このレスは下記の投稿への返信になります。
内容が異なる場合はブラウザのバックにて戻ってください

12/20のヒーリングビーナス
・「オープニング」

・「ヒーリングワード」

『歌は歌った瞬間から、
　聴いてくれた人のものになる』
…シンガーソングライター・秦基博

あーや
「まさにその通り！
　でも家で歌ってる時は〈これカッコイイな〜〉とか
　自分の好みとか自分の気持ちで歌っちゃうけど、
　ライブってそうじゃないんです。
　よく言うんですが〈歌いながら泣くな〉
　いつも言われます、私。
　泣きたいのはこっちだと、わかる？
　泣きたいのはお客さんであって、
　歌い手が聴く人の気持ちになって流す涙と、
　自分が感動して流す涙は違うんです。
　よく美空ひばりさんが泣きながら歌ってるのは、
　あれは聴いている人のために流してると思うの。

　なぜ泣くなと言われてるかというと、
　例えば、声が震えたり・歌えなくなったり。
　そういう事がファーストツアーであったんですよ。
　めっちゃ怒られました、歌いなさい！って。
　だからそれから泣かなくなったんですよね。
　思ってみると、自分のために泣いてたんじゃん、
　カッコわる〜、私みたいな。

　でも、達成感の涙はいいよね、
　ツアー終わってヤッタ〜ていう。

　とにかく、歌って言うのは
　聴いてくれた人のものになって、
　その人それぞれの物語が始まっていく、
　そういうものなんじゃないかな〜。
　奥が深いな〜。

　ちなみにこの言葉は、
　ライブハウスのオーナーから聞いたそうです。」

・「ゲスト：秦基博さん」

あーや
「ゲスト：秦基博さんです！
　こんばんわ！？こんにちは！！」

〈秦：こんばんわ〜。〉

　ごめ〜ん、こんばんわ。
　この番組は初めてですが、１〜２年ぶりですよね。

〈はい。〉

　確か、『卒うた』のライブ以来ですよね。

〈あれが、去年の３月です。〉

　そうそう。
　その時に『なごり雪』を歌わせてもらって、
　あの時はすごく、ジ〜ンとしちゃいましたね〜。

〈素敵なね、空間でした。〉

　素敵な空間でした。
　秦さんが歌うと、『なごり雪』の歌詞がリアルに、
　聴こえてきて。
　イルカさんが男性の気持ちを歌っている感じと、
　本当の男性が歌うのが、とても新鮮で。

〈平原さんは声と重なり合う感じとか、
　なんか素敵でしたね。〉

　もう何もかもが素敵！でした。」

あーや
「この番組、一応ヒーリングビーナスと言いまして。

〈秦：一応！？〉

　癒しと笑いを

〈癒しと笑い！？〉

　冒頭で秦さんのヒーリングワードを紹介しました。
　『歌は歌った瞬間から、聴いてくれた人のものになる』
　これは？

〈アマチュア時代にお世話になった、
　ライブハウスのオーナーさんの言葉なんです。

　一人部屋の中で黙々と曲を作っていたので、
　ある意味、自分のための歌だったんですよね。
　自分の好きなことばかり書いてたんですよ。

　ある日この言葉を言われた時に、
　今まで自分にとって真逆の言葉だったので、
　結構、衝撃的でしたね。〉

　へえ〜。
　実際にライブをやる時、思い出す？

〈思い出しますね。曲を作ってる時とかに。
　聴いてくれた人のわかりやすい言葉かなと。
　自分が見えてる景色をわかりやすくするためにも。
　基本的な部分で大事にしている言葉ですね。〉

　秦さんは曲先行で書きますか、それとも、歌詞が先？

〈ずっと、メロディ先行で作ってたんですけど、
　最近は歌詞から書いてますね。
　なんか…こう…心境の変化です(笑)

　作り方で利点はそれぞれ違うと思うんです。
　言いたいことをどこで言うとか、言葉って大事だし、
　そちらを先に構築してから
　メロディー書く方がいいと思って。

　自分は割合、メロディからの方が得意なんです。
　『産みの苦しみ』を味合わない方を
　後にしてというのもありますけどね。〉

　歌詞を書く時も、聴いてくれる人の気持ちになる、
　でも、自分らしさ・オリジナルは忘れない。」

あーや
「間もなく発売になる新曲。
　これはどんな心境の変化で作ったんですか？(笑)

