2006 / 08 / 29 ( Tue ) 13:18
恩田 陸 (2005/10/13)
朝日新聞社
死者が現われる土地――V.ファーで起こる連続殺人、
そして「ヒガン」という不可思議な儀式。
東洋と西洋、過去と現在、生と死、あらゆる境界線が揺らぐ世界観を、いまだかつてないスケールで描く。ミステリーとファンタジーの融合。
『お客さん』は、何処から来て、何処に往くのか?
あらゆる可能性が検証されるなか、アナザー・ヒルが変質しはじめる。証言する死者たち、地下への冒険、そして、ヒガンの行方は
―めまぐるしく展開するエンターテインメントの新しい神髄。
(本書より)
▼ネタバレ・・・はないですね。今回は♪
私のお気に入り度 ☆☆★★★
ネクロポリスとは・・・
〔死者の都市の意〕古代エジプト・ローマなどにおける墓地。
転じて、巨大化して衰退しつつある都市をいう。(goo辞書より)
タイトルの意味がわかるとこの作品の構成も理解できました☆
日本でいうお盆のようなものでしょうね?
ところでいろいろなブログの感想も見てみたのですが・・・
恩田さんの作品の中でこの作品を評価してる方も多い中?
私はなぜか?イマイチのめりこめませんでした
ヒガン、八咫烏、鳥居・・・
日本のお盆をファンタジー化したような?
国民性を問わずファンタジー化したような?
・・・結局のところ私がファンタジー×だからかなあ(笑)
ヒガンは彼岸でなくちゃなじめなかったし♪
いきなり風土記に出てくる?八咫烏出てきたり♪
この作品にあえて出てきた理由がわからなかった…
なぜか恩田さんの古代史用語使った作品って
最初なじめないものがあったりします・・・♪
まひるの月は2度目読んだらよさが見えてきたのですが。
それはおそらく奈良の飛鳥の描写に惹かれたのではなく
キャラクターの魅力を見つけたからだと思います・・・
私も古代史に詳しくないけど、好きな分、
無意識にこだわり持ってるのかなあ?(*^^*ゞ
例えば日本のものは漢字とひらがなでしょうとか。
・・・というわけで実はストーリーをあまり
追っていけなかったからだとも思います。
結局自分なりの解釈、見出せないままだったもの(><)
それは一番悔しかったーデス♪