2007/02/27 (Tue) 19:15
沼地のある森を抜けて
梨木 香歩 (2005/08/30)
新潮社
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始まりは「ぬか床」だった。先祖伝来のぬか床が、呻くのだ。
変容し、増殖する命の連鎖。連綿と息づく想い。
呪縛を解いて生き抜く力を伝える書下ろし長篇。
昨日書いたはずだったのにぃ〜(^-^;
どこかへ消えてしまった(><)
ナニかいたかいまいち覚えてない・・・けど(笑)
思いつくままメモってみます♪
たまたま図書館で見つけたから読んだというだけで、
特にこれが読みたい〜〜〜〜と思ったわけではなかったです。
梨木さんの本はこれで三冊目かなぁ。
最初は丹生都比売。
これがすご〜〜〜〜く読みたくて
それで探しまくった時期があったので、
作家さんの名前を覚えてしまったの・・・当時ね。
そのつぎはからくりからくさ読みました。
ちょっとゾクっとするような作品だったような記憶があります。
それと重なる部分のある作品と帯に書いてたので
読んでみたのですが・・・
私の読みが浅かったのか、いまひとつ盛り上がりにかけました(^-^;
中盤はかなりひきづりこまれたのですけど。どうして・・・かなぁ。
フリオと光彦は結局どうなったのでしょう?
のめりこめなくて、後半流し読みしてしまったので
わかったようなわからなかったような・・・
彼らは実際に・・・いたの?
ぬかどこから始まる物語、という題材は
とてもおもしろかったのになぁ。
煙にまかれた感じがあります。沼地へいってー
それでなんだったのかうーん。
私がこういうジャンルがニガテだからってのも
あるかもしれないのですが。
ファンタジーというのでしょうか?それともオカルト的?とか?
ファンタジー要素を含んでるとしたら、どこまでがファンタジーで、
どこまでが実際なのか?沼地へ行って
解決したようなしなかったような。
ただもう一度読んでその答を見つけ出すーまで
読みたい〜気分になれなかったりします
・・・ちょっと気にはなりつつ。(笑)
梨木の描き方は個人的にお気に入りです。
表現がさらっとしてて、読みやすい。
それでいてぞくぞくっとする話だからひきこまれやすい。
ただエンドがうーん。・・・結局不鮮明のままでした。
というわけで私のお気に入り度 ☆☆☆★★ かなぁ。
作家:ナ行 ♦ comments(0) ♦ trackbacks(0) ♦ top△