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タイトル:人デ無シ乃宴 オリキャラ(自分を含む)によるオリジナルワールド

またやるのかよ・・と言う言葉でしょうが、どうぞお楽しみ下さい。
ただし、基本は鬼畜な話が多めな為、苦手な方はご注意下さい。

セレシア 2014年01月02日 (木) 08時54分(2858)
 
タイトル:美徳乃不幸

※イメージとしては、若干、背徳的な詩みたいなものでしょうね。

眼 遮るは偽りの掟前 苛まれし秘密 重ねて塞いで 解くは今 禁忌の楔を立てて・・

長き沈黙もまた・・裂かれ轟いた。

狂宴の 幕は開く 醜態と 凌辱の 盛りの果て 絡みつく思索は 四肢を固めて・・

身悶える間も無く・・意志を消し去る。

隷属は美徳と知れ 堕つは理と誓って 服従を誇りとし 地を這うが定めとせよ。
痛みは愛情と知れ 淫靡の調べに舞え 無様な誰ぞ為にあれと。

鮮やかな飛沫 弧を描く 叫べ 獣の様に・・
壊れていく 歪んでいく・・

仄か 淡きに咲く 名も無き花は 愉悦の蜜を浴び 穢れて朽ちゆく・・

尚も 待ち望むは 自由か慈悲か 決壊の融点まで 侵食は止まぬ・・

開錠の 音は響く 迫りしは 畜生か 蠢く影。

張り巡る四方に 息を潜めて 二重三重の罠は 笑みを浮かべて・・ 

終焉は非情と知れ 崩れ行く意識・・

快楽のままに踊れ 響け 昇天の叫びよ。
混沌の風に 掻き消され 喚け 迷い子の様に。

壊れていく 歪んでいく・・ 
 

セレシア 2014年01月02日 (木) 10時27分(2859)
タイトル:エロの方面の傾向

※長々しい語りです。

人デ無シ乃宴では、ただの詩の様な語りともはや、セレシアでは定番のハードなエロこと凌辱です。
今回はエロです。

フェチ・・異性の身体・衣類・所持品などの事物に対し、以上に執着・愛好する態度。

エロと言うものは大半の人は、やや下品な感じがする・・そんなイメージをお持ちでしょうか?
私とて、エロが付いただけで食い付く事は無く、下品な感じのするって言うか、やたらと露出するものには食い付かないんですよ。
・・その日の気分にも寄りますが。
ですが、この手の話題にはフェチが付き物でして、私は髪フェチです。
女性でも男性でも、綺麗なサラサラの髪を見ると、ついつい触りたいと思ってしまいます。
同年代の友人に、髪が綺麗な人がいるので触らせてもらってますが、これは同性だから許される事であって、異性にやったら確実にセクハラ扱いされるので注意しましょう。
BLでは、男性キャラが男性キャラの髪を触っているシーンを見つけると、何処かエロスを感じます。
その後、そのBLでは首筋にキスをすると言うものですが、これが所謂フェチです。
これが上品で下品じゃないエロだと思ってます。
見せるだけがエロではないのですよ。
ただ、凌辱ものでの抽象的な表現は避けた方が良いです。
意味がよく分からないですから。
また、私は凌辱ものに異常な思い入れがありますので、非常にこだわりがあるんです。
凌辱にギャグなんて言う温い言葉は存在しません。
人間の三大欲求である性欲をぶちまける様なものです。
甘い言葉など、そこには存在なんてしません。
ただ、繰り返されるのは、調教と罵りの言葉だけ、それは屈服させられるまで続くのです。
って言うのが良いのに。そういうハードさが売りなのに。
規制させられるのはなぁ・・。
まぁ、人を選ぶジャンルではあるんですがね。
ですが、このジャンルを理解されようとは思ってませんけどね。
理解されないものこそが、凌辱ですからね。

さぁ、よりシナリオをハードに盛り上げる為の喘ぎを紹介させていただきます。
もしかしたら、消されるかも・・(汗)
尚、男性でも女性でもこの喘ぎの文面は使える様にしているつもりです。

まずは、普通の喘ぎか、感じ始め。

「あっ、んっ・・あ、ああっ・・んっ・・あ、あぁ・・ひゃあっっ!」

基本的には、凌辱ものでは私は男性を使ってますけど、別に女性でも大丈夫です。
寧ろ、これは女性だと思ってます。

「ひあっ!やあぁ・・ひぁ・・んぅ・・くっ・・んんっ!!」

これは感度上昇気味の時かな?
最後は声を堪えているのか、じれったい感じの快感に身悶えているのか?
これも好きですよ。

「ああっ!んんっ・・!あぁぁっ!やっぁああアアッ!!」

切羽詰まった感じなのを出したい時はこんな感じ。
私が好きなのは、達した後の浅い呼吸と涙目、赤面が好きなんですけどね。

「ヴッ!っく・・ぅ、あ・・っン・・は、ぁっあ・・あ、くっ、うあッ・・あああっ・・!」

耐えられずに声を出すってのが実に良いですね。

「ひっ!?んっぁ・・頼、む・・から・・っあ・・っぅあぅ!!」

これは懇願。
だが、調教師はやめないだろう。
絵で見ると、加虐心を煽られるんですけどね。

さぁ、もう良いだろう。
また、何かあったら載せますね。

セレシア 2014年01月12日 (日) 21時01分(2871)
タイトル:語りの方面の傾向

※長々しい語りです。

今回の人デ無シ乃宴では、語りも載せています。

狂気・・気が狂っている事。また、異常をきたした精神状態。
邪悪・・心が捻じ曲がって悪い事。奸悪とも言う。

私の作品はかなり厨二病な詩が多く、ちょっと笑えないものもあるかもしれませんが、私自身としては、割と真剣に書いています。
もっとも、その場の感情に突っ走って書き殴る事もあるかも分かりませんが・・
少し、人の事を語らせてもらうと、人とは多かれ少なかれ、狂気と言う負の感情は潜んでいます。
そして、世界は無情であり、人間は邪悪です。
勿論、全ての存在が悪だとか、邪悪だとかを言って、嘆いている訳ではないです。
現実と虚構の区別が付かなかったり、生きているのが辛かったり、何かに縋りたかったりする貴方は、もしかしたら、もう潜んでいるのかも分かりません。

「憎いあいつをぶち殺してやりたい!」

って言って、恥も外聞も無く、復讐相手を殺す事も負の感情で動いています。
ですが、正気と狂気の境界線も曖昧なものでして、人によって違うのですよ。
例えばですね、正義を気取る者が・・

「悲劇はここで終わらせる。その為に私は手段を選ばない。尊い犠牲を糧にして、未来はきっと、皆が幸せに生きていける。」

そう言って、鬼畜で外道で残虐な事を繰り返すんです。
手段を選ばずに。
傍から見れば、それは狂ってるんです。
でも、やってる人は至って正常だと思い込んでる。
目的はいくら崇高なものだとしても、手段は選ばなければならないって第三者が言えば、どうにかなったり、ならなかったり・・。
そして、また同じ事を言う奴がいて・・負の連鎖は続いていくんですよ。
人は絶対に

「私は辛い目に遭いたくないです。」「僕は酷い目に遭いたくないです。」

って言って、自分が嫌だと思う事には遭遇したくないのが普通ですよね。
他にも、怖い思いをしたくない、苦痛を味わいたくない、大事なものを失いたくないだとか。
それもルールがあって、これを守っていれば辛い目に遭わずに済むって言う明確な指針があって、それが守れる程度のものであれば、安心して生きられる筈で人はモラル、法律と言ったルールに従っています。
『人並み』に従っていれば良いと。
ですが、ルールを守っていても、現実は理不尽に私達を襲ってきます。
理不尽を防げないとなると、人は恐怖から逃げる為にどうすれば良いのか考える。
それ自身の感覚を変えてしまうのか?
あらゆるものを「全て良し、これで良いんだ。」
と受け入れられる様に。

それはもはや、悟りである。

しかし、本当にそれで良いのか?
全てのあらゆる苦痛を笑って、または淡々と受け入れられるのだろうか?
人間だから、限界と言うものは存在します。
悟りを開いた聖者でも、愚者になります。
完璧で安全な方法も無いなら、結局、この世の事は運任せなのです。
ここから、先も分からぬまま、延々と堂々巡りを続けていくんです。

命が尽きるまで。

さぁ、もう書きたい事は書き終わった。
また、何かあったら書くつもりです。

セレシア 2014年01月15日 (水) 22時25分(2876)
タイトル:闇

※誰のキャラの詩と言われれば、イメージとしては、バルボロスだろうか?
ただし、若干ヴァイエルを含んでるのだろうか?←聞くな。

闇。

私は闇の中にいる。

深い、底の知れない闇だ。

私は闇だ。

闇そのものだ。

私は何もしない。

私は何も考えない。

私はただ、そこにいる。

そうやって、長い時を、過ごしてきた。

暗く、深い闇の中で、何かが蠢く気配。

私の中で、何かが動いた。

闇の奥から、低く重く響く、苦悶の声。

どうやら、私は苦しんでいるらしい。

だが、私は何もしない。

私は、何も考えない。

私は、ただ・・ここにいる。

時の始まりから終わりまで、私は深い闇であり続ける。

私は闇だ。

闇。

セレシア 2014年01月15日 (水) 22時50分(2877)
タイトル:夕暮れ時の帰り道

※ハードものではなく、性的表現の無いホラーです。
尚、この話は昔、友人の友人から聞いた実際にあった出来事だそうです。
信じるかは信じないかは、貴方次第です。
登場人物は三人で、ピーチ、バーン、ゲルブで語りはピーチさんです。

それは中学二年の頃でした。

私の通っていた中学校では、二年生になると夏休みの間に行う職場体験という行事があります。
職場体験とは、実際に公共の店で働かせてもらい、仕事の厳しさや大切さを身を持って学ぶ体験学習の一つです。
学生の人達なら、一度はやった事があるのでは?
私はバーン君とゲルブ君との三人で普段からよく利用する図書館でお手伝いをさせてもらいました。
業務時間はそこまで長くなく、元々本が好きな事もあって、とても楽しかったのを今でも覚えています。
職場体験は働いて終わりではなく、その後、貴重な体験をさせていただいたお礼として、職場先にお礼状と報告書を届けなければなりません。
その為、体験期間が終了してから一週間後、私達は再び、図書館へと足を運びました。
図書館へ行くのに使う道の途中には、大きな山の様な坂となった道路があり、ガードレールで車道と歩道に分けられていました。
歩道の道路には広い野原があって、とても見栄えの良い所です。
当然、その日もその坂を通っていきました。

その帰り道、私達三人は野原の爽やかな雰囲気にはとても似合わない体験をしました。

続きます・・。

セレシア 2014年02月02日 (日) 19時49分(2887)
タイトル:街頭に隠れる女は笑っていた

※夕暮れ時の帰り道の続きです。

職場先を後にし、私達三人はショッピングなど買い物に行きながら、ゲームセンターで遊んでいた為、時間はやや遅めで空はオレンジ色に染まり、日が沈んでいましたが、今は真夏。
とても暑くてたまりませんでした。
タオルで拭いても額から汗が流れてきて、特にバーン君はもはや滝の様でした。
ただ、本人は蝉の抜け殻を探すのに夢中で気にも留めていませんでした。
そうして歩いて坂の真ん中まで来た時、ゲルブ君がねぇと声を掛けて来ました。

「何?どうしたの?」
「何か、変な女の人がいるんだけど・・」

後ろの方を指差し、そう言いました。
歩道の傍にはガードレールに沿って、数メートル間隔で街頭が建っているのですが、彼曰く私達がいる場所から三本奥の街頭に女の人がいる、との事です。
そう言われて振り返って見てみましたが、誰もいませんでした。

「見間違いなんじゃない?」
「え?何言ってんスか?いるじゃないスか!」
「おいゲルブ、つまんねーからやめろよ。」
「本当ッスよ!!」

どうやら、バーン君にも見えないみたいです。
しかし、ゲルブ君は必死にいる、と主張します。
そこで私とバーン君はお互いに疑問そうに顔を見合わせると、彼にいくつかの質問をしてみました。

「どんな女の人?」
「ええっと・・髪の長い人。」
「服はどんな感じだよ?」
「茶色いの。」
「あの街頭にいるの?」
「半分、隠れるような感じで立ってるッス。」
「他に何か特徴はあんのか?」
「・・ずっとこっちを見て、笑ってる・・」

ゲルブ君はバーン君の質問に少し間を置き、街頭の方を見ると、顔を引き攣らせ、目を見開きながら答えました。
その様子はとても、嘘を吐いている様には思えません。

「う、嘘でしょ・・!?」

私は震えながら、そう言いました。
幽霊などが大嫌いな私はとても信じたくありませんでした。

「いや本当マジっす!!二人共あれが見えないんスか!?」

私とバーン君はもう一度、街頭の方に目を向けました。
やはり、誰もいません。
妙な居心地の悪さを感じました。
身体に纏わりつく暑さの汗が冷や汗へと変わり、私達三人を包む空気も暑いものから、やや薄ら寒いものへと変わりました。

続きます・・。

セレシア 2014年02月08日 (土) 15時48分(2888)
タイトル:見えない女からの逃走

※続きです。これで最後になります。
それと、街頭じゃなくて、街灯ですね。
皆さんにも、こんな不思議な怖い体験はありますか?

「冗談だろ!?勘弁してくれよ!!」

バーン君はそう怒鳴る様に言いましたが、声はかすかに震えています。

「少なくとも、俺には見えるんスよ・・!?」

そこまで言いかけると、ゲルブ君は喋るのをやめて、女の人がいると言うその街灯をじっと見つめ始めました。

「え・・どうした?」

バーン君が訪ねると、彼はこう言いました。

「あいつ、手前の街灯に移ってる・・」

奥の街灯から手前の街灯へとその女性は移動した。

これは

つまり・・

「俺達の方に近付いてきてる・・!」

ゲルブ君のその言葉を理解した瞬間、体中に悪寒が走るのを感じました。

「逃げるぞ!!!」

バーン君の叫びに弾かれた様に私達は一気に坂を下り始めました。
その女性から逃げたい一心で、ただただ走り続けました。
一番体力や持久力のあるバーン君が先頭になり、ゲルブ君と私がその後を追う様な形で走りました。
坂を過ぎても、しばらくの間、走り続けました。
ただ、流石に体力の限界が来たのか、立ち止まり、手を膝に着き、肩で息をしました。
そうしながら、ゲルブ君が後ろを見て

「ハァ・・!良かった!もう、いない・・」

そう呟き、私もバーン君もそれを聞いて、一安心しましたが、気味の悪さやまた追ってくるんじゃないかと言う不安はまだ残ったままでした。

「・・早く・・帰ろうよ・・。」

私がそう言うと、無言で頷き、自分の家の道へと二人は別れました。
家に帰った後は特におかしな事はありませんでしたが、念には念を入れ、二人に連絡をしました。
二人の方も特に何も起こらなくて、安心しました。
今でも、その図書館にはよく行きますが、行く時はあの坂ではなく、別の道を通る様にしています。
あの坂で何か事故があったと言う話は聞いていません。
結局、あの日にゲルブ君が見た女の人は何だったのか?
この世のものではない存在なのか?
何故、それがゲルブ君だけに見えたのか?
この疑問は今でも分からないままですが、それ以来、坂には一切近付いていません。

もしもう一度、あの道を通ったら、私にもそれが見えてしまうかもしれないから。

セレシア 2014年02月08日 (土) 16時35分(2889)
タイトル:刺客は拘束され、ただ弄ばれる

※尚、設定としてグリードと言う名前のキャラクターは本編にも出てきますが、バイザーの上司ではあるけど、バイザーの方がきっと高飛車だけど、彼は攻めだし・・。
ちなみにクラティアと言うキャラクターの天空族は両性具有ですがね。
ヴェルインは天空族は平和主義者だとか言ってましたが、クラティアとその仲間は間違い無く、例外。
あと、モブのテンションが大体ヒャッハー!って感じだから困る。
傾向は調教、複数、目隠し、拘束ですと言いたいんだけど、本当にちょっとだけで後は作者の趣味が存分に披露されています。

ごめんなさい、カイ様・・満足出来なければ、第二案のものを書きます。


「う、あぁ・・!」

短い銀色の髪の男が力無く、呻いた。
彼の名はグリード。
種族は凶魔族と言う事から、恐らく破壊神に身を置く者だろうが、今、彼は手首を縛られ、立った状態で吊るされていた。

ビシッ!!

室内に響く、身体を叩く乾いた鞭の音。
本来、鞭と言うのは家畜の調教に使われるものであり、きっと彼を叩く者はこの上無い優越感を見出している事だろう。
鞭を持つ者の名はクラティア。
グリードと同じく、銀色だが、腰まで届く長い髪に女性にも思える中性的な容姿だが、男性だ。
グリードを鞭で嬲る彼の表情は物静かではあるが、熱狂と歓喜の入り混じった瞳で至高の喜びを語っている。

(良い表情だ・・。こいつを本質まで開発し、二度とあちらへ戻れなくしてから、破壊神側の方に見せしめにしてやる。)

捕らえられたグリードは身に付けていた衣服と武器も全て取り上げられ、一糸纏わぬ姿になれ、屈辱を与えられていた。
その表情は黒い布の目隠しによって遮られているが、悔しさと長時間の拘束による憔悴が手に取って見えた。
身体を鞭で打ち付けられ続け、彼の身体は汗に濡れていた。
無様な虜囚の姿を見て、クラティアは可笑しくてたまらないと言う様に笑い、言った。

「私達、天空族の一人か二人を殺そうとしてここに来たのに、逆に捕まえられるなんて世話ありませんね。破壊神代理の刺客さん?アッハハハハッ!!!」
「黙れ!あっ・・は、あぁっ!!」
「ウフフ・・元気がよろしい事で。まぁ、その方が私の仲間も喜ぶでしょう。」

仲間?

