「芸術的服地館」を更新致しました。「熱に弱い生地ネームプレート」です。

あと、13日にフォスター&サンのトランクショーにて仮縫いを行いまして、その様子をWeblogにて書いております。ご興味ある方は、ご覧になってみて下さい。

山下大輔でした。

先日発行致しました、電子書籍「ヨーロッパ靴服風来行」についてお知らせでございます。

発行後、お恥ずかしい事に誤字脱字が目に付きまして、さらに加筆・修正・削除するべき点がございましたので、7月22日午前7時に、第2版をアップ致しました。

ですので、22日午前7時以前にご購入頂いた方は、書籍の再ダウンロードをお願い致します（もちろん、再ダウンロードは無料です）。お手数をおかけ致しまして、申し訳ありません。22日午前7時以降にご購入下さったお客様は、再ダウンロードは不要でございます。

ご購入者様へ、第2版が発行された事を通知して下さいと、僕からKindleストアさんにお願いはしたのですが、通知されるかどうかは、Kindleストアさんの判断によるようなのです……。そのため今回、この靴談話帳でもお知らせさせて頂きました。

もしKindleストアさんから通知が届いておりましたら、その場合の再ダウンロード方法は、こちら↓に記載されております。

ttp://timagawa.hateblo.jp/entry/20130128/1359366160

そして、通知がされていなかった場合の、再ダウンロード方法は、こちら↓に記載されております。

ttp://timagawa.hateblo.jp/entry/20121224/1356338115

すいませんが、ご参照をお願い致します。なお、拙著のASINコードは、「B00DUVQPJQ」です。

もっとも、再ダウンロードについては、されなくても特に不具合はないのですが、いささか初版の段階では、上記のとおり、不備な点がございますもので、お手間でなければ、お時間がある時にでも、再ダウンロードをして頂ければ幸いでございます。

さらに、僕がその第2版発行手続きをしていたため、もしかしたら、以前に購入しようとしても、できなかった期間が存在していたかもしれません。

どうもKindleストアの場合、僕の方で発行手続きが完了しても、実際に買えるようになるまで、少々時間がかかるようなんですね……。特にiOSの場合、それが顕著のようです↓。

ttp://blog.fkoji.com/2013/02180147.html/

ですので、以前にKindleストアにて買えなかった表示が出ていた方は、今一度、ご購入をお試し頂ければ幸いでございます。たびたびお手数をおかけ致しまして、申し訳ありません。

僕自身、Kindleストアについてまだ分かってない部分があり、手探りの点があるのです……。すいません。

そして、以前にもお伝えした事でして、重ねてのご連絡になって恐縮ですが、Kindleの電子書籍は、Kindle専用端末をお持ちでなくとも、タブレットやスマートフォンにてご覧頂けます（PCは未対応です）。

もしタブレットやスマートフォンでご覧頂く場合は、それぞれの機種に合わせて、下記アプリ（無料）をダウンロードされて、ご利用して下さい。


【iPad用】
・Kindle for iPad
ttp://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=kcp_ipad_mkt_lnd? ie=UTF8&docId=3077089386


【iPhone用】
・Kindle for iPhone
ttp://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=kcp_iph_mkt_lnd?i e=UTF8&docId=3077089396


【Android用】
・Kindle for Android
ttp://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=kcp_red_mkt_lnd?i e=UTF8&docId=3077089426


キンドルアプリの使用方法については、こちら↓を参照されてみて下さい。

ttp://appsomm.jp/feature/2012/11/22/45740/

どうぞよろしくお願い致します。

皆様、もしよろしければ、「ヨーロッパ靴服風来行」、是非ご購入下さい。価格は430円。靴クリーム一つよりも、安いよ安いよ！です（笑）。


山下大輔でした。

「Shoes」ページのトップにも掲載させて頂きましたが、８月にフォスター&サンのトランクショーがございます。僭越ですが、その概要をご説明させて頂きます。


日程：2013年8月9日（金）〜2013年8月13日（火）。

個別アポイントによる完全予約制。アポイント日時は、先着順に決定させて頂きます。

なお、トランクショーは限られたお時間の中で開催されるため、ご注文される方と仮縫いの方をご優先にご案内させて頂いております。そのため、ご見学をご希望される方は、空き時間があった場合にご連絡する形をとらせて頂いております。
大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解のほど、お願い申し上げます。

