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[53] メッセージ　パート2 サントラもいいぞ！ MAIL URL

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書き足りないので、もう少し書かせてください。

YouTubeにキャンディーズがピンクレディの「ウォンテッド」を歌う映像がありました。余裕で歌いこなしていて、振りも完璧ですね。その一方で、こちらのページのインタビューの中に「振りが大きくて大変。靴もかかとが低いものに履き替えて」という言葉が残っています。

一見、余裕でこなしているように見える。でもその影には努力と工夫がある。そこもキャンディーズに惹かれるところです。

もちろん3人がもともと才能に恵まれているのは言うまでもないのかもしれません。Wikipediaには、「ライヴではユニゾンでしか歌えなかった」と書かれていますが、YouTubeの映像を見るとそんなことありません。3人がそれぞれソロとしても聞き応えがある歌唱力を持っているうえ、ユニゾンすることで一人では出せない音質を作っていて、それこそがキャンディーズの歌声だと思います。

私はまだ本気で聞き始めて数日なので、スーちゃん、ミキちゃんの声を十分に聞き分けることができません。それでも、高音になったとき、ランちゃんがキラキラとしたキャンディーズらしいテクスチャーを、ミキちゃんがしっかりとしたボディ（柱）を、スーちゃんが音の広がりを担当しているように、なんとなく感じています。

めちゃくちゃな例えかもしれませんが、バンドでいうとランちゃんはリードギター、ミキちゃんはドラム、スーちゃんはベースでしょうか？（音の高低という意味ではなく）

支えているのはミキちゃん、広がりを持たせているのはスーちゃん、煌きをつけているのはランちゃん。

逆にランちゃんだけだと、きらめきはあるけれど若干細い、ミキちゃんだけだと、しっかりストレートだけど、広がりと煌きがない、スーちゃんだけだと、たぶん一番ソロで聞きごたえがありそうですが、煌きと硬質感がない。3人ユニゾンで歌うから、キャンディーズの歌声なのでしょうね。

だから3人としては、「バックコーラスがいて、ハモッてくれるなら任せちゃいたい」と考えていたのかもしれませんね。キャンディーズボイスをつくるのが彼女たちの仕事ですから。もちろん「微笑み返し」のサビを始め、ハモッたときは、それこそ「涙が出そう」なくらい美しいコーラスです。

最後に、キャンディーズがもっと続いていたら、なんて考えてしまいますが、あれでよかったのですよね。何事も時間が区切られているから煌きがある。アバだって、活動したのは10年に満たないけれど、残したものは素晴らしいです。

願わくば、アバの曲を使った「ママミア」というミュージカルのように、キャンディーズの曲を使ってミュージカルが作れないでしょうか？劇団四季でやってくれないでしょうか？ 3人が出会って、成功して、悩みを持って、解散して羽ばたいていくまでを描くミュージカル。それは何年か前に映画化された「ドリームガールズ」みたいな作品になるのでしょうか。そして初日の舞台挨拶には、ランちゃん、ミキちゃんが登場なんていうのはいかがでしょうか。または、何かの役をランちゃん本人が演じたら最高ですね。

2011年04月30日 (土) 22時34分

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[55] 穂田和忠 [ MAIL ] [ URL ]

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ハモりについては、「アン・ドゥ・トロワ」「あなたに夢中」を聞けば一目？瞭然ですが、
キャンディーズのシングルA面では三声和音の長いパートのある曲が少ないですね。

ハーモニーは、キャンディーズサウンドにおいては、サビの強調か、隠し味的アクセントとして
限定的に使って主旋律を活かすための「手段」だと私は理解しています。（決して目的ではない。）

ユニゾン主体の「年下の男の子」や「春一番」でも、ご存知のようにコーラスパートはあるんですが、気づかない人がいらっしゃるのでしょう。
そのような方がwikiを書かれたのかもしれませんね。
（個人的には、「年下の男の子」の「ハウ」のところもハモりが好きです。）

ちなみにはコーラスパートが多々ある「やさしい悪魔」は、当初はレコードどおりハモっていましたが、
コーラスパートは順次削減され、隠し味の部分だけが採用されていますね。

それから
>何事も時間が区切られているから煌きがある。
まさに同感です。

2011年05月01日 (日) 10時09分