まさか・・嘘だろ・・?

そのまま、何者かにより、拘束が緩んだかと思うと外され、目を覆っていた布も外されたが、グリードは目の前の光景に息を飲んだ。
何をされるかはもう予想が付いていたが、それを遥かに超える人数の男達がそこにいた。

「こいつがグリードか。整った顔してるなぁ!」
「しかも、あそこの具合も相当良かったらしいぜ。」
「へぇ〜・・中々の上玉じゃねぇかよ。」
「・・あの、こいつ本当に好きにして良いんですよね?」

遠慮がちな、しかし興奮気味の男の様子にクラティアは笑って答えた。

「無論、事前に私が言った事さえ守れば、あとはどうにでもして構いません。飽きるまで犯し尽くしてあげなさい。」
「分かってますって。」

そう言うと、小さな透明のボトルを取り出し、グリードの口元に近づけた。

続きます・・。

セレシア 2014年03月22日 (土) 01時18分(2917)
タイトル:朱の空を劈く悲鳴と高笑い

※この前のはどうせ消えるけど、これも消えるんだろう。
内容はアッシュ×フェニックスと言うより、触手×フェニックス。
機械的な触手、孕む感じの表現・・軽くグロい?表現があります。
それにしても、最後に涙を流すフェニックスを想像しながら、ニヤッと笑う私は病んでるんだよ、きっと・・まぁ、私が好きなのはこういう凌辱によって泣くのが良いんです。

「貴方は馬鹿ですね・・フェニックス。」

身動きが取れずにこちらを睨みつける彼の視線を平然と受け止め、短い銀色の髪の男、アッシュはそう言い放った。

「神獣族もここまで情けない人は貴方が最初で最後でしょうね・・フフフッ・・!」

不敵な笑みを絶やさないアッシュが見下ろすところには、絡み合う無数のホース状の機械があった。
先端は不自然な丸みを帯び、必要以上に太く、外皮の柔らかい管はどれも性別の雄の**と類似していた。
それらが伸び、出てくる元であるドーム型の物体の真上で四肢を拘束され、意思を持たない触手に慰み者にされるように凌辱を受ける長い炎の様な赤色の髪の男がいる。
彼の名はフェニックス。

「あっぁっ・・んくっ、ふぁあ・・!っう・・んぅ!」

快楽に耐えつつも、何処か甘い声を発するフェニックス。
**や横腹に内股など敏感な部分ばかりをくすぐられ、後**はジュプジュプと淫猥な音を立てながら太い管に犯されていた。
様子を見ようとアッシュが側に降り立つが、蠢く触手達はフェニックスだけを標的とされているのか、主には一切、触れようとはしない。

「フフッ・・貴方の事は憎いですが、何ででしょうねぇ・・?嬌声を堪えながらも快楽には逆らえない淫らな姿を見ているのはとても気分が良い・・」
「ッ!・・黙れ・・このサディストが・・!」

羞恥に頬を紅潮させながらも、フェニックスは楽しげに笑うアッシュを睨みつける。

「あぁ・・そういえば、ケルビムさんでしたっけ?あの人も今の貴方みたいに淫らに声を上げていましたが、神獣族ってのはあんな事されて淫らに鳴くものなんですかねぇ・・?」
「貴様・・っ!」
「まぁ、それは良いです。さて、今の感想をお聞かせ下さい。私の遺伝子から作りだした天空族の**は・・?」
「ッハァ・・精・・子・・っ?」
「貴方の下にある母体の中で量産されているものがこの触手に流れ込んでいるんです・・分かるでしょう?」
「まさ、か・・」
「先程から貴方の体内に注がれている・・新しい命の源です。」

アッシュの言う言葉を理解した瞬間に沸き上がったのは、凄まじい恐怖と嫌悪だった。
今まで、どんな敵と対峙しても感じなかった別物の恐怖。
その時、フェニックスは思った。
ただ、自分を辱め、自分を見下すためなら・・もっと、相応しいやり方があった筈だと。
しかし、理由も分からないまま、散々に注がれてきた白濁の液体の用途を知ったところで何の手立ても無い。

「ぁあ!ひ・・ィ、あっぅああああっ、が・・あァ!」

**を満たし、腹**まで溢れんばかりの子種を無遠慮に掻き乱される。
熱など感じない無機質な鉄の管に内部を切り裂かれるのでは・・そう恐怖を覚えるほどに激しく擦り上げては、こちらの疲労など気に止めることも無く、中に吐精し、次々と入れ替わっていった。

「もう・・やめッ・・頼む・・!っ、ぁあ!!」

らしくもない懇願が無意識に零れるのは終わりの見えない快楽と苦痛のせいだろう。
いっそ・・このまま腹を突き破り、殺された方がどんなに楽な事か?
相手が意思を持つ生物だったらまだ望みがある、それに相手は復讐の化身であるアッシュ。
飽きられるか、見切りを付けられない限りは逃れる術を見つけられず、自分の正気が飛ぶのが先かもしれない。

「嫌だ・・やめ・・ろ・・!も、無理だ・・あっあ、んぁ・・!」

フェニックスの言葉に不思議そうに首を傾げるその姿はわざとにしか見えない。
案の定、アッシュはすぐに目元を歪ませ、耳に付く憎らしい声が降ってくる。

「アハハッ!やめろ?おかしな事を言いますね。」
「ぁああっ!はぅ・・ヴッ・・」
「貴方にはこの子供達を産み続けてもらうだけですよ・・死ぬまでね。」
「冗談じゃ、な・・っ?!ひ、ぎっ・・うぁ!?」
「あぁ、早いですね・・成長が。」

ドクッ・・と身の内に感じた不吉な鼓動に冷や汗が伝う。
とても柔らかいが、確かな質量を持つ物体がフェニックスの中で急速に構成されている。
理解の追いつかないまま下腹に現れた腫れ、既に全てを察した様に呟いたアッシュはたおyかな手つきで撫で、慈愛を堪える似つかわない視線を注いだ。

「もうすぐ産まれますね・・」
「そんな・・っ・・!」

驚愕の余りに目を見開き、苦しさと生理的嫌悪が限界を達したのだろうか?
フェニックスの強い意志を感じさせる金色の瞳から、一筋の涙が頬を伝う。
それは果てしない絶望からか定かでは無いが、止め処なく涙は溢れていた。
今まで注がれたものを押し退け、肉壁に波打たれて逆流する熱い塊。
それが外に出ようと藻掻けば、下肢に走る激しい痛み。

「あぁ・・良いですねぇ・・その表情・・とてもそそられますよ・・ウフフッ・・アッハハハハハハハ!!!」
「嫌だ・・いゃ、だ・・っ!いぎっ、ヴァ・・出て、来るなぁ!・・ッうあ!が、ぁぁああああああああっ!!」

含み持った肉塊が胎生する。

朱の空を劈くのは、悲鳴と高笑い。

耳に響くのは、赤子の鳴き声。

それは生命の誕生を祝うには、あまりに悲痛な絶望の序曲であった。

セレシア 2014年03月26日 (水) 01時56分(2929)
タイトル:心的外傷ニ因ル悪夢乃連鎖

※フリートークでは随分と真面目な話をしましたね(遠い目)
書く予定だと言っていたヴァイエル凌辱の話ですが、男性凌辱のガチの性的暴行シーンが含まれているので苦手な方はご注意。
予定変更として、シャルデン×ヴァイエルの要素もあります。

閲覧は自己責任で。

OK?

『心的外傷ニ因ル悪夢乃連鎖』

それはまるで狂気の沙汰だった。

毎日、日を置かずに訪れる彼の苦しい悲鳴。
それほど、大きな声では無いが、時々それに嗚咽が混じる。
もしかしたら、泣いているのではないだろうか?
その声を聞くとドキッとする。
ズッシリと重く、心に響き、胸がズキズキと痛む。
我が尊敬する彼の為であれば、命も厭わない。
自分で言うのも何だが、どんな命令にでも従うこの忠誠心は揺らいだ事が無い。
だが、彼が望まないのであれば、それ以上の事を自分はするべきでは無いとも心得ている。
そう思ったのだが、シャルデンはとても苦しかった。

・・私は一体、何をするべきだ?

彼の為に、私には何が出来る?

何かがしたい・・そう、助けたい。

一心にそう思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「・・ヴアッ、うっ・・!」

気持ちが悪そうに目覚め、隠そうとしても隠し切れない苦しみの声を上げる一人の男がいた。
彼の名はヴァイエル。
外見的特徴は膝裏まで届きそうな長く、バイオレットが混じった艶のある黒髪を縛っており、切れ長の紫色の瞳に赤のアイラインが引かれている。
身長はかなり高く、やや中性的な容姿をした美青年で何処か妖美な雰囲気が漂っている。

・・最悪な夢を見てしまった。

認めたくない、忘れる事が出来るのであれば忘れたい現実。
言い表す事の出来ない下衆に屈した過去の自分。

あの二人の傍にいる資格はあるのだろうか?

そう自問しながらも離れたくない、誰からも奪われたくないと言う思いすらあり、つくづく自分の独占欲の強さに自嘲気味に笑う。
全能神と破壊神・・あの二人の元にいようが、根本は同じで何も変わってはいない。
部下と仲間にですら、蔑まれそうで怖い。
自分は薄暗い地下牢で浅ましく、跪いているのがお似合いなのでは?と現状に疑問すら覚え、こちらに戻っておいで、と闇が手招きしている。

『あの淫らな姿をお前の仲間や主が知ったら、どうする事だろうな?』
『犯されているのに感じるとは・・浅ましい身体だな。』
『今度はあの男を誘うつもりか?』

手招きする手が次第に濃くなり、本当に腕を捕まれ、無理矢理引きずり込まれるのでは、と恐怖心が募る。

・・怖い・・

白い肌からは血の気が引き、真っ青になる彼の頬には紫色の瞳から溢れる滴が伝う。
この声が誰にも聞こえぬ様に、涙する気配を悟られぬ様に。
彼は一人、咽び泣いていた。

・・続きますが、やや長くなる為、一度ここで切ります。
ぶっちゃけ前に書いたシャルデンがヴァイエルを襲う話はガチで書かなければ良かったなと思っています。
それにしても、ヴァイエル・・自傷気味ですね。
それと、次回は同じタイトルでガチの強○シーンを書くので、ご注意。

夜魅 2014年06月08日 (日) 01時09分(2961)
タイトル:心的外傷ニ因ル悪夢乃連鎖2

※ついに書きますが、激しい暴力表現&性的凌辱表現、愛の無いモブからの罵倒・・と鬼畜要素が満載向けなので、苦手な方は閲覧を控えて下さい。
それにしても、あの言えない部分から血がやたらと流れているし・・
多分、これヴェルインが近くにいたら、モブはヴェルインにひたすらボコられた後、存在を消されるな。

そこにいるのは、人間などでは無かった。

獣・・?

怪物・・?

そんなものはまだ可愛いもので、言い表す事など、到底出来はしない吐き気を催す邪悪な光景だった。

その狂気と欲望の渦に呑まれ、侵食されていく・・

その渦の中に、彼はいた。

「・・ふぅ・・ぅぐっ・・んぅ・・!」
「もっと舌を使え。フフッ、そうだ・・それで良い・・。」

顔面に伸し掛かる勢いで勃ち上がりかけている男**を無理矢理、口内に突っ込まれる。
塩っぽい様なしょっぱい様な汗の味と、先端からじわりと滲む苦味が気持ち悪い。
呼吸が上手く出来ず、紫色の瞳からは生理的な涙が浮かび上がっていた。

「んんぅ・・!ぐッ・・ヴッ・・ッ!?」

少しばかり息が荒く、脈が早くなり、グロテスクで赤く血走ったそれが耐久の限界を迎えた。
喉奥を強く突き上げると、下半身に密着したヴァイエルの瞳が見開かれる。

「・・う・・んぅ・・っ!」

そのまま、口内に**をされると嘔吐感に襲われ、頭を引こうとした瞬間、横っ面に与えられる激しい衝撃に首輪の鎖が音を立てる。
視界がぶれて、硬い床に転がってから、別の者から殴られたのだと気付いた。
鼻の頬は折れていないだろうか?

「物分かりの悪い奴だ!まだ覚えてないのかよ!!」
「おいおい、躾がなってねぇのは確かだけど顔はやめてやれよ、顔は。」

彼の口内に逸物を咥えさせた男がヘラヘラと笑いながら、血の気の荒い男を宥める。
それを見て、ヴァイエルが男を切れ長の瞳で睨み付ける。

・・誰が覚えるものか、あの屈辱が簡単に消える訳無いだろう。

彼は従順な言葉で跪くよう幾度も男に躾けられた。
しかし、その躾を自ら実行するのも、またありえない話だった。

・・死ぬまで・・。
いや・・例え、死んでもこの心まで、あの下衆にくれてやるものか・・!

「もう良い・・とっとと尻上げな。」
「えー、もうやんのかよ?」

命令を受けて動かずにいると、他の男が数人彼の方に歩み寄り、無理矢理四つん這いの格好を強いる。
男達はそういう性癖なのかは不明だが、この男達は獣の様な体位を好んだ。
無惨にも引き裂かれた服が申し訳程度に身体に纏わり付き、その布切れと化した服から覗く白い肌には、切り傷や擦り傷が無惨に散らばり、血が滲んでおり、激しい調教により、鞭などで叩かれたのだろう。
その長時間の暴行故か、彼は今まで懸命に耐えてきたが、ガクガクと身体が震え、上半身が床へ崩れ落ちる。
無様にも額を床へと擦りつけ、腰を掴まれる。
男の眼下に丸見えになっている彼の後孔には、太い拡張期が埋まっている。
いつでもすぐに男根を受け入れられる様に。
元より、両性具有・・いや、雌雄同体の単為生殖である彼は男女両方の**を持っている為、子供を産めるのだが、その際は女性と同じく壮絶な痛みを味わう事となる。

「・・はっ、っく・・ぅ・・ぁ、っあ、ああっ!」

ずぼっ、とおよそ人体から聞こえる様なものではない音と共にその拡張期が抜かれると、常に広げられていた孔は閉じる事無く、開けたままひくつくが、拡張器からは血がべっとりと付着していた。
無理矢理に押し広げられた内壁からの出血はまるで、**を思わせるが、しっとりと汗ばんだ肢体からは、妖艶な色香が溢れていた。
喪失感と背筋を這い上がる快感に固く目を閉じていると、背後から耳障りな笑い声が聞こえた。

「アハハハハッ!もう俺の専用の孔になったな!」

満悦な様子の男は、彼の後孔にグロテスクな肉塊を宛てがう。
またあの衝撃が襲ってくる、といたぶられる予感に両の拳を握った。

「ッ・・!?」

容赦無く、中に進入してくる男・・しかし、それはもう慣れされてしまったあの感覚では無かった。
驚愕に背後を振り返ると、彼の秘部に埋まっていたのは男の腕。
手首までもが、しっかりと埋まっている。
あまりの光景に目が眩み、おかしくなりそうだったが、激しい衝撃に揺すぶられ、気絶どころでは無くなった。

「ヴぁ・・あぁあああああっ!!!ぁあ、や、壊れ・・ッ!?」
「淫乱な奴だ。気持ち良いのか?感謝するが良い・・。」

身体の中を掻き回され、内臓が競り上がる様な吐き気に襲われる。
内側を殴られる様な乱暴な抜き差しが繰り返され、下肢からぐぼっ、とありえない音が聞こえてきた。

・・無理だ、壊れる・・!

