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[10758]不合理はじめまして - 投稿者:不合理はじめまして

「不合理はじめまして」
不合理
はじめまして
にしのヤシの木に
もたれかかって
ヘッドホン
片方聞こえないの
だから
にしのヤシの木のせいにして
不合理

リリーが嘘をつく
君の好きな
歌手の名前
不合理
はじめまして
リリーは年取ってまともになったね
君は
聴こえない方のヘッドホン
耳につけて
ヤシの木で塞いでる曲は
リリーの新曲
みんなの知らないとこで
お別れしたかったんだろう?
邪魔したね
不合理

でも
君が出産して
生んだのは
人に火をつけるような
サイコパスじゃなくて
家に火を灯すような
娘だろう
不合理だね
リリーも泣いてるよ
それでいいのかい?
邪魔したね
不合理

「世界一小さい文字の国」

世界一小さい文字の国
近眼の人は
歩行者天国で
バスにも乗れない
広告を
目を細めて読んで
帰る
歩行者天国


ノーベル文学賞投票の日
この日
近眼の人は
お米を箸で掴む小説を書いた
1粒1粒器にもられる米が
山になったとき
小説の主人公の喜び

小説を読み終えた読者の喜びが
一緒になり
米粒のような人が
手に握れるくらいしかない
小さな玉を
投票箱に
1玉1玉投函して
投票箱は溢れた
世界一小さい文字の国

( 2013年12月02日 (月) 23時26分 )

- RES -

[10759] - 投稿者:不合理はじめまして

少しの微熱は
僕の下剤
何を下ろすのか
何を残すのか
なにもわからないけど
名前は決めてあるんだ

羽のように伸びたなにかが
狭くなった入口を窮屈にした
それが成長する為に身につけた羽で
その為に強いた苦難の日々を
今、この下剤で溶かすのかも

この羽を切り捨てて
狭い壁の入口に迷い込むよ
そこが底の見えない
水のそこで
どんどん
空も光も
見えなくなる

あんな狭い入口からでも
小さな蝶は
羽ばたいている
僕が切り落とした羽が
なんだったのか
肩まで水に浸かったせいか
思い出せない

なにもわからないけど
名前は決めてあるんだ

( 2013年12月15日 (日) 02時34分 )

[10760] - 投稿者:不合理はじめまして

キスに似た浮き輪

キスに似た浮き輪
ビーチバレーして
玉が入る
飴を舐めるのかい
海が飲み込む

キスに似た浮き輪
波が干いて
魚が溢れる
ベロみたいだね
海が飲み込む

今日水着を着た
冬の海さ
海の家はないし
人も来ないから
浮き輪をもって
海と会話した

キスすると少し
塩の味がした

( 2014年02月16日 (日) 21時59分 )

[10764] - 投稿者:不合理はじめまして





朝起きたら
きっと身体は重いだろう
肩は痛いから
腕の骨を鳴らす

だって
目の上を僕の寄生虫が泳ぐ
目を覚ましている間は見えてるだろう
だから目を閉じてねる
悪い夢を見るのに

悪い夢を見るのに
体は預けたよ
地の底に落ちていく
キラキラ光る星が
落ちていく速度を知らせる

悪い夢を見るのに
体は預けたよ
地の底に落ちていく
キラキラ光る太陽に
落ちていく速度を知らせる

悪い夢を見るのに
どこまでもいける気がしたんだ
どこまでも落ちていくよ
なにも治らない
嫌な汗しか残らない
眠りの中で

悪い夢を見るのに
君の方へ行けるのか
多分抱きしめたって
明日の朝には消えるのに

しがみついていたい
しがみついていたい
朝日に焼かれる
君の体に
悪い夢を見るのに

( 2014年04月07日 (月) 14時45分 )

[10765] - 投稿者:不合理はじめまして

ここは赤い人の嘘
形式上の建物の崩壊
納豆みたいに粘着くことなく
パラパラ溢れよう
重力になんて逆らうな
手を上げるな
もう手を離すだけ

ここは青い雨の嘘
形式上の箱庭の登場
瓦礫みたいに残ることもなく
ドロドロに溢れてさぁ
重力になんて逆らうな
手を合わせたって
もう手を離すだけ

染み込む場所に
君の知っている物はあるかい
崩れる前に
君が持ってきた物はあるかい
あるなら捨てるべきだろう
君はここに染み込むんだ
手は繋げない
もう手は離すだけ

ここは黄色い砂の嘘
形式上の窪地の登場
溜池みたいに残ることもなく
カラカラに乾いてさぁ
重力になんて逆らうな
手を離した先で
僕は砂になるんだ

( 2014年04月13日 (日) 14時57分 )

[10767] - 投稿者:不合理はじめまして


君にとって僕は
冷めた外灯で
いないようで
見ていた
知らない街の中で

氷の中の太陽の光が
干からびた土地をよくみせて
白い粉が僕たちの体を悪くして
だれかの置き手紙だけが
ボクらを均等に気遣った

僕らに手の届かない太陽だから
きっと照らせない事もあるだろう
知らなくていいこともあるだろうし
知るべきはずのこともあるだろう

ただ
君にとって僕は
冷め切った外灯で
誰でも明るく振舞う君の表情が
僕には冷たく投げかける

冷めた外灯は
君の無表情を照らし出す
僕に出会うまで
抱くことのなかった心の形を
投げかけるでしょう

それでも
僕は見ていた
白い粉で
体調を崩すくらい
弱い僕らの
知らない街で

( 2014年05月05日 (月) 08時27分 )





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