SFなのかなあ?
ミステリーなのかなあ?
ファンタジー???
・・・とは言わないでしょうね(^^;
九州の水郷都市・箭納倉(やなくら)。
ここで三件の失踪事件が相次いだ。
消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、
不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、
記憶を喪失したまま。まさか宇宙人の仕業???
ネタバレとはいいませんが作品のスタイルが
想像できちゃうかも?やや注意報(^^)v
この作品をどう解釈するか?は1日考えたけど
私にはよくわからないままです・・・
読書中のミステリアスな気分。
不思議な感覚。
ラストへの期待ーは十分でした。
恩田さんの作品を何冊か読んでいると
どれだけ恐怖の気分を味わっても
ラストはきっと大丈夫?なんて変な期待?
しちゃうようになってしまいました。
今回もそんな気持ちで読み進めたのですが・・・
いくつかのblogさんの書評も読んでみました。
みなさんお勧めの作品としてる方が多いけど・・・
確かにいい作品なのだと思います。
舞台設定といい、登場人物といい、題材といい、
ーでも私にとっては最後のオチ
(なんていうとお笑いの?イメージになりそうですが)
自分なりの解釈をこの作品はどうしてもできないままなんです。
どこかの書評でSF的作品と書かれていました。
・・・だからなのかなあ☆私SF、ファンタジーは
どれだけ絶賛されててもイマイチよかった〜て思えた作品
とても少ないんですよね。なぜだか?現実思考でもないのだけど。
・・・という解釈しかできなったです。今回は。
SFだから納得のいかないオチだった(笑)
途中までは考えてみたんです。一応自分なりに。
『月の裏側』月は太陽の影みたいな存在。
その裏側となると・・・私たちには見えないもの?
見えないもの?ありえないもの?
それが日常におこりうることが・・・あるかもしれない?
そして実際おこっちゃった?
でも自分に起こったのかどうかはわかるようでわからない?
雲をつかむような感覚というか?
蜃気楼、既視感、空想、妄想・・・
そんな解釈でよかったのかなあ(苦笑)
でも恩田さんの方はまだまだ読んでみたい気分です♪