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谷口雅春先生をお慕いする掲示板 其の弐

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[263] 富を築くための新しき生活設計〜10の教え
伝統 - 2014年11月06日 (木) 05時55分


その1〜【富を得る第一の心条件は、富に対して正しい概念を持つことです。】

          * 『眞理』第5巻女性篇(P125〜126)より

先ず清貧礼賛を捨てることです。

多くの高潔な宗教家又は、精神主義者は、克己主義(ストア)的な人生観を持っております。
そして、物質的所有は、霊の発達の妨げになるものだと考えたり、
富は天国に入る邪魔者だと考えたりしています。

その考えを持っている限りは、その人の潜在意識は常にその人の無意識面から、
その人の発案や計画を左右し、天国に入る邪魔者であるところの富が自分の懐ろに
入らないように、失錯行動をとらせるようになるのであります。

それは私の青年時代の体験によって実証済みなのであります。
私は聖書を読んで「富める者の天国に入ることの難きこと駱駝の針の孔(あな)を
通るが如し」と云う言葉の意味を、文字通り信じている間は、富むことは出来ませんでした。

生長の家の神観に達するようになってから、
思うように富が手に入るようになったのであります。

             <感謝合掌 平成26年11月6日 頓首再拝>



[266] 富を築くための新しき生活設計A
伝統 - 2014年11月07日 (金) 05時03分

その2〜【富は決して穢(きたな)い物でも、汚(けが)れた物でもないのであります。
     その清さ穢さはその扱い方によって定まるものだと知らねばなりません。】

          * 『眞理』第5巻女性篇(P126〜127)より

富に対する過大な執着は、穢く感じられるものなのです。
すべて執着は見ぐるしいものでして、
必ずしも「富に対する執着」だけが見ぐるしいのではありません。

異性に対する執着、肉欲に対する執着、名誉に対する執着、食物(しょくもつ)に対する執着、
物的所有に対する執着なども悉く見ぐるしいものであって、その見ぐるしさは、
それが異常に過大になるに従って見ぐるしく感じられてまいります。

しかし「持たないこと」に対する執着もまた一種の心の凝滞でありまして、生命(いのち)の
自由自在性を失うことになるのであります。貧乏と云う状態も清貧礼賛と云うことも
「持たないこと」に対する執着のあらわれであります。

そこで「持って持たず」「執して執せず」と云う境地になることが必要なのであります。
「持って持たず」と云うことは、何も持たないことではない、その持てる物を私有として
持たず、神のものを預かして頂いていると云うことをハッキリ悟って、預かっているときには
大切に預かっている。

それを出すときには神のものとして執着なしに、最も適当なところへ適当な出し方をする。
そうすると神の御意(みこころ)にかなう程度にしたがって、
其の預からして頂く富の量が増加して来るのであります。

             <感謝合掌 平成26年11月7日 頓首再拝>

[267] 富を築くための新しき生活設計B
伝統 - 2014年11月08日 (土) 00時50分

その3〜【富は形の上では物質や貨幣のように見えているけれども、その実体は、
     神の生命(せいめい)、智慧、愛の顕現だということを知らねばなりません。】

          * 『眞理』第5巻女性篇(P127〜129)より


この富の本質への礼拝が富を築き、
且つそれを正しく扱う上に必要な土台となるのであります。

富を大切に取り扱うと云うことは、それを「物質的存在」だとして大切にしましたならば、
貪欲とか吝嗇(りんしょく)とか云うことになりますが、

それを神の生命(せいめい)、智慧、愛の顕現として、大切に取り扱い、
苟(いやしく)も無駄にしないように取り扱うと云うことは、
ケチに見えてもケチではなく、貪欲に見えても貪欲ではないのであります。

富と云うものの本質が神の生命(せいめい)・智慧・愛であると致しましたならば、
富は物質的なものではないのでありまして、精神的なものであります。

神の国にある精神的なものが、物質の形に表現されているものが富であります。

だから、「先ず神の国を求めよ。その余のものは汝らに加えらるべし」と
キリストは教えているのであります。

富を得るには、神の国から、縦に、その富を天降らせて来るのが本当なのであります。
「蠹食(しみく)い錆びくさる地に宝を貯(たくわ)う勿(なか)れ」と
言われている所以(ゆえん)であります。