場所：ANAインターコンチネンタルホテル（旧東京全日空ホテル）
地下鉄銀座線・南北線「溜池山王駅」13番出口より、徒歩１分。

価格：一足2,500£〜。シュー・トゥリー、270£〜。いずれもVAT別価格。関税、配送料別。
VAT込価格は一足3,000£〜。シュー・トゥリー、325£〜。

ロンドン本店と同価格です。イギリスかEU圏内での受け取りの場合は、VAT込価格でお支払い頂き、後日にVATがリファウンドされます。ご郵送の場合はVAT付加価値税を差し引いた額で ご配送代のご負担となります。

お支払方法：クレジット・カード、銀行送金のいずれかでお願い致します。注文後日、デポジットとして、価格の50％以上の金額をお支払い下さい。

仮縫い：約８ヶ月〜。次回の日本受注会時に行います。完成までは１年〜１年半。ただし、仮縫いでロンドン本店にお越し頂く場合は、製作時間短縮可能でございます。仮縫い後、約６ヶ月後に完成。

納品：ロンドン本店でのお引取りか、ご配送、いずれかをお選び下さい。


ご注文やご質問については、「Shoes」ページトップの「トランクショー用フォーム」ボタンを押して頂きますと、専用フォームが出ます。こちらに必要事項をご記入のうえ、送信をお願い致します。追って、担当職人の松田笑子さんより、ご返信がございます。どんな些細な事でも、ご遠慮なく、お気軽にお問い合わせ下さい。

それでは、どうぞよろしくお願い致します。


山下大輔でした。

僭越ですが、お知らせでございます。本日、Kindleストアにて、電子書籍、「ヨーロッパ靴服風来行」を出版致しました。
「Shoes」ページ内にある、「靴を巡る大冒険」を、完結まで書き上げた内容でございます。下記サイトより、是非ご覧下さい。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00DUVQPJQ

これでようやく、「靴を巡る大冒険」、終了です……。

そして、その旅に出ていた時期の靴談話帳の書き込みについて、なかなか構成が上手くいかず、未公開のままだったのですが、今回の電子書籍発行に伴いまして、ようやくその分も、「靴談話録」にて公開致しました。

皆様、大変恐縮ではございますが、もしよろしければ、是非SNSやTwitter、そしてBlogなどにて、拙著の存在を広めて頂ければ幸いでございます。

なお、Kindleの電子書籍は、Kindle専用端末はもちろんの事、タブレットやスマートフォンにてご覧頂けます。ただ、PCは未対応のようです……。皆様、ご注意をお願い致します。


タブレットやスマートフォンでご覧頂く場合は、それぞれの機種に合わせて、下記アプリ（無料）をダウンロードされて下さい。


【iPad用】
・Kindle for iPad
ttp://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=kcp_ipad_mkt_lnd?ie=UTF8&docId=3077089386


【iPhone用】
・Kindle for iPhone
ttp://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=kcp_iph_mkt_lnd?ie=UTF8&docId=3077089396


【Android用】
・Kindle for Android
ttp://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=kcp_red_mkt_lnd?ie=UTF8&docId=3077089426


あと、せっかくですから、少し靴ネタでーす。

先日、ユナイテッド・アローズ原宿本店地下一階にて、ハンドソーン・ウェルテッド製法のUAオリジナルドレスシューズを見かけたのですが、めっちゃくちゃ良い出来でした！このクォリティで、価格がびっくりの29,400円！ソールはハーフラバーで踵は全ラバー。かなり衝撃を受けました。もう2年ぐらい前から展開しているそうで、僕はまったく知りませんでした。

安いハンドソーン・ウェルテッド製法の靴ですと、革質がイマイチだったり、細かな仕上げが雑だったりするんですけど、これはその点も及第点で、素晴らしかったです。このクォリティをこの価格で、一体どこで作っているのか気になります（笑）。

それでは皆様、どうぞよろしくお願い致します。

山下大輔でした。

「Shoes」ページの「芸術的服地館」に「シュランクのスタンプ」を追加致しました。服部晋さんのBlogにて、ロンドン・シュランクについての記事があり↓、それを読んだのがきっかけで作成したページです……。

http://kinntailor.blog98.fc2.com/blog-entry-167.html


あと、「靴談話録」では、昨年分を保存してあります。

山下大輔でした。

★Ｙｏｓｈｉさん★
はじめまして。ご質問について、他サイトさんにてメイカー名が伏せられている事でもありますので、僕宛に直接メールを頂ければ、推測でよろしければ、お答え致しますー。

