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[10793]凍った柱と情熱の拳 - 投稿者:kirima
全てを受け入れる灰の底に埋まる塩の柱の精がぼうっと空がある方向を見つめている空がある方向、というのは上か下か重力の向かう先か元かどちらなのか判断材料の乏しい方向感覚に握りしめられた拳からこぼれ出た命の一滴が柱を溶かしてやまない雨を呼ぶ雨にしては熱く燃え滾るような必死に助けようとする叫び声にも似たパンチの効いた優しい声が塩の柱に声を叩きつけるそれまで振れていた羅針盤が位置を探し当てるように車掌の指差し確認のように無言で方向を定位した
( 2019年01月04日 (金) 00時10分 )
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