A 私もいろいろなジャンルのものを聴いていて、アルバムを作るときにとても迷ったんですね。私はいったいなにをやりたいんだろうと。自分の曲、書く曲もさまざまで、そんなときにプロデューサーと話して、どうしたらいいかな、絞るほうがいいかなというときに、ニコラスが音楽ってジャンルでやっているんじゃないし、バイブでやっているんだから、だったら好きなことをやってそれを全部つめこんだらいいんじゃない、それがaikaのやりたいことなんだったら、そうしてみようって。それで、もうわがままなアルバムになってますけど、やりたいことを全部詰め込んで。それでレコーディングしましたね。
ク これだけは外したくない、ここだけはまず聴いて欲しいってところは。
A そうですね。あの音はアコースティックなエレクトリックな感じもこだわらず、でも歌詞だったりメロディだったりというのは芯をもって。歌詞ならば、愛情をもって、できたときに振り返って歌詞をみていたときに、普遍的な愛情というものを自分では大事にしたいんだなと思って、愛のこもった音楽をこれからも作って、音楽活動をしていきたいと思いますね。
A 私にとってこのタイトル曲になった「ai wo」というのはとても思い入れがあって、3、4年前からずっと書いていた、いろいろなレコーディングしたり試してみたんですが、なかなか自分の納得できるものができなくて、で、まあプロデューサーと音楽を書いているときに、彼も、5年前から大事にしてきてなかなか使えない、で、じゃあいつかはってことでしまっていたのがあるってことで、私もそういうのがあるからってことで、せいのでくっつけてみようかって、やってみたらなんだか、メロディと全部長さとかもぴったりそろって、あっいけるねってことで、そういうアイディアの出し合いで、曲ができて。一番伝えたいことがそこに詰まっているかなっていう曲です。