永遠の出口
森 絵都 (2003/03)
集英社
私は〈永遠〉という響きにめっぽう弱い子供だった――。
友情、秘密、家族、恋…10歳から18歳まで、
揺れ動く少女の思春期。
昭和50〜60年代を背景に、
新鋭がリリカルに描く長編。著者初の大人向け物語。
今年は恩田さんの本ばかり集中的に読んで、
そろそろ図書館でもうまく
読みたい本に遭遇できなくなったので(笑)
(図書館は人気者の本は
ブームがすぎるまで借りれないからねえ)
いろんなブログさん見てたら森さんの本に興味を感じて
・・・読んでみました。
私にとって、森さん1冊目の読了です〜。
ホントはカラフル、を読んでみたかったのですが
図書館になかったのでこれが1冊目。
読み始めて少しジェネレーションギャップ感じました。
時代を感じます。
懐メロという表現が適切かわかんないけど。
子供の頃の懐かしい感覚を思い出させてくれるような。
そんな気分になれました☆
最初は、最近の子供事情かなと思ってたんです。
でも、マッチとかトシちゃんとか。
懐かしい時代ーに流行った
今聞くと懐かしい用語、がたくさん出てきて・・・
なんていうと、自分の世代を
ばらしてるような気もしますが(^^;
ああ、わかる、わかる、こんな感じ。
こんなことに一生懸命になってたあの頃。
懐かしい、とともに、ほろ苦い感覚もまじっていたり。
自分のかつての頃を思い出しちゃったりもしました。
児童文学作家さん、なのですねぇ。
私は学生時代児童教育系専攻だったので、
絵本とか児童書とか、少しだけ勉強したことがありました。
たかが絵本、されど絵本というかー。
すごく奥深いものが絵本の中にはあるんだな☆って
当時思ったこと覚えています。
児童文学の世界って大人向けノンフィクション小説より
書きやすいのかな?と思ったこともあったけど、
児童向け、ほど難しいものもないような気もします。
余談ですが、かつて小学校の教育実習に行ったとき、
ほとほとそのことは実感しましたよ〜〜〜私(*^^*ゞ
主人公の紀ちゃんは、
かなりいろんな経験をして大人への階段
のぼった女の子かなあと印象、受けました。
私はこんな冒険全然できなかったから、
ちょっとうらやましく思えた(#^^#)
お友達とのこと、好きな男の子とのこと、家族のこと、
自分の気持ちと重ねあわしたりしちゃいました。
森さんはその子供心をすごくわかりやすく
表現されてる作家さんですね♪♪♪
近いうちに、ぜひ、カラフル、を探して読んでみたいです。
他にもオススメ、あるかなあ?
ご存知の方がいたら教えてくださいd(^-^)ネ!