僕メールアドレスは下記でございます。

aab38980@pop02.odn.ne.jp

山下大輔でした。

山下様

初めまして。
国内で廉価でリーズナブルな靴をＭＴＯしたく、以下のブロガーの方にどちらの工房かを問い合わせましたが教えていただけませんでした。
是非教えていただきたく、宜しくお願い申し上げます。

http://nivramknah.blog.fc2.com/blog-category-23.html

皆様はじめまして。
高円寺にあります、ユーズドセレクトショップで
勤務している田島と申します。
　
2月10日の日曜日に当店でシューシャイナーのKENさんと
靴のイベントを行います。
　
珍しい靴の販売や当店にて何かしらの商品をお買い上げ頂いた
お客様に無料で1足シューシャインのご提供を致します。
　
靴好きの方達と触れ合える楽しい1日にしたいと思っておりますので、
覗くだけでも構いませんので
お時間ありましたら高円寺まで足を延ばして頂けたら幸いです。

宜しくお願い致します。
　

山下大輔さん，通りすがりのチワワさん

レスありがとうございました。参考になりました。

私のケースで，ソールが割れた原因として一つ思い当たるのは，しばらく履いてなかった靴を引っ張り出してきて履いたことです。革の柔軟性を保つには，まめに履いてやることも大切なのかな，という気がしました。（しばらく履いてないと硬化しそうな気がするので。）

でも，靴の数が増えてくると，どうしても「めったに出番のない靴」も出てくるので，全ての靴をまめに履いてやるのは難しいですねよ。

私もソールのひび割れは経験ありませんが。
すんごく失礼を承知でいいますと、三万円クラスの革靴はそのくらいの素材なのかもしれませんねぇ・・・。
しかし10年もオールソールせずに使用できたのですから十分に元は取れてますし、逆にそれだけ耐久性があるソールってことだったんじゃないですかね。

次郎さん、ご無沙汰しております。

ご質問の件、僕の場合、これまでレザーソールのひび割れ経験はございませんです。僕のソールの手入れ頻度は、１〜２年に一度くらいにクリームを塗るぐらいでしょうか……。

ただ、靴修理屋さんのBlogとか、インターネットではソールのひび割れ経験談を見かけますよね。濡れた路面を歩いた事により、ソールに含まれる油分が抜けて屈曲性が低下した事か、失礼を恐縮ですが革質そのものがイマイチだった事、或いはその両方とかが原因と考えられますよね。

ウェルト製法の場合、ソールの張替えが可能と言うのがメリットの一つですから、その前にソールがダメになってしまうと切ないですよね……。辛いお気持ち、お察し致します。

山下大輔でした。

久しぶりに書き込みさせていただきます。

革底の寿命について，皆様に「こんな経験ありますか？」という質問があります。


私が履いている革底の紳士靴で，革底がダメになってしまったものがあります。（一般的なシングルレザーソールです。）

屈曲部に横のヒビ（亀裂）が入ってきて，しばらく履き続けていたら，ますます亀裂が大きくなってきて，パックリ割れたような感じになってしまいました。当然，もう履けません。

革底の厚みは十分に残っており，オールソールするような段階ではありませんでした。すり減る前に，亀裂でダメになるとは思いませんでした。

ブランド名は書きませんが，９〜１０年前に３万円くらいで買って，ずっと履いてきた靴です。国産です。手入れは，人並みにやってきたつもりで，革底の柔軟性を保つという保護剤も定期的に塗っていたのですが……。価格相応の革質なのかな，という気もしています。


革底靴を履いている皆様は，「革底の厚みはまだ十分残っていたのに，
亀裂が入ってダメになってしまった。」という経験をお持ちでしょうか？
そうした経験をお持ちの場合，主たる原因は何だと思われましたか？

年始には靴磨きをしたいなーと思いつつも、未だに片付いてない用事が結構あったりして……。

★通りすがりのチワワさん★
合理的に考えている職人さんもいれば、単に合理化される以前の手法を知らない、または習得してない職人さんもいるようです。
そして、合理化された手法の方が、楽で安く作れる利点から採用している場合もあるように思います。

それでも品質に差がなければそれで良いと思うのですが、中には、「本当に」品質が差がないのかと言われれば、怪しく思える場合もあります（本当に差がない場合もあるでしょうけど）。

