『陰陽師 生成り姫』夢枕獏 文春文庫
2000年(2003年文庫)
陰陽師シリーズの第5段みたい。(^^;
私はシリーズ1巻しかまだ読んでないのですが
図書館で読みたい本が何もなくて
たまたま目にとまったこれ、借りてみました。
シリーズの中では初の長編ということで
1冊でひとつのお話になってました。
映画を見て以来、晴明と博雅のイメージが
萬斎さんと伊藤くんがかぶってしまいます。(*^^*ゞ
でも小説読んでると・・・なんとなくですが
伊藤くんと博雅ってキャラが違うような気もします。
ギャップを感じつつもやっぱり連想しましたが。
物語は博雅が十二年前に出会った一人の姫と再会する話。
章ごとに違う人が主人公になってるので
どういうつながりかなと思っていたら
最後にちゃんと全部つながってました>お話
何気なく手にとった1冊ですがおもしろかったです。
晴明と博雅の関係がなんとなく好き。(#^^#)
鬼とか物の怪とか現代では理解できないお話が
まかりとおった時代ですが、小説を読んでいると
そういうこともあるのかなと感じてしまいます。
さりげない晴明のセリフがいいですね。