『ZOO』乙一 集英社 2003年
話題になってるので興味があって読んで見ました。
こわいって聞いてたのでホラーかなと思ったけど
・・・そういうのとは違いました。でも超こわい(笑)
読んでるここ2週間ほど、自分が変になった気分。
普通の感覚で読むとおかしくなりそうです。
あまりにも現実ばなれしていて。でも現実だったら
世も末ですねえ。(爆)物語の中のできごとということで
『陽だまりの詩』がせつなかった。
最後になってようやく謎がとけたというか。
一番好きなお話だったかな。
『So−far』もほろっとくる。
かわいそうだけどこんなことあるのかもしれない。
最初はどっちがホントかわからなかったけど。
ひょっとすると私の後ろにも・・・いたりして。(^^;
後半の短編は現実とのギャップがかなりきました。
最後の『落ちる飛行機の中で』は深刻になるところが
なんだかこっけいというか笑えるというか・・・
笑っていてもいいのだろうか。不思議な感覚でした。
もう一度乙一さんの作品読みたいか?と聞かれると
正直言って複雑です。展開はおもしろいけど
内容がこわすぎて。ミステリー小説は好きなんだけど
こういう●●は想像を絶するというか・・・
でもこわいものみたさもあるかも。(笑)