[4] 真理は 戦前も 戦中も 戦後も 変わるものではない |
- 明鏡 - 2014年05月31日 (土) 23時42分
『 無門關解釋 』 はしがき 谷口雅春先生
(原文は、旧漢字・歴史的仮名遣いである。)
・・・真理は 戦前も 戦中も 戦後も 変わるものではない。・・・
・・・(天皇の)大(おお)みごころあるのみなり。・・・
・・・そこで現実世界に 宇宙の真理・実相が
地上に天降(あまくだ)って顕現する必要があるのである。
それがキリストの説いた
「神意(みこころ)の天に成(な)るが如(ごと)く地に成る」
ことである。
その時 その無私絶対愛 の宇宙の中心真理の人格的顕現が
地上に顕現しなければならぬのである。
そのような人格者を地上に求めるとき、
キリスト教ではキリストの再臨(さいりん)という形でそれを表現しようとしているし、
仏教では弥勒下生(みろくげしょう)という形でそれを表現しようとする。
しかし即今(そっこん)キリスト何処(いずこ)にありや、弥勒いずこにありや、
ただ理想として心に描くだけでは抽象概念に過ぎないのである。
私は 無私絶対愛の 宇宙の中心真理の人格的表現を
抽象概念ではなく具体的に生ける人格として
天皇に於て見出(みいだ)さんとするものである。
それが真実であることは、
終戦時の天皇の絶対無私の愛の行蹟(ぎょうせき)が
この世界を戦火の地獄から救い出した事実によって
テスティファイせられているのである。
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