すいません　途中で書き込んでしまいました

柳町さんのところで相談した結果、連投で靴を作って貰うことにしました。まずはドゴールタイプのラバーソールで、次にジョドパー（レザーソール）で、その後はラバーソールのブーツ（型は未定）。順当にいけば年末までに三足出来そうです。そういえば、クロコダイルも扱う様になったとのことでした（値段は聞き漏らしました）。

話が変わりますが、この冬は家の中でもずっとウール系靴下を履いていたせいでパンセレラが全滅しました。それでもグレイ２種各６足ずつをなんとか確保したんですが、季節的にウール靴下は入手しずらいのでいっその事、個人輸入でもと思い立ち調べてみたところありました。

http://www.woodsofshropshire.co.uk/shop/mens-socks/socks

結構いろいろあるのですが、さすがにパンセレラで一番高いグレード（ウール１００％のもの）はありませんでした。そのかわりと言ってはなんですが、シーアイランドとカシミアのものがありました。いろいろ取り混ぜて３０足ほどオーダーしました（ちなみにシーアイランドのものは協会の関係で日本では未発売です）。正規輸入品の約１／3の値段で送料は１０£ですから纏め買いするなら良いですよ。

みなさんこんにちわ
庭の桜がそろそ咲きそうですが、梅がまだ咲き誇っております。

ボタンアップシューズならぬ、靴＋スパッツとホワイツのセミドレスで冬をなんとか乗り切りましたが、東京圏でも雨靴ならぬ雪靴という靴も考えねばと思う今日この頃です。そこで、最近ブーツ作りに力を入れている柳町さんの

山下様　ランド・ホー様


ご回答、誠にありがとうございます！

以前勤めていた職場の上司が愛用しておりまして、ずっと気になっておりました。

一度足を運んでみようかと思います。

先日、鞄職人の藤井幸弘さんも左利きと知りまして、驚いております。利き手と職人さんの腕前は直結はしないでしょうけど、どうしても気になってしまう自分がおります……。

★m_bollさん★
ご無沙汰しております！いったん、高級靴のご趣味を引かれていたのですねー。僕は未だに続けておりまして、しかもまだ止む気配がございませぬ〜……。
ロイド３足ご購入！お仕事用ドレスシューズとして、高級靴好き王道の選択ですよね（笑）。僕も今年になって、神匠のモニターと言う形で、既製靴を８年ぶりに入手しました。新しい靴をおろす高揚感、やはり良いです♪しっかり履き込んで行って、自分のものにしていく過程は楽しいですよね。

また是非、書き込んでやって下さーい。あと、ガンダム加えておきました（笑）。


★nakataさん★
はじめまして！山下大輔と申します。価格については、ランド・ホーさんのお答えをご参照頂ければと思いますー。
そして、実は僕も、ロイズ・ラゲッジのミュージック・ケースが欲しくて、「入荷したら連絡下さい」と、４年半前に伝えているのですが、未だに連絡がありません（笑）。いつごろ入荷するのか、一度問い合わせたのですが、ずっと入荷してないそうです。僕の場合は黒でして、茶は入荷しているのかも？です。


山下大輔でした。

nakataさん、初めまして。
ロイドのミュージックケースはなかなか在庫がないようですが、下記サイトで通販をしているようです。価格も表記されています（税込 37,800 円）。ただし、品切れ状態ですが。

http://item.rakuten.co.jp/eton/688198/

皆様、はじめまして

ロイズラゲッジのミュージックケースの購入を検討しているのですが、現在のお値段をご存じの方がいらっしゃいましたらお教えいただけないでしょうか？

山下さん
大変ご無沙汰してます、鹿児島のm_bollです。
7年ぶりに革靴を購入したので、思い切って書き込みすることに(^^ゞ

実は、だいぶ前に原因不明の弁膜症で手術をし、その際にウゴリーニとJ.M.WESTONのゴルフを除いて全て手放した経過があります。
術後は野鳥撮影に目覚め、F&Sが3足作れるくらいの投資をしちゃってます。

