2006 / 10 / 15 ( Sun ) 12:21
エンド・ゲーム―常野物語
恩田 陸 (2005/12)
集英社
「裏返さ」なければ「裏返される」??
正体不明の「あれ」と戦い続けてきた拝島親子。
だが母が倒れ、残るは一族最強の力を持つ娘だけに。
息もつかせぬ展開の果てに、驚愕の真相が明らかに!
(本書より)
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常野一族シリーズ最新作・・・のようですね。
ユージニアをまだ読んでないので続き?なのか
1冊で完結してるのかよくわかっていません(^^;
短編集の光の帝国、蒲公英草紙と比べると
私はこちらの作品が一番お気に入りです。
物語の展開としてはとてもおもしろかったです♪
ただ最後の辺りが少し理解に苦しんだ・・・かも。
結局のところどういう解釈すればいいのだろう?
あれ、は何だったのか・・・が自分なりにつかみきれなくて
少し消化不良(笑)起こしてしまってます。
お父さんとお母さんはやっぱり別れなければならないの?
それは常野の力のせい?なんでしょうか?
それとも最初はそうだったかもしれないけど、
結果的には常野は関係なくー運命?なのでしょうか・・・??
理由がどうであれば別々に生きていく時間が経つにつれて
心も気持ちも変わってしまいます・・・よね?
もともとお父さんとお母さんのつながりのきっかけって
裏返された、からなんだろうし。てところで納得した私(笑)
洗うって記憶を洗うってことですよねえ?
それってある意味すごくこわいことなのでは?
火浦って私はどちらかというと・・・×だったかなあ(^^;
なんだか得体が知れなくて。(><)
でも得体が知れないなりの魅力があると
私は好きになったりするのですが、それもなくー。
火浦に関しては最後までだめだった〜。
まあ、個人的な感想です。単に好みの問題かも?!
常野シリーズを読むといつも、家族の大切さを
改めて感じさせてくれるような気がします♪
ユージニアも近いうちにぜひ、読了したいと思います。