[ No.21 ]
藤田一道様
投稿者:
2010年06月26日 (土) 15時14分 |
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私は、藤田さんの作る音楽のファンです。CDを何度も聞き、歌詞に共感もしています。なので、ファンの素直な行動でブログもよく拝見し、そして「ノルマ湯」の話に行きつきました。 あまりにも素人発言で正直びっくりしました。目を疑ったので、ここに投稿するまで何度も藤田さんの主張を読み返し、自分の考えが間違っているのか?と、よくよく考えなおしたりもしてみました。 私は本当のプロは、経営のプロも、プロのミュージシャンも、「ノルマ湯」に惑わされること無く世に曲を残し、どんなことに邪魔されても生き続けると思います。「音楽を愛する」という共通項があれば自ずとモラルもあると思います。 逆にクリエイティブで不確かな仕事を選んでおきながら≪「お金を払えば」「お金を払ってくれさえすれば」ライブができる。≫という、「お金」という発想でモラルに反しているライブハウスやミュージシャンは遅かれ早かれ消えます。 気にする必要ってありますか?「ノルマ湯」は声を大にして言うほどの話ではないと思います。実際に悪循環の根本になっているライブハウスやミュージシャンの具体名を上げるのであればまた話は別ですが、ミュージシャンに限らず、「プロ」を目指し、その道を歩む覚悟ができた人間は、誰に言われずとも「ノルマ」の本当の意味を感じ取り、理解し、自分の才能を見極めていくと思います。そしてそれとは別にお客さんも音楽を見抜きます。意識せずとも人は人や音楽、芸術を見抜きます。良いものを見抜きます。質が落ちている事も気づいています。なぜなら、ミュージシャン気取りの人たちの叫びを知る前にここまでの歴史を作った偉大なミュージシャン達の音楽を母親が子守唄を歌ってくれた時から何かしら耳にして生きているからです。混乱はあっても聞く人の耳は藤田さんが思う以上に肥えていて正直だし、良いものを見つけるワクワク感は変わらないと思います。誰がミュージシャンになっても良いのです。誰がライブハウスを経営しても良いのです。入口に立つ事は誰でもできるのです。大切なのはプロならば甘えない、甘やかさない事ではないでしょうか? |
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