職場の関係で革靴を履く機会が少なく、数年間革靴を購入することもなく過ごしてきましたが、新しい職場では革靴を履こうと、とりあえずですが今回ロイドのフルブローグ・セミブローグ・キャップトウを購入。
今後の計画としては、九州エリアをメインに程度の良いモノを購入していきたいと考えています。
東京に行く機会があったときは、こちらに書かれている情報をもとに見て歩きをしたいと思います。

まずは、靴談話録を初めから読み返さなくてはです。
これからもお邪魔することがあるかと思いますが、よろしくお願いします。

※「世代」に、「ファーストガンダム世代」を加えてください(＞_＜)

拙サイト内でもご紹介している靴職人の高橋孝さんですが、昨年いっぱいで、お仕事を引退されたそうです。その件について、サイト内にあるWeblogにも書きましたので、ご興味ある方はご覧になってみて下さい。

僕は先月下旬、長崎の実家に帰省していたのですが、その長崎市の繁華街ある靴修理店、「アズーリ」さん↓にも行ってみました。

http://ripari-la-casa.com/

靴修理だけでなく、トリッカーズやチャーチと言った英国靴も、安めに販売しておりました。修理用部材には、レンデンバッハも取り扱っているようです。ご興味ある方は、行ってみて下さい（地元応援、笑）。

あと昨年、ブリフト・アッシュさんにてお願いしていたクラック補修の靴、先日、受け取りました。右足と左足、ともに履き皺が一番深く入る部分の、両サイドに複数のクラックが走っていたのですが、かなりの箇所が消えました。ただ、やはり完全な修復は難しいようで、クラックが一番深かった箇所は、うっすらと残っています（笑）。でも、納得できる仕上がりでした。
料金は、補修するクラックの数によって違うようですが、僕の場合は、磨き料金込みで12,600円でした（事前見積もり有）。

なお、僕が補修をお願いしたのは、クロケット&ジョーンズのホワイトホールなのですが、他にもクラックが入っている靴が二足あり、そちらもお願いしようかと思ったのですが、その二足はクラックが深すぎて無理との事でした。もしクラック補修をお願いするなら、症状が軽い、早いうちが賢明なようです……。

クラック補修が不可だった靴については、ブリフト・アッシュさんから、クラックがこれ以上深くならないよう、ライニングに当て革をするご提案を頂きました。とりあえず、その当て革作業をお願いしてみたのですが、やはりと言いますか、その当て革により、履き心地が変わりました（笑）。当て革作業は、履き心地を優先するか、アッパーの状態を優先するか、人によって判断が分かれるところですね……。
そして、この当て革が、クラックに好影響を及ぼすのかについては、これから履き続けて、確かめてみたいところです。

以上、クラック補修のレポートを書いてみました（笑）。本来なら、この補修のレポートもWeblogに書こうかなと思ったのですが、補修前のクラック写真を撮り忘れてしまったため、できなかったんですよね……。


★ランド・ホーさん★
サイオンさんのパターン・オーダー、あれほど手間隙かけていて４万円ほど、素晴らしいですよね！


山下大輔でした。

みなさん、こんばんは。

Saionのマッケイ靴、まだデビューしておりません。雨が続いたためですが、明日も雨ということで、もう少し待たねばなりません。

　ところで、このSaionのマッケイ靴は、アッパーを手釣り込みして中底に釘で留め、釣り込みの釘をはずしながら中底とアッパーを糸でからげ縫いしているそうです（Saionのブログ参照　http://shoemaking.blog113.fc2.com/category0-1.html）。
一般的なマッケイは、アッパーと中底の接着は接着剤を使うところですが・・・。

　これが何が違うかというと、オールソールのときにアウトソールの出し縫い糸を切っても、アッパーと中底は釣り込まれた状態をキープしているということで、オールソールがしやすいということのようです（以下のHP参照　http://bontajp.blog134.fc2.com/blog-entry-453.html）。

