8/30のヒーリングビーナス

2009年08月30日 23:17:59 ゴマチャン No.490

・「オープニング」

あーや
「8月も明日で終わりです。
　こんな元気に言う事ないね。
　夏休みは皆さんどこか遊びに行きましたか？
　私はずっと、イベント続きで、
　まあそれを夏休みと言ってしまうと、
　いろいろな所に行った夏でした。」

あーや
「9月に入りますが、9月は私にとって楽しみな月です。
　2日にニューアルバムをリリースします。」

・「ヒーリングワード」

　　「成功に必要なのは、完全無欠です。」

「カンパニュラの恋／平原綾香」

あーや
「この言葉、誰の言葉だと思いますか？
　今回、カバーした偉大な作曲家たちの一人の言葉です。
　いったい誰でしょうか？」

あーや
「正解はショパンさんのお言葉なんです。
　ショパンはポーランド出身で、
　ピアノの詩人とも言われている作曲家なんです。」

あーや
「すごく、歌いやすいメロディーを作った
　って言われてたみたいです。
　なのでお弟子さんにも、
　メロディーの作り方を教える前か、後か、わかりませんが、
　歌を習わせていたっていう話を聞いたことがあって、
　それだけ、メロディーを大切にしていた方だと思います。」

あーや
「私が思う、ショパンのイメージは、
　繊細で、どこか陰があって、でも本当は心優しくて、
　でもそれはあまり見せない、メロディーの中に見せる。
　マイナーなんだけど、途中でふっと見せるメジャー感？
　ショパンさんの性格？何じゃないかなーと思います。」

あーや
「ショパンさんの顔、見た事ありますか？
　誰に似ているかと言いますと、
　ハリー・ポッターに出てくる、
　スネイプ先生の顔にちょっと近いです。
　髪がロン毛？あの、長めで、ちょっと横わけで、
　常に眉間にしわが寄っている感じ、
　写真がに残っているので、インターネットで
　調べてみても良いかもしれません。
　とにかく、ショパンさんの顔はそれだけではないですけど。
　イメージ的には、それが頭にあります。」

あーや
「ショパンさんが言うからカッコイイ言葉な様な気がします。」

つづく…

8/30のヒーリングビーナス 2

2009年08月31日 23:35:07 ゴマチャン No.491

・「Ｍｙ　Ｐｏｄ　Ｔｏｕｃｈ　Ｎａｎｏ」

＊クラシックトラック

「亡き王女のためのパヴァーヌ／モーリス・ラベル」
「仮面舞踏会／アラム・ハチャトゥリアン」

あーや
「もちろん、
　アルバムの中でカバーさせていただいております。」

あーや
「やっぱりねー、すごくいい曲だよね。
　良い曲というか、言葉が足りないですね。
　特にラベルさんは、ボレロで知られてますけど、
　ボレロとパヴァーヌって、違うようで似てて、
　同じ作曲家が作曲したなーていう、
　独特なラベルさんの世界ですよね。
　この曲を作曲した時、本人は24歳だったんです。
　私のひとつ年下です、すごい才能ですよね。
　本人が事故で記憶障害になった時、この曲を聴いて、
　『この曲は素晴らしい、誰が書いた曲だろう？』
　という話が残っています。すごく切ないです。」

あーや
「仮面舞踏会は浅田真央さんが、滑ってますよね。
　あのー、現実とかけ離れたそんな曲に聞こえます。
　本人が実際に話を聞いてこの曲を作った、
　その話も、すごく怖いお話なんです。
　仮面舞踏会に奥さんと２人で行って、
　奥さんが浮気したと勘違いして、
　旦那さんが奥さんに毒をもっちゃうんです。
　でも、奥さんは潔白で、この世にいなくなってしまった後悔で、
　て言うような、すごく深い話があるんですけど。
　現実とかけ離れた世界。」