ガクガクと身体が震えて、断続的に白く点滅し始める視界。
気付いた時は身体の下を下水で汚していた。
失禁に興奮したのか、男は腕を抜き、代わりに男根を押し付けてくる。
広げられたそこは、大きく**した熱をいとも簡単に飲み込んだ。

「おい、ちゃんと締め付けろよ?」
「うぐ・・っ!!」

緩んだそこでは締め付けが足りなかったのか、背中を鞭で叩かれる。
痛々しい音が響いた。
もう、早く終わってくれと願い、必死でそれを締め付けるが、凌辱されたそこは思う様に力が入らない。
がつがつと貪る様に激しく腰を打ち付けられる。
肉のぶつかり合う音が酷く、耳障りだ。

「んっ、う、ン・・ッひっ!?」
「満足か・・?子種を注いでもらえるんだ・・幸せな奴だな。」

中で男根が弾け、熱い**が注がれ、どうしようも無い絶望か?失意か?はたまた生理的な嫌悪感からか?
今まで耐え、閉じ込めてきた感情が限界を突破した。
瞳から、一筋の涙が頬を伝い、次から次へと溢れ出す。
もう男達を睨み付けていた覇気は失せ、虚ろ気に無機質で薄暗い部屋の壁を見つめ、自分の中で何かが崩れる音をぼんやりと聞きながら、口からは男達に聞こえぬ声でこう呟いていた。

「誰か・・誰か助けて・・。」

何度もそう呟いた。
心の中では、何度もそうやって叫び続けていた。
しかし、助けを求めて呼ぶ名はいつまで経っても見つからなかった。

〜後書き〜

これで終わる予定ですが、ヴァイエル凌辱ってどうしてこう酷くなるんだろう?
自分で書いといて、非常に白々しいが、本気で可哀想だよ・・これは・・。
いつか、誰が攻めでも良いから名前のあるキャラクターの純愛系(もとい救済小説)を書きたい。
ヴェルインさんか、シャルデンさん、どうか彼を抱きしめてあげて下さい。
後さ、こういうのにね・・現実の事件あるでしょう?
バ○キーと言い、コ○クリと言い・・犯人はどうして、そういった事が出来るのでしょうか?
あれって、本当に人間が出来た事では無いですよね。
まぁ、その事については、長くなるので雑談とかで気が向いたら書こうと思っています。

夜魅 2014年07月06日 (日) 06時24分(2977)
タイトル:幽囚乃愛玩獣

※正直、エロいのなら特にこだわりは無いんですが、アッシュ×フェニックスにハマっていまして、前はフェニックス×ケルビムだったんだけど、若干逆になりつつあります。
あと、私の中のアッシュが夢の中に出てきて、フェニックスかケルビムを襲っています。
最近はフ○ラ描写とイキ顔が好きです。あと首輪付けて無理矢理引っ張ったり。

その眼に・・

その眼差しに、私は惹かれた。

月の様に妖しく輝き、太陽の様に強い生命力と威光を放つ金色の眼。

見ているだけで全身を焦がされるような強い輝きを持った美しい眼は今、私を睨みつける事も、恐れる事も無く、伏せられたままだった。

「ふぅ・・ぅぐ、んん・・っ・・」
「もっと舌を使って下さい・・そう、そうです。」
「ン・・っ・・んぅぅ・・!」

だが、アイラインが引かれた目を固く閉じ、眉を苦悶に歪ませるその瞼もアッシュはそそられた。
不慣れな奉仕を強いられる恥辱に零れた涙をより一層引き立てた。

「全く・・何処までも煽ってくれますねぇ・・っ!」

捕縛は意外にも首輪一つで事足りた。
それは恐らく、道具の扱いに長けているアッシュが何かしらの道具を使った事と同僚のレズビアンである毒を扱っているアーネストから何に使うかの内容は伏せておいて薬を使った事だろう。
フェニックスは体力も気力を底を尽いているのに対し、その長い責めと躾からも屈する事は無かった。
未だ、己の力でアッシュを倒す事に執着している。
そして、その後・・煉獄の炎で鬱憤を晴らす様に皮膚を、肉を、骨を長く時間をかけ、相手の苦痛に悶える悲鳴を聞きながら、この世からいなかった事にする様に消し炭にするつもりだろう。

「愚か、ですねぇ・・。」
「ンンぅ・・!ぐ・・っ、うぅ・・!?」

そのまま口内に何度目か分からない**をし、彼の表情が歪むのを楽しんでいた。

「あぐ・・っ・・ヴッ・・」

しかし、フェニックスがいきなり頭を引いたので、その後頭部を鷲掴み、再び根元まで咥えさせた。

「何をしているんですか?」
「ん・・っ・・ン・・ぐぅッ!」
「飲みなさい。」

丁寧に言ったが、命令口調で柔らかさや優しさなどは全く含まれていない。
それを飲み込むのを強要するアッシュの行動に明らかな嫌悪を見出すが、アッシュには関係の無い事だった。
どう抵抗したとしても、こちらが頭を抑え込めば甘受せざるを得ない状況だったからだ。

「ぐぅ・・っん、んン・・!」

ゴクッ・・と小さく飲み下した音がようやく耳に届き、口元が釣りあがるのと同時に掴んでいた頭を解放した。
貪欲ではしたなく蜜を垂らす穴を上を下をも蹂躙して、一滴も残さずに自らの精をその身全てで味合わせる。

「・・堪りませんねぇ・・フフフッ・・!」
「ッハァ・・!はぁ・・ハァ・・。」

口内から引き抜いて、決して冷たくは無い外気にそれを晒した時、どれだけフェニックスのその舌に触れていた部分が熱いかを知った。

いつまで経っても興奮の冷めない自分にも驚いたが、凌辱を基盤とした征服がまさかこれほどの快楽を招くとは思わなかった。
そうやって、目を伏せ、静かに笑いながらも口元を抑えるその姿勢は今度は何をしようか、と考えるのが楽しくて仕方が無いその表情からは優位に立つ者の喜びが窺えた。

「さて、どうですか・・?感想は。」
「っは・・今すぐにでも胃の中から全部その液体を掻き出してやりたいくらいに最悪な気分だ・・。」

いつまでも、悪声に雑言を抜かすつもりなのか・・愛しくも憎たらしい学習しない態度だ。

「なら、楽にしてあげましょう・・!」
「ッ!?」

得意を活かした目にも留まらぬ早さで鍛えられた腹筋が酷く凹むほどに膝に力を入れて、蹴りを入れた。

「ぅ、ごぁッ!?・・ヴッ、ァああっ・・っ!」

体力もろくに残っていない上に完全に油断していたところで強い蹴りを入れられたせいか、嘔吐時特有の噎せ返る様な聞き苦しい声を上げ、胃の中身がビチャビチャと床に排出された。

「げ、ぇ・・かは・・っ・・」

その液体の大半を占める白濁の液が全て自分が与えたものだと思うと、アッシュは歓喜と興奮に身震いした。

「少しは気分が良くなりましたか?」
「う・・っぐ・・。」
「まだ顔色が悪いんですねぇ・・困りましたよ・・っ!!」

あれだけの量を吐き出したが、フェニックスは腹を抑え、苦しげに息を詰まらせていた。
今度は膝を付き、前かがみに伏す腹を再び蹴り上げた。

「があぁっ!ハァ・・ぁ・・はぁ・・!」

胃液か、唾液かが判断しづらい透明の雫が少量飛び散り、小さい音だが、ヒュウ・・とようやく透き通る呼吸が聞こえた。

「続きです。」
「う・・っ・・・」

ピンと張り詰めた糸の様にピシャリと冷酷に告げ、息を荒げ、脱力したフェニックスを強引に押し倒し、されるがままの体をベッドへと沈めた。
両脚を開き、一日中犯していた穴に指を這わせれば必要以上に潤っていたので、衰えの無い自身を迷わずに後**に埋め込んだ。

「ぁ・・ぅ・・ハァ、あ・・っ!」
「望まれない行為なんでしょう?それなのに教え込んだらこんなに甘い声を出すなんて・・そっちの素質があるんじゃないですか?はしたない獣ですねぇ・・。」
「ぁあ!ぁ・・ぁぐ・・っやめ・・ッんぁ、あッぁあ!!」

焦らす事無く内壁を激しく擦り上げれば、背を仰け反らせて快楽に打ち震え、無意識に引き締まる結合部がまたも**を膨張させ、その違和感にフェニックスは瞳を涙で塗らす。

「んァ・・あ、あッはぁん・・!・・ぁ、アッシュ・・ッ!」
「フェニックス・・」

・・知らないでしょう?

貴方を見た時から、私が貴方を頭の中で何度か犯したのか?

ベッドで仰向けにされた貴方がこちらを見上げてくる。
私は深く息を吐くと、腰を揺らして、その律動に合わせて、貴方は揺れる。
貴方の整った顔は、時に苦しげに歪んで、時に物欲しそうな表情になる。

状況は違いますが、組み伏せられて屈辱に染まる貴方の顔は夢想と違わず『綺麗』ですよ。

この淫らな声に陶酔し、翻弄され続ける私の苦しみは貴方には理解出来ないでしょうね・・。

憎いなら、私を殺してみなさい。
ただ、畏怖するのであれば、逃げてみなさい。

アッシュは自分の下で悶えるフェニックスに付けていた首輪の鎖を強い力で引っ張る。
自分の元へ引き寄せる様に。
まるで自分の所有物だと思い込ませる様に。
アッシュは今までの丁寧な口調から一変した低い声でフェニックスの耳元で静かながらもよく響く声でこう告げた。

「『鎖』に捕らわれた『獣』に何が出来る?」
「ん・・ぁあ・・っはあ・・んッあ、ああっ!!」

首筋に、胸に、腹に、脚に。
腰を打ちつけ、愛撫を与える度に温度を上げ、捩る濃艶な極上の肉体。
醜く爛れて、腐り堕ちたのは理性。
だが、どうと言う事は無い。
私は私らしく、全てを食い散らせば良いだけの事。

共に暴虐の果てまで堕ちていこう。

「愛してますよ・・殺したいぐらいにね。」

〜後書き〜

今まで書いた中でも屈指の長さだと思っています。
途中で切っておけば良かったと思っています。
後ね・・アッシュのこのフェニックスに対する性的な情欲と言うか、狂愛と言うか・・それを考えるのが凄い楽しかったです。
台詞もね・・安っぽいドSとかと違って、以下にもサディストって感じの冷酷に告げる感じが凄く私好みで攻め役ではダントツで彼が一番好きです。
ただ、このカップリングは純愛では実らないとも思っています。
とりあえず、アッシュが凄い書いてて楽しかった、と言うのが私の感想です。

夜魅 2014年07月20日 (日) 03時51分(2984)
タイトル:たかが遊び、されど遊び

※バイザーがモブ複数に強○されているのと、かなり直接的な表現と暴力&無理矢理な強要をしています。
毎度毎度、この作品ではワンパターンですが、鬼畜なので注意。
でも、最初こそ否定の言葉を吐いて、最後にはスイッチ入って快楽に溺れるのも好きです。

あ、序盤から普通に襲われています。

無理矢理に開かれた足の付け根からは二本の男**
うち一本は勿論、下に組み敷かれている青年バイザー。
程よく伸びた黒髪を邪魔だと考え、後ろで縛っており、切れ長の赤い目が特徴的な所謂、イケメンとも言うべき容姿の青年だが、凶魔族こと悪魔の中ではそこそこ知れ渡っている殺し屋であり、中々の実力者の筈だ。
そんな彼の服装は所々破けている箇所があり、そこから覗く肌には暴行を受けたと思われる傷跡があった。
それだけではなく、複数の屈強な男達が彼を取り囲んでおり、うち一人が彼に覆い被さり、しきりに腰を振っていた。
秘部は裂け、血が滲むところから、恐らく激しい動作によって溢れた液体と拒絶を表す様なバイザーの血で彩られた**の姿。

「は、ァヴッ・・痛ェ、痛ぇんだよ・・このクソ野郎・・!」
「あ?うっせぇな、さっきからよ。開くのは足だけにしろ。」
「ハイハイ、少し静かにしてましょーねー。淫らな殺し屋のバイザーさんよ。」

腕を拘束していた男が黙らせると言うのには少し強い力でバイザーの両手首を捻り、呻き声を上げさせる。
痛みで腕が力無く落ちるのを確認すると男はバイザーを後ろから抱きかかえ、腕の下に腕を通し、固くしこりを強調した薄紅色の頂をこねくりだし、バイザーは上半身の思わぬ刺激に身を捩る。

「お?こいつココんトコ弄られて感じてんじゃねーの?」
「続けてみろよ?案外、アソコも勃つかもしれないぜ?」
「や、やめろ・・あ、ぅあ・・触るな!ン・・んぁ・・」

吐き出される侮辱とは裏腹に胸の先端を愛撫される。
考えてみれば、一応これは『性交』だ。
今の今まで、痛みと屈辱しか感じなかった身体に突然の快感は麻薬の様な陶酔を与える。
相変わらず、秘部は痛いが、耳元で囁かれる侮蔑に反論出来ない程に冷静なバイザーの頭は動揺していた。
今の状況では、何も抵抗が出来ない自分に悔しさで唇を噛む。

「ハハッ!おいおい随分な格好だな!たってるぜココ。」
「そりゃこの俺の素晴らしいテクニックのおかげ。」
「へーへー、胸なら見境無しか。」

会話に集中しているせいか、下半身の男根の動作が若干緩くなる。
叩き付けられる様な激痛が退いていくのに、彼は安堵した。
しかし、痛みで霧散していた別の感覚が体を這い上がって来るのを感じ、混乱に拍車をかける。
どうも、後ろの男はバイザーが反応するポイントを抑えたらしい。
胸だけでは飽き足らず、臍の周りを撫でてみたり、脇腹を擽る様になぞったり、と好き放題に遊んでいる。
触れる度に帰ってくる彼の様々な反応が楽しいのかもしれない。
肛門や体内の異物感は常に彼を不快にさせたが、一度味わった快感を求める様に神経が後ろから伸びる手に集中しています。
痛みと快楽が混濁し始めた時、バイザーに雄を突き立てて揺さぶっていた男の嘲る声が耳に飛び込んだ。
コイツ、本当に**しやがった、と。

「んぁ・・え・・嘘だろ・・!?」
「嘘じゃねーよ、よく見てみろ。てめぇの股から生えてるコレは何だよ?まさかマジでおっ勃てるとはなぁ!」
「・・・・・・・・」

耳障りな声がガンガンと響いてくる。
うるさくて、何も聞こえない。
これは現実じゃない、嘘だ、と咄嗟に手で目を覆うとするが、先程捻られた手首から現実を主張されてしまった。
そもそも、破壊神になる資格を持ち、自分達が最も優れている、と言う思考を持ち合わせた誇り高い種族である凶魔族こと悪魔が無様に組み敷かれ、身体を良い様にされると言う屈辱に耐えられるものだろうか?
血の気が荒い単細胞なら、憤死するのが関の山だ。
だが、バイザーは違った。
後先考えない戦闘狂や死人の魂を喰らう事しか考えていない者や血気盛んな者もいる中で、バイザーは常に冷静だった。
それは常に上には上がいる、と言う事を心の内に止めていたからである。
実力主義者な反面、弱肉強食、強ければ恐れる事は無いが、弱ければ自分も死ぬ。
無謀な戦いに挑み、殉死していった同族を見て育ってきた彼にとって激情に走る事は『死』を意味する禁忌だった。
だから、わざわざ男相手に股を割り、凌辱される凄惨な仕打ちにも堪えてきたのである。

・・それがどうだ?

堪えきるどころか、与えられる快楽に身体は悦び、挙句の果てに発情の印を相手に晒してしまった。
羞恥で死ねるとはこの事・・実際にバイザーは死ぬ気でいた。
勃ち上がったソレはつまり、相手に屈服した、と同義である。
彼のプライドはたった今、完全に断ち切られ、同時に生への執着も残酷に奪い去ってしまった。
失意と屈辱のまま死ぬ事をやや悔やんだが、それよりも早く死んでしまいたい。
思考停止を求めて、上下の歯で舌を挟んだ。

・・予定よりも長くなったので、一度区切ります。
こういう暴行要素強めの強○も好きですが、最終的にバイザーは結構乱れちゃってますね。
初めの強気な感じとは一変して、堕ちてひたすらエロい感じになります。
前のヴァイエルとかフェニックスとかは快楽に呑まれそうになるのを、否定してましたが、バイザーはちょっと違った感じになります。

夜魅 2014年08月02日 (土) 02時10分(3008)
タイトル:たかが遊び、されど遊び2

※続きですが、今回は鬼畜&ハードな凌辱と言うよりも快楽漬けなエロとSMを重視に置いています。

「おっと、何しようとしてんだてめぇはよっ!!」
「おいコイツ、舌噛み切ろうとしてたぞ!!」

顎に鈍痛と酷い圧迫感。
命を断絶する寸のところで拾われてしまった様だ。
よくは見えないが、前の男に顎を掴まれたらしく、体の構造から、軽く力を込めただけで口が開く。
男は顎を掴んだ右手をそのままに側にあった布をバイザーの口に押し込んだ。
繊維が咽の奥まで入り込み、思わずえずく。

「ンヴっ!?ンン・・ッ!」
「コイツ、吐き出したりしねーかな。」
「出来る訳ねーだろ。舌まで鍛えてあるんなら別だけどよ。」

再び律動が開始される。
長らくバイザーの体内で熱を貪っていた雄は固く広大しており、熱への解放が近い事を示唆していた。
男の様子からそれを察したバイザーは逃げようと後退りするが、結果的に自分を後ろから抱きかかえる男とその愛撫に身体を押し付けられる形になり、慌てて動きを止めた。
グチュグチュ、と淫猥な音を立てて、出し入れを繰り返す男の**は突然、最奥で種子を吐き出した。
急に男の動きが止まった事に違和感を感じたが、残らず**する為の細かい痙攣と腹を満たす粘着質の熱に信じられない、と目を見開く。

「おいおい、出すぞーとか言ってやれよ。」
「アッハハッ!コイツ震えてやがるぜ!!」

何の感慨も無く引かれた男**はてらてらと濡れていて、あぁ、ローション使ってたな、と回らない頭で考える。
下らない且つどうでも良いこの思考はバイザーの無意識の保身であった。
ついに中に出された事をこれ以上意識下に置くものか、と必死で現実から目を逸らそうとしているのである。
反応を示さない事が不満だったのか、腹の辺りを撫でていた男が凹ませる様に強い力で押してきた。
反射的に腹筋に力が入り、すぐに笑い声が降ってくる。

「うぐ・・っ・・!」
「あー、**したな。こっちからは見えないけど。」
「こっちは見えるぜ。ハハッ、酷ぇ事になってるな。やらしい汁が溢れて泡立ってる。」
「そろそろ俺やって良い?」

秘部から伝う白濁の液体が憎らしい。
抱えていた手が離れて、重力のまま落ちる。
男は側に寝そべるとバイザーを指差し、乗せろ、と指示を出した。

「騎乗位か?」
「そうそう、こっちに背中向けるようにな。」

足を引きずる様に運ばれるバイザーに抵抗する様子は無い。
体に全く力が入っていないせいか、運ぶのが非常に困難そうだ。
しばらく経ち、やっとの事で男を跨がせる事に成功したが、腰を降ろせば再び内側が埋まる恐怖にバイザーは抵抗した。
寝そべっている男はバイザーが横に倒れ込む前に両手で彼の手首を掴み、固定した。
必然的にバイザーの上半身が大きく反る形になる。
手を真下に強く引けば、体も真下に付いてくる。
一回目の交わりで体力も気力も尽きたのか、思いの外簡単に腰を落とさせる事が出来た。
そそり立つ雄がバイザーを串刺しにした。

「ン・・ッ!んう、っう!!」
「良い感じだな。ちょいキツめなのがたまんねー、動きづらいけど。」

先程とは違う下から突き上げてくる衝撃にくぐもった声を上げる。
痛くは無い別の感覚が秘部をビリビリとさせる。

「お?コイツまた勃ってるぜ?何処も触ってねーのに。」
「マジかよ。嫌がってるフリして実は気持ち良いじゃねーかよ、淫乱だな。」
「ヴッ・・んっ、んヴっ!!」

首を何度も横に振る。
否定する意思を見せていないと得体の知れない何かに呑み込まれそうだった。
バイザーが今、**している一番の要員としては、反った体に突き上げる事で内壁を隔てた前立腺に強く当たるからである。
快楽と言うよりは、半強制的に**を促していると言った方が正確だ。
しかし、勃ち上がった、と言う事はその分快感を拾い上げてしまう事に他ならず、バイザーは着々と己の欲を膨らませていた。

「このまま、バックだけでイケんじゃねぇの?」
「おいおい、んな事したら穴が緩くなんだろ?やめてくれよ。」

誰が達するものか。
この迫り来る妙な感覚も思い過ごしだ。
頭で何度も違う、と反復する。
では、勝手に喉から出て、くぐもっていながらも甘い嬌声を出すこの声は誰のものなのだろうか?

