[10512] - 投稿者：藤間

「大丈夫だよ」
君が言うと本当に大丈夫な気がするから
泣きたくなる
差し出された手を掴めば
君はきっと連れて行ってくれる
私のいるべきところへと
だから
私はその手を取らないことにした
私のいるべきところは
私が決める
君は寂しそうな顔をするけれど
私が行きたいところは
君の手をつかんだままじゃ
きっとたどり着けない
だから私は君にこの言葉をあげる
「ありがとう」
君の心に届くといいな

( 2009年09月22日 (火) 22時11分 )

- RES -

[10511]朽ちた - 投稿者：繰る名

「あれは誰？」

私たちの勇者よ。

「何をしているの？」

越えられない壁に背を向けて、座り込んでいるの。

「本当に救ってくれるの？」

さあ？

「勇者って、そんなものなの？」

さあ？…わからないわ。
私は、あの人しか見たことがないから。

「頼りにならなそうよ？」

そうね。

「心配だわ」

本当に。

「大丈夫なのかしら？」


…くすっ





…あの人はね、勇者という名の偽善者なのよ…？


…大丈夫に決まっているじゃない。


…いつだって、偽善者は、活躍するものでしょ？


『…だいじょうぶよ。』


…ね？　愚かな正義の味方さん…？

( 2009年09月22日 (火) 18時08分 )

- RES -

[10510] - 投稿者：瑠璃

君と僕とでZEROになろう。

君が１なら僕が99で
出来るなら二人で50に近づこう

僕が１なら
きっと君が９９だから

僕の、意味が生まれる


二人で足して100になり
二人を引いて0になり


君が僕を選ぶなら
僕は君となるだろう


僕が君を選ぶなら
君は僕になるだろう


君は、ボク
僕は、キミ


足しても引いても
絶対数は変わらない
ZEROだ



君の中には、僕
僕の中には、君

どちらが欠けても埋まらない

二人はどちらも“１”だけど
二つがそろって初めて“２”に成るんだ

一つでは“１”に成れない。

君が居なきゃ、僕には成れず
僕が居なきゃ、君も居ない

君の、５０
僕の、５０

どちらも同じで
どちらも違う


君と僕とでZEROになろう

( URL 2009年09月22日 (火) 00時03分 )

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[10509]夕闇は明けず、青年は二度禁忌を犯す。 - 投稿者：繰る名

　　夕闇は明けず、青年は二度禁忌を犯す。



君が俺のものでなくてもいい。

…俺が君のものなんだ。

この声も、心も、身体も、…命も。


…俺の全てが君を求めているのがわかる。




強く、強く、もっと強く！



あの時、抱きしめていれば…

…君は俺のもとから去っていかなかったのかな…？



夕闇は明けず――…盲目なまでに愛して

青年は――…俺は

二度――…再び


禁忌を犯す――…君を愛するがゆえの過ちを。

( 2009年09月19日 (土) 11時48分 )

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[10508] - 投稿者：獅葉色

高みを求め　仲間を捨て

心を求め　仲間を欲する

孤独を恨み　己を憎み

最期にあるのは絶望の淵

( 2009年09月17日 (木) 22時35分 )

- RES -

[10506] - 投稿者：咲

君は今どこにいるの？


僕の隣。

君はそこにいるのに、そこに君がいないんだ。


ねぇ、今、どこ？

( 2009年09月16日 (水) 23時08分 )

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[10507] - 投稿者：咲

うー、、久しぶりです。

恋詩にみえますけど、友詩です＾＾
学校でいつも通り会うのに、心が遠くなって、すれ違いの日々です。


あー。

イライラしててすみません；；
また時々お邪魔させていただきます^^

( 2009年09月16日 (水) 23時14分 )

[10505] - 投稿者：瑠璃

　　　

