[10684] - 投稿者:あやぽん
ソータが協力してくれると言ってから一週間がたった アレからソータは本当にワタシに協力してくれた そして、ワタシはケータくんを普通に話せるようになった でも、ワタシから話しかけないと彼はワタシの存在に気付いてくれない それが何より悲しくて切ない でも、話せるだけで十分だとワタシは思っている ソータは優しい 大切な友達だ
「おはよ、サヤカ」 ソータがいつものようにあいさつをする ワタシもいつものように「おはよ」とかえす これが、ワタシの日課 また一つ日課が増えた 「サヤカ、今日もケータと話したか?」 ソータが聞く 「うん、話せたよ。部活のときにがんばってって言えたよ!」 嬉しくてソータに自慢した 「おぉ〜すごいなサヤカ!」 そう言ってソータはワタシの頭をなせた ドキッ 不覚にもそう思ってしまった ワタシがスキなのはケータくんだよ? でも、ソータのこともスキ 友達としてスキなんだ、それだけ。 「ソータ、ワタシね、告白しようと思って・・//」 思い切って言ってみた ソータだから言えること 「そっか、がんばれよ」 ソータは少し悲しい顔えをしていた 「ソータ、どーしたの?」 「へ?なんで?」 「だって、すごく悲しそうな顔してるんだもん・・・・ワタシでよえれば相談にのるよ?」 ソータは大事だから力になりたい 「いや、大丈夫」 「そっか、ならいいけど・・・」 「サヤカは優しいな」そう言ってソータはまた、ワタシの頭をなでた 優しいのはソータのほうだ 「ソータはスキな人とかいないの〜??」 少しでも、ソータの力になりたい だから、ソータの恋を応援したい 「・・・・んー、いるよ・・・」 ズキン 心にとげが刺さった感じがした でもそれはすごく小さなとげ 「そーなんだ〜。だったらワタシがソータの恋を応援してあげるよ!」 得意げにそういった 「さんきゅ、でもお前には無理だな」 はっきり言ってムカついた ワタシは頼りないけどそんなこと言わなくても 「なんでよぉー!ワタシにだって応援する権利はあるでしょー!」 「イヤ、お前には無理だ。だって俺はお前のこと・・・・・」
続く
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2011年07月30日 (土) 22時13分 )
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[10685] - 投稿者:あやぽん
2話デスww
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2011年07月30日 (土) 22時13分 )
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