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「モンスター学院日記」その1 ・入学式 「ここがタイジュ校…」 「なんかこわいな〜」 「たのしそ〜!」 次々に新入生が集まってくる… ドラぼう「なんか弱そうな魔物ばっかだな」 ブッチ「どんなことが待ってんだろ!」 ファラン「ワクワクしますわぁ」 ここはモンスター学院タイジュ校、今、新入生を迎える真っ最中だ。 校長「え〜、これより、第1億2839万2736回目入学式を始めるわた」 ドラぼう「多いな!!」 教頭「校長先生!それは去年です!」 校長「えっ?じゃあ改めて…」 ドラぼう「もういいよ!!」 司会「プログラム2番は校長先生のお話です」 かれこれ話して4時間… ドラぼう「長ぇ…」 ブッチ「6,7割はぶっ倒れてるな」 ファラン「…zzz……ッハ!寝てなんかいませんわぁ!」 ドラぼう「完全寝てただろ、しかも立ったまま…」 司会「それでは、新入生は自分のクラスにいって下さい」 新入生の1匹「倒れている奴らは…」 司会「煮るなり焼くなり好きにして」 ブッチ「ひでぇ!!」 新入生のフレイム「じゃあ焼こう!」 ブッチ「司会は何言ってんだ!そしてそこのフレイムは何やろうとしてんだ!!」 ドラぼう「えっとオイラは…1−Cだな」 ブッチ「スルーかよ!!」 次回その2・クラスメイトと先生
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| No.3339 |
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「モンスター学院日記」その2 ・クラスメイトと先生 ドラぼう「ここが1−Cか」 ブッチ「オレも1−Cだ!」 ファラン「私もですわぁ」 ドラぼう「なんか教室がうるさいな」 ガラガラ! プチロー「つ、机が〜〜〜!!!」 コロロー「燃えてる〜〜〜!!!」 フレイム「みんな〜よろしく〜〜!!」 ブッチ「アレは…」 ドラぼう「倒れた生徒を焼こうとしたヤツ」 ファラン「あ!私の机が…許さないですわぁ!」 ファランのビンタ!!(キレた女子のビンタ)フレイムはきれいさっぱり消えてしまった! クラスの男子「(こ〜〜え〜〜〜!!!)」 ファラン「何か言いましたかぁ?(笑顔)」クラスの男子「何もありません!!(背筋ピン!)」 クラスの男子はおどろきすくみ上がっている! プチロー「あ!先生だ!」 ガラガラ! ドラぼう「……………」 ブッチ「………………ヤ〇ザ?」 次回その3・ノー!ヤ〇ザ、イエス!先生
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| No.3343 |
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「モンスター学院日記」その3 ・ノー!ヤ0ザ、イエス!先生 ブッチ「…ギガントドラゴンが担任の先生?」 ドラぼう「左目と右肩のあの傷は!?しかもタトゥーしてるし…」 ギガントドラゴン「俺は今日から1年間お前達の担任をするギガンドだ」 しーーーん…… ギガンド先生「ほぅ、今年の生徒も無口なヤツが多いな」 生徒一同「(そりゃそうだ!!)」 ギガンド先生「お前達は俺に何か質問はないのか?」 ファラン「担当の教科は何ですかぁ?」 ドラぼう「(絶対体育だろ)」 ギガンド先生「俺は、家庭科をしている」 生徒一同「ええええええ!!!!!」 ブッチ「(アレが家庭科!?何かの冗談だろ!!)」 ドラぼう「(だよなぁ、家庭科って…)」 ファラン「まぁ!素敵ですねぇ!私も家庭科は得意ですわぁ!」 ドラぼう「(素敵?)」 ギガンド先生「そうか、前の生徒は家庭科は似合わないと言っていた」 ブッチ「(そりゃそうだ!)」 ファラン「そんなことありませんわぁ、お似合いだと思いますよぉ」 ブッチ「(どこがだ!!!)」 ドラぼう「(前から思ってたけどファランだけは分からん!!)」 次回その3・武器選び
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| No.3351 |
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「モンスター学院日記」その4 ・武器選び ギガンド先生「これから、人間と戦い抜くために、武器を選んでもらう。その武器がこれから自分の命を守るパートナーになるからな」 生徒「は〜い!!」 ギガンド先生「後は自由に話し合ってくれ」 …そして ドラぼう「武器ねぇ…」 ブッチ「ドラぼうはどんなのがいいの?」 ドラぼう「強くて、かっこよくて、敵に近かずなくても良くて、ラクに扱えるヤツ!」 ファラン「それは贅沢ですわぁ」 ガキーーン!! ドラぼう「誰がガキだこの野郎!!」 ブッチ「これは剣と剣がぶつかった音!ケンカだ!!」 ドラぼう「行こうぜ!!」 老化…もとい廊下… スライムナイト「くそ!!さすが剣道部のヤツ!!」 さまようよろい「なんだこいつ…女のくせに…」 次回その5・クラスのアネキ分
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| No.3353 |
