総司炎の如く 秋山香乃 NHK出版 2003年
総ちゃんを中心に新撰組のお話。
何冊も読んでくると流れはわかってきたけど、
細かな部分は読むごとに、書き手によって
イメージも変わってきますね。
最近は大河ドラマのイメージが強いので、
死のシーンになると、ああ、この人も
死んでしまうのね・・・と切なくなりました。
友を一番信頼していたはずの人を
目の前で何人も失ってどんな気持ちだったんだろう。
それが違和感なく?かどうかはわかんないけど、
生活していた時代が140年前だったんなんて
不思議な感じがします。
今は幸せすぎる時代なのかもしれない・・・(^^;
当たり前にある日常生活を手に入れるのに、
この時代の人々はこんなつらい思いをしたんだなあと
思うと、やるせない気分ですね。(T^T)