[578]あの時の笑顔 - 投稿者：なぎ

会いたい　

ただそれだけだった
たとえ距離は　はなれていようと
私が想い描く君は変わらないと
信じていたから

優しい笑顔を
いたずらっぽい瞳を
勝気な声を　信じてた

まさか、「こんな」になるなんて想わなかったよ　

君の瞳に優しさは映らず
ただ、恐怖に怯えていた

呼ぶ声は、消えそうに小さく、震えてた
　　　　　　　　　
　　　　　　変わってしまった

　　　　　　　　　違う　

こんな君を見たかったんじゃない
こんな日々にしたかったんじゃない

　　　　　　　　刹那

　　　　　恐怖に歪む　君の瞳

　　　　　　　見たくない。

( 2009年09月10日 (木) 17時42分 )

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[577] - 投稿者：涼

一つ覚えて
二つを忘れ
俺は死んでいく

( 2009年08月11日 (火) 23時55分 )

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[576]空 - 投稿者：なぎ

キミに出逢った意味とか
キミと笑いあってた時間とか

今ではこんなに　空高く
手を伸ばしても、届かない

キミと居れないさびしさとか
キミを想って見上げた夜空

今でもこんなに　残ってる
捨てられたなら、ラクなのに


もしも開いた手のひらの
想いを風に　乗せたなら

高く高く、舞い上がれ

どうしても、届いてほしいの

星と虹の向こうでわらう　
だいすきな　キミの心へ

( 2009年07月14日 (火) 17時11分 )

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[575]風の行方をみにいこうよ - 投稿者：永島大輔

風の行方をみにいこうよ
名前も告げずに　電話口

あいつの気まぐれ
僕の楽しみ

気乗りしないふりをする
あいつから
チョコレートを　せしめるために

風にとばすものを　鞄につめたら　丘のうえ
風の行方がみえる　丘のうえ

椅子　椅子はいらない
ダッフルコートのポケットに
一緒に手をいれたら　とばされないもの

風にとばされて　いくものは　風の故郷へ

双眼鏡で　眺めているうちに
ダッフルコートのチョコレートは
やわらかくなっていた




ZEMAさん
はじめまして、みんなの詩からきました。
自作の詩を投稿させていただきます。

( URL 2009年07月01日 (水) 20時26分 )

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[574]死へと早送り - 投稿者：涼

巻き戻しの繰り返しと
再生と暇つぶしに
一時停止の始まりが
早送りの嬌声と共に
降り注ぐ予感

アナログが好きな俺に
これからを生きていく意味があるのか

一時停止ボタンから離れられない俺と
再生ボタンに伸びる腕と
巻き戻しボタンに送られた視線

考えてしまうのは

嬌声を上げ

死へと向かっての早送り

人生を一本のビデオテープとするなら
リモコンを握るのは俺か？

疑問は尽きない

ただ分かっていることは

巻き戻しボタンはあっても
それを押すことはできても
過去に巻き戻ったとしても
書き換えることはできない
ということ

それは記憶

不良品のアナログビデオテープには難しい話　と
ただただ諦めて

死へと早送り
死へと早送り
死へと早送り
死へと早送り

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ここも寂しくなりました。

( 2009年06月07日 (日) 22時54分 )

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[573] - 投稿者：涼

どんな想いも
言葉に変えればすぐに色あせる
でも
でもこれ以外に私はすべを知らない

愛してる

明日になれば意味を違えてしまうかもしれない
心は酷く歪んでいて
次の瞬間には崩れ落ちてしまいそうなほど不安定…

怖い

ただ怖い
間違えれば私は一人になってしまう
誰も　信じられなくたってしまうかもしれない

それが

怖い…

でも信じてほしい
この言葉が空気を震わして
あなたの耳の鼓膜に触れて
脳が知覚し認識した"言葉"を

愛してる

その一瞬を
信じてほしい
伝わって
次になる瞬間
十分の一　十万分の一　十億分の一
兆
京
極
那由他
不可思議
無料対数の狭間
今が次になる
その瞬間を

信じて




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ご無沙汰しております。
覚えてる方はわずかと思いますが、一応ｗ

( 2008年12月29日 (月) 01時26分 )

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[572]漣 - 投稿者：禮

触れる度に
愛しさを感じた
僅かな恐怖を越えて
流れ込んでくる感覚

確かめ合わずに
理解することができたなら
きっと言葉なんて
いらなかっただろう

伝え合うからこそ
伝わってゆく
水面に広がる
波紋のように

広がって 伝わって

そこでやっと
人は確信する

( URL 2008年12月05日 (金) 19時54分 )

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[571] - 投稿者：なお

オリジナルＴシャツを作成するにあたり、悩むところがたくさん出てくると思います。オリジナルＴシャツ作成で悩んだらまずはココで解決してください。

( URL 2008年11月27日 (木) 14時35分 )

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[570] - 投稿者：時雨

「way」

君と出会ったのは
白い華降る季節
冷たい風が吹き通るあの日に

空に願いを二人で飛ばしたね
星を二人で笑いあいながら見たね

あの日々に戻りたくて
あの日々に戻れなくて
君の笑顔みたくて
あの雪になれたら

寂しいよ　君の声が聞こえないだけで

苦しいよ　君の笑顔がそばにないだけで

でも歩んでいくよ　君の元に
だから待ってて　涙なんかを見せないで

( 2008年11月13日 (木) 20時29分 )

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[569] - 投稿者：田中かかし

「砂丘の風」

ここにあるひとつひとつの砂の粒は
わずかな風で遠く舞うもの
それが丘となって存在するものだから
風があることの証に
風紋を残しているけれど
大丈夫だ
ちゃんと頬に感じているよ

( URL 2008年10月22日 (水) 14時50分 )

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