吾々の生きる力、生命力、健康、凡ゆるエネルギーの本源が神から来るのと同じように、
富も神から来るのでありますから、それを穢れたるものとして軽蔑するのは無論問題で
ありますが、それを使用するには充分気をつけて、それを繰り返し乱用しないようにする
ことが必要であります。

             <感謝合掌 平成26年11月8日 頓首再拝>

[268] 富を築くための新しき生活設計C
伝統 - 2014年11月09日 (日) 00時51分

その4〜【富とは金や貨幣のみとだ考えてはなりません。】

          *『眞理』第5巻女性篇(P129〜130)より

貨幣は、財の循環流通の象徴に過ぎないのであります。
循環流通しない貨幣は既に貨幣ではないのであります。
無論、富ではありません。

富の本質は、神より流れ出づるものでありますから、
神の持ち給う一切の善き物は富であります。

「美」は無論「富」の一種です。
容貌の美、人体の美、衣装の美、家屋の美、景色の美 
―― 悉くこれ等は富であるのであります。

ですから多くの女性は美容院に通い、美顔クリームや白粉(おしろい)を塗り、
美しき衣装を競い、美しき邸宅に住みたがります。

男性も亦、よく似合う洋服やネクタイや靴や靴下の色の配合に心を配ります。

併し皆さん、あなたの眼が美しくなかったら容貌の美の70%は減殺されてしまいます。

若しあなたが斜視であったり、生まれつき盲目(めくら)であったりしましたならば、
いくら美顔クリームや、服装に気を配って見ても、
概(およ)そ似合わないことになるかも知れません。

それでは、あなたは、あなたの其の眼に感謝なさいましたでしょうか。

             <感謝合掌 平成26年11月9日 頓首再拝>

[269] 富を築くための新しき生活設計D
伝統 - 2014年11月09日 (日) 00時53分


その5【冨を得る原則は、現在頂いている冨に、先ず感謝するところから、
    次の冨を受け取る資格が出来ると云うことであります。】

          *『眞理』第5巻女性篇(P130)より

自分の眼に感謝して、富が増大するなどと思うことは、
途方もない無連絡なことだと考えられるかも知れませんが、

多くの人達は既に与えられている「恵み」に対して感謝しないために、
富むことが出来ないのです。

耳に感謝しなさい。口に、歯に、舌に、咽喉(のど)に、食道に、胃袋に、
・・・すべての内臓に感謝しなさい。

どれは健康の道でもありますが、やがてそれがあなたの事業の成功の原因となり、
無限の財福を得るもとになると云うことに気のつく人の少ないのはまことに気の毒なことです。

             <感謝合掌 平成26年11月9日 頓首再拝>

[270] 富を築くための新しき生活設計E
伝統 - 2014年11月09日 (日) 00時56分

その6【あなたは食物に感謝しなさい。空気に感謝しなさい。日光に感謝しなさい。
    衣服に感謝しなさい。住居(すまい)に感謝しなさい。その功徳は無限です。】

          *『眞理』第5巻女性篇(P131)より

今の住居(すまい)に不足を言わずにお礼を言っていると、
新しい一層よい住居が与えられます。

感謝の功徳は無限なのです。
今年の生活を感謝から出発せしめて御覧なさい。

富は精神的なものの具体化なのですから、どんな豊かな富でも集まって来るのです。

             <感謝合掌 平成26年11月9日 頓首再拝>

[271] 富を築くための新しき生活設計F
伝統 - 2014年11月10日 (月) 04時41分

その7〜【心の波長をよくするには家族が仲よくなることが大切です。
     特に夫婦の調和ということが、事業の発展に大いなる影響を与えるものだと
     云うことを知らねばなりません。】

          *『眞理』第5巻女性篇(P131〜134)より

家庭が調和する道を簡単に次に述べることにいたします。


(1)常に明るい言葉を家族互いに話すことにすることです。

   互いに気の障るような言葉を話してはなりません。
   気に障るような言葉は、気持ちを腐らせます。
   気持ち腐っている時、生理作用は活発に行なわれません。

   神経痛や脳神経衰弱や、心臓病や、胃腸病を惹き起こします。

   (中略)