もちろん、日本の職人さんでも、合理化される以前の、海外でしばしば用いられている古典的手法を習得・採用している方もいますね。

ただ、そう言った手間をかけた手法だと、大抵製作コストが上がります。合理化前の技術を習得する必要も出て来ます。そう言ったコストや手間を負担してでも、採用するべき手法なのかどうかは、職人さんの判断であり、そしてその判断を一般消費者さんが受け入れるかどうかなのでしょうね。

もっとも、ハンドソーン・ウェルテッド製法そのものが合理化されてない手法ですね（笑）。

ちなみに外国でも、古い手法にとらわれていないメイカーは普通にあります。特にドイツ。次いで中東欧。
また、英国のように伝統にこだわりがちなお国柄でも、フィラーには新しめの素材を使ったりしておりますよね。
そう言う中でも淘汰されずに残っている手法は、残っているなりに何か理由があります。今回、記事にした木製ラストはその一例ですが……。



★m_bollさん★
コルノ・ブルゥさん、順調なペースで完成されましたね！慣らし履き期間も楽しいですよね（笑）♪今後も更に良いご関係が築いていけると良いですよね！


山下大輔でした。

山下さん、ご無沙汰です。

7月にオーダーしていたCorno blu、1足目を受け取ってきました。
年末年始に馴らし履きをして、御用始めあたりでデビューさせたいと思っています。

取り急ぎ、ご報告まで(^^ゞ

プララストと木製ラストの違い、マニアックな記事ですね〜。
ビスポークは木製ラストだってのが外国の職人さんの気質を表していますね。

思うに日本のストイックな職人さんは、総じて合理的な感覚を持っている方が多い気がしますね。
完成品の品質の違いがなければ、新しい素材や設備も取り入れると。それが行き過ぎて利益重視な産業になってしまっているとこも多々ありますが。
新しい物に物怖じしないプロ根性が見て取れますｗ

逆に外国の職人さんは昔ながらの素材や作りを守っている、というか何の疑いもなく続けている、続けられる環境にあるんでしょうね。

えとーさん、はじめまして！山下大輔と申します。

英国ビスポーク・シュー・メイカー３店でご注文！（正確には一店は日本ですね）それぞれの比較検討が楽しそうですねー。

木製ラストとプラスティックラストの記事作成の際には、自分がこれまで知らなかったお話を、靴職人さんからいくつも得られまして楽しかったです♪

そして、最近、とある職人さんから教えて頂いたのですが、プラスティックラストは経年変化しづらいだけでなく、経年劣化もしづらく、そしてリサイクルも可能と言う利点があるそうです。この点、先ほど、ページにも追記致しましたー（笑）。

今回は木製ラストとプラスティックラストについてでしたが、できれば、他素材についても調べたいところですね……。

靴紐や靴べらも、色んな種類の素材がありますよね。靴の奥の広さは本当に計り知れません……。

山下大輔でした。

一度書いたか山下さんにはmixiでご挨拶したかもしれませんが、、初めまして。

木製ラストの話面白かったです。ジョンロブによってみたら職人さん達がゴリゴリ削ってて興味深かったのでタイムリーな話題でした。

ようやく一足目のF&Sがそのうち届きそうでわくわくしているところです。Marquessとクレバリーも注文は入れてあるのですがどうなることやら。

シューツリーの種類と素材とか靴ベラの素材と形とか靴紐もいろいろありそうで面白そうですね。

ぢんたさん、リサーチは結構労力を使いました（笑）。教えて下さった職人さんたちのおかげです……。できるなら、直接各国まで赴いて、よく深く調べたかったです（笑）。
木製ラストは大昔から今なお使われ続けているだけあって、相応の理由があるなと感じましたー。

山下大輔でした。

山下さん、こりゃ論文級のリサーチ！お疲れ様でした！
やっぱり木が良いな・・石原さんの言う所の「センチメント」かもしれませんがそれが大事！かなと。マーキスでも木製ラストでしたし

先ほど、「革靴資料館」を更新致しました。「ビスポーク・シューズにおける木製ラストとプラスティックラスト」です。

あと、先日、ハンガリーの靴職人さんである、アッティラ・コヴァーチさんが、ブダペストに出店したというお話を頂きましたので、「国際靴職人技能コンクール」の「ハンガリーの靴職人コヴァーチ一家」のページにて、そのブダペストの店舗の地図を追記しております。


山下大輔でした。