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11月22日の朝日新聞夕刊3面に、しなだしん さんという俳人の句が「雪の窓辺」15句が載っています。14句目 潮花や魚のなまこを吸ひをれば さて、私が疑問と思うのはどこでしょう。
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さとう たまご |
2011/11/25 14:38 |
Re:タイプミスでしょうか?
題が「雪の窓辺」なので、 「風花」でしょうか。
「潮花」 1.ちょう‐か[テウクヮ]【潮花】-日本国語大辞典 〔名〕月経のこと。つきのもの。チーカ[チョ] ...
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萬坊 |
2011/11/26 10:08 |
Re:たまごさん 残念。 潮花 しおばな と読みます。冬の季語。波の花です。
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さとう たまご |
2011/11/26 20:21 |
Re:季寄せ には「波の花」は載っていません。 角川の俳句歳時記(文庫本)には「波の花」のみ。
知らない季語がいっぱいあるのですね。
正解は「まなこ」で〜す。
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萬坊 |
2011/11/26 21:37 |
Re:たまごさん 正解。 疑問1 「潮花」と「なまこ」はどちらも季語である。 疑問2 なまこは魚なのか? 疑問3 魚としても俳人が「魚のなまこ」と分かりきったことは詠まない。 疑問4 「海鼠」を「なまこ」と表記する意味はあまりない。 よって、「魚のまなこ」が正しいのではないか。 /潮花や魚の眼を吸ひをれば/ と表記すれば「め」と読まれる方が多いので、「まなこ」とした。この誤植ではないか。「なまこ」も煮魚の「まなこ」どちらも「吸ひ」で違和感はない。よって朝日新聞の校正部で見落としがあったのではないか。 と疑問をもちました。以上。
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さとう たまご |
2011/11/28 16:09 |
Re:しなだしんさんのHPから
雪の窓辺
しなだしん
雨が来て囮も囮番も老ゆ 暮れゆきて鶴来るころのみづかがみ 火を焚いてゐる雨降りの鮭番屋 藁塚に胸やら腰のやうなもの 改札の狭きを抜けて火恋し また会うたやうな鮭番屋の男 器には雨がたまつて冬近し 陸揚げの船の胸びれ冬来る 烏賊干して冬めく風となりにけり 馬通る岬の大根畑かな 胸にあるましろき時間みそさざゐ 川越えて猟犬の眼となりにけり 雪を来て雪の窓辺に通さるる 潮花や魚のまなこを吸ひをれば 鵟(のすり)発つ海峡にいま男波
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萬坊 |
2011/12/06 16:37 |
Re:夕刊と云えど、全国版の新聞はかなり敷居が高い。。
しかし!!
「潮花」の句、「まなこ」を「なまこ」に間違って、そのまま掲載されちゃいました。。
全国紙でとんだ赤っ恥。。まぁこれも仕方ないな。。
HPのつづきに上記のコメントが 自分で原稿間違えた ということでした。 こりゃはづかしい。間違いに気付く人はわずかでしょう。
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