俳句の自解の本は戦前から発刊されているようです。自選自解・現代の俳句シリーズの発行は、1905年ですから100年以上前です。
雪だるまの句。 雪だるまが、なぜ行方不明なのかは謎のままとして。雪だるまが見えなくなって三日目。雪だるまが三日目に帰ってきた。あるいは三日目に見つかったと、とらえても良いのですが、行方不明は継続中。三日経ってもまだ見つからないとしたほうが、ドラマ性が強いと思います。次の冬には間違いなく帰ってくる。いつまでも校庭の角に残っていた雪だるまを思い出し、イメージを拡げて詠んだ句。
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