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「モンスター学院日記」その5 ・クラスのアネキ分 ドラぼう「ここだ、えっと、非常用の重いドアの陰に…」 ブッチ「アレってうちのクラスのスライムナイトの…ナイテスじゃなかったっけ?」 ファラン「もう覚えたんですかぁ?」 ブッチ「オレの得意技は名前の暗記だからな」 ナイテス「これが剣道部のちからか…」 さまようよろい「オレはタイジュ校生徒会執行委員兼図書委員長兼学級委員秘書代理兼剣道部副部長のサマローだ!」 ドラぼう「メッチャ長い…」 ファラン「要するに苦労人ということですわぁ」 ブッチ「要するにパシリだ」 ドラぼう「要するにクラスの中で弱いくせにやたら首つっこんで後から後悔するタイプの負け犬の一種だな」 サマロー「(さっきから後ろの3人…全部大当たりなんだが…」 ナイテス「…今だ!やいばくだき!」 サマローに17のダメージ!サマローの攻撃力が少し下がった! サマローの攻撃!ミス!ナイテスにダメージを与えられない! サマロー!「ちくしょう!能力ダウンの剣技ばかり!」 ナイテス「剣は力任せに振るものじゃない!」 ナイテスはサマローの剣の刀身を突いた!なんとサマローの剣は砕け散った! サマロー「覚えてろ!」 サマローは逃げ出した! ドラぼう「強い…」 ブッチ「アレって確か2年のヤツだった気が…」 次回その6・校内探検
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| No.3355 |
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「モンスター学院日記」その6 ・校内探検 ブッチ「それじゃ、校内探検に行こうぜ〜」 ドラぼう「オレも行く」 ファラン「是非行きましょう」 ブッチ「ナイテスは?」 ナイテス「まあ…行ってもいいけど」 ドラぼう「タンスとか開けたり、壺やタルを割ったり、あと…カギを使って宝箱を開けたり♪」 ブッチ「それは犯罪だ!!」 ドラぼう「じゃあ、人間界の勇者なる職業は何なんだよ」 ブッチ「うっ…確かに…」 …そして二階に上がった4匹… ドラぼう「そういえば武器も決めないと…」 次回その7・魔結晶
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| No.3356 |
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「モンスター学院日記」その7 ・魔結晶 ドラぼう「ここが…魔法室だって」 ファラン「確か魔術部と魔結晶部の生徒がここを使うらしいですわぁ」 ブッチ「魔結晶か、そうだ!ドラぼう武器に魔結晶はどうだ?」 ドラぼう「魔結晶か…いいかもな」 ???「だれだ!」 ナイテス「…!!……人に聞くより自分から先に名乗るのが礼儀だろ!」 ???「おっと失礼!僕は魔結晶部の部長のラクルーだ」 ブッチ「バッチを見る限り…オレたちより、5ランク上だ」 説明しよう!ドラぼう達もつけている生徒バッチは光る星がついていて、最大で10個までつくのである! ファラン「あちらのドラぼうが自分の武器に魔結晶を使いたいと言って、みんなでここに来たのですわぁ」 ラクルー「本当かい!じゃあドラぼう君早速入ってよ!ドラぼう君の友達もどうぞ」 ドラぼう達「おじゃましまーす」 次回その8・ドラぼうの魔結晶入門
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| No.3357 |
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「モンスター学院日記」その8 ・ドラぼうの魔結晶入門 ラクルー「こいつが魔結晶だ」 ドラぼう「ところで魔結晶って何ですか?」 ブッチ「(ご機嫌取りの敬語モードだな)」 ラクルー「魔法を唱える直前に固めた物なんだ、だから持ち主の意思で発動させることができるんだ、例え魔力を持ってない人でもめ」 ブッチ「すごいな、じゃあオレでもメラゾーマの結晶を使えばメラゾーマを唱えられるの?」 ラクルー「もちろん!結晶さえあればね」 ファラン「でもそれじゃあ魔法の杖の方が何度も使えて便利ですわぁ」 ラクルー「それと魔結晶の最大の長所は、魔法の合成、分解、強化ができることだ」 ブッチ「強化に分解に合成ねぇ…なんか難しそうだな」 ナイテス「…ざっと聞いたが呪文は無縁だ、帰る」 ブッチ「そっか、でもせっかくだからもう少し話を聞こうよ!」 ナイテス「……まぁお前がそう言うなら、残ってもいいが……」 ブッチ「お!けっこうノリいいじゃん!」 ナイテス「………フン」 ファラン「(ナイテスったら顔を赤くしてますわぁ。面白くなってきましたわぁ)」 ドラぼう「合成って何ですか?」 ラクルー「合成って言うのは、全く違う呪文を組み合わせて、普通の魔法使いじゃ使えないような魔法を作ることなんだ、じゃあ早速使ってみてよ!」 次回その9・実戦訓練
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| No.3359 |
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「モンスター学院日記」その9 ・実戦訓練 ラクレー「じゃあまずこれ使ってみてドルマとデイン」 ドラぼう「えっと…ドルマ!」 練習人形に38のダメージ! ドラぼう「デイン!」 練習人形に27のダメージ! ラクレー「じゃあ次は合成!ここの結晶使っていいよ」 ドラぼう「えっと…メラにマホキテにリホイミ、マホカンタ、…ザオリクもあるし、ドルクマもあるな」 ラクルー「(さて、どんな物ができるかな?)」 ドラぼう「じゃあ…リホイミとザオリク!」 ブッチ「おいおい、仲間分けかよ」 ドラぼう「いや、なんか強いのができそう」 ラクルー「じゃあ、この魔合成の壺に入れて…」 なんと、リホイミとザオリクは1つになって、リオリクになった」 ドラぼう「これって新種じゃないの?」 ブッチ「すげぇ!効果はどんなだ?」 ファラン「なんだかきれいですわぁ」 ナイテス「これが魔結晶の長所か…」 ラクルー「これのページは…あった!この呪文がかかっているヤツは一回死んでも半分のHPで復活する…情報提供ゾーマス」 ドラぼう「なんだ、新種じゃないのか…」 ラクルー「まあそんなもんさ、じゃあ今日はここまでにしよう」 次回その10・ギガンド先生の授業
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