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[10]『燃えよ剣』司馬遼太郎-------- ゆうちゃん♪ - 2003年10月05日 (日) 10時04分 -

『燃えよ剣』司馬遼太郎 新潮文庫(上・下)
昭和47年出版 幕末の動乱期を新撰組副長として
剣に生き、剣に死んだ男、土方歳三の生涯を描く。
武州石田村の百姓の子、歳は新撰組を当時最強の
人間集団へと作り上げ、己も思い及ばなかった波紋を
日本の歴史に投じて行く。(小説より)

司馬遼太郎さんの本は『竜馬が行く』を4冊ほどで
挫折経験あります。(笑)長いんだもん。(^^;
その後もう一度挑戦しようと思いつつ、他の本への
誘惑からそのまんまだったのですが、『燃えよ剣』が
おもしろいと最近聞いたので、2冊ならなんとか?と
思い、先にこっちを挑戦してみました。(#^^#)

土方さん主人公の本なのに、もちろん男らしくて
かっこいい!と思いつつ・・・私はなぜか?
沖田くんにばかり目がいっちゃいました。(*^^*ゞ
キャラが私の好みだったのかなあ。またまた。(爆)
新撰組の小説とかドラマ、今までもよくあったのに
あまり読んだことなくて、改めて今回初めてじーっくり
読んだかなてとこですが・・・みんなの生き様が
ただただ圧倒されてしまいました。この時代は
こういう生き方しかできなかったんだろうなと思うと
自分の今生きてる時代が幸せなんだなあとつくづく
感じました。当たり前に生きてることが、実はすごく
大切なことなんだろうなって。毎日生活してると
なかなか気づけませんね。この時代じゃなかったら
土方さんも近藤さんも沖田くんももっともっと長く
生きられたのに・・・でも長く生きられたから幸せと
感じたかどうかはわかりませんが。(^^;
この時代だから生きかけ抜けていったのかもしれません。

それにしても沖田くんの最後の方はつらくてつらくて。
病気のことは知ってたけど、文で読むとまた泣ける・・・
おまけにこの部分を病院の待合室で読んでた私。(^^;
途中から読めなくなってしまいました。
待合室でうるうる来たら、周りの人に
誤解されそうで・・・(笑)

そういえば京都と大阪の舞台がたくさんあって
今まで何気なく歩いてたところがこの時代、
土方さんたちも歩いてたんだなあと思うと、
また歩いてみたくなりました。(#^^#)
遺跡めぐり大好きな管理人なので・・・
来年の大河ドラマも楽しみです!沖田くんは誰がやるの?



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