「そんなお前に朗報。」
「針金?何に使うんだよ?」
「穴キツいままでコイツに壊れるほど快感を与えられる道具。・・初めは痛いが、そんなのほんの一瞬だ。一気に越えちまえばもう乱れまくるぜ・・?」

自慢げにくるくると回す針金の先は小さく丸い何かがはまっていた。
恐らく、扱う際に指などを傷付けない様にする配慮であろう。
男はバイザーの横にかがみ込むと左手で**を緩く掴む。
それだけで体がビクッ、と跳ねる。
そして、その先端・・尿道に差し入れた。

「ヴッ!?ン、ぐう・・うぅ!!っ!」
「おー、叫ぶねぇー。窒息するな。布取ってやるか。」
「ッああぁっ!!いた、あぁ・・ッ抜けぇ!!」

液体が通る道に固体を無理矢理に進入させたら、どうなるのか・・。
尿道を拡張し、押し進んでいく針金に遮二無二暴れて、抵抗する。
動けばその分痛みは増すと言うのに、身体中を這い回る激痛に頭が働いてくれない。

「痛いっ!!ぎぃ・・・・っ!離せっ嫌だぁ!!!」
「すげー締まるけど、痛がってるじゃん。まぁ、これはこれで良いけど。」
「待て待て、今に分かる。」

何が分かると言うのだろうか。
苦痛に彩られた表情は涙に濡れて、恐怖と絶望を覗かせる。
このまま針金が進んでいったのであれば、俺は痛みで死ぬだろうな。
何て、滑稽で無様な死に方だ。

だが、ある一点をくぷ、と通り抜けた。

「っああぁあぁああ!?は、んぁあ!!あっく、いっイクッ!いあ、ああっ!」
「え?どうしたんだコイツ。っつか、凄ぇ締め付けられる!」
「前立腺弄ってやってんの。奥まで行ったから急に来たんだな。イケないのに可哀想だなー。」

せせら笑い、指先で針金をいじる仕草は子供の悪戯を彷彿とさせる。
何せ、指で弾くだけで悲鳴を上げるのだ。
まるで、沸騰する様な快感に視界が眩んでくる。
**感でいっぱいなのに、唯一の通り道を針金が塞いでいるのだ。
かぶりを振って、彼は叫んだ。

「抜いてくれ・・!ふぁ・・嫌だこれッあっああっ、出せないぃ・・・抜けぇ!」
「俺がイッたら出させてやる。我慢してろ。」
「だそうだ。頑張って耐えてろ。にしても最初の頃とは違ってエロい顔になったな。」

半開きで涙目だが、情欲を纏った瞳と溢れ出る唾液が顎を伝い、落ちる。
開かれた口からはハァハァ、と荒い息が漏れて非常に官能的だった。
見るからにまともな思考は不可能そうだが、目の前の快楽、強いて言えば先にある熱の解放の為にバイザーの体は動き始めた。

「うおっ!コイツ腰振ってやがるぜ?」
「すっかり乱れちまったな。絞られんなよ?」
「ふあ・・っ!は、はやく・・はやくぅ!んあっ、そこ・・っきもちイイッ・・!」

恍惚の表情で快感に酔い、浸る様に腰を動かすバイザーにもう最初の面影などは無い。

「結構、限界だし、な!もう終わりにしてやるよ・・!」

男はバイザーの腰を掴み、強く突き上げた。
ひたすら与えられる熱に喘ぐ獣に成り下がった彼には、打ち付けられる男根は餌の様なものである。

「出すぞ・・っ!」

男の合図で針金が引き抜かれた。
その瞬間、抑圧されていた熱が解放され、怒涛の快楽の波が押し寄せる。

「ひぃっ・・・ああァ!でてるぅ!しゅご・・っひ!イッちゃ・・はぁうぅッん!!」
「っふー・・。」

中で全て出し切り、余韻に浸るバイザーを横にゆっくり倒してから**をひき抜く。
脱力しきった身体。
先程まで、犯していたところからはとくとくと精が流れ出ていた。

「なぁ、コイツ飼おうぜ?」
「お、珍しい。気に入ったのか?」
「お前もだろうがよ。終始ニヤついてたじゃねぇか。」

話題が自分だとは露も知らず、まどろみを泳ぐ彼の目にはプライドなど微塵も存在していなかった。
ただただ、吐き出される欲望の熱を受け入れる人形。
伸ばした手は空を切った。
何を求めたのかは分からないが、伸ばした手はすぐに力無く落ちて、彼は意識を闇の中へと沈めた。

夜魅 2014年08月03日 (日) 23時10分(3015)
タイトル:見ルモ無惨デ醜悪デ

※ケルビム凌辱でゲイのサディストであるアッシュが絡んでいますが、前のフェニックスの話と異なり、道具責めの様なものなので性交の様な絡みはありませんが、針で刺す様な表現がある為、拷問っぽい感じです。

『見ルモ無惨デ醜悪デ』

・・まさか、こういう奴に自分が標的にされるなんて、思ってもみなかった。

敵を倒したり、殺したりする事はいくらでも方法があって、俺も格上の相手には少々、卑怯な手を使ったりする事だってあるが、何もこんな事までして、俺を嬲る必要性は無かった筈だ。

ただ、一つ言える事は・・そいつは生まれつきそういうのが、好きだった、と言う俺には到底、理解の仕様が無い最悪の性癖の持ち主だって事だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うっ・・何処だここは・・ッ?!」

チャリ、と鎖の様な音が聞こえたのか、意識が戻り、目を開けるとケルビムは両手を一纏めに拘束され、床から数cmほど浮いた状態で吊るされていた。
手首に全体重が掛かっている為か、拘束具が食い込んでいる。
しかし、幸か不幸か、原因不明の身体の痺れのせいで痛みは不思議と感じる事は無かった。
そして、それは同時にこの拘束具が破壊出来ない事も示している。
なるべく、動かせる範囲で首を動かし、周囲の様子を窺っているところだった。

「お早いお目覚めですねぇ・・。」

先程と同じで聞き覚えのある様な何処か、ねっとりとした声が聞こえ、彼はその声がする方向を見た。
自分の記憶が正しければ、この声の奴に自分は後ろから口を塞がれ、抵抗する間も無く、奴の手に隠されていた薬品を嗅がされ、今の状態になっている、と言う推測をした。
その推測ならば多分、今、自分の身体が痺れているのも納得がいく。
暗闇の中から現れた声の主の姿を見て、ケルビムは疑問が浮かぶ。
その声の主の特徴は水色に近い銀色の肩までつく長さの髪に紫色の横長の目で服装は白を基調としていて、ロングコートを着ており、腰にはフェッシングの際に使われる細身で刀身の長い刺突用の剣であるレイピアが鞘に収まっている。
中性的な容姿で一瞬、女かと思ったが、背が自分と同じで180cm以上はある為、その可能性はすぐに消えた。
ただ、ケルビムが疑問に思ったのはそれでもなく、この中性的な容姿でしかも、割と美形な男とはまるで面識が無かったが、男は自分を知っているとでも言う様な表情でこちらを見ており、その顔からは穏やかだが、どこかいやらしさを感じる笑みが浮かべられていた。

「やっぱり、呼吸器系からの吸収だと、効きはそんなところですか・・。」
「何の話だ?」

ケルビムを繁々と眺めながら、銀色の髪の男は呟いた。

「貴方に使った毒の話ですよ。」
「・・俺を拉致する時に使ったヤツだな・・。」

このような状況になっても、ケルビムは冷静で中々に落ち着いているが、内心では自分の迂闊さを呪っていた。
自分達、神獣族の肉体は毒が効き辛い。
それは竜神族と同様、広く知れ渡っている事で今までの敵も毒を使ってくる事など無かった。
毒が効き辛い事を知らない無知な敵がその毒の耐性の高さに驚愕した事もあるぐらいに・・。
まぁ、それは今までで二回しか無かったが、今回ばかりは違った。

(大概の毒に耐性があるからって、油断してたぜ・・クソが・・!)
「貴方達、神獣族が毒に耐性がある事は知っています。貴方に使った毒は従来の毒とは大分、成分が違うんです。だから、効いたんですよ。」

ケルビムの心を読んだかの様に淡々と丁寧に答えたが、この男の発言にケルビムは引っかかった。

(貴方達・・?)

そう疑問に思ったが、男はこちらの様子を気にする事も無く、続けた。

「でも、こんな状況になっているのに・・呆れるくらいに冷静ですね。ケルビムさん?」
「俺の事を知ってんのか?」
「当然ですよ。私の仲間、と言うか、上司は貴方達に多大な恨みがあるんですよ・・そして、私自身もね。最もそれは貴方に対してでは無いですけど・・。」

こちらに歩み寄り、ケルビムの顎を掴み、顔を持ち上げる。
ケルビムの氷を思わせる様な水色の冷たい瞳が彼を捉えていた。

(この程度の毒なら、まだチャンスはあるな・・。)

屈辱に耐えながら、敵を蔑むかの様な目で睨みつけると、彼はケルビムのその視線を平然と受け止め、楽しげに目を細める。

・・続きますが、ケルビムのキャラクターが以前よりクールになっているのは気のせいです。
あと、まだ先になるけど、この後の展開はエロは勿論ですが、グロも若干入るので注意して下さい。
それと恒例の触手もあるので、この話はかなり拷問的な要素が含まれます。

夜魅 2014年10月05日 (日) 01時03分(3046)
タイトル:見ルモ無惨デ醜悪デ2

※これでも実は結構、省略した方なのですが、もしかしたらメインとなるエロ展開の方が短いかもしれません。
あと、確実にヴァイエルやフェニックスの話より長い。絶対長い。
この後、エロを含めたグロ展開注意です。

いくら、拘束してるからと言って、敵に背を向け、無防備に何かを用意している姿を目の当たりにしたケルビムは、その隙に難とか拘束具を破壊しようと試みる。
だが、拘束具が外れる事は無く、ただ悪戯にガチャガチャと音を立てるだけであった。

「あぁ、言い忘れていましたが毒は遅効性。効き目が薄まるのを期待しても無駄ですよ。無理矢理に動こうとすれば、毒は益々全身に広がるでしょうねぇ・・。」

その者はケルビムに振り向く事無く、準備を続けていた。
ケルビムは舌打ちをして、溜め息を吐き、体の力を抜いて、男に言葉を投げかけた。

「てめぇはさっき、こう言ってたな。俺自身に恨みは無いが、てめぇの言う貴方達ってのに恨みがあると。しかも、それはてめぇだけじゃなく、てめぇの上司にも俺達は恨まれてるみたいだが?」

先程、貴方達、と言う言葉に疑問を感じたケルビムは相手の事を探ろうとする。

「単刀直入に聞くぜ。てめぇは何者だ?」
「フェニックスの仲間である貴方にてめぇ呼ばわりされるのは、何とも腹立たしいですねぇ・・。」

男は振り向き、ケルビムはニヤッ、と挑発的な笑みを浮かべた。

「名乗らないてめぇが悪い。こっちだって、こんな風にされてんのが腹立たしい事態だ。」
「では、初めまして。私の名はアッシュ・クリムゾン。貴方の上司であるフェニックスとはかつての友人だった、とでも言っておきましょうか。」
「そのフェニックスの元友人が、俺に何の用がある?」

アッシュは、ケルビムに背を向けると作業を再開しながらこう言った。

「準備に時間が掛かりますから、しばらく会話を楽しみましょうか。」

そして、まるで独り言の様に淡々と話し始めた。

「質問に答えましょう。貴方に用は無いです。強いて言うなら、貴方は人質に過ぎません。しかし、自分でも驚きますよ・・こうも簡単に望みが叶うなんて・・やはり、ヴァイエル様に従っていた私の判断は正しかった・・。」
「ヴァイエルだと?」
「やはり、ご存じでしたか。まぁ、当然ですよね。ヴァイエル様はあの御二方に従う器があるんですから・・。そして、ヴァイエル様はあの御二方を奪った貴方を憎んでいる・・そして、もう一人の真紅もね。いずれ、殺してやる、とヴァイエル様が言っていましたよ。」
「ヴァイエルの野郎が俺に恨みを持ってるのは前から知っている。それで何で俺を拘束する必要がある?あの野郎の復讐の手伝いか?お前の目的は俺じゃない、と言っていたが、だったら、最初からフェニックスを連れてくりゃ良い話だろ。そんな事、俺が許さねぇけど。」
「フェニックスの仲間なら、別に貴方じゃなくても良かったんですよ。あと、先程も言った様に私はフェニックスだけに用があるんですよ。この惑星を調査しに来た貴方が戻らなければ、異変に気付いた彼が貴方を助けに来るでしょうしね。彼さえここに来れば、貴方は用済みです。」
「それはどうだろうな?フェニックスも忙しいんでね。」

そうは言ってみても、フェニックスや他の仲間が自分を助けに来ないなんて事はありえない、と分かっていた。
しかし、自分の油断で捕らえられ、フェニックスを誘き出す為の人質と言われ、その上、助けられるなど、プライドが許さなかった。
何とか自力で脱出しようと、無理矢理にでも拘束具を破壊しようと決意した時、何時の間にかアッシュが目の前に立っていた。

「さて、準備も済みましたし、始めましょうか・・。」
「拷問か?無駄な事を・・と言うか、人質を使わなきゃお前はフェニックスを殺せないとなると、お前の戦闘力は大した事は無さそうだな。いちいち回りくどい追跡をするくらいだし、このやり方も卑怯と言えるしな。」
「ついでに言うと、万全状態の貴方にも勝てるか微妙ですが、弱い奴には弱い奴なりのやり方があるんです。例えば、貴方の尊敬するフェニックスが貴方を殺しに掛かってきたとしましょう。しかも、全力で。貴方は勝てますか?まず、無理でしょうね。でも、探せばあります。それは彼を観察する事・・とにかく彼の関わる事を徹底的に調べ上げる事だ。そうして調べていく事で隙や弱みを見出していくんです。私は目的の為なら手段を選ばない性質(タチ)なんですよ。卑怯?回りくどい?いいえ、計画性があるんですよ。貴方だって戦争や戦いを経験した身なら分かるでしょう?どんな手を使っても、目の前の敵を倒す筈だ。でも、今はそれが出来ません。本当に残念でしたねぇ・・フフフッ・・!」

自分の挑発を含んだ罵倒を即座に返し、更に戦法に対する事を並べられ、ケルビムは反論が出来なかった。
一対一のルールが定められた試合ならまだしも、戦争に『卑怯』などと言う言葉は通じない。
丁度、今、自分の目の前にいる相手を殺す為なら、どんな手を使ってでも・・と思っていたケルビムにとってこの言い分はきつかった。

「まぁ、拷問と言うより・・『実験』と言った方が近いですね。回りくどいと言うよりは時間を最大限に持て余した『趣味』と言えるかと。」
「実験だと?」
「えぇ、貴方はどれくらい持つでしょうかねぇ・・?まぁ、そんな簡単に壊れられてもこっちも困りますので、なるべく優しくはしますけど・・。」

ニヤリ、と不敵に笑うアッシュを見て、本能的に彼は恐怖を覚えた。

(正気の目じゃない・・!)

