Re:創作に対しては本人の意志に任せるべきだと思います。しかし俳々倶楽部としては、俳句は「文語で旧かな」を勧めますし、勉強をします。以下の理由によります。
俳句の約束ごとはまず「五七五」にその季節の「季語」を入れる。この「有季定型」の次に大事なこと、これは「切れ」です。俳句の「切れ」は、俳句をやらない人には良く分からないことだと思います。この「切れ」が分からないと新聞雑誌の俳壇の句を読んでも良く理解できません。逆に作句する時に「切れ」の一番分かりやすいのは「や」「かな」「けり」ではないでしょうか。この「や」「かな」「けり」を使った文は文語文です。文語文は「新かな」で書くわけにはいきません。よって「文語で旧かな」です。 また、現在の俳句の趨勢は、9割以上が「文語で旧かな」です。これらの俳句を理解するためにも「文語で旧かな」が必要です。
和歌・俳句では「新かな」は無理と。萩野貞機さんは「旧かなを楽しむ」リヨン社発行 でいっています。○文語は、文末ほか表現に変化があって多彩な表現が出来る。○文語は微細な意味のちがひを的確に表現できる。○文語は複雑なことがらも短く表現できる、、、と。
この項「切れ」と共に大切なことです。初心者にわかりやすく適宜修正加筆したいと思います。
萬坊 [36] 2007/08/07 23:13
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