2/7のヒーリングビーナス

2010年02月07日 23:54:00 ゴマチャン No.558

・「オープニング」

あーや
「２月に入りました。勝負の２月です。なぜかっていうと
　もうすぐ桂由美さんのファッションショーがあります。
　そこで、ウェディングドレスを着ないといけないんです。
　一人で、ひとりでですよ。相手がいなくてですよ。(笑)
　かなしい～。
　よく言いますよね。一回ウェディングドレスを着た
　女の子って…結婚が遅くなるやも…
　そんなことはどうでもいいんです。
　まずは、桂さんのドレスが綺麗に！見えるように
　私も綺麗に！ならなきゃいけないと思ってます。
　だから私に食べ物を与えないでください！
　食べる時はしっかり食べてますので、
　勧めないでください。」

・「ヒーリングワード」

『ナンバーワンにならなくてもいい
　もともと特別なオンリーワン』
… 世界に一つだけの花／ＳＭＡＰ

・「ゲスト：阪本成一先生」

あーや
「JAXA 宇宙航空研究開発機構の
　阪本成一先生にお越しいただきました。

〈阪本：こんばんわ～。〉

　お久しぶりです。
　以前、このスタジオに来ていただいたことがありますが
　その際、月の裏側には宇宙人の基地があるか？とか、
　火星に移住できるかなどをうかがいましたが、
　改めて阪本先生がどんなお仕事をされてるか
　少しだけお話をよろしいでしょうか？

〈阪本：私は天文学者です。
　宇宙からのいろんなメッセージを捉えて
　宇宙の研究をしてるんですけど。
　それだけではなくて、新しくわかった事を皆さんに
　わかりやすくお伝えしていく、
　そういう仕事を重点的にやってます。〉

　なるほど、宇宙と地球の懸け橋みたいな。
　天文学者として一番の思い出はありますか？

〈阪本：研究自体がすごく面白くて、
　どれか一つを選ぶのは難しいですが、
　予想しなかった結果がボンと出てくるんです。
　予想通りの結果が出ることもあるんですけど、
　そうじゃないのが見つかった時がワクワクします。
　最近は、子供達と話をする機会が多いので、
　そこでストレートな答えが戻ってくるのが良いですね。〉

　阪本先生の言葉で頭に残ってるのが、
　「僕たちは宇宙の研究をしていますが、
　　常に地球を見ています。」
　すごく感激したよね、ピンキー！」

あーや
「今、宇宙飛行士の野口聡一さんが宇宙に行かれてますが
　野口さんはどんな活動をされているんでしょうか？

〈阪本：宇宙ステーションが間もなく完成するんですけど
　そのままだと精度が落ちてしまいますから、
　その維持です。
　宇宙ｽﾃｰｼｮﾝがなぜ宇宙にあるかと言うと
　それは、いろんな実験を宇宙でやるためなんです。
　実験する人は宇宙飛行士なので、
　日本が打ち上げた「きぼう」を使って実験をする
　中心的な役割を担ってくれています。〉

　どれくらいいらっしゃるんですか？

〈阪本：半年ぐらいです。
　辛いと思うんです、閉鎖環境ですから。〉

　筋肉も落ちちゃう？

〈阪本：相当、トレーニングを積まないと
　歩くだけでも運動になってるんですよね。
　それが寝たきりに近い状態になるんです。〉

　宇宙空間は寝たきり！
　筋肉を使いそうな気も…

〈阪本：使わずに動けちゃうので。
　それが問題で、筋肉だけでなく骨にも異常が出ちゃう。〉

　野口さんは、フロリダに行った時にお会いして、
　メールのやり取りをするようになったんですけど
　宇宙からもメールが来るんです。
　クリスマスカードや年賀状が来るんですが、
　どうやったら？