　接着剤でもからげ縫いでも見た目は全く変わりませんが、手間のかかり方はかなり違うでしょうね。あらためてこの靴の作りと価格にびっくりしています。

ランド・ホーさん
この価格は驚異的ですね！しかもこの出来ですか！！
コスパ最強探求列伝、尊敬です。
竜田靴、ラファニエッロの真フルハンド、KATURAの丸縫いと私もコスパテーマの精進、がんばります！

Saionのパターンメイドが完成しました。

内羽根のプレーントゥ。
ソールはカラス仕上げで、覗いた顔が写り込むくらいピカピカに磨かれています。これはかなり滑りやすいかもしれません。

革はイルチア社の「ＯＳＡＫＡ　ＭＯＣＳ」という名前の革です。肌理の細かさと黒の深さに惹かれました。

立体感のある踵やウエストのくびれがすごくて、手づくりであることがよくわかります。

足へのフィット感は非常に良いです。これで4万円を切る価格。儲けはあるのでしょうか。ABCマートの支援があるのでしょうかね。

手前みそですが、かなりいい靴だと思います。

下記HPに画像を載せておきました。興味のある方はどうそご覧ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/seikenta39/29314014.html#29314014

なんと！「てんとう虫さん」のカッターさんにミヌッチのセミナーラの話は聞きましたが、まさかA&Sまで研究されているとは・・・あの柔らかさはイタリアだけからでは無かったんですね。

>A&Sビンテージスーツ
宜しくお願いします！ショルツから連なるイングリッシュドレープの真髄を是非見たいです！

脇ダーツの処理はA&S譲りだそうですよ。
ってか現在のA&SよりA&Sらしいそうです。
A&Sのカッティングは関西の「てんとう虫さん」のカッターさんが解説してくれましたよ。
私のA&Sビンテージスーツも脇処理がああなっていますが、猫足ツイードなので見た目よくわかりませんが、今度お見せしましょうか？

ぢんたさん

クロコがあんなにしなやかとは思いもよりませんでした・・・翌日またペニンシュラ行って長谷川さんにクロコの値段聞いてきちゃいました。暇さえあれば型をどうしようか考えちゃってます（笑）
そして、フルハンドは否定どころか順番待ちの列に加えてもらいました（笑）

ちなみにあのマホンのジャケットの脇ダーツ処理をどこで見たかと思い探していたらやっと見つけました。あれはアンダーソン＆シェパードのものなんですね。97〜8年頃の雑誌の記事に英国屋の人達が解説している記述を発見しました。それに加えて、あのアームホールと肩の作り・・・忘れないうちにどこかのテーラーで再現して貰わないと（笑）

追伸
フルハンド否定するなら一度経験してからでないとね。

いいよ〜イイヨ〜ＷＷＷＷ
「手袋のような履き心地」それはＧ＆Ｇのクロコに他なりませぬ〜

ぢんたさん、そしてG&Gトランクショーでお会いした皆さん、ありがとうございました！

長谷川さんのマホンのスーツにぢんたさんのラファニエッロ真正ナポリハンドスーツ、さらにはブライドルシューズ・・・なかなかお目にかかれない品の数々を眼福にあずかり、楽しい夜でした。
そしてドップリの濃ゆい話の数々に新たな出会いと得る物の多い一日でもありました。

ちなみに皆さんのクロコシューズを見て以来、ずっと暗黒面からの声が聞こえています（笑）

G&Gにいらした皆さん、どうもでした。
デコライン、素晴らしい事になってますね！
ロブパリは凌駕してると感じました。
ビスポークの隠し玉、まさかフロイデンベルグを隠し持っていたとは・・

山下さん、みなさん、お久しぶりです。

１１月半ばに注文したサイオンのマッケイ靴、まだ完成しておりません。当初の納期は２カ月程度だったのですが、最近人気が出てきたせいで納期が遅れて、３カ月になってしましました。雑誌で大々的に紹介されたのが大きな原因だそうです。雑誌の力ってすごいですね。もちろん、サイオンの実力、努力がすごいからでしょうけど・・・。

