2006 / 08 / 09 ( Wed ) 19:00
樹 なつみ (2006/03/04)
白泉社
僕は獣になる−壮麗なるサバイバルSF(本書帯より)
やっとやーーーーっと読みました!
アニメーションと少し違うって聞いてたので
ドキドキしながら読んでみました…
ネタバレ注意報☆
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樹さんの作品は八雲立つに続いて2作目読了しました。
実は光ちゃんの声優初挑戦という話題を聞いて初めて知った
漫画家さんなのですが、とてもスケールの大きい作品を
描かれる方なのだなあと思います。テーマも奥が深いですね♪
アニメーションの後に読んだので少し比較しながらの感想です。
全体的なストーリーはどちらも同じ。
思っていたより原作を忠実にアニメに再現してたんですね。
でも細かな部分が原作ではあるものが、アニメでは省略されてたので
なぜこの台詞が?というところが何箇所かありました。
それが原作読んで、ああ、なるほど〜♪ここからきてたんだ☆
みたいのがよくわかりました。
原作を読んだ方のブログを以前みたとき、
ザギの人気がすごくあるように思えたのですが、
私はなぜか?(なのかわかんないけど(笑))
サードが原作読んでより魅力的になっちゃたかも♪
もちろんトールはかわいい!ですが…
(なんとなくかっこいい!よりかわいいって形容詞が似合う♪)
クライマックスでサードか?少尉か?がこれほど重要とは!
アニメみてるときはああ、実はサードは…くらいにしか
思ってなかったからそんな大事に感じなかったんですね〜。
でも原作読んでるとその二面性とサードってキャラの大きさを
とても強く感じました!それにしてもトールとサードが実は双子?
みたいなくらい、よく似てましたねえ。(#^^#)
ラーイの期待は原作読んでても持っていたかったのですが、
樹さんはあっさりばっさり(笑)というかほとんどのキャラが
…そうでしたよね(T-T)それが生きていくってことかなあとも思います。
あとがきに書かれてるように彼が最後まで生き抜くために
周りの人たちは犠牲にならざるをえなかったのかもしれません。
それが彼に課せられた宿命…なんでしょうね。
光ちゃんが僕はトールほど生きることに執着してないと答えてたけど
それが原作読んで改めてわかったような気がします。
そしてまたそれこそがトールの定められた運命だったこともー。
あとカリムって原作よりアニメが美しく見えちゃいました。私(笑)
全体的にアニメはとてもいい形で再現されてんじゃないかなと
両方読んで見て感じました。どうしても全11話だと描ききれなかった
部分もあったかなとも思いつつ…ますますトール大好きです♪