本来、美形である者が微笑んだのであれば、ときめく、とまではいかなくても気分は良い筈だ。
しかし、三日月の様に弧を描いた口、何処か焦点の定まっていない瞳からは熱狂と歓喜が入り混じった喜びが見受けられる。
自分を見るその表情が、その視線が、耐えられない生理的な嫌悪感を生み出した。
すると、突然、首にチクッとするような痛みを感じた。

「ッ・・何を、した・・?!」

見ると、注射器が首筋に突き刺さっていた。
蒼い液体を注入され、彼は目を見開いた。

「今のは、私が開発したナノマシンです。」
「ヴッ・・ぁ・・!」

首から頭に向かって、血管の中で得体の知れない何かが蠢いているような感覚に吐き気を覚える。

「フェニックスが来るまでに、たくさんのデータが取れそうですね。あぁ、楽しみだ。」

アッシュは新しい玩具を手に入れたかのように、期待と愉悦に満ちた目でケルビムを眺めていた。

夜魅 2014年10月05日 (日) 03時55分(3047)
タイトル:見ルモ無惨デ醜悪デ3

※これは今まで書いた作品の中でも一番長いだろうなぁ・・と思っています。
でも、旧Verだとスバルが言った通りで化け物染みた容姿の奴に媚薬を『口移し』されて、舌を入れられてるんだよね。

でも、アッシュがケルビムにディープなキスをしたら、それはそれで萌えるけど、ケルビムは絶対拒否するのは言うまでもない。

アッシュにより、得体の知れないナノマシンを打ち込まれた彼の身体は鉛のように重く感じ、身動きすら出来なかった。
脳に痛覚など無いのだが、脳を締め付けられる様な痛みに吐き気が増すばかりであった。

「そろそろ、脳に行き渡りましたね。」

ケルビムの顔をアッシュが覗き込む。
この絶望的な状況にも関わらず、ケルビムのその瞳は敵意を剥き出しにして、アッシュの姿を映し込んでいた。

「良い眼だ。」

アッシュは愉悦の表情で彼の瞳を見つめ返した。

・・何者にも屈する事の無い、この澄んだ瞳を私自身が曇らせたら、どれほどの快楽を得られるだろう・・?

やはり、穢す対象は美しい者に限る。

そう、私は生まれつきそういうのが、『好き』なんだ。

もしかしたら、私が快楽を得た代償に彼は壊れてしまうかもしれないが、そんな事はどうでも良い。

「このナノマシンは脳に作用して、感覚機能を狂わせる事が出来ます。」
「ッ・・何、だと・・?」
「つまり、今の貴方の感覚は私が支配しています。痛みに耐性のある神獣族や竜神族もその気になれば、一瞬で悲鳴も上げずにショック死させる事も可能です。」

口上だけなら、秘書のように淡々と上司に結果を報告をする冷静な表情だった。
しかし、口は弧を描き、その手には長い針のような金属が握られていた。
鋭利な先端は鈍い光を放っている。

「まずは、百倍で。」
「うぐっ?!」

針は拘束されている手首の直ぐ上を貫通した。
ケルビムの身体にありえないほどの衝撃が走り、全体重が掛かっている場所に刺さった針は傷口を徐々に広げていった。
通常であれば、そのぐらいの痛みは気に留めるほどでは無かった。
だが、今はアッシュに感覚を支配されている為、手首に何百もの針を突き刺されているような、或いは傷口を抉り、神経を引きずり出されているような感覚に襲われていた。

「あぁ、やっぱり・・このくらいでは悲鳴を上げませんね。流石です。」

微笑みながら、他人事のように褒めているアッシュを睨み付ける。
しかし、それはアッシュの加虐心に火をつけるだけだった。

「では、次はココに。」
「っ!?」

そう言いながら、アッシュはケルビムの脚を掴んで、お構いなしに開かせると彼のブーツを取り払い、その爪先に針を当てた。

「二百倍で。」

そう言い放ち、一気に根本まで突き刺した。

「がっ・・ぁあああああっ!!・・はッ、ぅぁ・・!」

神経の集中している足の痛みは、手首の痛みの比ではなく、ケルビムはそれに耐え切れずに悲鳴を上げた。
それでも、彼の瞳は反撃のチャンスを窺っているかのように、強い光を放っていた。
その姿を目にしたアッシュは大して表情も変えずに凄いですね、と一言だけ言うと同じ様に反対の足にも針を突き刺した。

「ヴッ、はっ・・うぁっ・・!」

ケルビムは体を震わせながら、唇を噛みしめ、痛みに耐える。

「本当は悲鳴を上げたいくらい痛いんでしょう?でも、貴方のその強情な性格では何度やっても結果は変わらないでしょうし・・。」

アッシュはつまらなさそうに、刺さった針を動かし始めるとケルビムは僅かながらに苦痛の声を漏らすが、悲鳴を上げないと察したのか、針から手を離した。

「じゃあ、次は・・。」

ケルビムの耳元で囁くように言い、彼の顔を持ち上げる。
その動作に一瞬、ケルビムがビクッ、と震え、苦痛に歪んだ表情を眺めながら、舌なめずりをした。

「苦痛を快楽へ・・。」

夜魅 2014年10月06日 (月) 22時56分(3049)
タイトル:見ルモ無惨デ醜悪デ4

※よ、ようやくだ・・ようやくエロを書けるんだ・・痛々しいエロだけど書ける。
それにしても、アッシュはゲイ設定な訳ですが、ケルビムの痴態を見て、自分が身体に触れたい、と思わないのかが書いてて疑問に思った。

書いていて、萌え、或いは悶えまくったところはやっぱり、一方的なディープな媚薬の口移しですね・・そこのシーンのケルビムは嫌がっているけど、抵抗が出来ずにただ、耐えるしかない・・って言う表情が最大に滾っています。

「うあっ・・ぁあ・・くぅ・・ッ!」

噛み締めた唇から零れる嬌声は、ケルビムの心をジワジワと引き裂いていく。
自分が発したとは思えないほどの甘さを秘めた声に、耳を塞ぎたい気分だった。

ビシッ!

新たな衝撃にケルビムは身を捩った。
アッシュが長めの鞭でケルビムの体を打っていた。

「ヴあッ・・ア・・ああっ!!」

服は鞭による衝撃で打たれた部分が引き裂かれ、白い肌が露出するが、そこからは傷が吐き、血が流れる。
既にケルビムの体には、何十本かの針が突き刺さっていた。
身体に回った毒のせいなのか、その針による小さな傷からは絶えず血が流れていた。
その白い肌を、血が染め上げていく。
針に伝った血は、赤い雫となって滴り落ちると、床に血溜まりを作っていた。

「傍から見れば、痛々しい事この上ない光景でしょうが、今の貴方はそれに快楽を見出してるんですよねぇ・・どうですか?」
「ッ誰の、せいでっ・・こんな・・!」

嘲笑うアッシュに罵声を浴びせたくとも、ナノマシンのせいでケルビムの意識は朦朧とし、自分の荒い呼吸音がやけに耳障りだった。

「まだ、媚薬を使ってないんですが、感じやすいんですね。」

口元を軽く押さえ、クスクスと笑いながら、ケルビムの鎖骨を指でなぞり、そのまま下へ・・。

「立ってますよ?ココ。」

薄紅色の頂は、固くしこりを主張していた。
すると、敏感になっているそこにアッシュが強めに爪を立てた。

「ひゃぁああっ!!」

やや甲高い女のような嬌声が出て、ケルビムが背を仰け反らせて、電流が走ったかのような快感に打ち震える。
アッシュが視線を移すと、ケルビムの雄身からは蜜が溢れていた。

「先っぽからこんなに涎垂らしてますよ?そういう事には関心が無さそうに見えましたが、見かけによりませんね。それとも、フェニックスの趣味ですか?」
「っ!・・フェニックスに・・こんな・・悪、趣味はねぇよ・・!」

アッシュの嘲りの言葉にケルビムは、見下すかのような笑みを浮かべた。

「ほう・・まだそんな事が言えるんですね・・。」

そう言うと、アッシュは再び、針を一本手にした。
そして、ニヤァ、と歪んだ笑みを浮かべながら、彼の胸に針を近づける。

「何を・・!」

恐怖に歪む顔を眺めながら、赤くなったそこを摘み上げ、一気に突き刺す。

「ぁっああアアッ・・・っ!!」

一際高い嬌声を上げ、ケルビムは達した。
その痴態を見たアッシュが更に言葉で嬲り続ける。

「フフッ・・ソコだけでイケるんですか?アッハハハッ!!!」
「う・・ッぁ・・嘘、だろ・・!?」

屈辱に震えながら、信じられない、と言うようなケルビムに更なる屈辱を与える言葉を口にする。

「これ流したら、どうなるんですかねぇ・・?」

アッシュの手には見せつけられるかのように金属クリップが握られていた。

「っ!?」
「今からどうなるか、なんて事は分かるでしょうね。電気って・・金属に向かいますから、何回イッてしまうんでしょうか?」

アッシュはケルビムの**に刺さっている針を指で弾いた。
それだけの刺激でも、ケルビムの体は快感に呑まれていく。

「コレにも、刺してみますか・・。」

今までのものよりも細い針がケルビム自身をなぞる。

「やめてくれっ・・もう、嫌だ・・ッ!」

顔を引き攣らせ、抵抗するが、目先の欲望に狂ったかのようにギラギラと目を光らせる。
その様子では、アッシュはそんな拒絶の言葉など聞き入れる筈も無かった。

「あぁ、そうだ。すぐにイかないようにココに刺しましょう。」
「いあッ・・ひ・・っ・・やめ、て・・っ!」

蜜が溢れている小さな口に、針が入っていく。
その痛みが激しいほどに、彼の脳は苦痛を快楽へと変換していく。

「ぁっあ・・!」

想像だにしなかった出来事にケルビムはパニック状態に陥っていた。
いや、それだけではない。
これから襲ってくるであろう恐怖と後にくる快楽で自分はどうなってしまうのか?
そんな彼を気にする事も無く、手と足に刺さっている針の先を電極クリップで挟んだ。

「怖がらなくても大丈夫ですよ・・何にも考えないで、これからくる快楽に貴方は身を委ねていれば良いんです・・。」
「ッ!?・・ふぅ・・ぅんんっ・・!」

今、自分の身体が熱くなっていくのは何故だろう?と疑問に思ったが、それはすぐに解けた。
アッシュが自分の唇に口付け、舌を絡ませ、口内に侵入していくのが分かった。
クチュ、と淫猥な水音を立てながら、甘い液体らしきものが喉を通っていくのを感じる。
アッシュが口移しで何かを飲ませたのだろう。

「は、ぁ・・はぁ・・ハァ・・!」

同性相手の自分に何故、ここまで出来るのかが理解に苦しんだが、それを考えている暇など無かった。
身体が今まで以上に火照っているせいか、熱い。
しかも、針のせいでその熱も解放出来ない。

「この位で壊れませんよね?」

興奮気味にハァ、と息を吐きながら、スイッチのボタンを押した。

「ぎぃ・・あぁあ・・ひっ・・やだっ、いっ・・ぁっああああああああっ!!!!!」

電流は体内へと駆け巡り、金属へと流れ続ける。
全身を襲う強烈な痛みは、快感となって、ケルビムの体を苛んだ。
今まで、経験した事の無い快感にケルビムは何度も達したが、針により、その熱を開放する事は出来ない。
そのもどかしい感覚が更に快感を高め、ケルビムは『痛み』に翻弄される。
戦いによる敗北感ならまだしも、ただひたすら一方的に嬲られ、理不尽な辱めによる屈辱感にもう耐えられなかった。

「んうっ・・ン・・ひっ・・ぁああっ!」

・・もう、俺のプライドはズタズタだ・・どうにでもしてくれ・・。

理不尽な仕打ちに感情を押し殺していたが、ついに限界を突破した。
ケルビムの青い瞳から、涙が次々と溢れ、頬を伝う。
もう、この行き場の無い感情を止める事など出来る筈も無く、ただ、彼は咽び泣いていた。

夜魅 2014年10月07日 (火) 01時28分(3050)
タイトル:全テ乃愚者ニ奉仕ト裁キヲ

※新境地開拓のエログロを含んだヴェルインとヴァイエルの過去の話ですが、ヴァイエルの弟であるオリヴィアが登場してるのと、弟君も何かちょっと病んでるっぽいです。
ヴァイエルがモブ(化け物染みた容姿)に襲われているシーンがありますが、最終的にはヴァイエルの手によって、恐ろしく残酷に殺されます。

閲覧は自己責任で。

『全テ乃愚者ニ奉仕ト裁キヲ』

・・目を背けたくなるほどに常軌を逸しているのに、そこに佇む彼は艶然と咲き誇る薔薇の様に美しかった。

愛ではなく、残酷に切り裂く様な痛みを・・

歪に悶え狂う程の、貴方の冷たい無情を私は忘れたりしない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

兄であるヴァイエルが組織を開けて、五日程経った頃に、通信機やモニターを操作している部下の様子を見ているヴェルインの背後に黒髪の青年がいた事に部下が気付き、部下がヴェルインにその事を教え、ヴェルインが振り向いた。

「あぁ、オリヴィアか・・何の用だ?」
「ヴェルイン様、単刀直入に聞きます。貴方と兄さんは一体、私に何を隠しているのですか?」

先程まで、背後に近づき、まるで射殺す様な目付きと真剣な表情で聞いてきた側近の弟の質問にヴェルインは一瞬、何を言われたのか理解が出来なかった。

「私は知っているのですよ。お二人で『何か』をしている事。兄さんは今、『それ』をしに行っているのでしょう?」

兄がこの組織を形成し、全能神であるヴェルインと破壊神であるシュテールに仕え始めた時から、『それ』に気付いていた。
何も伏せられたままなのは、言及する際にきっと都合の悪い事までを白杖しなければならない事と自分が弱いからだと思っていた。
だが、身体が成長し、身長も兄とほぼ差が無くなり、力も強くなったのにも関わらず、兄に半ば、脅迫に近い形で壁に追い詰めて叩きつけ、問いただしても兄は一切、口を開こうとはしなかった。
それはオリヴィアに孤独感を味合わせ、このままでは唯一の肉親である兄に自分は置き去りにされるのではないか?と言う不安すら植え付けていた。
何故なら、その『何か』は危険を伴うものだとは容易に想像出来たからだ。
この一般的に見れば、異常な目的から創造された組織と二人から感じる濃厚な血の匂いから、感じたのであった。
子供の頃は戦闘力も身体も兄と比べ、弱いものだった。
しかし、もう自分は子供ではない。
兄に守られているだけではなく、役に立ちたい。
そう決意したオリヴィアは、兄がその『何か』をする為に組織を開けたこの時を狙っていた。
兄が仕える主であるヴェルインの核心を衝く為に。

(隠し通すのは無理があるか・・。)

ヴェルインは大きな溜め息を一つ吐いた。
そして、自分を睨み付ける様に見つめるオリヴィアをふと見て、ヴァイエルの面影を見出していた。

・・そういえば、見れば見るほどあいつとこいつはかなり似ているな。

相違点と言えば、髪の長さで兄の方は膝裏まで届きそうな長髪に対し、弟の方は肩に付くか、付かないかぐらいの長さだ。

何より、そんな容姿の違いなどを気にならなくさせるくらいの自分に対する目付きだ。

兄の方は絶対に睨み付けてくるような目をしないが、弟の方は違う。

自分の事をあまり快くは思っていないであろう側近の弟は、何かを決意している様な、誤魔化しは効かない、と言っている様な目をしていた。
本当なら、兄を大切に思っているオリヴィアには出来れば知らせたくなかった、と思いながらもヴェルインは自嘲気味に唇を歪めた。

「さて、何から話せば良いのか・・。」

そう独り言を呟きながら、ここでは迷惑になる、と考え、通信機やモニターを操作していた部下の部屋からオリヴィアと共に出た。

・・続きますが、オリヴィアがヴェルインの事をあまり快く思っていないのは劇中で兄がヴェルインと怪しいと睨んだ為であり、あまり関わっていないシュテールに対しては睨み付ける様な事はしてませんし、シュテールにそんな事をしたら、側近の弟とは言え、無傷では済まない、と理解しているのとオリヴィアはシュテールに思い入れがあるので(兄と怪しくないから。)
まぁ、シュテールの方もヴァイエルとそういう関係と言えば、そういう関係なんだけど気付かないのが、無自覚にヴェルインの方に目が向いていると言うか何と言うかで・・兄弟揃ってヴェルインを好いてますね(兄がデレデレで弟ツンデレか?)
ちなみにシュテールは兄キャラですが、ヴェルインは弟キャラです。
一応ですが、弟も両性であり、夜魅の弟キャラ(兄キャラは大体受け)にしては珍しく受け気味です。
・・多分、オリヴィアがシュテールに思い入れがあるのは、夜魅の弟キャラは兄キャラに対し、同年代でも懐く傾向があるからでしょうね(スバル君のようにだが、スバルは攻め。)

夜魅 2014年11月30日 (日) 03時59分(3075)
タイトル:全テ乃愚者ニ奉仕ト裁キヲ2

※ヴェルインは悪役に向いていない程、優しいのはきっと本人の繊細な心と辛い過去を経験してきたからであり、経験してきた事は本人の人格に強い影響を与えているからです。
さて、書いててエロ展開が無いから、あまり面白く無いところである。

ただ、ヴェルインが少し、オリヴィアを脅し過ぎたかな?

「オリヴィア。」

ヴェルインの部屋へと招かれたオリヴィアは色々なものが目に入り、周囲を見渡していたが、ガチャリ、と扉の鍵を閉めながら、招いた本人であるヴェルインはオリヴィアを呼び止め、こう続けた。

「お前はまず、何から知りたい?」

振り返って、オリヴィアの元へ歩み寄ったヴェルインは、まるで好奇心旺盛な幼い子供の相手をしているかのように穏やかな声色と口調だった。
子供扱いされている事に眉を顰めながら、全能神と従者である自分の兄の関係の秘密に迫った。

「二人は、一体何をしているのですか?」
「殺しだ。」

それはある程度、想定内の範囲の答えだったが、続け様に尋ねた。

「何故?」

何故、そんな事をする必要があるのですか?と何故以外の言葉を省略して、彼に尋ねるとその答えが返ってきた。

「俺を裏切った『奴等』への報復と・・。」

そこで言葉を区切るヴェルイン。
裏切った『奴等』の言葉も気にはなったが、オリヴィアは続きを促した。

「と?」

ヴェルインは横目でオリヴィアの疑問に思う表情を見ながら、ゆっくりと息を吐き、怒りを抑えているかのように拳を握り締めた。

「・・お前の兄、ヴァイエルに『餌』を与える為だ。主にこちらがメインだがな・・。」
「えっ・・?」

二つ目の思いもよらなかった理由が出てきた事にオリヴィアは困惑する。
兄に『餌』を与える為とは、一体・・?

