説明して承諾を受けてるから大丈夫。心配しなくて良いよ。」
夏目は大量の花火を打ち上げる事をどうにか許可してもらいに昨晩近所を回ったのである
花火を買い足したのも足りないと思ったからなようだ
手持ち花火等も買い、さすがに買いすぎではあったが

せっせせっせと次は吹き出す花火に点火する夏目
筒の先から火花が乱暴に吹き出し庭全体を明るくする
一気にすべての花火に火をつけ、どさっと縁側に座り込み一息つきながら花火を見る
火花で柱を作りながらぱちぱちと破裂する花火
勢いよく出る火花はまぶしいが恵撫はまばたきも忘れ食い入る
谷川は花火を見つつも次の手持ち花火が楽しみでならない様子
やがて花火の勢いが弱くなっていき消えた

[136] 夜空の大輪
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 03時00分

「よーし!次は手持ち花火!みんな花火選んで!」
ここからは谷川が主役だ
恵撫が線香花火を持つとそれは最後!と、夏目にはろうそくに火を点すよう指示を出し進めていく
三人が花火を持ち一斉に点火
谷川の花火からは白い火花が勢いよく吹き出し、夏目の花火からは緑の花火が吹き出す
そして恵撫の花火は乱暴な線香花火のような花火でばちばちと光の筋を八方へ飛ばす
花火が燃え尽き次の花火に点火
光で絵を描いたり夏目に火花を向けたりしながらどんどん花火を消化していった

そして花火が尽きたところで線香花火に3人が火を付ける
最初は小さく、次第にオレンジ色の玉が大きくなり、火花を飛ばす
大きくなったところでぽとりぽとりと玉が落ちて消える
もう一度火をつけちりちりと玉が出来始める
それなりの大きさになったところで向かえにいる夏目の腕を谷川が押して邪魔しようとする
だが夏目はそれをうまく止め、その衝撃で谷川の花火の玉が落ち、笑う夏目の玉も落ちる
恵撫の花火はどんどんと大きくなりばちばちとはじける
「恵撫、花火楽しかった?」
夏目の問いに花火を見つめながら頷き
「もう一度大きい花火見たいな」
と恵撫
「仕方ないなあ」
夏目がつぶやく

[137] 夜空の大輪
夏目 はごろも - 2010年03月17日 (水) 03時03分

おおきく成長した恵撫の花火
ばしばしと火花が飛び散りオレンジ色の玉が細かく動く
三人はそれを見つめ、玉がぽとりと落ちる
落ちたところで夏目が立ち上がり押し入れをあさって余った打ち上げ花火を何本か取り出してくる
「恵撫が見たいと言うなら仕方ないな」
夏目はそう言い庭に花火をセッティングしはじめる
それを見て恵撫が焦ったように
「なにもそこまでしなくてもいいよ、夏目」
と言って立ち上がるがまたも谷川に制される
「俺も見たいしいいじゃんいいじゃん」
と夏目
まぁそれなら…と恵撫が縁側の谷川の隣に腰掛ける
内心ではもう一度花火が見れるとどきどきしているが申し訳無さそうな態度で悟られないようにする恵撫
そしてセッティングがおわり、花火に火を点す
5本あるうちの一本を残し点火
その後最後の一本にも火を点す
そして急いで縁側に戻り、恵撫の隣へ

一斉に飛び上がる花火
静かな空高く光が伸び4つの花を咲かせる
光が白く変わりばりばりと音をたてる中で最後の花火がどんと大きく開く
その光が一層辺りを明るく照らす
見とれる恵撫に夏目が聞く
「また花火したい?」
「次は大勢でわいわいしてみたいな」
恵撫が見上げながら大きく頷いて言った



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