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[10625] - 投稿者:あやぽん

彼女と付き合い始めてもう1年が経った。
本当なら彼女は半年しか生きられない運命だった。
時間が経つのは早い。
彼女と過ごす時間が多くなれば別れる時間が少なくなっていく・・・。

彼女はいつも僕のそばで笑っていてくれた。
彼女の笑顔が僕の支えだった。
彼女が隣にいるだけで僕は幸せだった。

その幸せは長くは続かなかった・・・。

ある日彼女は風邪で学校を休んだ。
その日以来彼女は学校に来なくなった。

怖かった。
彼女が僕のそばから消えるのが怖かった。

僕は泣いた。
自分でもわけがわからなかった。
僕は泣くことしかできなかった。
そんな自分が弱く感じた。

僕は彼女の家に向かった。
彼女は病院にいるこたがわかった。
急いで病院に向かった。

病院のベッドで彼女は眠っていた。
でも、息はしている。
それが何よりうれしかった。

僕は彼女の手を握った。
その瞬間彼女は目覚めた。
いままで見せたこともないような彼女な笑顔がそこにあった。

彼女は弱弱しい声で僕に言った。
「お花見に行きたい。桜が見たい。」と。

僕は病院の先生に相談してみた。
結果は、だめだった。
そのことを彼女は悲しそうな顔をした。
でも、すぐに窓の方に顔をむけた。
窓の外には桜の木があった。

「この桜が全部散ったら、私も、もうここにはいられないのかな・・・。」
その言葉が僕の胸に突き刺さった。

僕はもう一度先生に頼んだ。
精一杯頼んでやっと許可をとった。
でも、10分だけそれ以上だと死にいたる危険性がある。



桜の木下、彼女はすごく笑顔だ。
僕は勇気を出して彼女に聞いてみた。
「何で俺と付き合っているの。」
その質問に彼女は答えてくれた。
「一目惚れ・・・だから。」
その答えに正直驚いた。
「な・・んで・・・。」
その言葉しか出てこなかった。
「初めて会ったとき、運命を感じたの・・・かな・・///」
彼女は照れながらそう言った。

そんな君が何より愛しい。

僕は彼女にキスをした。

桜の木下。それは僕たち思い出の場所。

それから数日後、彼女はこの世を去った。
桜が散ると同時に・・・。


桜舞い散る日々。
それは僕にとって幸せな日々だった。

春が来るたび幸せな思い出がよみがえってくる。

彼女は僕の初恋。

この恋は何色だったんだろう・・・。

桜色・・・なのかな・・・。


『桜舞い散る日々』
ーENDー

( 2011年01月05日 (水) 20時58分 )

- RES -

[10626] - 投稿者:あやぽん

病院のところの『彼女な笑顔』は『彼女の笑顔です』
間違えてすいません。

2番目すごく長くなっちゃいました・・・。
すいません。

( 2011年01月05日 (水) 21時04分 )





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