あーや
「仮面をつけて参加するので、自分を隠してるんですよね。
　だからその日だけは、自分の名前も忘れられる、
　だからこそ、オープンになれて、
　今まで出したことのない自分が出たり、
　その時しかできない恋ができたりする、
　だけど、そこまで日常は自分の感情を抑えているのか？
　もしかしたら、日常の顔が仮面かもしれない？
　どっちが本当の顔なんだろう？
　そういう考えに行きつきました。」

・「ヒーリングトピックス」

あーや
「まず、クラシックアルバムを制作した理由なんですけど、
　やっぱり私は『Jupiter』でデビューして、
　クラシックを歌うことについて、
　最初はカバーしている実感があまりなかったんです。
　もちろんクラシックだって言うのはわかってたんですが、
　クラシックもロックも好きな時に、
　ジャンルを隔てなく聴いていたのであまり気にしてなかったです。
　でもクラシックの素晴らしさにひきつけられて、
　いつしか、クラシック全曲のカバーアルバムを
　出せたら良いなーという夢が膨らんでいったんですね。
　今回のアルバムはどういうコンセプトにするか、
　スタッフと話し合っていて、この企画になり、
　今現実となったわけです。」

あーや
「収録曲どんなのかというと、
　ほとんど皆さん知っている曲だと思います。
　パヴァーヌも本当に有名な曲だし、
　ノクターンもいつもどこかでかかってる曲だし、
　モルダウも、小学校の授業で歌っていたので、
　皆さん耳にしたことのある曲ばかりです。
　そして皆さんからのアンケートで、
　平原綾香に歌ってほしい曲を募集して、
　人気のあった曲も収録されています。」

あーや
「リクエストしてくれた方の中から抽選で招待して、
　平原綾香と宇宙で最初に聴く試聴会をやりました、
　なかなか好評で少し安心しました。
　このアルバムはとにかく、感謝と尊敬の気持ちを
　込めて作りました、やっぱりクラシックがないと
　このアルバムは生まれなかったし、偉大な作曲家、
　そして、作品を愛してこられた方々がいると思います。
　その人たちにも気持ちを込めて作りましたので、
　ぜひ聴いてください。」

あーや
「今後の夢としては、この『マイクラ』シリーズ。
　もうシリーズって言っちゃってますけど(笑)
　シリーズ化していきたいのが私の夢です。
　名曲まだまだあるので、カバーさせていただいて、
　沢山良い曲を歌いたいと思います。」

「pavane～亡き王女のためのパヴァーヌ／平原綾香」
「仮面舞踏会／平原綾香」

あーや
「pavaneを初めて聴いたのは、
　父がソプラノサックスでカバーしているのを聴いた時です、
　で、すごくジャジーな雰囲気だったんです。
　１１０年前に作られたのに、なんだろうこの新しい感じ。
　と、感激した記憶があります。
　今回ラベルさんが２４歳で作曲して、２５歳の私がこれを歌い、
　アレンジのejiさんは２６歳。
　みんな同世代です。作ったんです。
　この同世代でつくるのに、何か縁を感じて、
　不思議な気持ちになったのを覚えてます。
　この曲って切なくて、甘くて、儚くて美しいんです。
　愛しい人を思っているようにも聴こえるし。
　もう戻れない、あの頃。自分の幼いころや父や母、
　もう会えない人。
　回想をするような、そんな曲にも聴こえるんです。
　みなさんの心に当てはめて聴いてください。」

あーや
「仮面舞踏会は、
　『歌うの難しいからやめようと、あやちゃん思い直せ。』
　と、止められたんです。４～５回。
　だけど、止められるほど、絶対歌う！なんて
　思っちゃうのが私のタイプです。
　で、スタッフが応援してくれて完成しました。
　この曲はオリジナルのキーも曲の長さもコードも、
　ほとんど同じで、とにかくオリジナル通りなんです。
　だからこの仮面舞踏会のファンのみなさんは、
　きっと、なるほどーって思ってもらえる、
　作品になったんじゃないかな？
　曲の最後に含み笑いしているので、
　最後の部分、聴いてほしいと思います。
　とにかく隅々までこだわって作ったので聴いてください。」

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