〈阪本：当然、電波で通信してますから。〉

　クリスマスカードの恰好がサンタで、
　仮装の道具は持ち込んでもいいんですか？

〈阪本：何でもかんでも、
　持って行っていいわけではなくて、
　燃えて変なガスがでないかどうかとか
　危険ではないかとか、
　いろいろなレギュレーションはあるます。
　それを満たしていればOKです。〉」

つづく。

2/7のヒーリングビーナス 2

2010年02月09日 22:42:34 ゴマチャン No.559

・「ゲスト：阪本成一先生」

あーや
「あの実は先生にお会いして、
　宇宙の歌を歌うようになってから…
　実際に…宇宙人からお仕事のオファーが来たんです(笑)
　ケロロ軍曹って先生ご存知ですか？」

〈阪本：知ってます！(笑)〉

あーや
「知ってるんだ～。すごいちょっと、
　何か先生を身近に感じちゃった…」

〈阪本：ケロロ？(笑)〉

あーや
「そうです。今度、ケロロの映画が公開されるんですけど、
　その主題歌を歌ってほしいとケロロから…
　実際にお話をいただいて。
　ちなみにケロロ軍曹は地球を侵略しようと
　してるんですけど、侵略するにしても止めるにしても
　地球がどんなものか把握しないといけないと思うんです。
　私たちが生きてる地球は、
　とても不思議なものだと思うんですけど。
　宇宙から見た地球ってどんな存在なんでしょう？」

〈阪本：まあ～。侵略したいでしょうねそりゃ～。
　ケロロの星がどんなのかは知らないですけど。
　そりゃ～住みやすいですもの。(笑)〉

あーや
「ケロロも同じ肺呼吸らしいです。」

〈阪本：明らかに肺呼吸ですね～。（一同爆笑）
　タママはどうなんでしたっけ？〉

あーや
「いや～知ってる！先生すごいな～。
　宇宙に携わる者としてケロロは気になりますか？」

〈阪本：あのですね、実はケロロは繋がりがあって（笑）〉

あーや
「すごい、JAXAとも繋がりが！（笑）」

〈阪本：金星探査機を打つんですけど、
　『あかつき』という。
　綾香さんにもメッセージ書いていただきましたけど、
　ケロロにも書いてもらった（笑）〉

あーや
「え～～～～！知らなかった～～～～。」

〈阪本：同じ所に乗っていきますよ！
　同じアルミプレートにケロロと綾香さんが。〉

あーや
「えっうそ？あ～ホントだ～。（笑）」

〈阪本：オリジナルですよ、これ。
　金星探査機の上に乗ってるんです。
　こんなこともあろうかと。〉

あーや
「金星に行ったことあるかは聞いた事無いですけど、
　これから、楽しみですよね。
　これ本当に行っちゃうんですか？」

〈阪本：そうです！
　アルミのプレートに印刷して、探査機の外側に
　お札みたいな感じで、半年かけて飛んでいきます。〉

あーや
「そうなんだ～。
　宇宙人も横切ったら読めますね。

　例えば人間は宇宙人から攻め込まれた場合、
　宇宙に逃げる事はできるのか？
　逃げるまでは行かなくても宇宙旅行はできますよね？」

〈阪本：宇宙旅行はできますね。
　まず、宇宙ｽﾃｰｼｮﾝまで普通に旅行できます。
　ちょっと高いですけど。〉

あーや
「宇宙に行くっていうのは、
　並大抵の精神力とか体力もそうですけど、
　特別な人しか行けないですか？」

〈阪本：そんなことはないですよ。昔は大変でしたけど、
　今はお金さえ払えば行けるくらい、
　乗り心地も良くなってるし。
　宇宙ｽﾃｰｼｮﾝまで行くとなると大変なんですけど
　宇宙に５～６分くらい滞在して帰ってくるようなの
　であれば、少しお金を貯めれば気軽に行ける
　そんな時代になってきてます。〉

