『奪取』真保裕一 講談社 1996年
周りから奨められてやっと読了しました。
真保さんの作品はホワイトアウト読んで以来。
カラーは出てるなあと思いました。(^-^)
偽札のお話なんだけど・・・
奪取というかダッシュというか。
うまくかけてましたね。
落ちみたときはかなり笑えました。
ホントにそんなところからついちゃったの?
で、更なるこの落ちはどうなってるのかな?なーんて。
小説の中に主人公のこんなコメントがあるのですが
偽札は割の合わない犯罪だと言われている・・・
それ、言っちゃったらおしまいやーん。(爆)
ていうか、私もこれ読んでしみじみ思っちゃいました。
作品もすごく長いから読むのつかれちゃったけど、
実際この過程を経てとなると、そのエネルギーの方が
大変なんじゃないかなあって。ある種の尊敬というか。
読んだらわかるけど、めっちゃ大変みたいですよ。
やったことないからわかんないけど想像するとね。
読んでるこっちも半ば疲れてちょっと乱読でした。(^^;
一応もとぎんこういんてことで関心のあるテーマでした。
ATMの中とかそういえばそうだったかなーみたいな。
BK用語もふむふむなんて、なつかしかったかも。
でも結局のところこういう犯罪はやっぱり最後は・・・
こんなものなのかもしれませんね。
中盤はともかく展開としてはおもしろかったです。
でも長すぎたからお気に入り度今回は4かな?