アマゾン最大の支流ネグロ川の川べりに建っているので、歩いて桟橋に出た。川の水位が低いのは8月から2月。3月から7月は水位が高い。12bも差があるので、果樹園などは、はじめから高台に作られる。9時にアマゾン川クルーズに出発。マナウスは、ネグロ川に接しているが、ソリモインス川との合流地点まで、35キロ、2時間の距離を船に乗った。合流地点から下流までを、アマゾン川と呼んでいる。ネグロス川は文字通り青黒っぽい色をしているが、ソリモインス川は黄土色。2つの川が合流してもは、すぐには混じり合わないので、はっきりと色の違いがわかる(左)。ネグロ川の水温が28度、流速が3〜4キロ、ソリモインス川の水温は22度、流速が7〜8キロ。川の色も速度も水温も、極端に違うのだ。合流点の川幅は雨期には上流から2000km近くにもなるが100km近くにもなる普通の川らもう谷川の状態のところだ。アンデス山中その源を発し、大西洋に注ぐアマゾン河総延長8300km、ナイル川よりも1610kmも長く水系のネットワークの流域面積は705万平方キロメートルで南アメリカ大陸の40%以上を占めており世界第2位のコンゴ川の約2倍もある。さらに驚くのは年平均流水量だ22万5000トン世界2位以下の13大河をあわせた以上の流水量何もかも断トツの世界一の超大河アマゾンスケールは世界の大河とはまるで違う。幻の源流はアンタレナンス付近のアルペンチノ湖付近の山の氷河が源流となっていることが分かってきた。オグリマップ川よりさらに下流のウカヤリ川に合流している強い流れが発見されてこの川がアンデス山脈の氷河の下側を縫うように流れて合流していたのだ。この川はなんと南米大陸アンデス山脈の最南端のアルペンチノ湖付近の山が源流だった。この付近はしょうがでグリーンランドや南極大陸状態になっている。海抜以下まで氷の山なのだ。幻のアマゾン川の源流といわれる、この山からは「15少年漂流記」で有名なハノーバ島が天気がいいと見えるそうだ。まだ探検中でなんともいえないが、これが本当だとアマゾン川の長さはなんと2万KM以上にもなる。
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