あーや
「宇宙飛行士になるには、健康面で、
　私、コンタクトしてるんですけど…」

〈阪本：問題ない！矯正視力が１以上あればいいです。
　虫歯も問題ない。治してあれば。〉

あーや
「上に行って爆発することはない？」

〈阪本：爆発はしないです。（笑）〉

あーや
「宇宙食って、一日どれくらい食べるんですか？」

〈阪本：必要な摂取カロリーって決まっていますよね？
　それに合わせて、
　なにを食べるかは本人に委ねられているんです。
　あまり食べてばかりいるわけにはいかないので
　仕事する時は仕事する。寝るときは寝る。
　トレーニングする時はトレーニングする。〉

あーや
「トイレはどうするんですか？」

〈阪本：宇宙ステーションの場合は、
　無重力だと、いろいろ困りますよね。
　掃除機みたいなやつで吸うんです。〉

〈ピンキー：そのあとはどうなるんですか？〉

あーや
「ピンキー、気になるよね～。」

〈阪本：フリーズドライじゃないですけど固めて処理、
　持って帰るのは大変なんですよね。
　軟着陸させるってことですよね。
　実験したサンプルとかは持って帰らないといけないです。
　捨てていいものは捨てちゃいます。〉

あーや
「それはブラックホールに…？」

〈阪本：日本が打ち上げたHTVという
　宇宙用の貨物船があるんですけれども、
　そこに詰めて、地球の大気圏に突入させて、
　燃やしちゃうんですよ。
　燃えないようにするのが大変なんですけど、
　それ持ち帰ってもしょうがないでしょ？〉

あーや
「宇宙でムーンウォークはできますか？」

〈阪本：宇宙で？
　浮いていますからね…やろうと思えば？〉

あーや
「気合なんだ。気合じゃないかなって思ってたんです。
　ちなみにやった方は？」

〈阪本：知らない！〉

あーや
「スペースペンを手に入れた事があるんですけど、
　それは宇宙で使えるペンらしくて、
　水の中でも書ける？
　宇宙に行くために作られた？」

〈阪本：水中でも書ける、ひっくり返っても書ける。
　（宇宙に行くために作られた）そうなんです。
　ボールペンの中にガスで圧力をかけてて、
　インクを押し出すような感じなんですね。
　昔は使ってたはずです。最近はわからないですが。〉

あーや
「スタッフからもきました。
　地球と金星って似てるって聞きましたけど、
　移り住むことは可能？」

〈阪本：それは無理でしょうね。
　地球と金星は似ています。サイズはほとんど同じで、
　重力もほとんど同じす。
　あとは空気が同じであればいいのですが、
　空気が違いすぎるんです。
　地球の90倍、空気があって、
　まず圧力が90気圧、深海90メートルと同じ気圧です。
　空気の成分が92％がCO2、温暖化しまくっているので、
　表面温度が460度。〉

あーや
「４６０度！」

〈阪本：鉛が溶けちゃうようなものですよね。
　さすがに厳しいです。〉

あーや
「でも輝いてますよね、金星。」

〈阪本：雲が全体を覆っているので、
　雲自体が硫酸でできてるんですけど、それが白くて、
　光をよく反射するんですよね。〉

あーや
「人間は眺めることしかできない？」

〈阪本：やめておいた方がいいですね。
　今回、送る探査機も着陸はしないで、
　周りをグルグル回っているだけなんですよ。
　昔、ロシアの探査機が着陸したことがあるんですけど、
　大部分は秒殺されています。温度が厳しすぎるので。〉

あーや
「名前がヴィーナスっていうくらいだから
　優しい感じですけど、全然違うんですね～。」

〈阪本：少なくとも外側は綺麗なんですけどね～。〉

あーや
「この前、久石讓さんのコンサートに出た時、
　『２００９年宇宙の旅』あれも企画と言うか…」

〈阪本：世界天文年の企画委員会の一人なので。〉

あーや
「実際に聴いてらっしゃったと。」

〈阪本：そうですね、２階席でこっそりと。〉

あーや
「ぜひ今度、楽屋に来てください。お話したいので。」

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