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[69] 2011年07月27日 (水) 15時57分 山江まろん
それは、娘子軍(後世の命名らしい)の中野竹子の妹、優子嬢。
幼いため、母と姉に、早々に、切腹させてしまおうとの、ひそひそ話を聞きつけ、「闘わずに死ぬのは、いやだ」と、懇願し、従軍を許される。
明日には、死ぬのだからと、武器と食糧を求めた農家の主に、有り金すべてを与えるという男前ぶり。
剛毅なお嬢さんと、感激したあるじがとっておきの黒砂糖をふるまうと、仲間に、「分けてあげようか?やっぱり、あ〜げない」と、ギャグをかまし、笑いを取る余裕。
善戦した母、姉にも劣らぬ活躍をみせる。
城に籠城してからは、活躍を銃の名手、八重に譲り、フォローに徹する。
手記(聞き書き?)を見ると、ひたすら悔しがっている八重と違い、さばさばした、潔さ。
戦死した竹子のを慕い弱っていった母を見送り、穏やかな家庭生活を送ったもよう。


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