   カナダのセリエ博士が胃潰瘍は無論のことその他の諸疾患が心のストレスで起ることを
   実験で発表し、全世界の大部分の医師がそれに賛意を表したのであります。

   この問題については医博の杉崎三郎氏が教文新書『新生活に関する12の意見』に
   詳しく書いておられます。


   そうしてまた、気が腐って、生理作用が鈍っているときに考えついた考えは、
   あまり好い構想でないのが普通であります。

   腹だったときに書いた手紙には
   取り返しのつかなぶ失錯が書かれているものなのです。
   決して腹の立った時手紙を書いてはなりません。

   又、そんな時計画した仕事には自己破壊の要素が含まれているものです。

   言葉は必ず明るい励まし合う言葉のみを語りましょう。
   計画は必ず明るい心で行ないましょう。

(2)家庭で咎める心で説教してはなりません。

   どんなに理論が整然としていましても、咎める心で説教して、妻や夫がよくなったり、
   子供がよくなった実例は、人間の歴史始まって以来、決してないのです。

   激しい語調を伴った説教は、憎悪を相手につたえるばかりで、
   相手の反抗心を呼び起こすに過ぎません。

   明るい賞(ほ)め言葉のみが貴方の家族の心を明るさに高め上げ、
   その高め上げられた心になって、初めて善い行ないが出来るのです。

(3)意見の違う場合に、すぐ高い声を出してはなりません。

   優しい語調で、ハッキリと明晰に自分の意見を述べるのです。
   必ずしも人間の意見は一致するとは決まっていません。
   立場が異なるに従って、見せる相(すがた)は異なるのです。

   多くの家庭争議は、自分の妻に、良人に、自分と等しい意見にならしめようとして、
   固執するところから起こるのです。

   民主主義の生活は各人の異なる意見を尊重することによって成り立つのです。
   どんなに恋愛した上で結婚した夫婦でも、相手を自分の意見のみに縛りつけて
   おこうとすると仲が悪くなるものです。これが法則です。

   本当に愛すると云うことは相手を自分に縛りつけて置くことではなく、
   相手を放つことなのです。

   ・・・

   (まとめ)【夫婦の心得三箇条】

   *常に明るい言葉を家族互いに話すことにすることです。
   *家庭で咎める心で説教してはなりません。
   *意見の違う場合に、すぐ高い声を出してはなりません。


             <感謝合掌 平成26年11月10日 頓首再拝>

[272] 富を築くための新しき生活設計G
伝統 - 2014年11月11日 (火) 04時49分

その8〜【富を得るためには、自分自身が富そのものにならなければなりません。】

          *『眞理』第5巻女性篇(P134〜135)より

鉄に錆をつけて置くと、一層多く錆が出来てまいります。
類は類を招ぶのであります。

ジメジメした所にはカビが生(は)え、カビは更に湿気を招ぶのです。
類は類を招ぶのであります。


それでは罪を招ぶには先ず自分自身が「富」になることが必要なのです。
自分が「貧しい心」を持っていて、
貧乏人が富を追っかけ廻しているような恰好では駄目であります。