昨日、東京大丸の靴売り場にて、今さらながら、ヴァージン・サプリメント・ワックスを買ったのですが……。その際、「Zapatro（サパトロ）」と言う、僕は初耳ながらも、高品質な靴がセールになっているのを見つけました。英国靴で例えるなら、日本定価７万円台クラス以上のクォリティと思えたのですが（オープントラックソールなのが惜しいぐらい）、それがなんと！15,750円！いわゆる"投げ売り"なのですが、それでも、こんなに良いのにこの価格は、かわいそうにも思えてしまいました。

このサパトロ、僕は知らなかったので、ショップスタッフさんに詳しく聞いてみたところ、少し前まで、大丸さんにてパターン・オーダーしていたブランドだそうで、作っているのはセントラル製靴だそうです。展開は中井商店。ネットで調べてみたら、詳しくここに書いてありました↓（笑）。

http://zapatro.jp/

07年に誕生していたブランドだったのですね。しかし最近になって、大丸でのパターン・オーダーが山崎製靴製のオルケスタに切り替わったため、在庫として残っていたサパトロがセール対象となったそうです。もう５ハーフとかの小さいサイズしか残ってないようですが、ラストとサイズが足に合えば、個人的にはかなり！お薦め！なので、書き込ませて頂きました（笑）。このクォリティのグッドイヤー・ウェルテッド製法の靴がこの価格で買えるのは、なかなかないチャンスだと思います。とにかくお薦めです！

東京大丸の靴売り場と言えば、かつてランツCを取り扱っていた、数少ない店舗の一つとして思い浮かびます。ランツCと言えば、ハンドソーン・ウェルテッド製法で上質な素材と仕上げの良さと、非常に上質（今にして思えば、作りだけならかつてのボノーラ製ジョン・ロブ・パリプレステージラインクラスだったかも）ながら、価格は79,000円の優れたコストパフォーマンス、足りないのはネーム・ヴァリューだけの、素晴らしいブランドでした。しかし、あまりに売れなかったのか、ランツCの日本展開は１年半ほどで終わり、その後は輸入元であるキャンディのファミリーセールで２・３年ほど（うわ）出ていましたね……。

なんだか今回のサパトロ、それと経緯が似ている気がします……。

昨日は42NDロイヤルハイランドにも行ったのですが（銀座店初入店〜）、Men'sExにも掲載されていた、フランチェスコ・ベニーニョが置いてありました。同誌上に書かれていた、「10万円靴並のクォリティ」は大げさですが（笑）、これで４万円そこそこなら、確かに良品と思いました。あとはマッケイ製法や独特のデザインが、好みと合うかでしょうか。それにしても、このシッョプのオリジナルの靴、コストパフォーマンスに優れていますね〜……。

マッケイ製法で４万円ほどと言えば、まだ実物は見てないのですが、ランド・ホーさんがご注文されていたサイオンさんのマッケイ製法のパターン・オーダー、相当良さそうですね。

そして、やはりランド・ホーさんが話題にされていた、新生ジョンストン＆マーフィも数日前に実物を見ました。USA製５万円台のマシンメイドのラインより、３万円台の大塚製靴によるライセンス、ハンドソーン・ウェルテッド製法の方が明らかにクォリティが上でした（笑）。
３万円台のハンドソーン・ウェルテッド製法のラインは、やはりと言うべきか、ある程度の工程はアジアに委託しているようです。５万円台のラインはUSA製と言う点に、とにかく意味があるのでしょうね。
新生ジョンストン＆マーフィには２万円台のラインもありましたが、こちらはセメント製法のラバーソールで、気軽に履けるタイプのようです。

日本は、おそらくダントツ世界一多くの高級靴ブランドを揃えている国だけあって、面白いブランドも発見しやすいです（笑）。そして、ネーム・ヴァリューってひたすらあてにならないなーと思います。

山下大輔でした。