傷つくのは生きてる証拠なのに
嗚呼
少しの傷で、もう死にたくなってる


君を愛せたのなら、もうそれだけで善い筈なのに
返る言葉を求めてる


勝手に期待して
勝手に傷ついて


そんな自分が嫌いだ、と
小さくつぶやいたなら


それも当たり前だ、と
皆そうなのだ、と
あなたが嗤った

( URL 2009年09月15日 (火) 23時36分 )

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[10504] - 投稿者：繰る名

この嘘が君に優しくなる時、
僕はまだ、この世界にいられるだろうか？

( 2009年09月15日 (火) 17時07分 )

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[10503] - 投稿者：山犬

■んで　貴方の　


部下に　なりたい

( 2009年09月15日 (火) 12時19分 )

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[10502] - 投稿者：繰る名

この世界を成す全てに、目を閉じた、あの日。

ふと見上げた空の向こうに、貴方はいた。





『この二つの眼球に映る世は、なんと汚いのでありましょうか？…耐えられません。』




遠い昔に貴方に訊いた言葉。

貴方は笑う。

『目を開けているからじゃないの』






答えをくださらなかったけれど、確かに、応えてくださった。


そして、私は知ったのです。






目を見開いて観る世界は汚く、愚かであるが、目を閉じれば、その世界に私が在ることを思い知らされるのだと。



そう、まだ、目に映る世界の方がマシなのです。





…自分の穢れを、視るよりは。

( 2009年09月13日 (日) 00時38分 )

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[10501]ウツシヨ - 投稿者：瑠璃

　　　　目を開いて
　　　　　鏡を覗けば
　　　　自分の顔した
　　　　　　知らない誰かが
　　　　こちらを見てる


　　　　　　　　　　嗚呼

　　　　　　　　　　　君は誰？


問おうと思っても
口は動かず
やがて笑みの形を浮かべる



・・・密やかに


　　　　鏡の中の僕は
　　　　明らかに僕を見て



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――嗤った


嗚呼
僕は確かに此処に居た筈なのに

嗚呼
いつの間にか鏡の中で


　　　　　　　左右対称


微笑む君を遠くで見てた



　　　　　　　　　嗚呼
　　　　　　君がこっちに来るよ

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　そして、音もなく閉められる



僕の終焉は。このようなものなのか？




　　　　　　　　　　　　　　　問おうにも、声が出ない・・・。



冷たい鏡の中。
閉じ込められて・・・




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――今では僕が、鏡の住人

( URL 2009年09月12日 (土) 02時33分 )

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[10500]争い無き心 - 投稿者：藍空

何処に行けば辿り着く？

夢の中のような

霧がかかってるような

哀しみの雨が今、降り出した


此処に居ることの意味は

アナタにはもう伝わらない・・・

例えどんな灯りが灯っても

アナタの心は冷たい


優しくされたいんじゃない

この場所でまた笑いたい

ただそれだけを一人望むなら

少しくらい許されるでしょう？


この雨が止む時はきっと

つまらない喧騒も無くて

元通りの穏やかな毎日に

戻ってるから　大丈夫・・・

( 2009年09月07日 (月) 23時03分 )

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[10499] - 投稿者：繰る名

身体の感覚はなくなって。

考えることすら、なくなって。

目の前にあるのは、偽りの雪。





ああ…少し、疲れたかも。








瞼を閉じて、早く寝てしまいたいのに…


僕の眠りを妨げるように、君は僕の体を揺らして。

耳元で叫び続けて…。





僕の顔に伝わる、君の瞳から落ちた豪雨。







とんだ安眠妨害だね。




…ああ、でも。






君のそんな顔を見られて、ちょっとうれしいかな…？







僕を赤く塗った奴は知らない。


ただ、僕の最期に、君がいてくれて、良かった。


















でも、気になることが一つあるんだ。

僕の最期に君しかいなかったのなら…














僕を＊したのは、ダレ…？

( 2009年09月04日 (金) 01時01分 )

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