「それは、どういう事ですか・・?」
「当然の反応だな。まぁ、それは後で話す。一つ質問するが、お前達ドラゴン一族のディクティター家が統べていた世界ことドラゴン族の住処である世界が突如、原因不明の大地震により崩壊した時、お前達兄弟のみが助かった理由を知っているか?」

『餌』の意味を聞こうとしたオリヴィアの言葉を遮り、ヴェルインが問いかけてきた。

「え?」
「あの時、ドラゴン達に全員帰還命令が出ていただろ?」
「それは・・私は怪我を負って他の惑星で治療していて・・。」
「ヴァイエルは?」
「遠征中に通信機器が壊れて帰還命令を知らなかったって、兄さんが・・違うのですか?」
「・・・・・。」

何も答えずに、ヴェルインはオリヴィアの顔を見つめ、目を逸らさずにいた。

「裏切った『奴等』と言い、『餌』と言い・・一体何なんですか!?今更、誤魔化そうなんて考えないで下さいね・・全て・・話して頂きますから・・!」

唯一の肉親である兄に一体、何が起こったのか?とオリヴィアの不安は一気に深まる。
彼は得体の知れない不安からなのか、それとも自分を落ち着かせる為なのかは不明だが、思わずヴェルインの手を強く握り締めた。

「そうだな・・全て、話そう。」
「ヴェルイン様・・!」

ヴェルインはオリヴィアを落ち着かせるようにして、頭を撫でた。
ハッ、として顔を上げると、ヴェルインは優しく微笑んでいたが、目が合い、思わず目を逸らしてしまった。

「・・どうした?顔が赤いが・・?この部屋が少し暑かったのか?」
「な、何でもありません!!!////」

オリヴィアの様子に?と首を傾げるヴェルインだったが、すぐさま真剣な表情へと戻り、オリヴィアにこう突きつけた。

「ただ、お前が真実を知り、その事実に耐えられないのであれば・・あいつが帰ってくる前に此処から去れ。そして、ヴァイエルには二度と会うな。」
「?!」

ギュッ、と強く手を握り返され、自分を見据える強い眼差しが示すように今の言葉が冗談などではなく、本気だと言う事が嫌と言う程に伝わった。

「今から、俺が話す事は嘘偽りの無い真実だ。だからこそ、俺が言った事を約束出来なければ、話せないし、話すつもりも無い。そして、俺が言った事を他の誰にも話すな。良いか?これは命令だ。お前が半端な覚悟で俺の話を聞くのであれば・・その首を貰い受ける。」

そう言った途端にヴェルインは右手から、剣を出し、その白刃をオリヴィアの首筋に当てた。

「・・えぇ、当然です。兄さんの身に起こった事・・他の奴等が知らなくて良い事。いえ、知る権利なんて無い。約束します。貴方が兄さんを想う限り、僕は貴方を裏切る事は無い。兄さんの幸せは僕のものでもあるんですから・・。」

オリヴィアは力強く頷いた。
その表情は唯一の肉親である兄を強く想い、慕う弟のものだった。

「俺が見込んだ通りの答えだ・・では、話すとしよう。」

ヴェルインは刀を下すのを見て、オリヴィアを唾を飲み込んだ。
だが、恐れる事など無い。

・・僕が何を知っても、どんな事実を突きつけられても、僕が兄さんを嫌いになる事なんて、無いのだから。

夜魅 2014年12月24日 (水) 00時27分(3088)
タイトル:全テ乃愚者ニ奉仕ト裁キヲ3

※始めは前のヴァイエル凌辱みたいに、また似たような拉致、監禁、拘束、暴力を脳内で展開していて、ニヤついてたけど、マンネリ化するので、それはやめた。
でも、このヴァイエルの話を書き終わったら、真紅かクライドの話を書こうと思ってます。

最後の方、エロシーン注意です。

最初にヴェルインが語ったのは、ドラゴン族が暮らしていた世界の崩壊の真実だった。
原因不明の大地震ではなく、『ある者』によって、破壊されたのだと・・。

「そいつを倒す為にですか?」
「ヴァイエルには、そう言い聞かせているが・・実際はそうそう下手に手出しは出来ない。それに俺は表面上は全能神界を統べる神・・上手くやり口を合わせなければ、こちらの計画も全て、全能神界中で晒される・・。あのスカした野郎のやり口は俺だって、非常に気に食わない。表面上は平和を謳っていながら、アイツのやる事は・・『外道』に他ならない。まぁ、だからと言って、やられっぱなしは俺の信条に反するんでね・・だから、依頼を受けるのは、奴の仲間を殺す、と言う依頼のみだ。」

悪党は怨みを買いやすいから、仕事に事欠かない、と言うヴェルインの表情はさながら全能神であり、天使とは思えない程に悪魔のような天使の笑顔、と形容出来るような残忍な笑みを浮かべていた。
その残酷な表情にゾクリ、と背筋が凍てつく。

「だが、全てはあいつの為だ。」
「兄さんの・・為・・?」

兄の為に殺しをやる。
それは、オリヴィアには、まだ話の本筋が理解出来ていない証拠だった。

「オリヴィア。俺は強い相手と戦う事は好きだ。それが楽しいと思う事だってある。だが、俺は精神異常者でも無ければ、殺人鬼でも無い。」

ヴェルインの戦いに関する事は兄から聞いていた。
強さへの執着は傍から見たら、異常にも見えなくもないが、それはシュテールも同じで戦いに喜びを感じている。
そう、この二人は戦う事に喜びを感じているだけだ。
決して、命を奪い、意味も無い殺人に喜びを感じている訳でも無い。
それは分かっていた。
だが、何故、今それを口にするのか、ヴェルインの意図が読めなかった。

「だが、ヴァイエルは・・。」

ヴェルインは言葉が続かなかった。まだ、オリヴィアに真実を告げる事に抵抗があるのか、それを言葉にするのが辛いのか、ヴェルインは一点を見つめたままだった。
オリヴィアはそんな彼の様子を見るのは、初めてで、得体の知れない不安に呑み込まれてしまいそうになる。

「ヴェルイン様・・?」

オリヴィアの不安を感じ取ったヴェルインは、痛みに耐えるかのように顔を歪ませながら漸く口を開いた。

「・・ヴァイエルは・・あいつは、壊れている・・いや、壊された。」
「一体・・どういう・・?」
「見た方が早い。」

通信機の端末を操作すると、目の前に豪華な部屋の映像が広がる。

「ッ・・兄さん!?」

・・何なんだ・・コレは一体・・!?

その大画面に映る映像にオリヴィアは言葉を失った。

『あっ・・ぁ・・ぅあ・・やぁっ・・。』
『おい!もっと、良い声で啼けるだろぉ?』
『はぁッ・・んンッ・・ぁああー・・ッ!』

映像に映っていたのは、犬のように首輪で繋がれ、犯されている兄の姿だった。

「今回のターゲットだ。」

ヴェルインの声が酷く遠くに聞こえた。
まるで蟇蛙のように体中に疣のある醜悪な大柄な異星人の男が、背後から覆い被さり、ヴァイエルを凌辱していた。
そして、蟇蛙のような男はしきりに腰を振っていた。
これは暴行なんて、生易しいものじゃない。
ヴァイエルの手は後ろに拘束されている為、肩で身体を支え、尻だけを高く上げている姿勢を取らされていた。
無惨にも引き裂かれた服が申し訳程度に身体に纏わりつき、その布切れと化した服から覗く白い肌には、痛々しい切り傷や擦り傷が無惨に散らばり、血が滲んでいた。
不意に蟇蛙がヴァイエルの長い髪を乱暴に引っ張る。
無理矢理、上体を起こされ、結合が深くなり、ヴァイエルの身体がピクピクと痙攣していた。
ハァハァ・・と息を荒げながら醜悪な顔を近づけ、ヴァイエルの頬に長い下を這わせる。

『お前は今までのドールの中で、一番具合が良いぞ!』

ドール・・それは性奴を意味する名称。
蟇蛙から発せられた兄を侮辱する言葉に、オリヴィアの身体はカッ、と熱を帯びる。

『あぁっ!御主人様ぁ・・もっと・・奥ぅ・・もっと、酷くしてぇ!』

だが、兄の口から零れたのは、続きを強請る甘過ぎる嬌声。
酷く扱われ、苦しそうに歪む表情に反し、ヴァイエルの目は恍惚としていた。
その言葉に頭が真っ白になり、オリヴィアはその光景から目を離せないでいた。

・・続きますが、何て言うんだろう?
あれだけ、脅迫に近い形で約束させたのは良いけど、アレな映像を見せるのには特に躊躇はしないんだな、と書いてて思った。
御主人様呼びはヴェルインやシュテールに対しても言わないからなぁ・・いや、命令されれば言うでしょうけど・・ねぇ・・そんな呼び方させたら、二人の趣味?と思われるだろうし。
ネタバレですが、この後・・ヴァイエルがドSに変貌します。
ドSに変貌して、どうなるかはまだ言いませんが・・グロ注意です。
にしても、ヴァイエルは酷い結末を迎える話にしろ、そうでないのにしろ、酷い犯され方が似合ってるなぁ・・次点でフェニックスです・・あー、でも最近はグレイナルとの合意の上の情事が頭に浮かんでるんだよなぁ・・でも、アッシュと絡ませた方が良いな。

夜魅 2014年12月24日 (水) 04時06分(3089)
タイトル:全テ乃愚者ニ奉仕ト裁キヲ4

※昨日のリベンジとして、書いていますが、ヴェルインが語っている過去はまだ書いていない本編とは矛盾する可能性がありますので、ご注意下さい。

ケルビムの話より長いなんて、予想してなかったよ・・終わるのは7ぐらいか?

「お前達が暮らしていた世界が消滅する一年前の事だ。」

動揺を隠せずに目を見開いたまま、驚いているオリヴィアをそのままにヴェルインが静かに語り出した。

「突如、とある星に行方不明だった二匹のドラゴン族が現れた。その二匹は目に映る様々な生物を衝動的に殺していった。その星に居合わせた同胞である筈のドラゴン族もな・・。少数民族のドラゴン族は仲間意識が高い。だからこそ、同胞を殺すなど、お前の中での常識では考えづらいだろう。だが、最終的に二匹は死の星と化した惑星で殺し合いを始め、相打ちで死んだらしい。」
「らしい?」
「目撃者が生き残ったドラゴン数匹のみで恐怖で錯乱している状態での証言だったからだ。そいつ等の状態と語られた内容があまりにも異常だった為、何者かがドラゴン族を利用して、人体実験をしているのではないか、と言う噂が立つ程だった。」

それはあまりにも異常な内容・・たった二匹のドラゴン族は、自分達よりも強い筈の同胞を嬲り殺した、と言うのだ。
攻撃を受けても倒れる事など無く、腕が潰れようが、足が折れようが、身体の再生機能が壊死しようが、その歩みは決して止まる事は無かった、と言う。

まるで痛みなど、感じていないかの様に・・。

そして、全てを肉塊とした後、示し合わせた様に残った二人が殺し合う。
互いに致命傷になる傷を負っているのにも関わらず、戦いは凄惨を極めた。
笑みを浮かべながら、互いの身体を破壊し合うなど、異常以外の何物でも無い。

「当時、この事をシュテールに話したが・・あいつは即座に噂だ、と切り捨てた。確かに若いドラゴン族が数匹ほど行方不明になっていたが、それは戦場で戦死したものだと思っていたからな。」

錯乱していた状態の者の証言など、信憑性が低すぎた。
そして、何よりもその時の惨状を実証する物的証拠が何一つとして見つからなかった。

「俺やシュテールにとっては些細な噂でも、若い戦士からすれば不安要素の一つになる。俺とシュテールは戦士達の士気が下がる事を心配して、噂の真偽を確かめに行った。事実であるのなら、その実験を行っている場所を潰さなければならない。その場所を見つけようと探し回った。そして・・その噂は本当だった・・。」

ヴェルインは唇を噛み締める。
その目には後悔の念が見え隠れしているのが、見て取れた。

「ようやく見つけたその実験場で、ヴァイエルがいた・・多数の犠牲者と共にな。」
「兄さんが・・ですか・・?」

もっと・・もっと早く、見つけていれば・・血を吐く様にして呟かれた言葉は、酷く掠れていた。

「・・っ兄さんは!?兄さんはその時、何をされていたんですか!?」

必死で自分に兄が何をされていたのか?と問いかけるオリヴィアにヴェルインは一度、天を仰ぐ様にして呼吸を整え、オリヴィアを正面から見据える。

「実験の内容について答えよう。ドラゴン、竜神、神獣を始めとした多数の種族を敵地で砕け散る為の兵器にする為だ。」
「なっ!?」
「それだけじゃない・・強靭な肉体と化け物染みた再生能力が奴等の目に留まったんだろう。勿論、その他の種族も奴等の実験に使われたが、代表的だったのはこの三種だ。シュテールの仲間である一部の悪魔や俺の仲間である一部の天使は奴隷として、過酷な労働を強いられた・・所謂、捨て駒だ。意思も感情も無く、目の前の敵を屠る存在。」

それはとてつもなく、おぞましい悪夢を見ているかのような実験だった。
その洗脳方法は、今でも腸が煮え滾るような激しい怒りを覚える程だった。
ヴェルインは片目を拳で覆った。

「・・ヴァイエルの洗脳は既に最終段階に入っていて、自我が壊れかけていた・・。」

ヴェルインの口から苦しげに放たれた言葉に、オリヴィアの脳は拒否反応を示していた。

・・自我が壊れかけている・・?

あの優しい兄が?

母親のように自分を愛し、守ってくれていた兄が?

脳に入ってきた情報に対応出来ないオリヴィアは、まるで電池の切れた玩具のようにその場に呆然と立ち尽くしているのだった。

『あああっ・・!』

その耳に兄の悲鳴染みた嬌声が響き、八ッ、として顔を上げ、映像を見ると愛しい兄は蟇蛙に鞭で打たれていた。

『フッハハッ!なぁ、痛いのも好きなんだろぉ?』
『んッくぅ・・っはぁぅ、御主人様ぁ・・!もっと、痛くしてぇっ!!』

見た事の無い兄の淫らな姿・・鞭で打たれ、恍惚とした表情で、紫色の妖しげな瞳はまるで愛しい者を見るかのように蟇蛙を見つめていた。

「嘘だッ!!!」

その瞳を見た瞬間、全ての事柄を否定するかのような勢いで叫ぶ。
だが、同時に・・オリヴィアの身体を突き抜けたのは、怒りだった。
怒りで自分の目の前が赤く、燃え上がる様な錯覚を覚える様な怒りだ。
激しい怒りで、身体が震えている。

まずは明確な、殺意によって。

よくも・・よくも僕の家族を・・ただ一人の肉親である兄さんを・・!

今すぐにでも、兄を好き勝手に弄ぶ蟇蛙を感情のままに八つ裂きにしたい衝動に駆られた。

『あぁ・・ん・・ご主人様ぁ・・。』

甘える様な声色。
強請るように身体をくねらせる兄の姿に、オリヴィアの身体が疼いた。
その事に気付いたオリヴィアは、湧き上がる怒りが何に対してなのか?
それが、分からなくなってくる。
兄を凌辱する蟇蛙に殺意を覚えるのは当然の事だ。
しかし、その蟇蛙を愛しそうに快感に蕩けた目で身を任せる兄にも、怒りと形容出来る感情が湧き上がっているのも確かであった。

(何故ですか・・何故、そんな目でそいつを見るんだ!?その目は、それは家族にしか・・僕だけにしか見せなかった筈!!)

胸を掻き毟りたくなるような、獣の様な咆哮を上げたくなるような衝動・・。
初めての感覚に、オリヴィアは冷静ではいられなかった。
だが、その時・・大きな疑問に気付いた。
何故、殺す筈の相手に抱かれているのか?何故、兵器として洗脳された兄がこんな事をする必要があるのか?相手を油断させる為?

いや、そんな事は兵器には必要無い。

・・では、何故?

それに、餌とは何の事だ?

