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[68]『聖徳太子-日と影の王子』黒岩重吾 -------- ゆうちゃん♪ - 2006年10月15日 (日) 15時36分 -

2006 / 09 / 29 ( Fri ) 10:37
黒岩 重吾 (1990/04)
文芸春秋

性に憧れ、政争を忌みながらも、着々と理想国家建設に励む聖徳太子。
その赤裸の実像を豊かな知識と雄渾なスケールで描いた話題作
推古女帝の皇太子となった廐戸皇子は、
実力者蘇我馬子大臣に圧迫されながらも
着々と新しい倭国を築いていった。大河小説完結篇!(本書より)



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4巻読了に結局1ヶ月かかってしまいました(^^;
黒岩さんの作品は5冊目でしょうか・・・
『天の川の太陽』『天翔る白日』『斑鳩王の慟哭』
『自伝中大兄皇子』←は途中で挫折(^^;)・・・に続いて。
元々この作品をずっと読んでみたかったのですが
地元の図書館になく、そのときに見つけた2冊を
先に読んでしまいました・・・といってもかなり前の話。

聖徳太子が14歳の頃から30代までをメインとして
描かれています。晩年はあっさり1ページで終わってました。
遣隋使、推古女帝政権など、歴史の中でも有名なできごとは
あまり細かくかかれていなかったように思います。
どちらかというと人間ー聖徳太子の生き様が中心。

当時全盛期だった蘇我氏を前に、表面的には堂々と見せたものの
一方では己を守り、一族を守ろうと必死に生きてきた人生。
その部分について深く理解できる作品だったと思います。

何年か前に山岸涼子さんのコミックスで聖徳太子を読んだとき
とても不思議な気分になってしまったので、
ぜひとも黒岩さんのこの本をずっと読みたいと探していました。
山岸さんの聖徳太子はとても神がかり的な存在でしたので。
それに比べると黒岩さんの太子像は人間味あふれています。
天才的だった人物であることはおおよそ想像できそうですね。

山岸さんのキャラクターイメージが強かったので
正直、今回読んでかなりギャップを感じました(^^;
菩岐々美郎なんてどういう人かと想像してたくらいです。
結局のところ今も昔も人と人とのかかわりは同じですね♪

読み応え度 ★★★☆☆ かな?

私的には黒岩さんの読んだ5作品の中では・・・
やっぱり『天翔る白日』が一番お気に入りです!



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