〈秦：きっかけは『愛』というテーマの楽曲を作りたい
　というところから、始まったんですよ。〉

　愛とか、キュンとなるような曲が多いと思うけど？

〈いつもは作っていく過程の中で、曲の主人公、
　『僕』という１人称から始まるんですよ。
　やはりひとりでは生きてないから、
　他者とのつながりがあって、
　『君』という人が出てきて、『好き』、『いとしい』
　と感情が出てきて…という曲の作り方だったんです。

　結果的にラブソングになることはあっても、
　最初から作ろう思って作ることはあまりなくて。
　『愛』というすごく普遍的なテーマを、
　今までのミュージシャンの人たちにとっても、
　『愛』いうテーマは代表曲だし、自分にとっても、
　そういう曲を作りたいなというのは、
　ずっとありました。〉

　今回の新曲はタイトルがカタカナなのは何で？

〈ラブということをテーマにしようと思っていたのですが、
　この曲の主人公はずっとずっと孤独だったんで、
　『I am』の『I』だったり、出会いの『会い』、
　目に映る、映らないの『目』という『eye』だったり、
　いろいろな意味合いを含んだ『アイ』なのです。〉

　それはもっと言った方がいいんじゃないですか？

〈そうですね、今アピールしてる感もありますけど(笑)〉

　深みがより増しましたね〜。

〈意外と考えてるぞって。〉

　カッコイイ〜！
　いろんなのがかかってるんだね〜。」

あーや
「ここからは秦さんをもっと暴いていこうと思います。

〈暴かれたいと思います。〉

　あれ？そういうタイプ？
　何か秦さんって、年上の綺麗な女性によく好かれそう。

〈(笑)はい。はいって言えないですよね(笑)〉

　そういう風に見えるんだよな〜。
　お話しすると男らしくて、守ってくれそうな感じだけど
　でも、年上の女性、綺麗なワンレンのお姉さん。
　ワンレンじゃなくてもいいけど。

〈ワンレンの人を見かけたらすぐに声をかけたいと〉

　そんなイメージが…

〈兄貴が２人いて、一番下だから、
　年上の人の懐に知ってるからかな？〉

　あ〜、ずるいですね〜。
　そんな秦さんの癒される術を伝授してください。

〈年がら年中、音楽のことばかり考えているので、
　中途半端なことだと、
　リフレッシュにならないじゃないですか？
　癒しというか・・・
　僕は没頭できる世界を設けるようにしているんです。〉

　それは何？

〈漫画です。〉

　キタ〜。何読んでるんですか？

〈雑誌とか。『ONE PIECE』とか。〉

　ワンピース！（ガッツポーズ）
　誰が好きですか？

〈僕は…迷うな〜、ゾロですね。〉

　私、ルフィー。

〈ど真ん中いきましたね〜。
　サンジも好きですね〜。

　漫画を読んで、何も考えないでまた音楽を考える。〉

　私もそうなんです。
　レコーディングの終わった後の寝る前、
　その日のレコーディングが頭に残って眠れない時は、
　漫画読む時があります。

　あと、元気の素。食べ物は何が好きですか。

〈食べ物全体で言うとポテトサラダが好きです。〉

　なんか、草食！(笑)

〈生姜焼きも好きです。〉

　なんか洗いざらしの白いシャツとか。

〈吉田栄作さんを目指してきましたから。〉

　素肌に着ちゃうみたいな。

〈そうですね、着ちゃいますね。〉

　合成繊維とか着ます？

〈ただ肌が弱いので、〉

　やっぱり。

〈インしていきたいというのもあります。
　お腹を冷やさないように。〉

　お腹を冷やさないために！
　私は全部インしてましたけど。(笑)
　入れないと気が済まないタイプで(笑)

　クリスマスの予定は？

〈仕事ですね〜。毎年。〉

　友達と過ごす時間なんてないですよね。

　もしクリスマスが休みだったら。

〈わざわざ混んでいる場所には行きたくない。〉

　え〜！愛をさがしに行きましょうよ。
　コットン素材的に…

〈それあだ名？〉

　外のイメージだったんですけど、
　見えてきましたね〜。
　母性本能くすぐるタイプだ！
　そうだ、答えが出ました。

　今度のコンサート、
　前の人がみんなワンレンだったらどうしよう。

〈ビックリしますね〜。〉

　来年の目標は？

〈サードアルバム、いいものを作るのが目標ですね。
　頭の中そればかりです。〉

　もっと聞きたいですがお時間となってしまいました。」