謎が謎を呼ぶように一つ疑問が出てくれば、次々とまた新たな疑問が湧いて出てきて、オリヴィアは混乱し始めていた。

夜魅 2014年12月30日 (火) 01時41分(3094)
タイトル:全テ乃愚者ニ奉仕ト裁キヲ5

※一つだけ言っておこう・・ヤンデレと言う者は対象以外には、基本的に冷酷である事を覚えておきなさい。
蟇蛙みたいなモブの男よ、お前はもう死んでいる。

エロ&グロ注意です・・ヴァイエル怖いけど、美青年なので、とにかくそういう描写に気を付けましたね。

「自我を崩壊させる為に使われた方法は・・。」

ヴェルインの声に視線を移せば、彼の目付きも鋭くなっており、怒りを抑えている事が見て取れた。

「死んだ方がマシと思える程の苦痛と、気が触れるような快楽を同時に与えると言う方法だ。」

あの時、施設に残された記録映像を調べれば、苦痛と快楽による拷問でヴァイエルが徐々に壊れていく様子が分かった。
その拷問中に命を落とす者も少なくはなかった。
だが、彼は生き延びた。
そして、自我の全てを壊されなかったのは、強くそれを思い続けていたからだ。
自らの主と、肉親である弟に会いたい、と言う思い・・ただ、それだけだった。
その映像の中でヴァイエルは、何度も何度も一つの言葉を泣き叫びながら、掠れた声で口にした。

助けて、と。

ヴェルインはあの時ほど、自分の無力さを痛感した事は無かった。
自分が見た記録映像の内容、つまりはヴァイエルに対して行われた調教をそのままオリヴィアに伝えた。

「苦痛も快楽としか感じなくなる頃、それを糧にして戦いで感じる快感を、命を奪う事で感じるように調教される。そうして出来た『殺人兵器』は、ただただ命を奪う事だけしか考えられなくなる。更に苦痛も快感だから、防御も一切しない。防御に使うエネルギーも全て、攻撃に回す。痛みは生命の危険に対する信号だ。それを感じない奴等は、戦い続けている間に必ず致命傷を負う。それでも、そのまま物理的に動けなくなるまで戦う。暴走しても、命を必ず落とすんだ・・奴等は何一つ被害は無いと言う寸法・・全く、胸糞悪くなる・・。」

自分達の戦いを他人に任せると言う考えは理解し難いが、弱い者には弱い者なりの戦い方があると言う事は理解出来た。
だからと言って、この実験は決して許せるものでは無いが・・。

「洗脳は最終段階と言っていましたね・・では、僕の知っている兄さんは・・。」

オリヴィアの震える声を聞き、何が言いたいのかを察したヴェルインは優しく答える。

「案ずるな。ヴァイエルは、間違い無く、お前の兄であるヴァイエルだ。」

自我が無く、命令された事だけをしていたのかと、あの優しい兄は全て、偽りだったのかと不安になっていたオリヴィアは、ヴェルインの答えに安堵の表情を見せる。

「だが、その僅かに残った自我が、あいつを苦しめている。無理矢理に覚え込まされた感覚はドラッグみたいに身体を蝕んでいた。禁断症状が出始めると、目に映る全ての者を殺すまで、意識は飛んでしまっている。最悪な事にその場に自分しかいなかった場合、自傷行為で治まれば良いが・・自分の命すら奪うだろうな・・。」
「そんな・・自分を殺すなんて・・。」
「あいつは自分を責めていた。自分は只の殺人鬼になってしまった・・とな。その自責の念はあいつの僅かに残った自我を奪おうとする。そうなれば、もう『こちら側』へは戻って来れない・・だから、俺は殺す理由を・・『餌』を与えた。」
「ヴェルイン様・・。」

長かったが、全てが分かった。
それが兄にとって良い事なのかは分からないが、ヴェルインは己を理解し、肯定する者を失いたくなど無かった。

『今度はその可愛い口で咥えて貰おうか?』
『はい、御主人様・・。』

鞭で打つのに飽きたのか、蟇蛙は口での奉仕をヴァイエルに命じていた。
ヴァイエルは素直にその醜悪な**を咥える。

『ン・・ふ、ヴン・・ッ!』

手は拘束されたままなので、口だけでその熱を愛撫する。
硬くなり、質量の増したソレに舌を絡ませ、括れた部分を唇で擦る。
ドロリ、と溢れる粘着質な体液を零さずにヴァイエルはその先端を強く吸い上げた。
その巧みな口淫に満足した蟇蛙は、褒めるようにヴァイエルの頭を撫でていた。

薄汚い手で触るな、このクソ野郎。

もう良い、自分が見るべきものは見た・・と目がそれを告げ、画面を殴りそうになったオリヴィアを見て、ヴェルインが通信機の電源を入れた。
すると、ヴァイエルが付けているイヤリングが点滅を始めた。
どうやら、あのイヤリングが受信機らしい。
ヴェルインは通信機のマイクに口を近づけると・・。

「ヴァイエル。」

まるで恋人の名を呼ぶかのように、耳元で囁くような低く、甘い声でヴァイエルの名を呼ぶ。
ヴェルインの声に引き戻されたかのようにヴァイエルの恍惚としていた目が、一瞬にして目の前の者を殺すと言う殺意を秘めた目に変わる。
だが、愚かな事に・・蟇蛙はそれに気づかない。
ヴァイエルの頭を抑え込み、自身を喉奥へと突き立てていた。
ヴァイエルは抵抗もせず、乱暴なその行為を受け止めていた。

「ヴァイエル、御遊びは終わりだ・・やれ。」

不敵に笑みを浮かべながらのヴェルインの命令に、ヴァイエルは息を呑む程に妖艶で残酷な笑みを浮かべた。

『ああ・・良いぞ・・全部飲むんだ・・。』

蟇蛙はラストスパートをかける様に激しく腰を使う。

『うおっ・・イク・・。』

ビクビクと下腹部が痙攣し、喉の奥に熱いものが叩きつけられた瞬間の事だった。

ガリッ・・ミチッ・・!

突如、身体の一部が、詳しく言ってしまえば、男の象徴と言えるものが、繋がっていた部分に永久の別れを告げるような生々しい音がした。

『ッ!?ぎゃああああああアアアアッ・・・!』

耳障りな悲鳴を上げ、蟇蛙が床でのたうち回っていた。
股間を抑えながら、痛みに悶える姿は滑稽で、いっそ哀れに見えた。
ヴァイエルはゆっくりと立ち上がる。
蟇蛙を汚物を見るかのように一瞥するその目には、情の一欠片も見えなかった。

『マズッ・・。』

血濡れの口から吐き出したのは、絶頂を迎えた瞬間に噛み千切った醜悪な**の成れの果てだった。
ヴァイエルがほんの僅かな力を加えただけで拘束具は砕けて落ちた。
血の付いた唇の周りを舌でペロリ、と舐め、ヴァイエルは冷笑する。

『ばっ馬鹿な・・それを破壊出来るなんて・・。』

まるで化け物を見るかのように蟇蛙は怯えていた。
ヴァイエルはその表情が可笑しいのか、クスクス、と小馬鹿にするように笑う。
笑いながら、首輪も引き千切る。
これで彼を拘束する者は無くなった。
そして、手袋を咥え、口で外すと、ドラゴンを思わせるような鱗が腕に張り付いてるのを見て、蟇蛙は叫ぶ。

『ばっ馬鹿な!?ド、ドラゴン族は・・。』
『皆殺しにした筈?』

恐怖に息を詰まらせ、声が出ない蟇蛙の代わりにヴァイエルが続けた。
小首を傾げて、窺う様子は従順なドールと同じ仕草だったが、男は背筋が冷たくなるのを感じた。
目が、自分を冷たく見据える目が、自分の未来を告げていた。
尻を付いたまま、後退る。

『だっ誰か!?コイツを殺してくれ!』
『無駄ですよ・・この屋敷にいる貴方の部下とセキュリティシステムは全て、破壊させて頂きましたから・・。』

ヴァイエルは微笑みながら、男に近づく。
男はガタガタ、と震え出し、命乞いをし始めた。

『たっ助けてくれ!なぁ、頼む!あああの事は・・あ、あんな事はしたくなかったんだ!俺は反対したんだ!ドラゴン族を滅ぼす事を!?』
『それはそれは・・。』
『ああそうだ。それにこのまま俺のところにいれば、あの方に殺されないで済む!なっ頼む!俺は良い主人だったろ?お前を愛しいと思ってるんだ!お前だって楽しんでいただろ?あんなに愛し合ったじゃないか!だっだから・・。』

愛し合った・・だと?
男の見苦しい命乞いにオリヴィアとヴェルインは顔を顰める。

『まぁ、確かに私も楽しめましたし・・少し乱暴にされた時もありましたが、貴方はドールの所有者としては、良い主人だったと思いますよ。』

ヴァイエルは邪気の無い笑顔で答えると、その様子に僅かな希望を見出し、男は必死に言葉を繋いだ。

『そうだろ!お前を大事にするから、必ずあの方から護るから、だっだから・・。』
『ですが・・。』

言葉を遮り、発せられた言葉は男を絶望の闇へと突き落とした。

『私の御主人様は、貴方ではない・・。いえ、この呼び方はもうやめにしましょう・・私が仕えるのは、あの御二方だけ・・。』

優しく言い聞かせるような声で、耳元に囁くように告げると、その瞬間、ゾッ、とする程に美しく、綺麗な笑みを浮かべた。
それは酷く淫靡な恍惚に満ちた表情・・まるで、甘い蜜の味を感じているかのように。

夜魅 2014年12月30日 (火) 04時32分(3095)
タイトル:全テ乃愚者ニ奉仕ト裁キヲ6

※新年にならない内にラストを投稿したいと思います。
7辺りで終わると思っていたけれど、6で終わって良かったです。
信じ難い事にこれが今年最後の締めです。

実はこのヴァイエルの殺し方は、『甘い鞭』を参考にしたものであり、刃物で相手を滅多刺しにするシーンが私は何気に気に入ってます←え、大丈夫?←NO!グロい!怖い!
血を身体中に浴びて、笑う姿・・アレは良い←いや、精神科行けって。
兄に依存してないまともな良識ある弟キャラがケルビムの弟のケイロン君しかいない・・。

兄がどのような状況であれ、自らを凌辱した男を殺す事は理解出来る。
今のこの状況を見れば、一目瞭然だ。

「兄さん・・。」

そうオリヴィアが呟くと同時に、ヴァイエルがこちらに向かって笑いかけた。
隠しカメラ越しに目が合ってしまい、オリヴィアは戸惑う。
しかし・・それは、オリヴィアに向けてのものではない。

ヴァイエルは、自分の弟が見ている事など知りもしないのだから・・。

その笑顔は自らの主であるヴェルインに向けたもの。
何時も見る優しい笑顔なのに、何処か強請るような、肉体的な欲望を秘めた情欲染みたものを感じさせた。
ふとヴェルインに視線を移すと、彼も同じ様な笑みを浮かべているのだった。

(・・あぁ、やっぱり・・。)

僕に立ち入る隙なんて、無いんだ。

そんな風に、大切な人を奪われたかのような虚無感と同時に腹が立った。
別にヴェルインの事は嫌いな訳では無く、寧ろ、どちらかと言えば、好きな方だった。
兄の主・・しかも、それも全能神と言われる方だ。
ただ、尊敬すると言うよりは、『畏敬』と言う感情を抱いていた。

でも、彼は・・全能神様は、兄のあんな姿を・・ずっと見てきたのであろうか?
ずっと・・ずっと、独り占めしていたのだろうか?

「ヴァイエル・・殺れ。嬲り殺しだ。」

他でも無い自らの主の声を聞き、鞘に手を掛けると、ゆっくりと剣を引き抜く。
まるで、もう運命が決めつけられ、怯える男に見せつける様に。

『私とした事がなんてはしたないのでしょう・・こんなにも、胸が高鳴っているなんて・・。』
『ぁ・・ああっ・・。』

もう後退る力さえ残されていない男に対し、硬質的な足音を響かせながら、ヴァイエルは妖艶に微笑み、近づいていった。

『ハァ・・本当に堪りません・・目の前の貴方を四方八方に八つ裂きにしたくて、胸が張り裂けそうなんですから・・。』

熱っぽく、何処か黒い欲望を秘めた声で色っぽい吐息を吐きながら、男の未来を宣告する。
どうやら、今の彼は人を殺す事に悦楽を見出してしまっている様だ。
それも、男が自分を見て、ガチガチと震え、怯え、戦く姿に奇妙な甘い愉悦の味を感じながら。

『でも、貴方・・』

距離を詰め、男の首筋に禍々しくギラギラ、と輝く白刃を当てる。
醜悪な男の顔は涙に濡れ、グチャグチャになり、更に目を当てられない程になっていたが、構わず、彼はこう宣言する。

それが、男の耳に聞こえた最期の言葉だ。

『これで終わりです。』

ドシュ・・!

『ぐぁ、ヴァ・・ぐぇぇ・・。』

男の腹に刃を突き刺す。
血を吐き、痛みに悶え苦しみ、のたうち回る蟇蛙のような男に見て、ヴァイエルは薄く笑みを浮かべていた。

『ああああ、ヴあああッ・・!』

男が恐怖に戦き、絶叫するが、それも長くは続かなかった。
再び、ヴァイエルが男の背中に刃を突き立てると、血が噴出し、男の返り血と血肉を浴びる。
何度も・・何度も・・。
明らかに、それは絶命していて、男であった肉塊へと変わっていた。
返り血を浴びながら、尚も男に刃を刺し続ける。
次第にそれは男の原型を失っていった。
只の肉片となったそれに満足したのか、ヴァイエルは血で染まった剣を軽く振って、鞘に納めた。
豪華な部屋の壁が赤一色に染まり、ヴァイエルの身体や顔には血と肉片が飛び散っていた。
正に常軌を逸した光景だった・・だが・・。

目を背けたくなるほどほどに常軌を逸しているのに、そこに佇む彼は艶然と咲き誇る薔薇の様に美しかった。

そんな風に思う自分はおかしい、と分かっていた・・分かっていたが、その光景から目が離せなかった。
自分の鼓動がやけに大きく感じた。
ヴァイエルが再び、カメラの方を向いた。
血濡れでカメラを見る兄は、怯えている様な傷付いている様な、見ているこちらが辛くなる様な顔をしていた。

『ヴァイエル・・良くやった。』
『ヴェルイン様・・。』

主君に褒められ、安心したのか、ヴァイエルはこれまでの不敵な笑みが嘘のような笑みを浮かべて、笑った。
花が零れる様な笑顔で、カメラに向かって手を伸ばす。
ヴェルインもそれに応えるように、画面に手を合わせた。
儀式のような二人の行為に、オリヴィアの胸がざわめいた。

『私は・・貴方の期待に応えられましたか・・?』
「あぁ・・。」
『でしたら・・私、貴方からの褒美が欲しいんです・・。』
「いくらでもやるさ・・だから、早く帰って来い。」
『えぇ、主様・・。』

ただの主従の関係には見えない。
甘さを含んだやり取り・・それは、まるで恋人同士の様な・・二人の間に入り込めない雰囲気がオリヴィアを更に苛立たせた。

「ヴァイエル・・仕掛けたカメラは全て、破壊しておけよ。」
『分かりました・・ところで、主よ。』
「ん?何だ?」
『オリヴィアは?』

その瞬間、息が止まった。
一瞬、世界が時を止めたかのように感じた。
まさか、ここで自分の名を出されるとは、思っていなかったからだ。

「あぁ、元気にしているさ。」

ヴェルインは、笑って静かにそう答えた。

『本当ですか?』
「本当だ。」
『そうですか・・良かった。あいつは、私が守ってやらないと・・。』

心臓を鷲掴みにされたかと思った。
ヴァイエルの眼差しは、何時も自分を見る愛情に溢れた目だった。
大好きな兄に愛されている、と言う大きな喜びを感じていると同時に、未だ自分は兄にとって、守るべき存在と思われている事に深い悲しみを覚えた。

(僕だって・・もう、兄さんを守れるのに・・。)

もっと、僕が強くならないと・・兄が安心して、何時も笑っていられるように・・。

オリヴィアは心にそう誓った。

「そんなに心配なら、早く帰ってくると良い。」
『えぇ、なるべく早めに・・。』

嬉しそうに笑い、カメラに向かって手を振るヴァイエルの姿を最後に映像が途切れた。
オリヴィアはしばらく、動けなかった。
何も映っていない画面を呆然と見続ける。

「オリヴィア・・大丈夫か?」

ヴェルインに名を呼ばれ、心配されても画面から視線を外せなかった。
目の前で繰り広げられた光景が、脳裏に焼き付いていて、何度も繰り返されていた。

「オリヴィア。お前の兄、ヴァイエルは危ういところで自我を保っている。それは俺達と一緒にいたい、と言う思いだ。だから、お前がもし、ヴァイエルに嫌悪感を抱くのであれば、ヴァイエルをお前が否定するのであれば、あいつは・・確実に壊れる。」

分かっている・・それは、分かっている。
そんな事をすれば、兄は間違い無く、壊れる。
それ程までに、自分は兄に愛されている、と確信出来た。
血濡れで血の海に佇みながらも、オリヴィア、と呼んだ兄の声に、その眼差しに深い愛情を感じたから・・。
その光景を脳裏に思い浮かべたオリヴィアは、ゆっくりと口角が上がっていくのを感じた。

「オリヴィア。秘密を知ったお前は、今後、どうするつもりだ?」

最終確認をするヴェルイン。
オリヴィアは静かに目を閉じ、先程の狂乱の一部始終を思い出す。

凌辱されても、甘い嬌声を零していたヴァイエル。

ターゲットの命を奪う事に何の躊躇も見せず、笑みすら浮かべていたヴァイエル。

そして、血濡れで自分の名を愛しそうに呼んだヴァイエルを。

「ヴェルイン様・・私は・・僕は・・!」

狂気に呑まれた兄の姿を、『美しい』と感じた時点で、既に答えは決まっていた。

〜後書き〜

とりあえず、長い・・流石、『甘い鞭』のラストを参考にしただけはある。
本当はヴァイエルが男を殺すシーンは、もうちょっとあっさり書くつもりだったんですが、昨日、ようつべで視聴していた甘い鞭の最後に主人公が男を殺すシーンを見て、「あー、この男を殺すところ、良いな。よし・・!」と考え、こうなりました。
にしても、ヴァイエルが剣を抜いても、斬るんじゃなくて・・刺す。何度も突き刺す。
結局、あの話の主人公・・人を殺す事に愉悦を覚えているのではないか?と考えましたが、一体、どっちなのやら・・まぁ、あの主人公は、ちょっとナルシストっぽいから、感情移入は出来るが、個人的に何か苦手。
話的には、全体的にヴェルイン×ヴァイエル←オリヴィアな感じです。
これ、映像を見ていたのがシャルデンだったら、多分、受け入れるだろうけど、また彼だったら違う対処をすると思っている・・しかも、弟より健全な方法で。
書いてて何ですが、この話のヴァイエルに感情移入出来る人、いるのか?
それが何か心配ですね〜、個人的に。

