『図書室の海』恩田陸
恩田 陸 (2005/06)新潮社
デビュー10周年で出版された短編集。
恩田さんの短編集は珍しい?・・・かも?
ひとつひとつの作品は・・・やっぱりいつもと同じく
肩透かしをくったものもありました・・・かな(笑)
『春よこい』
このラストをどう解釈しようかー
一作目からうなってしまいました(^^;
結局のところ彼女たちが助かった・・・からすべてよし?てこと。
誰かがやっぱり事故に合ってしまったわけですよねえ。
彼女たちの代わりに・・・
複雑な・・・でもハッピーエンド?という見方も。
変な気分になりました♪
『茶色の小壜』
さりげなくホラーモード?夏向けの作品ですね。
ドラキュラですか?彼女?(笑)
危ない人には近づかないのが一番って教訓かなあ。なんて。
『イサオ・オサリヴァンをさがして』
イマイチよくわからなかったです。
物語の最後まで読んでも・・・で?何がいいたかったのか?
消化不良ものまま終わってしまいました(--;)
『睡蓮』
なかなかドキドキさせてくれる作品でした。
でも、最後をどう解釈しようか・・・
ちょっと難しい・・・です(^^;
ホントじゃない兄妹って関係の設定が私好きなのかも?
『ある映画の記憶』
この短編集の中である意味わかりやすかった気がします。
ありがちなストーリー展開ではあるけれど・・・
まあ、とにかく時効なのかな☆と思ってみたり。
『ピクニックの準備』
夜のピクニックをまだ読んでないので理解しづらい・・・
でもピクニックってそういうことだったのね・・・
と思うと早く読んでみたくなりました。
おもしろそう・・・と聞いてるので>夜のピクニック
『国境の南』
なかなか好きかも。こういうミステリー?ホラー?
夏に読むとすずしくなりますねえ。(笑)
意外にあるかも・・・しれない・・・身近であって欲しくないけど・・・
『オデュッセイア』
イマイチよくわからない・・・
江國香織さんのホテルカクタスを少し連想してみたり?!
『図書室の海』
六番目の小夜子の番外編。
2,3ヶ月前に読んでおきながら、本作品とのつながりが
そういえば・・・こんな・・・作品・・・だったかなあ?
秋くんのお姉さんのエピソードだそうです。
とにかくラストが・・・本作品とどうつながるんだっけ?(^^;
『ノスタルジア』
タイトルから少し期待して読んでみたものの
ラストを読むと・・・そうか、そういうこと・・・だったの。
少し予想できつつもあった・・・のですが。
最後のシーンは・・・実際あったこと?なかったこと?
流し読みしてしまったから読み込めてないかも〜悔しい(笑)