宜しく、

「われは富を追及せず、われ自身「富」なれば、富はわれを求めて集まって来るのである」

と心に富を思念して、自分自身が「富」を吸着する磁石的中心にならなければなりません。

             <感謝合掌 平成26年11月11日 頓首再拝>

[274] 富を築くための新しき生活設計H
伝統 - 2014年11月12日 (水) 00時58分

その9〜【「我れは神の子なれば、神の無限の富の後継者(あとつぎ)である」と
     常に念ずるように致しましょう。】

          *『眞理』第5巻女性篇(P135)より

富は神の表現ですから、神が無尽蔵であると同じように、
富も無尽蔵であり、その現れ方も無限であります。

人がやっている真似だけしか出来ないようでは魅力はありません。
神は新機軸を出すことを喜び給うのであります。

良いことは真似ても宜しいが、其の飢えに必ず何か新しいものを追加し得なければ
神が貴方を此の世に生み出した目的にかなわないのです。

神の智慧を喚(よ)び出しなさい。
常に新しき智慧があなたの心にインスピレーションとして入って来ます。

眠りしなに、神想観をして神に祈り、問題を神にゆだねるのです。
必ず、眼が覚めた時か、或は適当な時にその問題を解決する神からの智慧が与えられます。

             <感謝合掌 平成26年11月12日 頓首再拝>

[275] 富を築くための新しき生活設計I
伝統 - 2014年11月13日 (木) 04時59分

その10〜【人間に父母があるように、富にも父性原理と母性原理とがあります】

          * 『真理』第5巻女性篇(P136〜137)より

母性原理とは、ゆたかに『拡げて受ける』心です。
自分で富を受ける分量を少なく限ってはなりません。
あまり多く貰っては頂き過ぎると考えてはなりません。

出す方もケチではなりませんが、受ける気持にもケチであってはなりません。
それは欲張れと云う意味ではありません。

《神は人間を無限に富ませたいと考えられていられると云うことを信じなさい》

神の供給は大海の水のようなものであります。
自分の持っている容器が大きければ大きい程沢山汲み取ることが出来るのです。

盃を出せば盃一杯です。
バケツを出せばバケツに一杯です。

四斗樽を出せば四斗樽に一杯です。
三十石も入る酒造樽を出してもやはり一杯頂けるのです。
あなたはどんな樽を出しますか。

それは「受ける原理」で富の母性原理です。


富の父性原理とは「出して与える原理」です。
「受ける原理」ばかりあっても「与える原理」があなたに調わなければ
「富」と云う立派な子供は生れません。

聖書のルカ伝には「与えよ、さらば与えられん。人は量目(はかりめ)をよくし、
押し入れ、揺れ入れ、あふるるばかりに汝の懐に入れん」 と教えられています。

富を得るにはあなたは富の種子を蒔かねばなりません。
大地に与えなければならないのです。
今日(きょう)、今からよき種子を蒔くことによって新生活を始めようではありませんか。

人を救うことです。
何か人のためになることを毎日一つでもすることです。
読み捨てにしてしまう雑誌でも、役に立てて、人を救ってあげることです。

そうすれば必ず人に喜ばれます。
人は神の子ですから、必ず神に悦ばれます。

供給は神から来るのですから、神に悦ばれることをしていたら
必ず無限の供給が与えられるのであります。

(以上で、「富を築くための新しき生活設計〜10の教え」は完了です)

             <感謝合掌 平成26年11月13日 頓首再拝>

[276] 富を築くための新しき生活設計〜まとめ10か条
伝統 - 2014年11月13日 (木) 05時03分


(1)富を得る第一の心条件は、富に対して正しい概念を持つことです。


(2)富は決して穢(きた)い物でも、汚(けが)れた物でもないのであります。
   その清さ穢さはその扱い方によって定まるものだと知らねばなりません。


(3)富は形の上では物質や貨幣のように見えているけれども、その実体は、
   神の生命(せいめい)、智慧、愛の顕現だということを知らねばなりません。


(4)富とは金や貨幣のみとだ考えてはなりません。


(5)冨を得る原則は、現在頂いている冨に、先ず感謝するところから、
   次の冨を受け取る資格が出来ると云うことであります。


(6)あなたは食物に感謝しなさい。空気に感謝しなさい。日光に感謝しなさい。
   衣服に感謝しなさい。住居(すまい)に感謝しなさい。その功徳は無限です。


(7)心の波長をよくするには家族が仲よくなることが大切です。
   特に夫婦の調和ということが、事業の発展に大いなる影響を与えるものだと
   云うことを知らねばなりません。

   【夫婦の心得三箇条】

   *常に明るい言葉を家族互いに話すことにすることです。
   *家庭で咎める心で説教してはなりません。
   *意見の違う場合に、すぐ高い声を出してはなりません。


(8)富を得るためには、自分自身が富そのものにならなければなりません。


(9)「我れは神の子なれば、神の無限の富の後継者(あとつぎ)である」と
   常に念ずるように致しましょう。


(10)人間に父母があるように、富にも父性原理と母性原理とがあります。

             <感謝合掌 平成26年11月13日 頓首再拝>




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