夜魅 2014年12月31日 (水) 22時07分(3096)
タイトル:悪逆非道を尽くす暗殺者はただ、冷笑する

※何気に書くのが楽しみだったイケメンクール系主人公のクライドだけど、今まで書いた凌辱の中では、比較的ソフトな方ですし、攻めに名前がありますよ。
って言うか、このシリーズに出てた受けの奴が攻めになるってどうなのよ。

あと、ここではバイザー×クライドですが、このカップリングは受け攻めを決めてないので、逆でも想像出来ます。
セティアさんが発狂しますし、クライドとバイザー両者共々これを見て吐くでしょう(笑)

冷え切った部屋の空気が熱を持つ。
吐く息が白く籠り、その者の体温が高いと言う事を証明している。
何処か、色っぽく上気した熱い息。

「・・バ・・イザー・・っ・・!」
「どうした?もう限界か?案外、早いんだな・・フフフッ。」

自らの足元に跪き、乱れた呼吸を何度も繰り返す淡い茶髪が特徴の青年クライドをバイザーは冷酷に、そして楽しげに微笑み、歪な笑いを見せる。
だが、彼の瞳の色から伺える鮮血を思わせるような赤い瞳からは何処が情欲染みたものを感じさせ、クライドの涼しげで爽やかな緑色の瞳が自分の手によって羞恥と屈辱に塗れるのを期待しているようにも思えた。
クライドはこの寒い季節に一糸纏わぬ姿にされ、バイザーに頭を掴まれたまま、彼のソレを咥えさせられていた。
いや、一糸纏わぬ姿、と言うのは少し間違っているかもしれない。
唯一、彼のソレは革製の拘束具に覆われている。
根本から先端の括れ近くまでを覆う革は、編み上げブーツのように細い紐で締め上げられていた。
革の内側には、先端を丸く加工した達(イ)きたくても達く事すら出来ず、身体中に駆け巡る甘い痺れを感じれば感じる程に彼自身を苛んでいる。
それに体を覆い隠すものでは無いが、両手は手錠で戒められ、形の良い引き締まった双丘からはグロテスクな男の欲望を体現した玩具が二本、それと細いコードが一本顔を覗かせ、低く響くモーター音が静かな部屋に響いていた。
これらがクライドの秘部を蹂躙している事は言うまでもない。
そして、その蹂躙を受け入れているクライドがこの行為に快楽を見出している事も、彼の張り詰めたソレが指し示していた。

「俺を達かせる事が出来たら、バイブを一本抜いてやっても良いぜ?」

反対にズボンの前を緩めただけのバイザーは、熱を開放出来ないクライドのソレをいやらしい手つきで擦り上げる様に撫でる。

「それにしても、割とお前はそっちの気があるんじゃないか?結構、咥えるのも上手いしな。」
「あ・・ぁっああっ・・い、やだ・・っ!」

バイザーの追い討ちを掛けるような対応にクライドの身体がビクンッ、と大袈裟に震える。
甘い痺れを堪えるように、目を半分閉じるが、半分開かれたその瞳からは羞恥と期待が入り混じっており、最初の涼しげな眼差しは無くなりかけている。
そんな彼の気など知らずに彼の髪を掴み、無理矢理前後へと頭を動かした。

「ふ、ヴッ!?ンぐっ・・。」

喉の奥を突かれ、気道を塞がれたクライドが激しく嘔吐くが、容赦無く何度も喉の奥に突きつける。

「全部飲め。零すなよ?」
「か、はっ・・。」

グッ、と喉を突くバイザーの体積が膨らみ、クライドの気管を熱く粘着質な液体が塞いだ。

「ゴホッ・・ぁあ、ハァ・・ハァ・・!」

髪を掴んでいた手が離され、咳き込むクライドは苦しさから逃れる為に酸素を求め、肩で息をし始める。
粘つくバイザーの体液が喉に絡み、飲みきれなかったものが唾液と共に唇から零れ落ち、床を濡らしていく。

「零すなっつっただろ。」
「い・・っ・・!?」

荒い息を吐くクライドのソレをバイザーが足で踏み付ける。
靴底と共に床に挟まれ、敏感な部分にビスが食い込んでいる。
激しい痛みが背筋から脳天にまで突き抜け、クライドは憎々しげにバイザーを睨み付ける。

「余裕だな。」

痛みに嫌な汗が浮かんでくるが、その理不尽な痛みを与えているバイザーは涼しい顔で更に力を込めた。

「ひあ・・ぁ・・や・・っ!」
「良い顔だな。」

薄い笑みを浮かべるバイザーが憎くてたまらなかった。
痛みに霞む視線でクライドはバイザーを罵倒する。

「この、変態サディストがっ・・!」
「ハッ!こんな事をされても萎えもしない奴に変態呼ばわりは思ってもいなかったな。気持ち良いか?痛くされるのが好きなマゾなんだろてめぇは。」

バイザーの言葉通り、クライドのソレは萎えるどころか更に硬さを増していく。
媚薬を使われたとは言え、そんな淫らな自分の身体が信じられず、信じたくも無かった。

「達きたいんだろ?だったら、精々可愛く強請ってみろよ。」
「っ誰が・・言うか・・!」

躊躇いもせずに吐き捨てるように言い放ったクライドの言葉にバイザーは喉の奥で笑みを殺す。
突如、その顔は能面と化した。

「それだけの余裕があるなら、十分だ。」

組み伏せた彼を見つめるその眼は暗殺者の如く、鋭い威光を放っていた。

・・続きますが、予定よりバイザーが鬼畜になり過ぎてしまったかのような印象を受けますね。
たかが遊び、されど遊びで見せたラストの快楽に乱れる若干、マゾヒストっぽいところはどうしてしまったんでしょうねぇ・・(困惑)
あの後、彼は首輪を付けられて、犯されてるって想像するのもそれはそれで興奮しますけどね。
さて、今回犠牲になったクライドさんは後半想像以上の乱れっぷりと受けっぷりを披露してくれますよ♪いやー、バイザーよりアッシュが相手だったらもっと啼かされてましたね。
正直、書いててニヤニヤが止まりませんでした・・これから、彼がどんな風にバイザーに乱されていくのかがねもうそれを想像したらクライド可愛過ぎて・・!
ただ、この光景を見たセティアと真紅が天井裏にスタンバイ状態でクライドが気絶した瞬間に天井ブチ破ってバイザーを殺しにかかりそうですね(笑)
セティア「よくも、私のクライドを・・恋人を穢してくれたわね・・!」
真紅「貴様は私を怒らせてしまったようだな・・この代償は高くつくぞ、下衆が・・!」
みたいにね。
まぁ、元々は真紅を書くつもりだったけど、真紅に合うシチュエーションが無いので、クライドにしたんだけどね(真紅は緊縛&蝋燭、道具責めの予定♪)

夜魅 2015年01月18日 (日) 02時49分(3106)
タイトル:悪逆非道を尽くす暗殺者はただ、冷笑する2

※バイザーもかつてこんな風に扱われていた事がありますが、彼が鬼畜且つサディストな性格になっているのは凌辱仕様になっているからであり、本編の彼は自分がされた嫌な事を人に強いる程、性根は腐っていません。ちなみにこの話、雑談ではAV撮影的な感じになってるので、クライドはかなり体当たりで演じてます。妙に男前である。

・・まぁ、そこら辺は雑談でもやって補足しておきます。
あと、タイトルだけど『悪逆非道』って程、バイザーは悪役でもない(味方陣営だからと言うのもあるけどね。)

バイザーの足が退けられ、引き攣るような痛みが引くが、ホッと息を吐く暇も無く、クライドは床の上に仰向けに押し付けられた。
後ろ手に縛られた両腕が床に擦れているせいで痛い。
ずっと前屈に身体を折り、強張っていた腰の筋肉が筋肉痛のような痛みを訴える。
腰の下に腕を敷く事になり、クライドは自然とバイザーに向かって下半身を突き出したような格好になってしまう。
開いた膝の間から硬く突き立った自身とバイザーの姿が見えた。
バイザーからは自分の中に入っている玩具がよく見えるのだろう。

「もう一つ、玩具を増やしてやるよ。」

冷たく言うが、楽しげに笑うバイザーの手に握られていたのは大量の紙、資料を挟んでまとめるクリップであった。
痛みに視線を細めているクライドにこれ見よがしに見せつけると、バイザーは場所を確かめるように指の腹で突起を押し潰した。
感触を確かめるように何度か指で摘み捏ねられると、それは確かに硬さを持ってつんと突き立つ。

「ひゃぁ、ん・・うンっ・・!」
「此処も感じるようになったな。それに男のクセに随分と大きくなってやがるし。膨らみは無くても女みてぇだぜ?服が擦れても感じてるんじゃないのか?」

見聞するように爪先を押し付けられるとクライドの背筋に確かな快感が駆け抜ける。
それは同時に拘束されている自身のソレへの痛みも産んだ。

「ぅ・・っン・・。」

弾力を持って指を押し返してくる熱を持った突起にほくそ笑みながら、バイザーはクリップで胸の突起を挟み込んだ。

「んッくぅ・・っはぁ・・!」

胸の突起が挟まれ、押し潰される感触にクライドは背筋を震わせた。
ジンジンとした痛みの間はまだ良い。
だが、それは次第に痛みから逃れるように快楽の火種へと変わっていく。
ブン、とうなりを上げて自身の中のモーター音が一段と高くなった。
より一層、激しく内壁を抉り始めた玩具にクライドは無意識の内に腰を揺らしていた。
体に呼応するようにクリップも揺れ、上下にそれが揺れる度に擦れるような痛みとどうしようもない甘い痺れがクライドを苛んだ。

「良い格好だな。」

バイザーの声が遠く聞こえる。
ギリギリと錆びた鋸で精神を削がれていく様だった。

・・一体、コイツはどれだけ俺をこうしたら気が済むんだ・・?

何故、バイザーが自分にこんな事をするのかは不明だ。
クライドが理解しているのは、自分が決して好かれていない、と言う事。
ただ、それだけだ。

「ひぁ・・っ・・!」

何時の間に手を伸ばしていたのか、クリップがバイザーの指に引っ張られる。
挟まれていた敏感な薄紅色の突起が引かれ、限界まで伸びた突起からクリップがパチッ、と外れた。

「ッ!?」

その甘い電流が走ったかのような刺激にクライドは驚愕に目を見開き、全身を激しく震わせた。
突如、目の前が真っ白になり、ビクン、と体を大きく震わせると小さな痙攣を繰り返す。
その反応にバイザーが確かめるようにクライドのソレを手に取ってみるが、白濁した液体を放った様子は無く、ソコは未だ硬く**したままだった。

「ドライで達ったのか?随分と器用な真似してくれるな・・おかげで底無しに楽しめるって訳だ・・。」
「・・ひっ・・!」

敏感な部分に触れられ、痛みと快楽にクライドの顔が引き攣る。
バイザーの言葉通り、**無しの絶頂にクライドの身体はまるで吐精したかのような反応を見せている。
しかし、引き絞られたソレからはジワリ、と先走りの液が零れるばかりだった。
そして、初めてのドライオーガズムはクライドの精神をも激しく引き裂いた。
達くに達けない痛みと強制的に追い詰められた架空の**感はクライドの快楽だけを高め、逃してくれない。
自分の身体が自分でなくなっていくような恐怖、高められ、熱を持った身体は未だ甘い痺れからの解放には行き届かない。
そのもどかしさ故か、涼しげで澄んだ緑色の瞳から涙が溢れ、過敏な反応を示す肌は床に擦れるその痛みすらも快楽として感じ取った。

・・怖い・・っ・・!

恐怖に体が強張り、無意識の内にバイザーから逃れようと背中で床の上を這い、逃げ出そうとするが、無慈悲な手がそれを許す筈が無かった。

「今更、逃げようってのか?」

お前がやろうとしていた事は分かっていたさ、と言うように薄い笑みを浮かべ、もう片方のクリップに手を伸ばす。

「っぁ・・嫌だ・・やっ・・もう・・!」

次々と溢れる涙で濡れている瞳は怯えの色を見せている。
しかし、バイザーは気にする事も無く、クリップを無慈悲に引いた。

「・・ぁ・・ぁああっ!!」

ビクン、と背中を弓なりに反らせ、クライドの体が陸に揚げられた魚のように跳ねた。
何度も大きく体を震わせ、悲鳴を上げた唇からだらしなく涎が零れ落ちる。
色を失った瞳は虚ろに天井を映していたが、その視界にバイザーを捕らえると酷く狼狽したように視線を揺らした。
普段、クライドは冷静な人物であり、慌てていたとしてもこのように目に見えて動揺する事は少なかった。

「体は達き方を覚えたみたいだな。」
「もぅ・・許し、てくれ・・っ・・!」

そう懇願し、動かない体で逃げようとするクライドの足をバイザーが捕らえた。
床の上を自分の方へ引き寄せると、クライドの中を抉り続けていたバイブを二本とも引き抜く。
長い間、欲望を体現した玩具を受け入れ、飲み込んでいた入口はオイルでテラテラと濡れ、赤く充血した秘部がくぱぁ、と開いたそこから覗き、見えている。
まだクライドの中にあるローターのコードが全てを引き抜くよりも淫猥に見えた。

「・・次は飲むから・・全部、飲むから・・。」
「達キたいか?」
「あ・・ぁあああ・・っ・・。」
「お前のこれ、大分達きたがってるな・・この拘束を外したいか?」

意識を自分に向けさせる為、ピン、と硬く突き立ったソレを指で弾かれ、先端を指の腹で押され、クライドの口から甘い嬌声が漏れた。

「外して・・外してくれ・・もう、限界・・!」

思惑通り、意識はバイザーへと向いた。
自分を見る涙に濡れる虚ろな瞳が懇願に揺れているのを見て、唇の端を引き上げ、表情からも企みが見て取れる歪んだ笑いを浮かべ、ヒクつく秘部に指を差し込んだ。

「なら、自分で脚開いて俺を誘ってみろ。」
「はあっ・・ぁ・・ぅあ・・。」

ぐちゅ、と内部を指で掻き回されてクライドの腰が快楽に震える。
だが、それと同時に僅かながらも意識を取り戻したのか、バイザーの言葉に喉を詰まらせた。
自ら足を開くなど、羞恥の極みで出来ない、とばかりに頭を振る。

「どうした?達キたいんじゃなかったのか?達って楽になりたかったんじゃないのか?良いんだぜ、もう楽になってもな。」

そう言うバイザーの声が酷く甘く聞こえた。
自分では無理だ、と言おうとした途端、バイザーが耳元で低く、甘く囁く。

「我慢出来ないんだろ?」

その言葉がクライドの全ての理性を崩壊させた。
バイザーが腕の拘束を解くと、クライドは恐る恐る震える手で秘部へと手を伸ばした。
コードの先を辿るように指を這わせると、辿り着いた入口に差し入れる。

「んん・・っ・・。」

熱い内部を感じているのか、きゅっと唇を噛み締め、自分の吐息に噛み締めた唇を解いた。
クチュクチュ、と濡れた音を立て、指を奥まで差し込むとバイザーに向かって震える自らの足を開き、誘うように蜜口を見せる。

「・・俺の・・変態の俺の此処に・・バイザーのを入れて・・滅茶苦茶に掻き回して・・っ!」

羞恥に頬を赤く染め、途切れ途切れの言葉を紡ぐクライドは壮絶に淫猥だった。
零れ落ちた涙が哀れを誘い、バイザーの嗜虐心を満足させる。

「随分とやらしい頼み方をするもんだな・・。」

クッ、と喉の奥に笑いを含ませ、バイザーはクライドのソレを戒めていた拘束具を外した。
**したソレに食い込んでいたビスの痕が痛々しい。

「あ・・は・・ァ・・。」

息を吐く暇も無く、バイザーは赤く腫れた秘部に自分の張り詰めたソレを押し当てた。

「は、ぁッんぅ!奥ぅ・・奥にぃ・・当たっ、てるッぅ・・!ひぁあン!!」

ローターを中に入れたまま、バイザーのソレをクライドの秘部は飲み込んでいく。
体の中を押し広げられ、最奥まで届く刺激にクライドの蜜口から白濁した液が噴き出した。

「挿れただけで達ったのか。」
「・・は・・ァひ・・しゅご・・っひまたイッちゃ・・はぁぅんッ!」

やっと訪れた絶頂感にクライドは全身を震わせ、バイザーのソレを締め付ける。

「おい、出すぞ・・!」
「ッあ・・やっああアアっ!!」

一際大きく、高く発せられた甘い声と共にバイザーも達する。
クライドの中には、ビュクビュクとマグマの様に熱く、ドロリとした液体が体内に注がれ、その量に呼吸をも一瞬忘れる程の苦しさに襲われるも甘く高い嬌声と共にクライドはついに果て、意識を失うもその直前にバイザーを見て、何処か愉悦に満ちた甘い蜜の味が口の中で広がるのを感じ、彼もまた冷ややかに、しかし恍惚に笑うのであった。

夜魅 2015年02月01日 (日) 03時36分(3110)
タイトル:Kissme Killme

夜魅 2015年07月19日 (日) 00時58分(3168)


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